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合コンで引き立て役にならない為の対処法・心理状況|つらい

合コンで引き立て役になるのを防ぐ対処法とは?

結構仲良くしていたはずなのに、ひとたび合コンとなると、目の色を変えてこちらを蹴落としにかかってくる人がいます。自分をアピールするために引き立て役でメンツを揃え、「友達」を踏み台にしてその場で一番モテようとする精神は、傍から見ていてとてもしたたかです。

そんな状況で一番辛いのは、引き立て役にされる側です。もしも引き立て役として合コンに呼ばれた場合、どう対処するのがスマートなのでしょうか。

真っ向から張り合わない

合コンで同性から引き立て役扱いを受けたとしても、同じ土俵に立って張り合うのだけは避けましょう。たとえ男性が女性よりもいくらか鈍感だとしても、友達を引き立て役にして自分を良く見せようとする腹黒さには、さすがに気がつきます。そこで、女二人が足を引っ張り合っている様子を目にしたら、まず間違いなくドン引きされてしまうはずです。

こういう場合は、癪にさわる気持ちを抑えて言いたいように言わせておき、自分は話に乗らずに聞き流す方が上品に見えます。相手にしなければしないほど、あなたを引き立て役にしようとする友達の必死さが目に見える形ではっきりとします。あとは何もせずとも自滅していくでしょう。

良識のある「大人」として振る舞う

引き立て役に成り下がってしまう瞬間というのは、誰かにそう認定されたときではなく、自ら引き立て役に甘んじて、そう振舞ってしまったときにそうなります。

それを避けるためには、相手がグイグイと押しつけてくる引き立て役の矛先をさらりと流してしまうのが一番です。合コンへ行くということは、服装や髪型にもそれなりに気を遣って気合を入れる人が多いでしょう。せっかくお洒落をしたのに、他人の価値観に任せてそれを無下にしてしまうのはもったいないことです。

まずは、その日のために用意した服装・髪型・メイクなどに自信をもちましょう。言葉遣いや仕草などを丁寧・上品に見えるよう心がければ、それだけで大人の余裕が醸し出されます。あとは、引き立て役を押しつけてくる友達が何を言っても「あれ、そうだったっけ」と笑って首を傾げていれば、周囲から「大人な対応ができる人だな」と一目置かれるはずです。

引き立て役の心理状況

誰だって、引き立て役になりたいわけがありません。しかし時には、先輩や発言力の強い人に押し切られる形で、そうならざるを得ないこともあるでしょう。

望まない引き立て役に徹するしかないとき、人は一体どんな心理状態になるのでしょうか。

踏み台にされて辛い

引き立て役になるということは、誰かの踏み台にされるということです。

「私より若くない先輩」「俺より仕事がパッとしない友達」「同性受けはするけど異性受けはしない人」「自分より年収が高くない人」など、その人の基準で劣っている点を吊るし上げられ、サンドバッグにされた挙句、その話題を持ち出した本人は「それに比べて私はこんなに優れている」と周囲にアピールをします。

このように否応なく踏み台にされる引き立て役が、辛くないわけがありません。しかも、踏みつける側は大抵、善意のある指摘や心配を装って他人のウィークポイントを晒します。それだけでも辛いものですが、自分が貶められるほど、相手のポイントが上がっていくのを目の当たりにしなければならないこともまた、引き立て役にとっては辛い状況です。

見下されている感じが嫌

引き立て役にされると、なぜ不快な気持ちになるのでしょう。それは、こちらを引き立て役にしようとしている相手にとって、自分はその人以下の人間だと見下されていることを感じ取ってしまうからです。

人は、自分より下だと思った相手しか引き立て役には選びません。自分より容姿が劣っている人、スタイルが悪い人、仕事ができない人、モテない人、友達が少ない人など、何かしらの要素で自分は絶対的にその人の上に立つことができるという自信があるからこそ、相手を隣に置くことで自分をより輝かせようとします。

引き立て役にされる側は、そんな相手の腹黒い計算や自分がないがしろにされていることなどを敏感に感じ取り、相手に対してはもちろんですが、そんな役回りに選ばれてしまう自分自身に対しても嫌悪感を抱くようになります。初めは「見下されるのが嫌」で済んでいた気持ちから、だんだんと自尊感情が低くなってしまう場合もあります。

【男女別】友達の引き立て役になりやすい人とは?

気がつけばいつも引き立て役にされている、そんな経験のある方もいるのではないでしょうか。

いくら容姿がいまいちでも、収入が低くても、引き立て役にはされない人たちがいることも事実です。はたしてどのような人が引き立て役に採用されてしまうのでしょうか。男女別に紹介していきます。

【男性】恋人いない歴が長めで仕事に自信のない人

合コンなどの場で引き立て役にされやすい男性の特徴の一つとして、恋人がいない歴が長めの人が挙げられます。

女性とは違い、男性の場合は異性との交際経験が少ないことがあまり美徳とは見なされません。交際経験がない人や、前の恋人と別れてから大分時間が経っている人などは、合コンのように異性との出会いを求める場において、同性の友達からいじられキャラという名の引き立て役にされてしまうことも多いでしょう。

一方、ビジネスシーンでは、規模の大きいプロジェクトの経験がない人や営業成績がいまいち振るわない人など、自分の仕事に対してあまり自信がもてていない場合に引き立て役が回ってくることが多いはずです。

目に見えて成果がはっきりわかる業種は特に、社内で激しい競争が繰り広げられている場合も多く、上司に気に入られるために自分から見て「仕事ができない人」を引き立て役に選び、躊躇なく踏みつける人も存在します。

【女性】容姿が今風ではなく競争心を顕わにしない人

女性の場合は、合コンであれ仕事であれ、「この人は自分より容姿が劣っている」と見なされた人に引き立て役が回ってくることが多いです。特に、パッと見て服装やメイク、髪型などが流行から外れて「イケてない」場合は引き立て役にされる可能性が高いでしょう。

とはいえ、ファッションが流行から外れていても、見た目がそれほど綺麗でなくても、個性と自信を強くもっている人は引き立て役には選ばれにくいです。逆に、容姿がパッとしないことに加えて、あまり自分の意見を主張しようとしない人や、他人に対して競争心を顕わにしない人などは、引き立て役と見なされることが多くあります。

「○○さんって同性から好かれそうな見た目でいいよね。私、異性からは好感もたれることが多いんだけど、不思議と同性からは嫌われることが多くって」など、誉めるふりをして喧嘩を売っても歯向かってこない従順な人は、格好の餌食となるでしょう。

【状況別】引き立て役にされるのを防ぐ方法とは?

誰かの価値を高めるためだけに利用される引き立て役は、できれば御免こうむりたいという方が多いはずです。引き立て役として白羽の矢が立ってしまった場合は、その役をこなさず相手にしないのが一番の対処法ですが、そもそも引き立て役に選ばれるのを避けるためにはどうするべきなのでしょうか。

仕事は自信をもって忙しそうに

仕事で誰かの引き立て役にされる人は、仕事に対する自信のなさや、意味のある仕事をしていると胸を張って言えない後ろめたさなどを抱えている場合が多いです。それらを敏感にかぎ分けて、腹黒い人は引き立て役を選びます。

そのため、何よりもまず自信のあるように振る舞うことが、引き立て役を回避するためにできる最も手軽で有効な方法です。自分の仕事に誇りをもって打ち込んでいる人は、そもそもつけ入る隙がないため、引き立て役を必要とするような茶番には巻き込まれないことが多いはずです。

すぐには自信のあるように振る舞えないという場合は、まず、とにかく忙しく仕事をしている風に装いましょう。前のめりでパソコンに向い、片手で口元を押さえながら画面を凝視しているだけでも忙しそうに見え、鬼気迫る雰囲気が醸し出されます。集中してピリピリしている人に引き立て役をやらせようとするほど能天気な人は、恐らくとても少ないでしょう。

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異性の前で引き立て役にされがちな人に方法が二つあります。

一つは、外見を磨くことです。これは、即効性があり手軽に取り組むことができます。容姿が変われば自然と振る舞い方も変化するもので、何よりも自信に繋がります。

外見が良くなることで周囲からの扱われ方も変化する場合が多いため、自然と引き立て役が回ってこなくなるはずです。髪を切る、明るい色の服を着る、小物を少しずつ派手にしていくなど、見た目も気分も上向きになるような変化を意識しましょう。

もう一つの方法としては、引き立て役を押しつけてくる相手に対して接し方を工夫するというものがあります。真っ直ぐに目を見てハキハキと話す、面白くもないのにヘラヘラと笑わない、イエス・ノーをはっきりと示す、この三つを実践するだけで、相手は多少怯みます。

「あなたの思いどおりにはならない」という意思の強さを態度で示せば、相手の矛先は逸れることでしょう。

引き立て役だと言われたら何て返すのがベスト?

もしも相手が増長しきっていて、面と向かって「あなたは引き立て役だから」と言ってきた場合は、どうしたらよいのでしょうか。見下した態度を隠そうともしない相手を黙らせる返答を紹介します。

「引き立たせる能力すらないよ」と必要以上に卑屈に

どれだけ嫌な相手でも、さまざまな事情からなるべく穏便に事を済ませたい場合は、とにかく必要以上に下手に出て、「見てのとおり、引き立たせる能力があるかすら危ういから」などと自虐ネタで返すのが有効です。

予想外に、自分が発言した悪口よりもさらに悪い内容を本人自ら言うことで、「いや、そこまでは言ってないんだけど」と相手を動揺させやすくなります。また、完全に下と見なしていた人間が自らそれを認める発言をすることで、相手は自分に対する敵意も競争心もないことを悟り、毒気を抜かれる場合があります。

こうすることで、相手の度の越えた挑発的な言動を封じることができるでしょう。

「引き立て役がいないと引き立たないの?」と煽る

相手に腹が立って仕方なく、関係を壊してでも言い返さなければ気が済まないという場合は、「それ、引き立て役がいないと引き立たない人間ですって言ってること、自覚してる?」などと煽るしかないでしょう。

そもそも引き立て役を欲するということは、自分に自信がない証拠です。自分一人では自分の良さをアピールできない、自分にはアピールするポイントがないと公言しているようなものと考えてもよいでしょう。

この言葉を投げた場合、十中八九、相手は逆上して血で血を洗う争いに発展するでしょうから、覚悟のある人にだけします。

「脇役っぽい」と哀れむ

正面切って相手に喧嘩を売るのではなく、嫌味っぽくネチネチと言い返したい場合は、「それ漫画とかに出てくる小物が言うセリフじゃん。序盤で威張るだけ威張った後主人公にバッサリやられて、それ以降全然登場しなくなる脇役みたい」と哀れみの眼差しを向けてみましょう。

その後どれだけ詰め寄られても、「怒ると余計にギャグみたいでかわいそう」「怒り方まで小物っぽい」などとしれっと返し続けていれば、相手は今後あなたと関わろうという気を一切もたなくなるはずです。

堂々と振舞って引き立て役からおさらばしよう

合コンでも仕事でも、引き立て役になるのを防ぐためには、堂々と自信ありげに振る舞うことが一番です。

見た目も性格も仕事ぶりも文句のつけようがない完璧超人であれば、最初から引き立て役にされることはないでしょうが、皆が皆そうはいきません。しかし、たとえ格好がダサくてもお金がなくても、不敵なまでに自信のある人に引き立て役が回ってくることはそうありません。

腹黒い人の食い物にされるのを許す隙がないほど、忙しく充実した日々をおくっていれば、誰からも自然と一目置かれるでしょう。まずは、自分自身に納得していると見せかけるためだけであっても、視線を上げて堂々と振舞ってみてはいかがでしょうか。

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