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人を信じられない人の特徴や心理・診断チェック項目

人を信じられない人の特徴とは

人を信じられない人には、いくつかの特徴があります。主な原因は過去にあったできごとだと言われており、その原因がきっかけで悪い方向に積み重なっていき、人間不信に陥ると言われております。実際、人を信じられない人の特徴を下記にて紹介します。

過去のトラウマ

元々、人を信頼していた人でも、過去に人に裏切られたり、人に傷つくことを言われて人間不信に陥るケースは多いといわれています。特に、親しい人や付き合いが長い人ほど裏切られたときのショックがあり、幼少時からいじめを受けていた人ほど人への信頼が持てなくなります。そのため、同じことが起きないように人と距離をおき、人間不信になってしまうと考えられています。

一人行動が多い

人を信じられない人は、一人で行動することが多いです。人が信頼できないこと、人と関わることで自分が酷い目に合わされると考えてしまいます。それによって、人から距離を置いてしまい、結果として一人行動が多くなってしまいがちです。

外へは出かけずに家で過ごすことが多い

一人行動が多いことに共通するのですが、人を信じられない人は、人との接触を避けるために人がいない場所を好みます。家の中にいれば他人と接触することもないので、外へは出かけずに家の中で過ごすことが多いです。

表情が乏しくなる

人を信じられなくなると、他人と関わるのも面倒と感じてしまい、話への興味も薄くなってきます。話相手にとっては面白い話であっても、自分からしては興味のない話と感じてしまい、表情も乏しくなってしまいます。また、話へ対する興味がないことで、「話が早く終わらないかな」と感じてしまい、適当な反応をしてしまうのも特徴です。

人以外のものを信じる

人を信じられない人は、動物や植物、ぬいぐるみや人形が好きな傾向があります。動物や植物であったら、自分を裏切るような行動を取ったりしません。それらと触れ合うことが自分への癒しにもなるので、大事にしたい気持ちが強くなります。

ただ、動物や植物が好きな人=人を信じられない人とは限らないので、動物や植物が好きだからという理由で決めつけないようにしましょう。

人を信じられない人の心理とは

人を信じられない人の中には、物事をネガティブに考えてしまうことや慎重面なケースが多いです。それらの感情が積み重なってしまうことで、人間不信になってしまうケースも少なくはありません。実際、人を信じられない人の心理がどういうものか紹介していきます。

人の言葉に懐疑的になる

人を信じられなくなるということは、人を疑うことでもあります。相手の質問に対し、「この人が言ってることは本当に正しいのか」と思い、些細な言葉であっても疑いをかけてしまいます。

良くも悪くも慎重になりすぎてしまい、他人の言葉が信用できなくなる傾向あります。

被害妄想が激しい

人を信じられない人は、周囲の自分へ対する評価を気にする傾向にあります。また、少し悪いことを言われると「自分はこの人に良く思われていない」と、悪いイメージに変換して人との接触を避ける傾向にあります。

自己否定が強い

人を信じられない人は、他人は愚か自分自身を否定してしまう傾向もあるかもしれません。物事が上手くいかないと自分を強く否定していまい、自分を好きになれなくなります。それによって、自分へ対する自信がなくなり、他人と関わるのも遠ざけてしまうこともあります。

劣等感が強く人を妬む

自分が他人に劣っていることを強く感じてしまい、嫉妬へとつながることもあります。劣等感を強く感じ、人を妬んでしまうことで、自分以外の存在を認めたくなくなり他人との距離もおいてしまい、最終的には人を信じられなくなってしまうこともあります。

過度な期待をしてすぐに結果を求めたがる

人を信じられない人には、結果を求めたがる心理も考えられます。例えば、出会ってすぐの相手に親友になってほしいと言ったとしましょう。その人の考えでは「自分は気が合ったから、親友になれるだろう」と考えています。

しかし、この主観が同時に過度な期待へとなってしまい、返事が来なかったり親友になることを断られると大きくショックを受けてしまい、人を信用できなくなってしまうこともあります。

自分を悲劇の主人公だと感じている

人を信じられない人は、自分に嫌なことがあると、「自分は可哀想な人間」という感じに漫画やアニメの悲劇の主人公に例えてしまう傾向があります。嫌なことがあると、その度に自分の悲劇っぷりに酔ってしまい、人を信じず自分を正当化してしまう傾向にあります。

人を信じられない人か診断してみよう

ここまで、挙げた例を見直して自分と当てはめるのも1つの方法ですが、ネット上を探せば、自分が人を信じられない人かどうかを確かめられるサイトは多く存在します。当記事でも、診断ができるサイトのURLを貼っておきますので、気になった人は一度診断してみましょう。
人間不信チェック

人を信じられない人にかける言葉

もし、自分ではなく自分の周りに、人を信じられない人がいたとします。そういったとき、自分はどのような言葉をかけてあげれば良いのか。ここでは、人を信じられない人へ対する言葉のかけかたを紹介します。

その人の味方だと言ってあげる

人を信じられない人は、他人への敵意があることもあります。その敵意をなくすためには、その人の味方となってあげることが大切です。当然、相手は人を信じていないので、いきなり味方だと言っても説得力はありません。その人の話をよく聞き、気持ちを理解した上で味方だと言ってあげましょう。

自身の体験談を話す

人を信じられない人は、人を疑いながらも心の中では、自分の味方となってくれる存在を求め続けています。そういうときに、自分も過去に同じ境遇があったことを話してあげれば、相手も「自分には味方がいるんだ」と感じます。

また、自分の中でこういった体験がない場合は、知り合いの人の体験談、ネット上で調べたことを自分の体験談として話してあげるのも1つの方法です。

人を信じられない人への接し方

上記でも説明しましたが、人を信じられない人ほど心の底では味方を求めています。言葉をかけただけでは、上手くいかないこともあるでしょうし、精神的な問題は、解決までに時間も掛かってきます。意見が食い違って相手と上手くいかないこともあるでしょう。しかし、自分が挫けてしまえば相手は何も変わらないままです。

相手を本気で救ってあげたい気持ち、その人の話を聞いた上で味方であり続ける強い気持ちが、人を信じられない人を救うことにつながります。

人を信じられない人が行うべきこと

人を信じられない人には、それぞれ事情があり、悩まれている人も多いことでしょう。ですが、それを克服する方法はあります。大事なことは、自分自身が変わることですが、自分を変えると言っても簡単にできたら苦労はしません。大事なのは、どのように変わるかです。では、どのように行動して変えていけば良いのか紹介します。

どうして人を信じられないかを考える

自分の中で今一度、人を信じられなくなった理由を思い出してみましょう。理由がわかることで、その問題に特化して対処することが可能です。

人を完全に信じようとしない

どれだけ、自分が傷ついても人を裏切る人間がいなくなることはありませんし、そういう人間がいるということを頭に入れておかなければなりません。その意識を高めるには人を完全に信用しないことです。

人を信じすぎたがあまり、裏切られては意味がないです。信じる心と疑う心を上手に保つことで、仮に騙されるようなことがあっても、自分への精神的負担を減らすこともできます。

人生の生きがいを見つける

趣味でも何でも構いません。自分の人生で生きがいになるものを見つけてみましょう。その生きがいがあることで、嫌なことがあっても乗り越えることができます。加えて、自分にも自信が付き、人間関係に対しても挫けずに前に進めます。

無理をせずに自分のペースで克服しよう

ここまで、人を信じられない人の特徴や心理、人を信じられない人が行うべきことについて記載しましたが、いかがでしたか。精神的な問題を解決するのは容易ではありませんし、無理に解決しようとすれば、自分を追い詰めて今よりも悪い状態になる恐れもあります。

ですが、焦って治す必要はありません。一番大事なことは、時間を掛けてでも人間不信を克服することです。当記事で記載した方法で試していただくのも良いですし、自分で調べた内容や家族や友達の力を借りて少しずつ前に進んでいくのも良いでしょう。

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