uranaru [uranaru]

何もかもめんどくさい人の対処法とするべきこと・原因と心理

何もかもめんどくさい人の対処法

何もかもめんどくさい人と感じてしまう人が、ときどきいます。やる気も出ず、どうしようもないと感じてしまった、何もかもめんどくさい人になってしまった場合、どよのうに対処していけばいいのでしょうか。紹介します。

主婦

毎日毎日家族と家のために黙々と頑張っていると、ふとしたときに何もかもめんどくさいと考えてしまうことがあります。一度何もかもめんどくさいと感じたら、ご飯を作るのも嫌になって、洗濯も掃除もしたくなくなります。

そういう状態になったら、手を抜いたり、しばらくの間、家事全般を放置してみましょう。食事はお惣菜でも全く問題ありません。家族から文句を言われる可能性がありますが、気にしないでおきましょう。

気をつけるのは、子どものことです。子どもが必要なことはどんなにめんどくさくても頑張ってしてあげてください。体操服が必要なら、洗濯をしてあげましょう。お弁当が必要な年齢なら、お弁当だけは作ってあげましょう。

夫は大人なので、少しくらい放置しても問題ありません。気にする必要は全然ありません。何もかもめんどくさい時期が過ぎれば、夫にまた尽くしてあげてください。

中学生

中学生は時期的に不安定な時期なので、何もかもめんどくさいと感じてしまうことが多い可能性があります。また、他の時期と比較して、何もかもめんどくさい時期が長く続いてしまいます。

勉強や部活で疲れる上に、学校の先生による管理や、周囲から浮かないように万全に気をつけなければならないなど、非常にストレスフルな毎日を送っているのが中学生です。疲れ切ってしまわない方が不思議です。

中学生で抜け殻になってしまわないように、周囲は無理難題を押しつけたり、ガンガンにつめたりしないように気をつけてください。余計に何もかもめんどくさい状態になってしまい、いいことにはなりません。

高校生

高校生になると勉強に追われることが多くなります。進学を考えていれば、なおさら勉強漬けの生活になります。加えて塾に通って、塾では序列をつけられ精神的に疲弊します。なかには高校生活を満喫している子どももいますが、半数以上はそんなに自由もなく、色々と苦労をしているでしょう。

精神的に疲弊しすぎたり、成績が思うように上がらず、目標を見失ったりした場合、何もかもめんどくさいと感じるようになってしまいます。高校生で何もかもめんどくさいとなってしまうとすれば、やはりまだ早すぎます。まだまだ何もかもめんどくさいと感じるには若すぎます。

やる気が戻るように、自分の考えていることを誰かに話をしたり、議論をかわしたり、モチベーションをぎりぎりでも維持できるようにしてみてください。めんどくさくなった原因から離れてみるのもいいでしょう。

大学生

日本では高校のときに大学進学のために努力を重ね、志望大学に入ることが将来の目的のための手段ではなく、志望大学に入ることが目的になってしまう人が多くいます。その結果、大学入学を果たした後に何をしたらいいのかわからなくなって、抜け殻みたいになる学生がよく見受けられます。

何をしていいのかわからなくなり、何もかもめんどくさい状態になってしまい、せっかく入学した大学で何もできなくなってしまいます。何もかもめんどくさいといった状態になったら、勉強のことや将来のことは深く考えるのをやめて、ただ学生生活を謳歌することを心がけてみましょう。自分を取り巻く世界も広くなっていることに気づくでしょうし、たくさんの自由な環境や勉学のスタイルに影響を受けて、再度やる気が起きたりもします。

何もかもめんどくさい時にするべきこと

何もかもめんどくさいとなってしまったときには、まず第一に休むことを優先しましょう。何もかもめんどくさいといった心境に至るということは、さまざまなことを頑張ってきた結果です。頑張った結果何もかもめんどくさいとなっても、別に責められることではありません。頑張ってそれ以上無理であれば、一度ゆっくりと止まって休むことが必要です。

また、どうして今の状態になってしまたのかなど、深く考えない方がいいでしょう。頭を使い過ぎては、休養になりません。何も考えず、他の楽しいことなどを考えるようにしてみてください。楽しいことなど考えられないという人は、ただ無になってみましょう。もし自分が○○しようかと感じたら、何でもいいのでやってみて気分を変えてみるのもいいでしょう。

何もかもめんどくさい原因

何もかもめんどくさいとなってしまうには、何らかの原因が必ずあります。人によって異なるであろう原因ですが、どういったものがあるのでしょうか。

目標を見失う

なにか自分が目指していた目標があるとして、その目標を達成することが不可能だと気づいたり、目標にはまだまだ手が届かないといったときに、目標を見失ってしまう人がいます。頑張っているのにと考えると、挫折した気持ちが強くなり、失望や空虚感が心を支配して、何もかもめんどくさいとなってしまいます。

自分が今までしてきたことを、もうしたくない、見たくもないとなったりしていまいます。しかし、自分が憧れた事であったり、自分の努力の結晶になるはずのものだったりした場合、その挫折感から立ち直るのはなかなか時間がかかってしまいます。心が離れた、心が折れた状態になってしまえば、なかなか大変です。

上手くいかない

目標を定めていたわけでもないけれど、漠然とはしていたけれど何かの努力をしたりして結果が出なかったり、誰にも努力を理解してもらえないなど、何をやっても上手くいかないことが続いてしまうと、何もかもめんどくさいと感じてしまうようになるでしょう。

特別な人になりたいわけではなく、普通にさまざまなことを頑張って上手くいくようにしているのに、上手くいかないことが多ければ、誰でも辛くなります。真面目な人や、ガス抜きが下手な人は、ただ頑張ってしまうので余計にダメなときに何もかもめんどくさいと反動になって出てしまいがちです。

恋愛疲れ

大好きだった彼氏彼女と別れたりすれば、何もかもめんどくさいとなってしまいます。それが一生において一番大好きな相手だったとすれば、なおさらそうなってしまいます。

失恋後は自暴自棄になってしまい、本当に何もかもめんどうくさいとなってしまいます。食事をとるのも、学校に行くのも、仕事に行くのも辛くて無理だったり、どうでもいいことになってしまいます。

また、別れてはないけれど恋人とうまくいってない人なども、喧嘩ばかりしたり、気持ちがすれ違ったりばかりすれば疲れてしまい、何もかもめんどくさいとなる可能性が高いです。

失望

生きていることそのものに疲れ切ってしまい、何もかもどうでもいいとなった場合は、少し厄介です。失恋や仕事での問題や、目標喪失や、さまざまなことが何重にも重ねった結果多くのことにや自分の人生に失望し、何もかもめんどくさいということであれば、その状態から回復するのにかなりの時間を要します。

何もかもめんどくさいときの心理

人が何もかもめんどくさいとなった時の心理状態は、いったいどういったものなのでしょうか。個人に落差はありますが、主な心理を紹介します。

人と関わりたくない

何もかもめんどくさいとなったら、人と関わりたくなくなります。しんどい状況なのに、わざわざ人に会って愛想をふりまいたり、気を遣ったり、喜怒哀楽の感情を表に出したりすることがしたくなくなります。

行きつくまでは誰かに話を聞いて欲しい、誰かに意見を求めたい、誰かに助けて欲しい、なとど考えていても、行きついてしまった後にはもう誰も必要としない心理になってしまいます。周囲の人が異変に気づいて手を差し伸べても、いまさら何も言ってもらうこともしてもらうこともない、といった心理になってしまいます。

死にたい

若い子が何もかもめんどくさいと考えるのは、かなり危ない傾向です。若い故に気分の移り変わりも激しく、テンションも上がったり下がったりするはずなのに、大人のように何もかもめんどくさいと感じてしまうということは、かなり追い詰められていると考えられます。

そのため、若い子ほど何もかもめんどくさいといった心境に達すれば、死にたいと考えてしまいます。よく若い子の自殺がクローズアップされますが、何もかも耐えられなかったり、全てが辛かったり、何も希望が持てず何もかもめんどくさいと感じたりなど、ポジティブには考えられなくなったり悲観的になったりした結果の可能性もあります。

姿を消したい

仕事や家事やその他さまざまなことに疲れてどうしようもなくなったら、大人ほど何もかもめんどくさいと感じて、どこかに逃げたい、姿を消したいと考えてしまいます。逃げれば楽だろうとか、姿を消したらあきらめてくれるかな、などと考えて、実際に姿を消してしまう人もいる可能性があります。

姿を消してしまえば、新しい人生をやり直せる気分になってしまいますが、実際にはあまり変わり映えはありません。何もかもめんどくさいという感情から逃げたことは、ずっと自分の心に残ってしまいます。

しかし疲れ切って、何もかもめんどくさいとまでなってしまった人は、自分のことを考えるのが精いっぱいなので、周囲が心配することや、人生逃げても悪くなることはあっても良くなることはない、ということを考えることができなくなってしまいます。

何もかもめんどくさいは末期症状

誰でもストレスで参ったり、疲れすぎたりすれば、何もかもめんどくさいと考えてしまうでしょう。しかし、多くの人は、そう口で言いながら、また次の一歩を踏み出します。口で言うだけではなく、気持ちが完全に全ての物事から離れてしまったり、何も考えられなくなってきた人は、かなり追い詰められた状態です。精神的に末期症状といえます。

そこまでの状態にならないように、ときどきは息抜きをしたり、辛くて仕方がない現実から目を背けることも必要です。しばらく逃避すれば、自然と頭と心が一歩を踏み出す方向に向かっていけます。

ストレスの多い生活で、時間に追われ、やらなければいけないことに追われ、息をついたりゆっくり休んだりする暇はなかなかないでしょう。しかし、何もかもめんどくさいとならないように、ときどきは自分を労わるために癒してみてあげてください。

モバイルバージョンを終了