男女別声がこもる人の特徴は?
また二人で会話をするだけならいいですが、大人数で会話をするとなれば、自分の声がなかなか届かずにやきもきしてしまうことも多いです。声がこもる人には特徴があり、それぞれ男女によって違っています。
声がこもる人にはどのような特徴があるのかを知り、その特徴が自分に当てはまっていないかどうかを確認してみましょう。
猫背
背筋をきちんと伸ばすだけでも声の出方は違いますし、声のこもりを改善することもできます。もちろん女性であっても猫背の人は声がこもることが多いので注意しなければなりません。
男性は背が高いため猫背の人が多いですが、女性の場合も姿勢が悪かったり、筋力不足で猫背になっている人もいますので注意しましょう。
胸式呼吸
女性の場合は男性に比べて声量が少ない人も多く、小さい声を出す人が多いため、声もこもりやすくなってしまいます。呼吸をしているときに胸が上下するのが胸式呼吸であり、これでは力強い発声をすることはできません。
もちろん日常会話をする分には胸式呼吸でも問題ないケースも多いですが、より綺麗な発声でこもらない声を出したいのであれば、呼吸の仕方から変えていく必要があります。
声がこもる原因と改善方法は?
声がこもる原因は一つではなく、さまざまありますし、原因が違えば改善策も違っています。声がこもるのを改善したいのであれば、まずは原因を特定して、それに合わせた改善策を考えていくことが大切です。
声がこもる人も改善策さえきちんと知っていれば、対処することはできますし、何が原因で声がこもるのかを知り、それに合わせた改善策を知っていきましょう。
歯並びなど
歯並びで音が出るのを邪魔する構造になっていることもあり、その場合は声がこもりやすくなります。歯並びを変えるためには矯正などをしなければなりませんが、声がこもるのを改善するだけであれば、発声方法を変えるだけでも対処することができます。
仮に声がこもる歯並びをしていたとしても、正しい声の出し方さえ知っていれば声がこもることなく、綺麗な声を出すことができます。
鼻詰まり
鼻詰まりを解消するためには、鼻うがいをしたり、点鼻薬を使うなどの方法がありますが、慢性的に鼻炎などの場合は病院に行った方がいいでしょう。また花粉症などの場合は時期が過ぎるまでは、しばらくの間我慢しておかなければなりません。
カラオケで声がこもるときの治し方は?
せっかく歌うのであれば楽しく歌いたいと考えるのが普通ですし、少しでも上手に歌おうと努力します。声がこもるとカラオケで困ることも多いですが、これにも対処法があります。方法次第ですぐにでも声がこもるのを防ぐことができますので、カラオケを目一杯楽しむためにも、何をすればいいのかを知っておきましょう。
歌うとき
息が多い人は鼻にかけて歌ってしまっていることが多いので、鼻ではなくお腹を意識して声を出していきましょう。またカラオケではリラックスして座って歌っている人が多いですが、よりこもらないようにするには立って歌うのがです。
立って歌うことで声を出しやすくなりますし、声もこもりづらくなります。座って歌う場合でも姿勢が悪くならないように気をつけ、背筋を伸ばして歌うことを意識しましょう。
マイク
そのためマイクヘッドは基本的には持たず、しっかりと持ち手の部分を持って歌うことが大切です。またマイクの角度にも注意が必要であり、マイクに対して並行に真っすぐ歌うことで、より綺麗に音を拾うことができます。
マイクを立てて歌うと音を拾いづらくなり、声もこもって聞こえがちです。マイクは基本的には真っすぐ持ち、最も音を広いやすい角度で歌うことが大切です。
声がこもるのを防ぐ対策方法は?
事前に防ぐことで常に綺麗な声を出すことができますし、習慣付けばどんなときでも声がこもらず、魅力的な声を出すことができます。声がこもるのを防ぐためには何をすればいいのかを知り、上手な発声を身に付けていきましょう。
腹式呼吸
日常的には胸式呼吸をしている人が多いですが、これを腹式呼吸に切り替えるだけでもこもらない力強い声を出すことができます。また普段から意識するのが難しいのであれば、カラオケで歌うときなどだけでも意識しておくといいでしょう。
腹式呼吸は最初のうちは大変ですし、長く続けていると疲れてしまいます。また意識しなければできないことも多いですが、毎日続けて習慣付けば自然に腹式呼吸ができるようになります。腹式呼吸は発声のトレーニングでもありますので、意識して続けるようにしましょう。
リップロール
リップロールをすれば声帯がリラックスしますので、余計な力を抜いて声を出すことができます。声がこもる人は発声時に余計な力が入っていることが多いですし、リラックスするだけでも綺麗な声が出せることも多いです。
リップロールは音階をつけてやるとさらに良いので、カラオケなどの前にはリップロールをしてから歌うのがです。
声がこもるのを解消するときの注意点は?
改善時の注意点も知っておき、正しい方法で声がこもるのを改善していきましょう。
喉を使いすぎない
声がこもるのを改善しようと喉を使いすぎ、喉を壊してしまうと声がこもるだけではなく、綺麗な声自体が出せない可能性もあります。声を出すためにはどうしても喉を使う必要がありますが、完全に喉声で発声するのではなく、お腹を使って声を出すことが大切です。
発声は喉だけではなく、体全体でするものですので、喉だけに負担をかけすぎないようにしましょう。
疲れたら休む
疲れた状態で改善しようとすると、癖がついてしまう可能性がありますし、余計に声がこもってしまう可能性もあります。声がこもるのを改善するためには無理なく、リラックスしながら練習する必要がありますので、疲れたら休むことが大切です。
休んでしっかりと回復してから、改善のためのトレーニングを再開するようにしましょう。