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口は災いの元のエピソード例・経験談|仕事/海外/姑/恋愛

余計な事は言わない方が良いです

口は災いの元という諺がありますが、口を滑らせて余計な事を言ってしまったがために窮地に陥る事は誰しも経験します。人間誰でも多かれ少なかれ軽率なところがあります。失言による失敗談を、口は災いの元エピソードとして紹介します。

仕事での口は災いの元のエピソード例

仕事中は、家にいる時や友達といる時と違っていつも緊張感を持っているから大丈夫、とは言えません。考えもしなかったときに言ってはいけないことを言ってしまうので、口は災いの元と言います。仕事の場も決して例外ではありません。この項目では仕事の場での口は災いの元エピソードを紹介します。

上司との間に起こった修羅場

今も昔も学歴は職場でも重要なステータスです。大企業だと学閥といわれ、コミュニティ化しているケースまであります。そのためコンプレックスに感じている人も、非常に多いのが現実です。

ある日、とある会社の営業部門で飲み会がありました。その飲み会の席で大学受験が話題になりました。そこである若手営業マンが粗相をしてしまいました。その若手営業マンは高校受験で大失敗した悔しさを糧に、大学は見事国立大学に合格したという話でした。失敗をバネにした、というありがちな話です。

しかしその後話を進めていくと、その新人営業マンの出身高校は営業部長と、同じ高校であることが判明しました。おまけに営業部長は高卒だったので、感じたコンプレックスは相当なものでした。二人の関係はその後、気まずいものとなりました。その影響もあってか、その新人営業マンは、地方の支店に異動を命じられてしまいました。

部下との間に起こった修羅場

とある大企業の課長は、同じ課のある新入社員に良い印象を抱いていませんでした。その課長は新人時代にバブル期を経験しました。当時は始発で出勤し、終電で帰宅するのは当たり前でした。ひたすら会社に貢献することを考えるのが美徳だと、その課長は信じていました。

一方、件の新入社員は、自分の父親が夜遅くまで仕事をしていても、不況を理由に簡単に退職させられたという現実を見ていたので、会社や仕事に対してドライな考え方を持っていました。そこで彼は毎日定時で仕事が終わるように上手く時間を管理し、帰った後は資格の勉強に使っていました。

ある日、職場の飲み会で課長は朝早く会社に来て、夜遅くまで貪欲に仕事をするのが、日本人の美徳だと新入社員に説教しました。その翌日、新入社員は退職願を出しました。その後、労働基準法違反だとして労基署の調査が入り、課長は元の平社員に戻ってしまいました。

雑談中に起こった口は災いの元エピソード

職場における口は災いの元エピソードはまだあります。お酒の席だけでなく、仕事をしている時間も油断してはいけません。たとえお酒を飲んでいなくとも、人間は勢いで口を滑らせて墓穴を掘ることはよくあります。

ある日仕事の合間の雑談で、いつも非番の日は何をしているか、という話になりました。ある女性社員は最近彼氏と旅行に行った話を自慢したところ、上司が怪訝な顔をしていました。旅行に行った日に、彼女は体調不良で休んでいたからです。彼女は体調不良だと嘘をついて旅行に行っていました。

彼女はその後上司にこっぴどく叱られ、職務怠慢で始末書を書かされた上に、その月の給料を幾らか引かれてしまいました。人間調子に乗ると良い事はありません。口は災いの元と言いますが、油断から生じてるとも言えます。

海外での口は災いの元のエピソード例

口は災いの元エピソードは日本国内だけとは限りません。海外でもよくあることです。文化が違うので、日本人から見たら、何でもない事でも、海外ではタブーという事はよくあります。言語や文化の数だけ口は災いの元のエピソードは存在します。この記事では日本国内とは一味違う、口は災いの元のエピソードを紹介します。

北米でのエピソード

ある日、何人のビジネスマンが集まってお酒を飲んでいました。そして、その場にいた一人のビジネスマンは熱狂的なヤンキースファンでした。先日の試合で宿敵であるレッドソックスを破った試合の話を得意げに話していました。

しかし席にいたビジネスマンの多くは、レッドソックスファンでした。ヤンキースファンとレッドソックスファンは、日本での巨人ファンと阪神ファン以上にライバル意識が強いです。ハリウッド映画では険悪な仲である事を暗示するために、登場人物をそれぞれヤンキースとレッドソックスのファンに設定するほどです。

お酒の席はそれまで楽しい雰囲気でしたが、一気に険悪な雰囲気になり、最終的に口喧嘩に発展しました。終わってみれば非常に後味の悪い飲み会になってしまいました。海外ではスポーツ関係の話でも、口は災いの元のエピソードには事欠きませんので注意しましょう。

ヨーロッパでのエピソード

ヨーロッパは近年、地域の統合が進んでいることや、他の地域からの移民に比較的寛容なことから、アメリカ以上に多様な人種や文化が入り乱れています。世界で最も口は災いの元のエピソードに事欠かない地域と言えます。

ある日、ヨーロッパの歴史について数人の学生が語り合っていました。その時に日本から来たある学生が、ヒトラーについて全てを否定すべきではない、世界恐慌からドイツを救ったという面もある、とやや肯定的な意見を言いました。

その時他の学生の表情が強張り、それ以来その学生は日本に帰るまで仲間外れにされてしまいました。ヨーロッパではヒトラーやナチスの話には、細心の注意を払わなくてはなりません。日本の東条英機の扱いとは比べ物になりません。一部の国ではナチスの鍵十字の旗を掲げただけで、罪に問われる事すらあります。

口は災いの元の経験談

筆者の友人にも愚かな人間はいます。愚かな人間は注意力が散漫で、軽率な性格の人が多いです。この項目では筆者の友人が経験した、口は災いの元のエピソードを紹介します。

筆者の友人が大学四年生の時に、就職活動をしていた時のことです。筆者の友人は希望している会社の社風にマッチしたのか面接試験を次々と突破し、最終面接に漕ぎつけることができました。最終面接では会社の社長が面接官でしたが、質問にしっかりと答えることができてかなり良い雰囲気でした。

最後に、就活生から社長に質問をする時間になりました。ここで筆者の友人は油断してしまいました。なんとここで、休日や残業時間に関する質問を社長に対して質問してしまいました。

その時、社長には苦笑いされ、翌朝不採用の通知が届いたとのことでした。筆者の友人は今でもこの事を後悔しています。

口は災いの元を実感した失敗例

ここで筆者自身の口は災いの元だ、と後悔した経験談を紹介します。筆者は職場で、資格関連の話で失敗してしまいました。

筆者はある日、プログラミングの資格を取得しました。その資格は勉強を始めてから数週間で、通勤時間の合間に地道に勉強したおかげで合格できました。ある日、社長から資格の取得についてお褒めの言葉を預かった時、あんな資格少し真面目にやれば誰でも、数週間で取得できると言ってしまいました。

しかし職場の同僚に件の資格試験に受かることができずに、悩んでいる女性社員がいました。その女性社員は筆者にとって気になる存在でしたが、それ以来その社員は筆者に対してよそよそしい態度しか示さなくなり、その後人事異動の影響もありその女性社員とは疎遠になってしまいました。

筆者はなぜあんなことを言ったのか、と後悔しました。口は災いの元とは、このことを言うのかと痛感しました。

相手別口は災いの元のエピソード例

人が気にしていることは千差万別です。話し相手が気にしていることを言わないように気を付けるのも一種の気遣いです。この項目では、相手別の口は災いの元エピソードを紹介します。

昼のドラマにおいて姑は陰湿な性格に設定されることが多いです。それだけ姑との関係に悩んでいる人が多く、その分口は災いの元のエピソードも多いという事です。

ある主婦が姑と食事をしていた時に、最近家計が苦しいと不満を漏らしてしまいました。その主婦の気持ちとしては、日用品の物価が高騰したので家計が苦しいということだったのですが、一緒にいた姑は息子の稼ぎが悪いと暗に批判されたと誤解し激高しました。そして、口喧嘩に発展してしまいました。

誰しも、日々の生活には少なからず不満は抱えています。どこかで不満は吐き出さなければなりませんが、場合によっては日々の生活に関する愚痴も、口は災いの元のエピソードにまで発展してしまいます。

担任

大人でさえ失言をしてしまうのですから、子供が失言をしてしまうのは仕方がありません。しかし、悪意の無い無邪気な言動であるが故、相手を余計に傷つけてしまう事も事実です。子供なら誰しもやりかねない、口は災いの元のエピソードを紹介します。

ある日英語の授業をしていた時、先生が外国人だったこともあり、自分が知っている日本語の単語は英語だと何と言うのか質問し、先生がその英語を紹介する時間になりました。その時、ある愚かな生徒が、禿げは英語で何というのかと質問しました。

英語の外国人の先生は薄毛に悩んでおり、薄毛の進行度は一目瞭然という状態でした。楽しい雰囲気が、一瞬にして凍り付いたのは言うまでもありません。薄毛に関する話は、世界共通の口は災いの元のエピソードと言えます。

ママ友

親は自分の子供の事は、自分自身以上に大切にすることが多いです。それだけにちょっとした失言がトラブルに繋がります。中でも母親は、自分の子供と同じクラスの母親との関係にも悩まされることから、口は災いの元と言えるトラブルやエピソードも非常に多いです。

ある日、ママ友の間で受験の話になりました。その時、ある母親が自分の子供は不本意な結果だと不満を吐露していました。どこの学校なのか、と話を掘り下げていくと、その場に同じ高校に進学する子供の親がいました。しかももう一人の子供は、その高校が第一志望でした。

その日以来、その母親同士は疎遠になり、その影響か子供同士まで気まずくなってしまいました。前の項目でも触れましたが、学歴に関する事は老若男女問わず、コンプレックスに感じている人が多いので、口は災いの元のエピソードになりやすいです。

恋愛での口は災いの元のエピソード例

恋愛での口は災いの元のエピソードは、浮気や不倫がばれた話だけではありません。男らしさや女らしさなど、所謂ジェンダーに関する話も多いです。ここでは恋愛に関する口は災いの元のエピソードを紹介します。

夫婦

ある夫婦が晩御飯を一緒に食べていました。お嫁さんはあまり家事が得意とは言えず、その事を旦那さんは以前から少なからず不満に感じていました。大学の頃一人暮らしをしていた時の自分の方が、美味しい料理を作っていたと言ってしまいました。

お嫁さんは旦那さんの言葉を聞いた瞬間、泣き出してしまいました。家事ができない事を気にしている女性は多いです。家事に関する話をする時は、口は災いの元とならない言い方をしましょう。

沈黙が金!

この記事で上げた口は災いの元のエピソードは、ほんの一例です。口は災いの元のエピソードはまだまだあります。人の気にしていることは言わない、人の気持ちを考える。当たり前の気遣いが、口は災いの元のエピソードを作らないためには大切です。余計な事は言わず、肝心な事は喋るという姿勢が老若男女問わず、最も格好良い姿と言えるでしょう。
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