「もう疲れました」とならないための生き方とは?
ですがどんなに頑張っても、それが叶わない時があるでしょう。必死にもがいて努力したのに頑張りが実らない、周りが分かってくれないなど、心身とも疲弊する状態まで人は行きついてしまいます。
それを知った周りの人にとっては、もう疲れましたと思う前に何とかできなかったのか、と客観的に見る人もいます。なぜ言ってくれなかったのか、と責める人もいるでしょう。
ですが心身とも疲れてしまうまで悩む人は誰かに言って解決するならすでに言っているはずで、言ったところで何の解決にもならないと感じています。
人に相談できない心理とは?
その理由は自分の悩みが相手にうまく伝わらず、的を得ない答えが返ってきたり、良い結論を導くことがない、と思うからです。
また悩んでいる理由が誰にも答えを導き出せることではない、ということです。誰かに言って悩みが良い方向へ進展するのであればすでに自分で解決できているはずです。
また相談をして相手に変に思われないか、くだらない悩みなのではないか、と葛藤することもあります。誰かに相談することでさらに悩みを生むことを懸念してしまいます。
悩みのストレスは話すことで解決できる?
悩めば悩むほどストレスを発散するために誰かと食事へ行ったり、趣味に没頭したり、誰かと話すことで発散できる人もいるでしょう。
また本来の悩みよりもその状況を周囲の人や友人に話しておくと気を使って声掛けしてくれることがあります。自分はこういう人間でこういう状況なのだ、と周囲に理解をしてもらっておくとストレスを軽減できることがあります。
たとえ真の悩みの解決にならなくても、理解をしてくれる人がいるというだけで少し気持ちが落ち着くでしょう。
人は考え過ぎるから疲れる?
悩みがあるといろいろなことを考えます。その考えは今の現状よりも大きくなることがあります。つまり妄想となって大きくなっていきます。
妄想するとさらに悩みは大きく広がりるでしょう。時にはあり得ない方向へ妄想してしまい、それが更なる疲労を感じさせるということがあります。
まずは妄想することをやめてみましょう。無駄な妄想をしては仕方がありません。楽しい妄想であれば頭をリラックスさせることはできますが、悩みの妄想は決して良い結果を招きません。
「疲れました」と思った時の対処法は?
頭で考えると身体も疲れますし、眠れなくなることもあります。悩みは身体を不健康にすることさえあります。悩みむことは心身にダメージを与えます。
疲れました、と思った時の対処法はその原因を解決することが一番ですが、当然解決はできないこともあるでしょう。
身体が体調不良であると考えることを人は止めてしまいます。その時はそのまま休んでください。考えることを止めてください。たとえ数分でも思考を停止してみましょう。
婚活で疲れたときの対処法とは?
もう婚活に疲れました、と思う時は一度婚活をやめてみてください。婚活している人はある程度の相手への理想を持っています。つまり条件が合わないと自分の理想へ近づけないため、理想の人とは巡り合うことが難しいです。
さらに婚活をしているときはたくさんの人と会うことになるので、理想のすべてを兼ね備えた人というのは居ないため、探すことに疲れてしまいます。
理想と現実の差に愕然としてしまうことも婚活に疲れてしまう原因です。まずは婚活から少し遠ざかってみましょう。それまでの婚活を振り返ることは婚活を再開できる準備期間となります。
介護に疲れたときの対処法とは?
介護をしている人はふと我に返るとき、非常に落ち込むことがあります。自分ばかりなぜこんな目に合うのだろう、周りは誰も分かってくれない、周囲の人は楽しく生きているのに自分はどうだろう、人生楽しくない、などです。
介護はもう疲れました、と涙さえ出ない状態まで追い込まれます。その時は周りに頼ってください。誰かに頼るべきです。介護は決して一人で抱え込むことをしてはいけません。
もし介護に疲れました、と自分の人生に未来を見出せなくなったときは、今の時間を無駄にしないことを考えましょう。
離婚話で疲れたときの対処法とは?
離婚をすることは簡単なことではありません。子供がいれば親権や養育権の話し合いが必要ですし、財産分与や養育費など、いろいろな問題を解決しなければいけません。
離婚で疲れました、とお互い限界が来たときは、一度距離を取ってみましょう。別居することも方法の一つですし、また子供や親族を交え話してみましょう。
離婚は夫婦がすることですが、たくさんの人を巻き込むことになります。周りに離婚経験者がいる場合は話を聞いてみましょう。解決策が見いだせることができることがあります。まずは二人で抱え込まず、客観的に見ることで解決することもあります。
仕事に疲れてしまったときの対処法とは?
仕事に疲れました、と思うことは誰でも一度はあることでしょう。疲れる理由は人それぞれですが、仕事量が多いか少ないかということは疲れる理由の一番ではありません。むしろ仕事の内容が問題で、仕事量が多くても中身がない内容の作業は苦痛になります。
かと言ってさほど忙しくない仕事であっても、充実していなければ仕事に対する不満は出ます。仕事に疲れました、と思った時は気持ちの変化をさせる必要があります。
さらに充実させた仕事をしたい場合は転職が一番よい方法ですが、それが難しい時は生きていく手段が仕事である、と思い込むことも方法です。
休んで回復できる疲れであれば思い切って休暇を取りましょう。自分にしかできない、と思うことは意外と皆無なことです。
子育てに「疲れました」と思った時の対処法とは?
最近はイクメンとして男性が積極的に育児に参加する時代になりましたが、それでもなお子育ては女性がして当然、という風習もあります。
今はシングルマザーも多くなってきたのも、子育てが孤独なものになる時代背景として見えてきました。そんな中で、子育てに疲れました、と子育てが辛いものになってくることがあります。
その一つの原因として、誰にも頼れないということがあります。最近は隣近所との付き合いはほとんどなくなり、家族ぐるみ、町ぐるみの子育てはなくなってしまいました。うまく人との関わりができなくなってきたと言えるでしょう。
不登校の子に疲れたときの対処法とは?
子供が不登校になる原因は多感な年齢であるためいろいろとあります。無理に学校へ行かせることばかりを考えてしまいます。ですがそれは誤りであり、無理に行かせる必要はありません。
自分の子供が不登校である、という社会生活に反する子供に対して恥ずかしい思い、また親としての責任を感じ自分を追い込んでしまうことになってしまいます。
今の時代は子育ての悩みを相談できる場があります。身近なところはSNSを利用したり、自治体や電話での相談窓口があります。子育てから逃げて悩みから解放されるより、子供の悩みを一つずつ解決して疲れから開放されましょう。
中学校受験の子に疲れたときの対処法とは?
親として子供が受験勉強をしているとバックアップする日々が続きます。そうしているうちに、子供よりも親のほうが受験に対する思いが強くなり、より受験に対して熱が入ります。
ですが受験勉強は思うように進まないこともあります。勉強しているのは子供であり、たまに息抜きもしたくなるでしょう。それを良しとしない親にとって危機感を感じてしまいます。
そのような時は親として一緒に休んでみましょう。子供がモチベーションを保つことは親のモチベーションを保つことと同じことです。親が疲れてしまっては子も同じく感じています。うまく休むことも受験勉強の一つです。
反抗期の子に疲れた時の対処法とは?
反抗期の子育てには、疲れました、と思うことが多いでしょう。親としての限界を感じる場面も出てくるでしょう。特に母親にとって体当たりされる反抗期にはお手上げ状態となってしまいます。
もう疲れました、となってしまった時は、自分も子供から離れる時期だ、と思うのも方法です。子供の反抗期は親離れの第一段階であると言えます。段階を踏んで大人になっていくのが子供です。
反抗期はその時期が来た、と思うと良いでしょう。もちろん子供は親の愛情を試しています。ですが親が疲れました、という態度でいると子供は失望します。親も子供とうまく距離を少しずつ取っていきましょう。
人間関係に「疲れました」と思ったら?
人が生きている以上は人間関係に疲れました、という気持ちに必ずなります。そして自分の心を揺るがす人間は常に存在します。
もし人間関係に疲れました、と思う人はとても周りを気にする人です。仕事の人間関係、ご近所との人間関係、友人関係、恋愛関係、いろいろな人間関係をどこを向いても良好な関係を築きたい、と願っています。
それをまずはやめてみましょう。気にして良好な関係を築いても本来の信頼関係にはつながりません。かりそめの関係は所詮長続きはしません。それよりも自分の本来の姿を周りに示してください。本当に信じられる人だけが残るはずです。
悩んでばかりいると人は離れていく?
その反面、ポジティブ体質の人もいます。何事も悩んでもしょうがない、前向きに進むことで問題は解決できるだろう、と人生を楽しんでいます。
この両者を目の前にすると当然ポジティブの人と仲良くなりたいと誰もが思うでしょう。また、ポジティブの人がたまに落ち込んで、疲れました、となっているとより助けてあげたくなります。
ネガティブは連鎖します。自ら疲れを背負ってしまうのは良くありませんし、周りの雰囲気も悪くします。常に疲れている人に人は近づいてはきません。
急にポジティブになるということは難しいですが、疲れから開放されるために少しずつ自分を変えていきましょう。
疲れました、を口に出してみては?
人が疲れる場面はいろいろあります。疲れるまで頑張り、努力し、良い方向へ向かうように必死になります。限界を感じるまで頑張った先に良い結果が見えると疲れは吹き飛ぶでしょう。
ですが頑張っても実らないことがあります。その時はより疲労感を感じ、自分の無力さに打ちひしがれ、悲しくなります。
そういう時は、疲れました、と言ってください。また泣くこともストレス発散のために必要なことです。人は自分自身で回復できる機能を持っています。ぜひ自分の回復力を信じ、前へ進んでいきましょう。