衛生観念の違いからくる影響
衛生観念は個々の習慣で学ぶものなので、簡単には変えることができず、衛生観念の違いにより、家族と揉めたり、恋人に嫌われて別れてしまうケースも少なくありません。今回は、衛生観念の違いからくる影響について紹介します。
衛生とは
離婚
「夫または妻が歯を週に一度しか磨かない」「お風呂に毎日入らない」「湯船に垢や髪の毛が浮いたままにする」「トイレの使い方が汚い」「同じバスタオルを何度も使う」など、パートナーの衛生観念が自分とは違いすぎると、一緒に暮らすのが苦痛になってしまいます。
衛生観念の違いから義理の家族と不仲になり、離婚や絶縁状態になることもあります。「義実家の布団やトイレ、お風呂、調理器具・食器が汚い」「義実家が不潔すぎて子供を連れて行きたくない」などがよくあるケースです。
別れ
付き合い始めは仲が良く、何の問題もなかったカップルでも、付き合いがある程度長くなったり同棲を始めたりすると、相手との衛生観念の違いに気付いて嫌気がさし、生理的に受け付けない状態となり、別れてしまうことも少なくありません。
付き合いが長くなったからといってあまり気を抜きすぎず、最低限の清潔感をいつまでも保つようにしましょう。
性格の不一致
脱いだ靴下・服をあちこちに置いたり、トイレの便座を上げっぱなしにする、シャワーも浴びずに就寝するなど、些細なことでも積み重なると離婚に繋がります。結婚前に一定の期間同居して、パートナーの衛生観念に問題がないか見極めるのは離婚を避けるために有効な手段です。
衛生観念が合わない時の対策
衛生観念の違いから別れを選ぶ人もいますが、ここではパートナーや家族と衛生観念が合わないときの対策を紹介します。
繰り返し注意する
このような場合は、面倒でもその都度注意するのが有効です。何度も注意されているうちに、清潔さに関する考え方が変わる可能性があります。根気は必要ですが、「不潔にするのは良くない」ということを教えてあげましょう。
衛生観念の低い人は、手にはたくさんのばい菌が着いていることや、ゴミで散らかっている状態よりも綺麗に片付いているほうが快適であることを知りません。ばい菌による弊害について、資料を見せて説明するのも良い方法です。
妥協点を見つける
家族や恋人とは互いに歩み寄ることが必要です。絶対に譲れないことについては繰り返し注意をし、それ以外の小さなことは妥協して(見逃して)あげてもよいでしょう。
義実家の問題には直接口を出さない
義理親が我が子に口移しで食べ物を与えていたり、肉を切ったまな板を洗わずに野菜を切る、消費期限の切れた食べ物を出す、冷蔵庫で保存すべきものを長期間常温で置いているなど、例を挙げればキリがありませんが、夫の実家の衛生観念のなさにモヤモヤする女性は多いです。
義理親の衛生観念が低すぎて我慢できない場合は、自分で直接言わずにパートナーからそれとなく伝えてもらうのが無難です。義実家に行く頻度を減らし、自分の家に来てもらうようにするのも良いでしょう。
男女別衛生観念がない人の価値観の例
衛生観念がない男性の価値観の例
子供の頃からの生活習慣なのですぐには変えられませんが、交際相手の女性に指摘されて衛生観念が変わることもあるので、気長に「教育」しましょう。
衛生観念がない女性の価値観の例
また、衛生観念のない女性は、見た目が綺麗であっても清潔ではありません。お風呂にあまり入らない人や、トイレの後できちんと拭かない人もいるので、衛生観念がない女性と付き合ったら徐々に「教育」する必要があります。
潔癖症
トイレの後でもないのに何度も手を洗ったり、ちょっとしたホコリや指紋などが気になって掃除をする人は要注意です。衛生観念のない人は病気ではありませんが、潔癖症は病院で治療が必要となるので、思い当たる人は受診しましょう。
年代別衛生観念がない人の価値観の例
高齢者
また、「もったいない精神」から物が捨てられず、家をゴミ屋敷にしてしまうケースもあります。高齢者で、物が無い時代に育った人は、簡単に物が捨てられません。また、紙をめくる時に指を舐める、入れ歯をあちこちに放置するのも高齢者の特徴です。
年配者に「汚いから何とかしてください」とは言い難いので、汚い物を見つけたら少しずつ捨てたり、食べる物は自分で料理するなどの「自衛」が必要です。
子供
しかし、床を清潔に保っているという自信がある家では、「床が綺麗だから、そこに落とした物は食べても大丈夫」と言い、落とした物を食べることもあります。食べ物を床などに落とした時に食べるか食べないかは、その都度見極めて、経験で判断することになります。
赤ちゃんのいる家では弟や妹のオムツ替え・世話を上の子供に手伝わせることがあります。「人の排泄物などを触ってしまっても後で綺麗に洗えば大丈夫」だと教えれば、大人になったときに汚物の処理ができない人間になることはありません。
衛生観念は子供の頃からの生活習慣の積み重ねです。清潔なほうが気持ちよく生活できるということを教えてあげましょう。
親
身内だから気を遣う必要はないということなのか、お風呂や洗面所の使い方が汚い、使用済みのタオルを何日も使い回す、変色した布巾や枕カバーを使い続けたりするのを見るのは、育ててくれた親でもキツイと感じてしまいます。
親の衛生観念のなさに呆れて文句を言っても、「神経質すぎる」と言われてしまったり、喧嘩になるだけなので、不潔な場所を見つけたら自分で掃除したり、親元を離れて一人暮らしを始めるほうがよいでしょう。
衛生観念は健康維持に役立つ
不潔さが原因で他人を不快にさせたり病気になったりしないよう、人として最低限の清潔さを身につけましょう。パートナーから生活習慣を改めるよう求められた場合は、歩み寄ることも必要です。