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恐怖心を克服する方法|スポーツ/運転/心理学/営業/スノボ

Author nopic iconsuacmy
心理学 / 2018年04月10日
恐怖心を克服する方法|スポーツ/運転/心理学/営業/スノボ

恐怖心を克服する方法

「恐怖心」は、誰でも持つことがあります。私たちは、日々、たくさんの恐怖心に打ち克って生きているといっても過言ではありません。今回は、できれば避けてしまいたいけれど目を背けるわけにもいかないこの恐怖心とうまく向き合って克服していく方法をお伝えしていきます。

恐怖心とアドレナリン

人間の身体には自律神経というものがあって、これは大きく交感神経と副交感神経にわけられます。恐怖心や不安感などのストレスがあるときは、交感神経が働き、脳内からアドレナリンが分泌されます。このアドレナリンが分泌されると、血管の拡張や収縮をして血圧を上下し、血流をコントロールするため、ストレスのかかった状態でも判断して行動できるようになります。

具体的には、運動能力が向上したり、集中力をあげたり、頭の回転が早くなったりという効果があります。スポーツをしている方、特に格闘技の経験がある方は、競技中に負傷してもそれほどの痛みはなく、競技が終わった後に立てなくなるほどの痛みに変わったという経験があるのではないでしょうか。

これはまさにアドレナリンの効果のひとつである「鎮静」が働いていたからです。アドレナリンとうまく付き合えば、パフォーマンスが向上し、恐怖心ともうまく付き合っていけるようになります。

スポーツでの恐怖心を克服する方法

スポーツにおいて恐怖心は常につきまとう存在です。スポーツ経験者で何らかの恐怖心を持たなかった人はいないでしょう。恐怖心は、逃げれば逃げるほど強くなっていきます。ここではそれぞれのスポーツでの恐怖心を克服する方法に触れていきます。

サーフィン

サーフィンで初心者を卒業するためには、沖へ出ることをクリアしなければなりません。でもほとんどの人が「沖にでるのは怖い」と思うでしょう。遭難や流される可能性を考えてしまうからです。そう考えるとサーフィンどころではなくなってしまいます。

人間は本能的に「海(自然)を甘く見てはいけない」と知っています。だから、恐怖心をもつことは普通の感覚といえます。これを克服するためには、まずロングボードを使いましょう。慣れてきたらショートボードに変えるのがおすすめです。ロングボードであれば、カレントに流される心配はほとんどなくなります。

それから、背筋をつけることが大切です。この筋力が弱いと、ロングボードであってもパドリングがつらくなります。陸上トレーニングをしっかりやって背筋をつけてください。自然相手なので、パドリングが楽になったからといって恐怖心が全くなくなることはありませんが、恐怖心は軽減できます。

スノーボード

スノボの練習をしていると、スピードが出すぎてコントロールができなくなり恐怖心を抱く場面が出てきます。恐怖心や不安があると思い切って練習できなくなり上達が遠のいてしまいます。スノボ初心者はまず転び方をしっかり学んで恐怖心を解消していくのが上達のコツです。

転ぶときのポイントは、自分の体を凹凸がないフラットな状態にするということです。自分の体と斜面との引っ掛かりを極力なくすように意識します。こうすると、ウェアと雪との摩擦で自然に止まります。スピードを抑えるために、慌てて、雪に腕を引っ掛けたり、ボードを引っ掛けたりすると、予想以上に強い力がかかり危険なので、勝手に止まるのを待って下さい。

また、恐怖心を感じる前に早めに意識して転んでおくというのも大切です。「止まれる」という自信があるのとないのでは恐怖心は大きく変わってきます。まずは転び方をしっかりマスターしましょう。

野球

野球をしていると、球に恐怖心をもつことがあります。早い球が飛んでくるので慣れないうちはそうなるのも当然です。バッターボックスに入ったとき球がくると目をつぶってスイングしてしまったり、守備範囲に球がきても恐怖心のあまり目を逸らしてしまうこともあるでしょう。

球に恐怖心を持っている人の多くは、球にあたって怪我をしたという経験を持っていることが多いです。球が思い切り顔にあたって、鼻や目を怪我してしまったという経験があると、この恐怖心を克服するのはなかなか難しいでしょう。

でもどうしても克服したいという場合は、やはり球に慣れることが大切です。常に肌身離さず持ち歩きましょう。テレビを見ながらお手玉のように球をポンポンしたり、それすら恐怖心があるのなら、最初は持つだけでも大丈夫です。球に慣れてきたら、頻繁にキャッチボールをしましょう。少しずつ慣らしていくことで恐怖心に打ち克つことができます。

鉄棒

鉄棒で逆上がりができない悩みを持つこどもは多いです。ですが、その前段階として、前回りに恐怖心を持っている子もいます。この前回りができない原因は恐怖心と痛いという感覚です。恐怖心に打ち克つ前に、まずは痛みを取ることが先決です。

鉄棒にタオルをグルグル巻きつけましょう。そうすると、鉄棒にのったときのお腹にかかる負荷をかなり軽減させてくれます。それがクリアできたら、次は恐怖心をどう打ち消していくかが問題となります。

上半身をおろすときが一番恐怖心を感じるので、慣れるまでは誰かにささえてもらいましょう。上半身がだらりとぶらさがった状態になったらあとは足を下ろすだけです。一度できてしまえば、恐怖心は薄れ、楽しく鉄棒ができるようになります。

運転の恐怖心を克服する方法

念願の運転免許が取れたのは良いけど、いざ運転しようと思うと恐怖心がつきまとってくるという人が多くいます。いくつかの体験談をみてみましょう。

車の運転が怖いと思う人たち

車の運転を怖いと感じている人は多くいます。一番の原因は不慣れであることです。しかし、慣れてしまえば平気というものでもありません。他人に怪我をさせるだけでなく、命をも脅かす危険がある車の運転は、慎重に慎重を重ねていきたいところです。

自賠責保険だけでなく、任意保険にも加入して、もしものときの備えをしておくことも大切です。では、車の運転が怖いという人のための克服方法をみていきましょう。

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人に危害を加えてしまわないか、標識を見落とさないか、曲がるところを間違えないかが不安(21歳男性)

運転が下手なので、サイドミラーを見ても左右の間隔がいまいちつかめない。狭い道を対向車とすれ違う時に溝に落ちないか、ぶつかったりしないか、怖くて緊張する(24歳女性)

人をはねてしまわないか、車をぶつけてしまわないかと心配になる。周りのスピードが早く、それに合わせられなくて煽られたため恐怖心をもった(24歳女性)

とにかくスピードが怖い。助手席と運転席では体感スピードが違う(27歳女性)

都会だと交通量も多いし細い道や信号、標識も多いから、たくさんの情報を処理しきれなくなり焦る。予期せぬ動きをする車が多く、怖い(29歳男性)

おすすめの克服方法

どんなベテランドライバーも最初から運転が上手だったわけではありません。誰もが練習で運転技術を習得していきます。初心者やペーパードライバーが車の運転に恐怖心を持つのはこの練習量が足りないからです。最初から遠出をするのではなく、まずは家の周り、次に近所のコンビニ、それから隣町のスーパーと少しずつ距離を伸ばして練習していきましょう。

運転に慣れていけば安全確認にも余裕が出てくるので運転に対する恐怖心もなくなるはずです。また、経験豊富な人を助手席に乗せましょう。状況によってアドバイスをもらえたり、もしものときに運転を変わってもらうこともできます。

さらに、車の運転に恐怖心をもつひとは、駐車が苦手な傾向があります。確かに、大きな車をバックさせてせまい駐車場にいれるという操作は車全体を感覚的に操作することのできない人にとっては厳しいでしょう。しかしだからこそ練習する必要がでてきます。

心理学での恐怖心を克服する方法

ジョン・ワトソンなどの心理学者は、恐怖とはほかの基礎的な感情である喜び、怒りとともに、これらをすべての人間に内在する感情だと述べています。 通常、恐怖は特定の刺激に対する反応を指します。だから、人間ならば当たり前のようにもっていて不思議ではない感覚と言えます。ここでは心理的な恐怖の種類と、その克服法にふれていきます。

心理的な恐怖心の種類と克服法

怖いと感じることは日常生活でもあふれています。他の人より過敏に反応してしまう場合、その種類の恐怖心が強い(恐怖症)という可能性が高いということになります。それでは具体的な例をみていきましょう。

先端恐怖

先端恐怖は、注射が怖い、針が怖い、ペンの先端が怖いなど先端に関連するものに恐怖心を抱きます。注射が苦手な人は多く、その数はおよそ4人に1人と言われています。なぜ恐怖心を感じるのかという研究はさかんに行われてはいませんが、一説によると祖先の刺し傷による恐怖が遺伝として残されているということです。

注射をする場面は、一般的には病院や手術室などの特殊な場所であるため、不安感が恐怖心を助長させているとも言われています。ペン先が怖いなどもそれから派生したもので、注射に対する恐怖心がより過敏に表われ、多くの先端に恐怖心を抱くようになったとされています。

特定の生物恐怖

ただ単に苦手というだけでなく、恐怖心を持たせてしまう動物がいます。蜘蛛、蛇、ネズミ、犬などです。蜘蛛や蛇はおよそ半数の人が恐怖心を持っているとされています。生まれて間もない乳幼児が蛇に恐怖心を持ったという研究結果から、先天的に恐怖心を抱いている可能性が指摘されています。

蜘蛛やネズミは、それらの動物の動きと関係性があり、予測不能な動きをすることや不意に出くわすことでの驚きが恐怖心を助長させていると言われています。また、ネズミや犬などは病原菌を持っていることがあるため、潜在的に避けるようになったとも言われています。

特定の場所での恐怖

高い場所が苦手な高所恐怖症や、暗いところが苦手な暗所恐怖症、狭いところが苦手な閉所恐怖症などが特定の場所での恐怖の典型例です。いろいろな恐怖の中でも、高所に恐怖を感じる人が一番多いと言われています。

高所恐怖症は距離感をきちんと把握できていないことが一因です。縦方向の距離を過大に解釈してしまうことが原因とされています。これとは逆に暗所恐怖症や閉所恐怖症は、横方向の距離を過大評価してしまうことが一因とされています。パーソナルスペースを広く持ちたい人に多く見受けられます。

営業での恐怖心を克服する方法

営業職といえば、人と接する機会が多い職業です。そのため、対人恐怖症に陥る人が多くいます。

例えば、次のようなものがあります。

・顔が赤くなってしまう赤面症
・相手の視線が気になりぎこちなくなってしまう視線恐怖
・変に思われるのではという対人不安
・大切な書類を書くときに手が震えてしまう書痙
・人前に立つと手や足が震える震え恐怖
・相手に自分の容姿が醜態だと思われているように感じる醜態恐怖症
・相手と面と向かって話すときに目のやり場に困ってしまう正視恐怖症
・最初の言葉が出ずにつまってしまう吃音恐怖

これらは幼少期から極度の人見知りである人や、母親からなかなか離れられなかった人に多い傾向があります。この恐怖心を克服するには、失敗やマイナスな場面を過剰に嫌わないことです。どんな優秀な営業マンでも失敗や、否決に終わることはあります。いつまでもクヨクヨ考えず気持ちを切り替えましょう。

恐怖心にはこう対処しよう!

恐怖心を克服するには、どんなことでも慣れが大切です。特に始めたばかりのものは常に不安や恐怖心がつきまとってくるでしょう。それぞれのシーンに合った克服法をトライしてみてください。その先には、いまよりもっと大きくて広い景色が待っています。