モチベーション維持する方法・コツ
モチベーションが保てない人は意志の弱い人と言われてしまうことがあります。しかし、辛いことであればあるほど、モチベーションを維持することは容易なことではありません。では、どのようにすれば、モチベーションを維持することができるのでしょうか?また、モチベーションを維持するコツなどはあるのでしょうか?
モチベーションを消費しすぎない
人は新しいことをしようとすると、非常に体力を使うため、なるべく避けようとする心理が働きます。しかし、その感情を押しのけて行動する力はあるということです。
なので、このような人は決して意志の弱い人とは言い切れません。ただ、新しいことに対して、気合いが入りすぎて、すぐに満足してしまう、面倒に思うようになってしまうというタイプであれば、モチベーションが維持できなくなってしまいます。
頑張ろうという気持ちは良いのですが、いきなり全力で力を使ってしまうと、あとが続きません。モチベーションも最初に使い切ってしまうと、維持することができなくなってしまいます。モチベーションを使い切らないように注意する必要があります。
目標が大きすぎる
辛い努力を続けて、いつまでもゴールが見えないと、時間が経つに連れてモチベーションが消費されていきます。
このような状況を避けるためには、最終的なゴールの他に、いくつか中間ポイントとなるゴールを設定しておきます。半分の5kgはいつまでに落とす、1kgごとに体重を落とすペースを確認するなどです。
中間地点にもゴールを設定しておくことで、中間地点と言えど達成感を味わうことができます。達成感があるとモチベーションが回復して次のゴールへ向かうことができます。小さなゴールを積み重ねることで、最終目標のゴールに到達できるようにします。
頑張るための理由を作る
しかし、先に述べた通り、新しく行動を起こすためには非常に大きな力が必要になります。そのため、このきっかけによる力は、行動を始めた時点で使い切ってしまいます。
なので、行動を始めたら次はモチベーションを維持するための理由を作らないといけません。モチベーションを維持するための理由には、いつまでに何kgのダイエットを成功させて告白する、何ヶ月後にある資格試験で合格するなど、期間をハッキリ設けられると効果的です。
期間がハッキリしていれば、その期間をいくつかに区切って、小さなゴールを設定しやすくなるためです。
結果を記録していく
漠然と、今日は少し体重が減った、今日は点数が良かったと思うだけでなく、記録として形に残すことで、その結果を視覚的に確認することができます。
ダイエットや勉強を始めてしばらくしてから記録を見直すと、その成長が数字でハッキリとわかるので、成長の大きさを確認することができます。自身の成長をハッキリと認識できると、モチベーションが回復します。
ポジティブな感情を維持する
なので、常にポジティブな感情を維持するようにしましょう。モチベーションの上げ方がよくわからなくても、何事もできるだけプラス思考に考えて、ポジティブな感情を維持することで、自然とモチベーションを維持することに繋がります。
楽しみでモチベーションを維持する
楽しいことは、目標達成に関わるような内容でなくても構いません。常に辛いだけの状況を避けることが目的なので、趣味などで大丈夫です。ただし、ダイエット中に、好きな物を食べるなどの目標達成の妨げとなってしまうようなことをしてはいけません。
集中できる環境を作る
なので、なるべく誘惑されることが少ない環境を作りましょう。これは行動を起こし始めた直後に対処してしまった方が良いでしょう。
目標を他人に言う
自分の目標をい他人に伝えると、途中でやめにくくなります。このように、後に引けない状況を作ります。また、多くの人に目標を言って回るほどその効果は大きくなります。
後に引けない状況になると、目標を達成しないといけなくなります。そのため、無理にでもモチベーションを維持しないといけなくなります。
仲間を作る
また、同じ目標を持って、一緒に努力する仲間を作ってもモチベーションを維持しないといけない状況を作ることができます。
もし、朝のジョギングを始めて、三日坊主で終わってしまうのであれば、誰かと一緒にジョギングをすれば良いでしょう。誰かと一緒にジョギングをするということは、相手は約束の時間には、約束の場所に、ジョギングができる準備をしてくるということです。
なので、当日の朝に突然、今日はジョギングはやめようということができなくなります。もし、モチベーションが維持できていなくても、一緒に努力している人がいれば、行動せざるをえなくなります。
状況別モチベーション維持の方法
浪人
もし、その合格ラインに自分が届いていないのであれば、過去問や、合間の試験で、自分の点数を記録として残していきましょう。しっかりと勉強できていれば、徐々に点数が伸びているはずです。
また、点数が伸びれば、合格ラインまでの差が埋まっていきます。どんどん合格が近くなっていくことが実感できるので、モチベーションは維持しやすくなります。
筋トレ
これは最初に気合いを入れすぎて、毎日続けられるような筋トレメニューとなっていないことが多いです。無理なメニューは1日、2日くらいでは大したことはありませんが、3日目を超えてくると徐々に面倒に感じてきてしまいます。なので、最初は軽い筋トレから始めて、徐々にメニューを増やしていきましょう。
資格
後に引けない状況を作ることで、無理やりにでもモチベーションを維持する方法です。ただし、どれだけ頑張っても失敗する可能性はあります。その際には恥をかく可能性もあることを理解して使うべき方法です。
勉強
また、友人などと点数を競うことも有効です。誰かと競争をすることで、相手の勉強している姿を見ると、自分も勉強しなければいけないと、モチベーション自然と回復します。
スポーツ
スポーツ選手のモチベーションは、一般人のレベルの範囲を超えています。そのため、スポーツ選手はそれぞれで自分がモチベーションを上げやすい方法を見つけています。
試合直前まで音楽を聞いている人もいれば、前日から食べる物や、身に付ける物などに独自のジンクスを持っている人もいます。また、イメージトレーニングや、そのときに集中力を高めやすい動きをしたりします。これらはルーティーンと呼ばれることもあります。