友情結婚とは？友情結婚の体験談をご紹介します！

友情結婚というのは、前述したとおりお互いの利害関係が一致したからできる結婚ですが、一度こじれると、いわゆる通常の結婚よりも大変です。そもそも根底に公にできない事情があり、友情結婚をした当人同士でこじれてしまった場合、相談に乗ってもらえる人が少ないという実情があります。次からは、ケース別に見てみましょう。

失敗談をみてきましたが、幸せな友情結婚ももちろんあります。やはり時間をかけて、じっくり相手の条件・こちらの条件などを話し合う期間がネックになるといえるでしょう。こちらの場合もケース別に見ていきます。参考になさってください。

自分がノンセクシャルだと自覚したのが30代です。気付くと周りの友達はどんどん結婚し親からもお見合いなどを進められるようになります。そんな自分を悩み、孤立しそうになっていた時、ネットの掲示板で同じような悩みを持つ人がいる事を知ります。

調べてみると自分のような悩みを抱えている人たちのための相談所がある事を知る事になります。まずは話しだけでもと無料相談で話しを聞いてもらい、友情結婚という形であればノンセクシャルの自分でも親を安心できるのではと入会を決意します。

最初のお相手とは条件が合わず何人か紹介を受けた後今のパートナーに出会います。相手の方は私の気になっている部分をなんでも話してくださいと言ってくれて２年のお付き合い期間をもうけました。

その間相手の気持ち・条件なども十分に話し合い合意の元ゴールインしました。私にも相手にもそれぞれにパートナーがいるが今は平和な結婚生活を送れています。

元々夫婦だった同士の友情結婚というケースもあります。お互いに歳を取り、性交渉も全く望んでいないが、知り尽くした仲で、特別な契約も事前に交わさずに、友情という感情で再び結婚しました。

離婚の原因もお互いに嫌いになったとか、特別な事情という事ではなかったため、自然にまた同居するようになり、最終的に友情結婚という形に落ち着いたという事です。

友情結婚したいと考えていても、実際どのように行動すれば良いのでしょう。調べによると通常の結婚と同じような婚活のための相談所が存在する事がわかりました。それではいくつかみていきましょう。

友情結婚相談所のカラーズです。設立3年で成婚率は32％です。友情結婚・共生結婚・契約結婚など、恋愛結婚ではない結婚を望む人のための結婚相談所です。入会後のお見合い実施率は94％です。

身分証などを提出した方のみが活動している相談所なので、安心して婚活できます。個人情報も代表とアドバイザーのみが閲覧するため、しっかりと守られています。

入会の際には、入会費・登録料・月会費などそれぞれに料金が発生します。詳しくはサイトにてご参考になさってください。

こちらは友情結婚のための紹介サイトです。こちらは、有料会員と無料会員を選べる紹介所になります。ご希望の方法で登録ができます。MILKは日本初のLGBTのためのメールマガジンとして創刊され、「ダ・カーポ」などメディアにも掲載されています。その他ヤフー正式登録サイトとして、LGBTカテゴリーに掲載されています。

このMILKでは友情結婚だけでなく、養子・養親の紹介や同性結婚の紹介などもしています。ご参考になさってみてください。

友情結婚のためのパーティも各地で開催されています。同じ考えを持つ仲間同士の交流にも活用している人が多数参加しています。参考になさってみてはいかがでしょか。

友情結婚のパートナー探しはもちろん、同じような考えをもった仲間たちとの交流の場としても活動しています。パーティではスタッフがサポートしてくれ、一人での参加でも、だれとも話ができなかったなどがないよう、しっかりとエスコートしてもらえるとのことです。

友情結婚に向けてのまじめな出会いのためのアプリです。少々きっかけを掴むのに敷居が高いLGBTとの出会いですが、このアプリはプロフィール欄の充実により安心感があります。星4つと高評価のアプリです。

それでは友情結婚におけるライフスタイルとはどんなものでしょうか。一言で友情結婚といっても、いろんな形、生活スタイルがあります。それぞれ検証してみましょう。

ノンセクシャルとは相手に対して愛情はあるが、性的欲求を相手に持たないという事です。友情結婚におけるノンセクシャルの方の生活とは、当然性交渉はありません。たとえ同じベットに寝ようともです。そうしていても精神的な安らぎを得られる、そんな相手と結婚するのが友情結婚です。

そんな中のノンセクシャルのライススタイルとは、相手とのSEXがない事、それだけです。愛情はあるので、通常の結婚で妻がするような家事や、夫が仕事に行くなどのあたりまえの行動は一緒です。あるノンセクシャルのカップルは、夜ベットで手を繋いで寝るとの事です。

手を繋ぐ＝愛情のある証だと考えられます。決してSEXをしなくても、気持ちはあるという事です。ここで一点付け加えると、相手に性交渉は求めないけれど、性衝動はあるとの事なので、当然そんな時はSEXはせず、自分だけで処理をします。

友情結婚を望む人の中は、子供を望む・望まないというパターンも考えなければいけません。恋愛結婚の場合、ほとんどの夫婦が子供を持ちます。特別な事情がない限り当然のように子作りをするでしょう。

友情結婚は契約結婚とも言い変えられますが、条件の中に子あり・子なしというものがあるそうです。子供を望んでいる人の場合は、ノンセクシャルだったり、ゲイ・レズビアンだったりと、パートナーに愛情・友情を持っていても性交渉自体ができないなどの弊害があったりします。

なので人口受精により子供を授かるという事になります。子供が欲しいと望むのはゲイカップルに多く見られ、レズビアンカップルに人工授精で子供を産んでもらい、子育て、養育費共半々で行い、友情結婚をし、カップル同士で親戚のように行き来します。

こうして検証してみると、友情結婚とは魂同士のつながりのように感じます。お互いの性について理解・尊重し合い、一番良い形で結婚をするのは簡単な事ではないとおもいますが、人間の本来の形といえると考えます。

通常の結婚をしたからといって、必ず幸せになれるとは限りません。最初は体を求めあっていても、心が離れていく夫婦はたくさんいます。どのように結婚するかではなく、自分はどんな結婚がしたいのか、オープンに選んでもいい時代になってきたといえます。

今まで自分の性に対して悩んでいた人たちも選択肢があり、またそれを手助けしてくれる世の中になった事はとても良い事でしょう。

自分の性に悩みを抱えているけれど、友情結婚というものを知り、友婚活を始めたという人は、前向きにいろんなサイトやパーティなどで、同じ悩みを抱えている人と交流を持つ事をします。