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【男女別】意地を張る人の心理・意地を張る人との使い方|彼女

男女別意地を張る心理

あなたのまわりに意地っ張りな人っていませんか。逆に自分がついつい意地を張ってしまうことが多いという人もいるでしょう。人はなぜ、意地を張ってしまうのでしょうか。そもそも、意地を張るとはどんな心理状態なのでしょうか。

意地を張るとはどんなことなのか、またなぜ意地を張ってしまうのか、男女別にご紹介します。

意地を張るってどういうこと?

「意地を張る」とは、わかりやすく言うと本音とは逆の言葉や態度を取ってしまうことをいいます。本当はつらいのに、つらくない態度を取ってしまったり、本当はかまってほしいのに、ほっといてほしいと言ってしまいます。

意地を張る裏側には、負けたくない、弱さを見せたくない、相手への嫉妬心、競争心、惨めさやくやしさといった気持ちが邪魔をして、素直になることに対して抵抗しているという心理状態になっています。

最初は素直になることに抵抗を示し、意地を張ってしまうのですが、意地を張り続けてしまいますと、今度は素直になりたいのに引っ込みがつかなくなってしまうことがあります。その結果、自分で自分を追い込んでしまうことにつながってしまいます。

意地を張りたくなることは誰にでもありますが、「意地を張る」のはほどほどにした方が「自分にため」ということが言えます。

恋愛

恋愛においても「意地を張る」ことがあります。恋愛でつい意地を張る場合は、男性の心理と女性の心理では異なる場合があります。

では、恋愛で意地を張る場合、男性と女性ではどんな違いがあるのかをご紹介します。

男性が意地を張る場合

恋愛で男性が意地を張る原因の1つにプライドが関係している場合があります。たとえば、彼女とささいなことで喧嘩になったとします。あきらかに自分が悪いとわかっていても、プライドが邪魔をして素直に自分から謝ることができず、つい意地を張ってしまうということがあります。

また、デート代は男性が支払うものというポリシーを持っていると、本当はお財布の中身が不安なときに、彼女が気付いて今日は払うと言ってくれたのにもかかわらず、意地を張って無理をしまうといったこともあるでしょう。

男性はプライドが邪魔をしてつい意地を張ることがあるので、そんなときは女性がおとなになってみましょう。

喧嘩をした時は「女性から謝る」、デートの時にデート代に困っていることに気がついた時は「今回は私に払わせて。その代わり今度のデートはごちそうしてね」といったように、男性のプライドを立てたフォローをしてあげましょう。

女性が意地を張る場合

女性が意地を張る場合は、相手の注意を自分に向けたい時につい意地を張ることがあります。たとえば、本当は彼のことが大好きなのに、「私のこと嫌いなんでしょう」などと言ってみたり、本当は別れたくなんかないのに、「もう、別れよう」と言ってしまうことがあります。

最初はなだめてもらえる可能性が高いのですが、あまりこういった意地の張り方をしてしまいますと、本当に嫌われてしまう可能性があります。つい、意地を張る気持ちになるのはわかりますが、意地を張りたくなったときこそ、素直な気持ちを彼に伝えてみましょう。

また、男性は女性が意地を張っていることに気がついているのであれば、それは本心とは逆の気持ちからくる態度です。意地を張っているときこそ、優しい言葉をかけてみませんか。

意地を張る人との付き合い方

意地を張る人が周りにいる人は、多いのではないでしょうか。意地っ張りな人とのお付き合いは、疲れてしまうこともあるでしょう。では、意地を張る人と付き合いを続けていかなければならない場合、どんな対処方法があるのでしょうか。

一般的に意地を張っている状態になっている人は、優しくすればするほど引っ込みがつかなくなってしまっていることがあります。このような状態になっている時に、その場で機嫌を直そうとするのは逆効果になってしまうことがあります。

時間が経てば本人の気持ちが冷静になることもあるので、少し時間を置いてみましょう。あまり時間を置き過ぎてしまうと、また本音とは違う態度になってしまうこともありますので注意してください。

喧嘩をしてしまった次の日に、昨日は感情的になってしまってごめんなさいと謝ってみましょう。相手に謝られることで、相手も感情的になっていたことを素直に謝れる気持ちになるでしょう。

彼女

彼女が意地を張る姿はたまにならかわいいと思えますが、あまり頻繁に意地を張られてしまうと、どう対応したら良いのかわからないという男性も多いのではないでしょうか。

女性の場合、相手の気を引くために意地を張ることもありますので、素直に自分の気持ちを伝えてあげましょう。男性は、自分の気持ちは態度でわかるだろうと考える傾向がありますが、女性は、はっきり言葉で伝えてほしいと考えている人が多いです。

気持ちを言葉で伝えることは照れくささがありますが、言葉で気持ちを素直に伝えることで、彼女が安心して、意地を張る回数が減る可能性があります。また、前の項目でご紹介しましたが、なかなか機嫌が直らない時はその場は無理をせず、次の日に彼から謝ってあげましょう。素直に謝られると、彼女も素直になりやすくなるのでおすすめです。

意地を張るの言い方

意地を張るという言い方以外に意地っ張りという言い方をすることがあります。意地っ張りとは、「意地を張ること」そのものを指すこともありますが、「意地を張る人のこと」を指す場合もあります。

意地を張るの対義語・同義語

意地っ張りのように「意地を張る」という言葉には、どのような同義語があるのでしょうか。また「意地を張る」の対義語はどのような言葉なのでしょうか。

意地を張るの対義語とは?

意地を張るという言葉には、明確な対義語はありません。しかし、意地を張るという心理には、素直になれず本心とは反対の言動や態度を取ることを意味しています。

言葉の意味から考えると、意地を張るの対義語は「素直になる」ということが言えるでしょう。

意地を張るの同義語とは?

意地を張るの同義語には、「意固地になる」「ムキになる」といった言葉があります。さきほどご紹介した「意地っ張り」も意地を張るの同義語になります。

意地を張るデメリット

意地を張るという言動や行動は、自分の本心とは逆の行動を取っています。つまり、嫌いではないのに、嫌いと言ってしまったり、別れたくないのに、別れると言ってしまうなど、真逆の気持ちを相手に伝えていることになります。

そのため、意地を張ってしまったために、つい出てしまった言動や態度をあなたの本心だと勘違いされてしまうというデメリットがあります。また、意地を張ってしまう裏側には、「素直になることが怖い」ときがあります。たとえば、相手の気持ちがわからないので自分の本当の気持ちを知られることが怖くて、反対のことを言ってしまうことがあります。

しかし、意地を張ることにほとんどメリットはありません。意地を張りたくなる時はありますが、引っ込みがつかなくなってしまう前に素直になってみませんか。

カップル

カップルの場合、意地を張ってしまい引っ込みがつかなくなってしまいますと、最初は些細な喧嘩であっても、だんだん気持ちが大きくすれ違ってしまうことがあります。自分の小さな意地が大好きな彼または彼女との関係をますます悪化させてしまう可能性があるということです。

自分が意地を張っていることに気づいたら、まずは意地を張ってムキになってしまったことを素直に謝りましょう。そして、自分の本当の素直な気持ちを伝えてみてください。「不安だから意地を張ってしまった」「寂しかったから意地を張ってしまった」など原因がわかれば、彼または彼女もあなたの気持ちを理解してくれるはずです。

片思い

子どもの時に男の子が好きな女の子につい意地悪してしまうように、片思いで相手の気持ちがわからない不安から、つい意地を張って嫌いなふりをしてしまったり、興味のない態度を取ってしまうことがあります。

お互いの信頼関係があれば、意地を張って逆の気持ちを伝えたとしても、それを挽回するチャンスはありますが、そうでない片思いなどの時に意地を張ってしまいますと、うまくいくチャンスを逃してしまうことがあります。

相手の気持ちがわからない不安から、つい意地を張ってしまうこともありますが、素直に本当の気持ちを伝えれば相手にあなたの気持ちが届くのではないでしょうか。

仕事で意地を張ってしまう人は注意が必要?

仕事でつい意地を張ってしまうという人は、注意しましょう。たとえば、自分1人ではどうにもならない状況になっているのがわかっているのにもかかわらず、できないと言いたくないために意地を張ってしまうことがあります。

このような場合、大切な仕事の納期が間に合わなくなってしまったり、間に合わないことを相談しなかったために、逆に周りの人に多大な迷惑をかけてしまう可能性があります。友達同士や恋人同士で意地を張るのであれば、謝って素直な気持ちを伝えれば大きな問題になることはほとんどありませんが、仕事の場合は会社に迷惑をかけてしまうこともあります。

できないと言いたくない気持ちはわかりますが、どうにもならないと判断した場合は、素直に周りの人に助けを求めたり、相談したりするようにしましょう。

意地を張るのはほとほどにしましょう

不安な気持ちや弱さを見せたくなくて、つい意地を張ってしまうということは誰にでもあります。しかし、今までご紹介のとおり意地を張るということは、自分の本音とは真逆の言動や行動をしていることが多いです。

そのため、最初は小さな意地の張り合いであったとしても、引くに引けなくなってしまい、結局相手との縁が切れてしまうという事態にならないとも言えません。相手のことが嫌になったとか、嫌いになったのではなく、むしろ好きなのに、好意があるのにこんな事態になってしまうのはつらいことです。

意地を張っていることに気づいたら、ちょっとだけ勇気を出して自分に素直になってみましょう。なぜ意地を張ってしまったのか、自分の素直な気持ちを伝えることでさらに良い関係になれる可能性があります。

意地を張るのはほどほどにして、素直な自分を心がけてみませんか。

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