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義理の妹との関係性の作り方・うまく付き合っていくコツ

義理の妹との関係性の作り方

念願叶って彼と結婚できたら、次に待っているのは新たな家族とのお付き合いです。

彼のご両親に気を遣うのはもちろんですが、彼に妹がいた場合、どう接すればいいのか戸惑う方も多いのではないでしょうか。それも、同い年や年上の義理の妹ともなると、より接し方に困るはずです。

義理の妹と良好な関係性を築くには、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。

程よい距離感を探ろう

義理とはいえ妹なのだからと、最初から馴れ馴れしいほど親し気に話しかけるのは厳禁です。そもそも、向こうがこちらに対してどのような感情を抱いているかわからない段階では、自ら派手なアクションをとるのは控えた方が無難でしょう。

まずは挨拶をしたときに、相手がきちんと目を合わせてくれるか、自分に対して抵抗感や敵意を抱いていなさそうかなどを確認します。問題がなさそうであれば、天気や自己紹介など当たり障りのないところから会話を始め、反応を探ってみてください。

相手から会話を広げようとしている姿勢が伝わってきたり、そうでなくても、単にどう話していいかわからない様子が見えたりするのであれば、義理の妹としても良好な関係を築きたいという思いがあると見て良いはずです。

逆に、何を言っても素っ気ない返答しか得られなかったり、目も合わせてもらえなかったりする場合は、無理に距離を縮める必要はないでしょう。

軽い手土産を渡す

彼から義理の妹の好みをリサーチすることができる場合は、ちょっとしたお菓子など、気を遣わせない程度の手土産を持参するのも一つの手です。

友達同士でチョコレートや飴をやり取りするほどの気安さではなく、表面上は、彼の実家にお邪魔する礼儀としてお土産を持ってきたという体にして、中身は義理の妹の好みに合わせるのがスマートです。

お互いをよく知らないうちは、義姉妹という関係性にあまりこだわらずに、彼のご家族の一人として礼儀正しく接しておいた方が、後腐れがありません。

もちろん、あからさまに下手に出たり媚を売ったりする必要はありませんが、将来的に仲良くなりたい場合も最低限しか接したくない場合も、最初のうちにしっかりとした対応をしておくことで、その後の関係性の舵取りがしやすくなります。

義理の妹は何と呼ぶべき?

義理の妹との付き合いの中でモヤモヤしがちなのが、呼び方です。ちゃん付けで呼ぶのは躊躇われるし、そうかといってさん付けもなんとなくよそよそしい気がするなど、考え出したらキリがありません。

はたして、義理の妹はどのように呼ぶのがベターなのでしょうか。

年上の義理の妹はさん付けが基本

義理の妹といえど、相手が自分より年上の場合もあるでしょう。そんなときは、「自分は年下だけど一応義姉だから」と○○ちゃんと呼ぶのではなく、「自分は義姉だけど相手の方が人生の先輩だから」と割り切り、相手を尊重する気持ちを込めて○○さんと呼びましょう。

相手がフレンドリーな人であれば、お互い慣れてきた頃を見計らって「さん付けじゃなくて大丈夫だよ」と声をかけてくれることもあるでしょうし、その場合はお言葉に甘えても差し支えないはずです。

しかし、相手が義理の妹という立場に戸惑いを覚えているようであれば、「あなたを害するつもりはないですよ」「あなたに敬意を払っていますよ」という意思表示をするためにもさん付けで呼び続けるのが無難です。

呼び方を確認し合えるのが一番

義理の妹が年上ではなく、同年齢、もしくは年下である場合は、自己紹介をして挨拶を済ませたタイミングで「すみませんが、何とお呼びすればよろしいですか」などと控えめに尋ねるのがベストです。

相手も友好的な関係を望んでいれば、おそらくこちらの呼び方についても聞き返してくるはずです。そうやって、お互いに呼び方を確認し合うことができれば、その段階で少し打ち解けられます。

義理の妹の方から「○○ちゃんでいいですよ」や「○○って呼ばれています」など、ちゃん付けもしくはニックネームを提案された場合は、距離を縮められる可能性が高いです。徐々に敬語も外れていく間柄になっていくでしょう。

万が一、呼び方を尋ねても「何でもいいですよ」などと素っ気ない答えしかもらえなかった場合は、さん付けで呼ぶのが適当です。

義理の妹に関するあるあるエピソード

義理の妹との付き合いをしている人同士だと、「それってあるよね」と共感し合える話題が一つはあるはずです。

そこでここからは、義理の妹に関する「あるある」なエピソードを紹介していきます。

やたらと干渉してくる

男兄弟の中で女一人や、末っ子など、親兄弟に甘えられる環境で育った義理の妹は特に、結婚しようがおかまいなしに兄に構ってくる場合が多いです。

兄だけならともかく、自分も含めたその家族にまで口を出してくると、正直うんざりしてしまうという方もいるでしょう。

こちらの家庭で使っているものを自分の私物のように扱ったり、自分は顔を出さないのに、こちらが親族の集まりに出席しないことがわかると兄を通じて苦情・警告めいたメールを送ってきたり、義理の両親との付き合い方に文句をつけてきたりなど、言いたい放題に何でも口出しするのは、妹という立場に甘えがあるからです。

嫁の立場としては、思うところがあってもどうにもできないことがたくさんあると割り切って、ある程度受け流すよう意識しましょう。

妹の立場から兄(夫)を味方につける

義理の妹に関して、改善してほしいことややめてほしいことなどを夫(兄)に訴えても、聞き入れてもらえなかったという経験をされた方も多いのではないでしょうか。

義理の妹は、それまで培ってきた妹としての立場を無意識に利用して、兄を義姉ではなく自分の味方につけてしまいます。たとえ義理の妹にそのようなつもりがなくても、結果的にはそうなっている場合が多いです。

女性は、結婚すると新しい家族ができるという感覚になる人が多い一方で、男性にとっては、今までの自分の家族に新しく妻を入れるという感覚の人が多いです。

たとえ妻から「ちょっとは家族(あなたと私と子どもたち)のことを考えてよ」と言われても、「それを言うなら、どうしておまえは俺の家族(義理の妹)のことを思いやってくれないのか」と反発する場合が多々あります。

もしも義理の妹に何か注文をつけたいことがあっても、夫の援護は最初からあてにしない方が賢明です。

義両親との付き合いをフォローしてくれる

義理の妹がいるというのは、何も悪いことばかりではありません。むしろ、お互いに良好な関係性を築くことができていれば、「いてくれてよかったな」と感じることの方が多いはずです。

その最たるポイントが、義両親との間に入って、うまく仲をとりもってくれることです。緊張してあまり話が弾まないときや、遠慮してしまい要望をうまく伝えられないときなどに、義理の妹がフォローを入れてくれて助かったという経験をしたことがある方もいるでしょう。

義両親としても、自分たちの娘が嫁と仲良くしているというのは嬉しく安心できるものであり、嫁に対する印象もグッとアップします。

日頃から親しく付き合うことができていれば、夫と喧嘩をしたときでも、義理の妹は兄ではなく義姉の肩をもってくれることが多いはずです。

義理の妹の困った行動体験談

できれば仲良くしたいという気持ちはあるものの、義理の妹の思いもよらない行動に困惑したことがある方もいるでしょう。はたして、義理の妹にありがちな困った行動にはどのようなものがあるのでしょうか。

兄を頼りすぎる

結婚した兄が新しく家族をもち、そこで生活を成り立たせるために仕事をしていても、義理の妹にとって兄はいつまで経っても「自分の」兄であり、頼るべき存在であることが多いです。

そうはいっても、こちらの家族に何でもかんでも頼られたら困ってしまうと考えるのは、決して間違っていません。こういった場合、夫に言っても解決しない可能性があるので、大人げないと受け取られない程度に、義理の妹と鉢合わせないようにしたり、その話題を避けるなど、態度でやんわりとボイコットの姿勢を示すのがベターです。

義理の妹が奨学金の返済で困っているとの事で、自分の両親に返済を頼んだが断られたので、我が家に援助してくれないかと言ってきました。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14186807969?__ysp=576p55CG44Gu5aa5

何かと敵視してくる

何も悪いことはしていないはずなのに、義理の妹から何かと敵視されて悩んでいる方もいるでしょう。

兄嫁の存在が気に入らない、人間的に相性が合わない、暮らしぶりや義両親との関係性に嫉妬しているなど、さまざまな要因が考えられますが、一番ストレスを感じずにすむのは、敵視してくる相手とはなるべく関わりをもたないようにすることです。

義理の妹が、私のことを妬んで意地悪してきます。【中略】実際にはないことで義理の両親に叱られたりします。私が話したことがモトネタですが、凄く悪意をもって盛られてます。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11178434016?__ysp=576p55CG44Gu5aa5

義理の妹とうまく付き合っていくためには

義理の妹とうまく付き合っていくために大切なのは、どれだけ仲が良くても、程よい距離感と礼儀をもって接することです。

相手が最初からあまり友好的でない場合は慎重に接したり、距離をおこうと考えたりするものですが、お互いに第一印象が良く、その後も良好な付き合いができていると確信している場合は、適度な距離感を踏み越えてしまうことがあります。その結果、途中で関係性が悪化したり、面倒ごとに巻き込まれたりする可能性が出てきます。

それでは程よい距離感とはどのようなものかというと、挨拶・世間話などが感じよくできる間柄です。また、結婚祝いや出産祝いなどを、常識の範囲内でやり取りできる間柄と考えても良いでしょう。

つかず離れずの関係性で、会えばにっこりと笑い合えるような距離感をキープできるのがベストです。

程よい距離感で楽しく平和に付き合おう

義理の妹は、彼と生きていく上で避けては通れない存在です。義理の妹がいることで悩むことや、厄介に感じることはたくさんあるでしょうし、義理の妹との折り合いが悪いことを嘆く人は大勢います。

その一方で、義理の妹と仲良く平和に付き合っている人もまた、大勢います。人間同士、相性の善し悪しはあるものですが、最低限の礼儀と距離感を意識すれば、義理の妹といえど楽しく付き合っていける可能性もあります。

彼を安心させるためにも、特に最初のうちは態度や接し方に気を配って、長く続く良好な関係を目指してみてはいかがでしょうか。

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