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仮面夫婦が離婚しない理由・仮面夫婦の芸能人・仮面夫婦の割合

仮面夫婦が離婚しない理由は?

仮面夫婦は離婚しないことが多いですが、どうして離婚する率が低いのでしょうか。その理由について幾つかご紹介しましょう。

子供のためには両親が揃うことが大事と考える

仮面夫婦が離婚しないのは、子供がいるからとの理由があります。子供がまだ小さい場合、育児を分担しなければ共働きの場合は大変です。夫がいないと妻の稼ぎだけでは子供にかかる費用はたいへん負担になりますし、子供の面倒を見る妻がいなければ会社にも行き難いでしょう。

また、仮面夫婦は深い愛情はないけれど、子供を育てるには、夫婦が手を取り合って面倒を見なければ、子供にとっても良い影響はないと考えます。片親では子供にストレスを与えては可愛そうと考えます。

父親と母親がいる家庭こそが子供を悲しませず、素直に、元気に育てるには大事なことと考える夫婦は、たとえ仮面夫婦であっても、一緒に子供を育てたいと感じるから離婚しません。

また、子供がお受験をする際には離婚していることが知られれば悪い印象を与え、受験が受からない恐れがあると考える夫婦は離婚せずに仮面夫婦を演じます。

血が繋がった家族のようだから一生を共にする

会社での印象と信頼が悪くなるから離婚はしない

世間体を考えますと、離婚をすれば悪い印象を与えてしまうと嫌な仮面夫婦は離婚しません。夫の会社では離婚する人がほとんどいないほど保守的な雰囲気があれば、一人だけ離婚しては会社で働き難くなると考えます。

そんな会社で働く夫と結婚した妻は仮面夫婦を演じ、あたかも仲が良く、手と手を取り合って生きるオシドリ夫婦を演じるでしょう。夫の方も愛妻家のイメージがあった方が会社での評判も上がり、部下からの信頼も上がると考えるので離婚しません。

日本では、まだまだ離婚することは人として未熟だと感じられますから、会社で大勢の社員を抱える上司は信頼を失いたくないと離婚はしないでしょう。

親が厳しく古い考えの夫婦は離婚しない

古い考えの夫婦は、たとえ愛情がなくても仮面夫婦であっても離婚はしません。親からは一度結婚したら離婚はしてはいけないと厳しく言われた娘や息子は、たとえ愛情がなくても離婚はしないでしょう。

先祖代々離婚した者はいない家系に育った人は、絶対に結婚したら離婚はしないと心に決めて結婚します。先祖の名に傷をつけないためにも、何があっても夫に尽くす、妻を守ると決めたのであれば、さらに離婚などは考えません。

また、親が厳しいから離婚しても、実家には二度と戻ることを許されていない娘であれば、なおさら離婚などはできないと考えます。ですから、嫌味な夫であっても、ケチな夫であっても一生我慢して尽くします。

相手が嫌ならすぐに離婚するなんてありえないと昔ながらの考えをする人は、離婚したというレッテルを貼られることに抵抗があります。ですから、仮面夫婦でもいいから離婚はしません。

愛情が少しはあるから仮面夫婦を続ける

裕福な生活ができるから離婚しない

今の生活のことを考えると仮面夫婦は離婚しません。夫の収入がたいへん良ければ、言葉の暴力を受けても妻は離婚しません。こう考えるのは、離婚して一人暮らしをして金銭的に余裕がない生活をしなければならないのは嫌だなと感じるからです。

反対に妻の収入が良く、実家の親から何かと援助をしてくれるのであれば、仮面夫婦でもいいから一緒に暮らした方が幸せだと感じ離婚しないでしょう。こういった考えをする夫や妻は愛情がなくても高層マンションに住めて、さらに高級なインテリアに囲まれた生活ができますから離婚しません。

この仮面夫婦はワンランク上の裕福な生活への憧れが強く、普通の生活には戻れないと考えています。ですから、今のリッチな生活を辞めたくないから仮面夫婦を演じて離婚しません。

仮面夫婦の割合は20代では1割で60代で5割程度

気になる仮面夫婦の割合は、20代の若い世代はまだ結婚生活が楽しい時期ですから、仮面をかぶる夫婦は1割、2割程度でしょう。

でも、結婚生活が10年前後の30代では2割、3割と仮面夫婦が増えてきます。これが結婚生活20年以上になる40代になりますと3割以上もの割合になります。50代以上は実に4割以上の夫婦が人前ではニコニコと仲良しを演じ、二人きりになると目も合わせず、会話もしません。

60代以上では5割もの夫婦が仮面をかぶり、一つ屋根の下で暮らしていますが、妻の方が頑固な夫の言動や行動に我慢をしていることが多いでしょう。70代になると夫の性格も温厚になる場合が多いですし、残り少ない人生を少しでも幸せに暮らしたいと仲良くしますから、4割、3割と仮面夫婦の割合が少なくなるでしょう。

どこか怪しい仮面夫婦の特徴は?

どこか怪しさを感じる仮面夫婦は、どんな特徴があるのでしょうか。その特徴について幾つかご紹介しましょう。

いつもニコニコしているが家の中では無表情

どこか怪しさがある仮面夫婦の特徴は、いつもニコニコしています。家の中では無表情でいても、外ではニコニコと笑顔を見せます。会話もとても楽しくしますし、歩く時には寄り添って歩きます。

写真を撮る時には体を寄せてピースサインまでするものですから、「この夫婦はかなり仲良しで素敵」と人は感じるでしょう。中にはペアルックまで着て歩く仮面夫婦もいて、人への印象も良いです。

でも、本当はどの夫婦よりも愛情が薄く、嫌っているのが仮面夫婦です。家に帰ればほとんど口をききません。でも、食事だけは一緒に食べるのが、この仮面夫婦の特徴でもあります。

夫が話している間に妻が暗い顔をしている

人から見て「あっ、この夫婦は仮面夫婦だな」と感じる夫婦の特徴は、二人で並んで夫が楽しく話している時には妻が下を向いて暗い顔をしています。逆の時もありますが、たいていは夫が人と話す時にはやたらと明るく、元気に話します。

こういった夫婦は、家では夫ばかりが一方的に妻に指示をし、上下関係を作るでしょう。下とみなされている妻の方は、夫に食べさせてもらっているだけに、対等に会話をすることができません。

でも、人がきたら「明るく話せ」と夫に言われているので、人から見ると夫と対等で仲良しに見えます。「とても奥さんを大事にしていますね」と褒められた夫は笑顔を見せますが、妻は腹の中で「ふん、何が大事にしているのよ」と、かなり怒りが込み上げています。

ですから、人が帰った後に妻はすぐに夫と離れ、別の部屋に移動してしまう特徴が見られます。

仮面夫婦か診断できるチェック項目

仲良くやっているから自分が仮面夫婦だとは感じていないあなたが、本当はどの程度仮面をかぶっている夫婦かチェックできる項目をご紹介しましょう。
仲良くやっているから自分が仮面夫婦だとは感じていないあなたが、本当はどの程度仮面をかぶっている夫婦かチェックできる項目をご紹介しましょう。

①人に「とても理想的な夫婦」とよく言われる
②夫婦で目が会う機会がほとんどない
③食事中は一切話しをしない
④相手に言われたことは必ずやる
⑤誕生日や結婚記念日は一切祝わない
⑥怒られてもイライラしない
⑦話をして楽しませたいとは考えない
⑧喧嘩もしない
⑨離婚はしないと決めている

この項目のうち3つ以上当てはまるのなら仮面夫婦になりつつあります。5つ以上当てはまるのなら仮面をかぶっている夫婦で、8つ以上当てはまるのならすでにつまらなさを感じている仮面夫婦でしょう。

中学生の子供が見れば素直になれない大人に成長する

両親が仮面夫婦であった時、子供への影響はあります。いくら子供の前で仲良しを演じていても、ふと相手を睨んだり、無視した瞬間を見せれば、子供は悲しい気持ちになるでしょう。

中学生にもなると父親と母親が仮面をかぶった夫婦と感じるようになります。多感な時期ですから、両親が仮面をかぶっていれば、「自分も仮面をかぶって生きてみよう」と間違った解釈をし、素直に生きられない大人に成長してしまうことがあるでしょう。

仮面夫婦の修復方法は笑顔を作ること

周りの人が「大丈夫かな」と心配してしまう仮面夫婦の修復方法は、笑顔を作りましょう。会話をしている時にも、ちょっとした挨拶をする時でもいいので、目をしっかり見つめて明るく話すことで相手に関心があることを伝えられます。

関心があるなら自分も関心を示そうと積極的に話し掛けてきたり、一緒に趣味をやろうと誘ってくるようになるでしょう。これが仮面をかぶった夫婦の気持ちを改善し、本当に仲良しな夫婦になれます。

お互いを尊重して楽しませる努力をしよう

仮面夫婦が離婚しない理由にも色々な理由がありますが、死ぬほど嫌いであるのならとっくに離婚しています。まだ愛情があるし、離婚するほど嫌いでもないから、離婚しないのでしょう。

そんな仮面夫婦になりたくないときには、お互いを尊重し、楽しませる努力をすることが大事です。運命の赤い糸で結ばれたのですから、残りの人生は楽しいものにしましょう。

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