マインドフルネス瞑想のやり方
「マインドフルネス瞑想」という瞑想があります。「マインドフルネス」という言葉もよく聞かれますが、「マインドフルネス」と「マインドフルネス瞑想」とは一体どういうものなのか、お話してまいります。
マインドフルネスとは
「マインドフルネス」とは、「”今ここ”にただ集中している心のあり方」のことを意味しています。スポーツ選手が集中して「ゾーンに入った」と言うこともあります。演奏家も目の前の音楽に集中して「入る、(音楽と)同化する」と言う状態になることがあります。
リラックスして今だけに集中し、心を無にした状態になれると、ストレスはなくなり、自分が持っている力を最大限に発揮することができるようになります。
これに対して日常はリラックスするどころか、たくさんのことに追われています。この状態が続くと効率が悪くなります。マインドフルネスの状態になるには、意識的にその一瞬に全力を注ぐことです。
マインドフルネスとはストレスや雑念でいっぱいの状態を、意識して改善していくもので、そのために瞑想を用いるのが効果があります。
瞑想とは
「瞑想」とは、目を閉じて静かに自分の心に集中して向き合います。「無心になる」とも言います。瞑想は、1回5〜10分程度の短いものでも良いですが、大抵は30分ほど時間をかけて、ゆっくりの深い呼吸法を合わせてやります。
マインドフルネス瞑想とは
「マインドフルネス瞑想」とは、「一瞬一瞬に意識を集中し続ける」というトレーニングのことを言います。マインドフルネス瞑想で心を整えることで、偏った考え方や思考の癖による一方的な捉え方をしてしまうことがなくなり、あるがままを冷静に見ることができるようになります。
マインドフルネス瞑想は「一瞬一瞬に意識を集中し続ける」ことですが、このトレーニングを重ねることで、すぐにマインドフルネスの状態に入ることができるようになります。マインドフルネス瞑想ができるようになると、いつでも精神面をコントロールできるようになります。
精神面をコントロールできるようになると、冷静に対応できるようになるため人間関係が改善されていきます。すると生きやすくなっていきます。
また、直感が冴えてひらめきが多く起こります。効率的に動けるようになるので、仕事が良い方へ向かうようになります。
マインドフルネス瞑想の効果
マインドフルネス瞑想を続けることによって得られる効果には、次のようなものがあります。「ストレスの軽減」「集中力が上がる」「記憶力が上がる」「免疫力が上がる」「リラックスできる」「ダイエット」「人間関係の向上」など、良いことばかりです。
マインドフルネス瞑想に関するアプリ
マインドフルネス・アプリ
「マインドフルネス・アプリ」は無料でダウンロードできますが、アプリ内の課金はあります。このマインドフルネス瞑想アプリは、世界10カ国の健康関連アプリで1位を獲得したことがあります。
このマインドフルネス瞑想のためのアプリは、ガイダンス音声が付いています。日本語にも対応しています。iCloudのヘルスケアとの同期もできるので、iOSでの利用だと管理がラクです。
瞑想セクションでは3分・5分・15分・30分・30分ボディスキャン・個人設定の6種類から選ぶことができます。BGMも選べます。また各セクションの3分の1の時間が経過すると、鐘の音が鳴ります。
瞑想アプリ「MEISOON(メイスーン)」
LAVAという日本最大級のホットヨガスタジオが制作した、オリジナルの瞑想アプリが「MEISOON(メイスーン)」です。ダウンロードは無料です。ただしアプリ内で課金されるケースもあります。
このマインドフルネス瞑想アプリは、瞑想したことで感じた日々の変化を記録できるレコーディング機能があり、瞑想を習慣化させることができます。また、質の良い瞑想へと誘導する心地よい音楽と音声がサポートしています。
寝たまんまヨガ 簡単瞑想
「寝たまんまヨガ簡単瞑想」アプリは、その名のとおりで寝たままでできるヨガである「ヨガニドラー」というものを音声にして、瞑想へ誘導します。1時間の寝たまんまヨガで、4時間の睡眠効果があります。疲労回復や精神的なリフレッシュによくききます。
マインドフルネス瞑想に関する本
それでは「マインドフルネス瞑想」に関する本をご紹介します。
マインドフルネス瞑想入門とはどんな本?
吉田昌生さん著作の「マインドフルネス瞑想入門」は「マインドフルネス」について、基礎からわかりやすく問いています。
マインドフルネス瞑想入門
この「マインドフルネス瞑想入門」は、忙しい人でもすぐ実践できるように瞑想へ誘導するCDも付いています。1日10分の瞑想で、ストレスを軽減させ不安をなくします。1日10分が難しかったら5分でも1分でもいいと著者は書いています。
睡眠が劇的に改善されました。職場でのお昼休みに15分の瞑想だけでも午後の仕事へ向け充電満タンみたいな感覚です。
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マインドフルネス瞑想の基本DVDブックとは?
長谷川洋介さん著作の「マインドフルネス瞑想の基本DVDブック」は、マインドフルネスの方法をわかりやすく解説しています。そして家でも実践できるようDVDが付いています。
マインドフルネス瞑想の基本DVDブック
長谷川洋介さん著作の「マインドフルネス瞑想の基本DVDブック」は、瞑想の基本である呼吸瞑想法・マインドフルネスヨーガ・マインドフルネス瞑想・ボディスキャン瞑想・歩く瞑想について、わかりやすく解説しています。またDVDで見ながら実践できるので、マインドフルネス瞑想の初心者でもわかりやすいです。
入門者にはとてもありがたいですね!日頃の生活の中に、自然と取り入れられそうに思いました。
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図解マインドフルネス瞑想がよくわかる本とは?
「図解マインドフルネス瞑想がよくわかる本」は、有光興記さんの監修のもと講談社健康ライブラリーから出版されています。この本の特徴は「図解」で説明されていることです。文章だけではわかりにくいことも、図で見ることで理解しやすくなっています。
「図解マインドフルネス瞑想がよくわかる本」は、マインドフルネス瞑想の基本からマインドフルネス瞑想をすることで悩みの正体が見えてくることについて、そしてマインドフルネス瞑想がうまくできないときの対処法も説明しています。
様々な瞑想法をさらっと解説してある本です。所々に仏教的な豆知識が書いてあるのも瞑想の参考になると思います。
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マインドフルネス瞑想に関する音楽
マインドフルネス瞑想に関する音楽とは、どんなものがあるのかご紹介しましょう。
マインドフルネス瞑想トレーニングとは
「マインドフルネス瞑想トレーニング」とは、Amazonで1曲ずつダウンロード購入できるマインドフルネス瞑想をするための音楽です。
マインドフルネス瞑想トレーニング
「マインドフルネス瞑想トレーニング」は、温泉・認知療法・癒やしの音楽・ウェルネス・アロマセラピー・オルゴール・快眠・ヨガポーズ・ホワイトノイズ・自律神経・不眠症対策・赤とんぼ・睡眠導入・マインドフルネス瞑想・眠りの音楽・癒やしの言葉・チャクラ開くといった音楽があります。
これら全ての音楽を一つのアルバムとして購入することもできますし、1曲ずつ購入することもできます。
マインドフルネス瞑想〜入門〜とは?
「マインドフルネス瞑想〜入門〜」とは、東京マインドフルネスセンターのディレクターである長谷川洋介・長谷川明日香両氏監修のもと作られた、マインドフルネス瞑想のための音楽で、1日3分から始める、心のストレッチです。
マインドフルネス瞑想〜入門〜
マインドフルネスでキラーストレスに立ち向かい、マインドフルネスになることで自分自身の生き方や生活スタイルを見直します。本来の自分に立ちかえるために役立つ音楽です。瞑想の準備・3分間瞑想法・呼吸瞑想・注意訓練法・気付きと整理・集中瞑想・時の変化を知る瞑想・観察瞑想・今の自分を知る瞑想・慈悲の瞑想・感謝の瞑想の音楽があります。
友達やサークルなどのグループで瞑想をするときに流してます。ガイドがわかりやすく、トラックごとに色々な瞑想が体験できます。
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マインドフルネス瞑想に関する講座・教室
マインドフルネス瞑想を学べる講座や教室をご紹介します。
日本マインドフルネス学会主催の講座
日本マインドフルネス学会では、マインドフルネスに関する科学的・学術的研究の発展とマインドフルネス実践の有効性と安全性を高めることを目指しています。この日本マインドフルネス学会では、マインドフルネスに関する学会研修や大会開催・機関誌発行などの活動をしています。
東京
東京でマインドフルネス瞑想を受けられるのは以下のところです。
東京マインドフルネスセンター
東京マインドフルネスセンターでは、マインドフルネスを実践する場所として2013年6月に開設されました。東京マインドフルネスセンターでは以下のようなプログラムを受けることができます。
ヨガ・食べる瞑想・静坐瞑想・体の全ての部分に意識を向けるボディスキャン・一歩一歩の歩みを丁寧に確認するウォーキング瞑想・気付きの共有・自らを洞察し理解するフィードバック・マインドフルネスに関するレクチャーなどのプログラムがあります。
マインドフルネス瞑想の資格
マインドフルネス瞑想を指導する資格は大きく分けて二つあります。マインドフルネス瞑想の資格についてお話します。
マサチューセッツ大学のトレーニング
マインドフルネス瞑想の資格をとる方法の一つは、マサチューセッツ大学医学部でマインドフルネスストレス低減法 (MBSR) の8週間のトレーニングを受けて認定されることです。マサチューセッツ大学医学部では、仏教やヨガのマインドフルネスの考え方を基本に、科学的な臨床研究でマインドフルネス効果を裏付けられています。
このマサチューセッツ大学医学部のトレーニングは、日本でも受けることができます。
マサチューセッツ大学以外で資格を取る
マインドフルネス瞑想を指導する資格をとるもう一つの方法は、マインドフルネスの活動をしている団体による講座を受けることです。株式会社サンカラやまなびやアカデミーが開催しているマインドフルネス講師認定制度を活用して資格を得る方法です。
株式会社サンカラで資格を取る
株式会社サンカラとは、人見ルミさんが代表を務める会社で、マインドフルネスでストレスを解消し自己成長を促して企業の業務効率化を支援しています。そのために株式会社サンカラでは独自にプロ講師を育て、マインドフルネス講師の認定制度を設けています。
まなびやアカデミーで資格を取る
まなびやアカデミーとは、はGoogle社が開発したマインドフルネスと脳科学をベースにしたSIY(Search Inside Yourself)の、日本人初の認定講師である清水ハン栄治さんが属する一般社団法人です。
まなびやアカデミーでは、マインドフルネストレーナー養成講座を開催しています。清水ハン栄治さんによるプログラムでマインドフルネスの理解を深め、ファシリテーション講座を受講します。講座は2日間ですが、日々のトレーニングや事後課題を経て資格が発行されます。
マインドフルネス瞑想やり方を知って実践しよう
マインドフルネス瞑想は、「今ここ」に心を集中させるトレーニングです。「今ここ」に心を集中させるために、参考にしたら良い本や音楽を紹介しました。マインドフルネス瞑想は、「今ここ」に集中するため、ストレスの軽減や集中力があがったりリラックス効果が得られたり免疫力が上がるという効果があります。
あなたも「今ここ」に心を集中させて、自身の能力を向上させましょう。