お金を使わない人の特徴や心理
お金を使う人からしたら、お金を全く使わない人というのはつまらない人という枠にカテゴライズされます。お金を使う人はお金を使う人と仲良くなっていきます。
では、お金を使わない人はどんな特徴があるのでしょうか。また、本当にお金を使わない人はつまらないのでしょうか。考察していきます。
お金を使わない人の心理
購入するのは「不可欠」なものだけという心理
例えば、お金を使うA氏は、とおりすがりに気にいったジャケットを見つけ、すぐに試着し、イメージにもぴったり合ったので購入することをすぐ決めます。対して、お金を使わないB氏も、とおりすがりに気に入ったジャケットを見け、すぐに試着し、イメージにもぴったり合ったのですが、今持っているジャケットで事足りるので購入を見送ります。
このように、A氏はジャケットが自分に価値があると思ったので購入を決めますが、対してB氏は、ジャケットを気に入りますが今のB氏にとって「不可欠」ではない商品なのでジャケットの購入に至りません。
お金を使う人と使わない人の違い
他人からの見られ方を気にするか・気にしないか
しかしお金を使わない人は、自分の価値観に率直で、ありのままの自分でいることを好むため、洋服に浪費の価値がないと判断すれば、ヨレヨレの服を着ていても気にしませんし、奢ることに浪費の価値がないと判断すれば、後輩と飲みに行っても割り勘にすることに抵抗を感じません。
人からの目は関係なく、自分がどうありたいか、また自分が将来どうなっていたいかで出費をするかどうかを判断します。
行き当たりばったりか・何事も計画的か
しかしお金を使わない人にとって、来月の温泉というのは自分の中で予算立てをしていない出費です。ですので、その場のノリでお金のかかる決断をするというようなことは決してしません。
浪費家はつい今月あともう1度くらい飲みにいってもいいか、と考えますが、お金を使わない人は、月の外食を3度までと決めたら必ずそれを守り抜きます。
人とにぎやかに遊ぶのが好きか・そうでもないか
しかしお金を使わない人は、飲み会そのものに滅多に参加しなかったり、急に飲み会に誘われてもお断りすることが苦ではありません。極度な例でいうと、本当は飲めるのにお酒は飲みませんと事前に申告している人もいます。
決してけちというわけではなく、好きでもない飲み会に費やすお金は自分にとって価値がない、と判断します。そこには確たる「自分」という軸があるからです。
お金を使わない人の特徴
小銭こそ大切にする
また、お金を使わない人は、何事も計画的ですので自分が一週間、あるいは一ヶ月にどれほどのお金を必要とするかを把握しています。そのため、急にコンビニで出金をしないといけない、という状況そのものに陥らないということもいえます。
銀行口座を分ける
複数に分けて銀行口座を使用することで、お金の流れや必要とする金額を把握することができるため、使いすぎることなく次の給料日まで過ごすことができます。
安売りを利用しない
しかしながら、どうしても自分にとって必要、と感じた場合、多少金額が高くても購入します。良いものを購入することで、物自体がしっかりして長持ちするので、結果として浪費をしないということになります。
お金を使わない人とけちの違い
お金を使わない人は、決して無駄遣いをしないだけで、必要と感じる場合はお金を使います。対して、けちな人、というのは、全てが損か得かで考えるので、時として無駄な買い物をします。
大していらないにも関わらず、半額だから、という理由で服を買ってみたり、安いからという理由だけでレストランを予約してみたり、と自分に価値があるかどうかは度外視します。これがけちとお金を使わない人との違いです。
お金を使わない人はつまらないのか
話を聞いてみると、すごくマニアックで高価なスピーカーを購入していたり、あるいは独立のために節約をしていたりなど、こだわりがいろいろあります。何にお金を使うか使わないかは価値観の違いですので、お金をつかわない=つまらない、とはなりません。
お金を使わない人か診断できるチェック項目
買い物を面倒くさがらない
借りられるものは借りる
ポイントをちゃんとためる
物を大切にする
お金を使わない人になる方法
お財布の中を常にキレイにしておく
お財布の中身がぐちゃぐちゃであると今自分がお金をどれだけ持っているかということが把握しにくくなります。お金の流れを理解するためにも財布の中身は整理しておきましょう。
一旦考える
浪費家は、その場の雰囲気で購入を決定してしまいますので、一旦冷静に、本当に必要かどうかを考えてみましょう。
お金を使わない人に聞いてみる
浪費家同士で話をしていても、浪費家は浪費家のマインドがわかりますので節約すべきポイントが見えてきません。ですが生活態度や価値観がまったく違うお金を使わない人に、自分の日常を少し話すると、「僕ならそれ、買いませんね」などチェックをしてくれます。指摘された事を実行することで、お金を使わない人に一歩近づきます。
生きたお金にするために
もちろん、お金を使うことが好きな人もいるので、自分の経済状況に余裕があるのであれば楽しく浪費をするのも人生を豊かにします。もしも、お金を貯める必要があるのであれば、お金を使わない人のマインドを参考にしましょう。