精神的自立しているか診断できるチェック項目とは?
精神的自立しているか否かを、チェックできる項目があります。このチェック項目に対して、「はい」か「いいえ」で答え、「はい」が多ければ多いほど精神的自立度が高いといえるでしょう。
・自分を信頼している
・自分の失敗を人のせいにしない
・自分の時間を、一人で豊かに過ごせる
・一般常識だけに囚われ、自分や周りの人を判断しない
・自分を大きく見せず、ありのままの姿で生きている
・「こうすべきだ」という断定的な考え方をしない
・問題があった場合、周りの人に相談した後、参考にして自分で決める
・過去や未来に囚われすぎていない
・周りの人と自分を比較しすぎない
男女別精神的自立している人の特徴とは?
精神的自立している男性の特徴
一人暮らしをしている
周りの人に流されない
しかし、精神的自立している男性は、周りの人の意見を否定して自分の意見を伝えることはありません。周りの人の意見も考えた上で、自分の意見を述べるので、周りから孤立するということはないでしょう。
精神的自立している女性の特徴
自分の選択に対する責任感
したがって、その環境が悪いことを周りの人の責任にして、被害者ぶるような行動はしません。
甘え上手である
精神的自立していない女性は、実は甘えることができません。このような女性は、周りの人に優しくして、その見返りとして優しさを求める恩着せがましい人です。したがって、決して上手に甘えているわけではありません。
その点、精神的自立している女性は、周りの人に何かをすることに見返りを求めていません。そして、自分が困っている時には、素直に周りの人に素直に助けを求めます。これが、精神的自立した女性の甘え方です。精神的自立していない女性は、黙っていても助けてくれると思い込んでいるのでこうはいかないでしょう。
恋愛で精神的自立している人の特徴とは?
結婚を焦らない
しかし、精神的自立していない人は、自分の判断基準を持っていない人が多いです。したがって、周りから認められることや相手から必要とされることでしか今の状況を判断することができません。そのため、世間体を気にして結婚を焦る傾向もあります。
自分の力で満足できる
しかし、精神的自立していない人は、周りの人の基準で自分が幸せかどうかを決めています。そのため、自分が満足するためには相手が居なければならない状態となるので、苦しむことが多くなります。
精神的自立している人の定義とは?
自分の未来は自分で決める
簡単に言えば、小さい子供の頃に「野球選手になりたいから、野球の練習を頑張る」やピアノの先生になりたいので、ピアノを習う」というような夢や目標が持てることが、精神的自立と大きく関わっています。
この夢や目標を決めるためには、自分が何をするのが好きで、何をしているときが楽しいかを知らなければできません。これは、自分が価値を何によって見出しているかが判断できているということです。
これこそが、自分の判断基準の第一歩であり、精神的自立の1つの定義となります。
自立であって孤立ではない
そして、精神的自立している人は、周りの人を頼らないわけではありません。自分の判断基準に自信がない場合には、躊躇することなく周りの人を頼ります。しかし、あくまでも頼るのは周りの人の判断基準を聞くだけで、最終的にどうするかを決めるのは自分であることを知っています。
このことから、精神的自立している人の周りには頼りになる人がたくさんおり、決して孤立しておらず、むしろ精神的自立した関係が心地よいのでたくさんの人が集まっているでしょう。
自分の発言に責任を持っている
少し柔らかい表現をすると、小さい頃に「野球選手になりたい」と言った子供が何もしなければ、それは自分の発言に責任を持っていません。野球選手になるために、野球の練習を頑張るとともに、どこの学校へ進学すればもっと野球が上手くなるかを考え、その学校へ進学するための努力をすることが、自分の発言に責任を持っているということです。
このように、自分の発言に責任を持って行動していれば、自分の意思で決めたことですので納得して行動するでしょう。また、そのなかで困難に陥った場合でも、周りの人のせいにせず、自分で解決しようと努力します。この「困難を周りの人のせいにしない」ということ精神的自立の定義の1つです。
精神的自立する方法とはどのようなもの?
まずは自分と向き合う
人への執着を捨てる
そうはいっても、そう簡単にはできないでしょう。このようなときには、起こってしまったあることと、腹立たしい感情を切り離して考えてみましょう。切り離してみると、あることと腹立たしい感情には、因果関係がなく、執着する必要がないものだと悟れます。
一人の時間を楽しむ
精神的自立するということは、潜在意識という名のもう一人の自分を認め、向き合い、喜びや悲しみなどの色々な感情を目をそらさずに感じることです。
年齢別精神的自立している人の特徴とは?
高校生
こうなることで、親によっては子供が離れていく感じがするという人もいるでしょう。しかし、これは当たり前のことで、精神的自立の最終形態は親なしで自分で考えて、自分で歩んでいくことです。高校生の精神的自立は、親と距離が生まれ、その距離が広がっていくことです。
高齢者
こう書いてみると、当たり前のことのように感じますが、社会の中心に身を置いている時にはできた精神的自立が、社会の中心から少し離れ高齢者となるとできなくなる人が急増しています。
自分と向き合い精神的自立を目指そう!
精神的自立するためには、まず自分と向き合い、どのような自分でも受け入れる必要があります。自分と向き合うためには、とても勇気が必要です。その勇気を持って、自分と向き合うことが、精神的自立への第一歩です。
この機会に、精神的自立を目指して、自分と向き合う時間を作ってみませんか。