本当の友達の特徴
本当の友達とはどういう関係のことを言うのか、はっきりと区別をつけることはできるでしょうか。
一緒にご飯を食べたり遊んだりお話をするだけが友達ではありません。本当の友達の特徴について詳しく掘り下げてみていきましょう。
沈黙が苦にならない
気まずい、一刻も早くこの沈黙から抜け出したいと感じたお相手の方との関係は「本当の友達」までの関係が築けていないことが多いです。
本当の友達と一緒にいるときは沈黙の時間の流れ方は非常に穏やかで何も感じません。これは本当の友達である一番の特徴であるといえます。
無理に話さなくてもお互いのことを理解していれば苦にならずに過ごすことができるということです。
逆にずっと話続けているという関係の友達とは、お互いに沈黙になった時の自信がないためになんとか話を続けようと頑張っているので気疲れしてしまいます。
相手と同じ価値観、考え方である
自分の価値観や考え方を提示し、さらに主張をしたうえで相手もほとんど同じような考え方を持っているということが重要です。相手に合わせることで友達になれるという考え方は、たとえ友達になれたとしてもうわべだけの友達ごっこにすぎません。
相手と共感できることが多ければ多いほど本当の友達であるというのが一つの特徴です。
本音を言い合える・甘えることができる
ですが本当の友達であれば、今困っていること、不安なことも相談することができますし、泣きたいときや励ましてほしい時などに友達に甘えることもできます。
相手を本気で信頼しているという証でもありますし、心を許した本当の友達は親や兄弟よりも絆が強くなることもあります。
久々に再会しても素の自分でいられる
本当の友達であるとこの気まずさを感じることはまずないでしょう。離れていても近くても、本当の友達であれば心の距離は関係ありません。久々に会ったとしても話が弾み、ずっと笑いながら楽しく話せる、そんな存在は本当の友達といえるでしょう。
本当の友達か診断できるチェック項目
次に本当の友達かどうかというのを診断できるチェック項目についてみていきます。難しい診断項目はないので、自分の友達との関係と照らし合わせながら読み進めていくと、本当の友達かどうかの判断ができます。
忙しくても時間を割いてくれるか
仕事で忙しい、という理由は社会人になると当たり前です。学生の頃よりプライベートで割ける時間帯は限られています。その中でも、「〇時から〇分だけなら大丈夫」「仕事が終わる〇時からなら」と少しでも相手が自分のために時間を割いてくれるのであれば本当の友達である確率は高くなります。
仕事で忙しいからまた今度という返事でなかなか会ってくれないという人は、残念ながら本当の友達という関係まで至っていない可能性があります。
何も言わなくても気にかけてくれる
うわべだけの友達関係の仲は、自分の置かれている状況が安定すればいい、友達がいればとりあえずさみしい人だという印象を持たれないといった見た目を重視しているので相手のことまで気に掛ける余裕がありません。
それに対し、本当の友達は困っていること、不安なこと、何を考えているのかを何も言わなくても分かり合えることができます。
自分で発信しなくても悟ってくれていつもそばにいてくれる、そんな優しい存在が近くにいたら本当の友達の関係以上です。
相手の「好きなこと」を把握している
好きな食べ物、好きな芸能人、好きなアイドル、好きな色などを熟知していることこそが本当の友達といえるのではないでしょうか。
本当の友達じゃないかもと思う瞬間
形だけの友達と、本当の友達の線引きはとても難しいです。自分が想像していた行動と相手がとった行動が大幅に異なっていた時に考えてしまうのが「本当の友達かどうか」です。
本当の友達じゃないかもと感じてしまう瞬間についていくつか紹介していきます。
ドタキャンされたとき
そして、大事な約束をドタキャンしたにもかかわらず反省の色が見られないのも、本当の友達ではないという確信へ迫る行動になります。
約束のために日程を調節してその日を楽しみにしていた友達のことを考えたらドタキャンはしないという考え方が普通でしょう。
ほとんどが嘘で固めらていた
自分が知っていた相手の情報がその場で作られた嘘であると知った時には「本当の友達ではない」と感じてしまいます。
うわべだけの関係で嘘をついてしまうことがあったとしても本当の友達になるためには嘘は厳禁です。
嫉妬心が強い
学生であればテストの成績や男子からのモテる数などを競うように嫉妬心をぶつけてくる人もいますし、社会人ですと子供が先に産まれた、良い家庭に嫁いだなどの自慢話がエスカレートしたものをいいます。
それらに嫉妬してしまい、普段やらないことで相手を蹴落としてしまう行動を目の当たりにしたとき、本当の友達でないのかという疑問が強くなります。
本当の友達が欲しい人に作り方
本当の友達が周りにいなくて悩んでいる、今からでも本当の友達を作りたいと考えている人のために、本当の友達の作り方をご紹介します。
相手に合わせるという発想はしない
相手に合わせることに慣れてしまうこともありますし、その環境に落ち着いても心から許せて一番に分かり合える存在になる可能性は低いです。沈黙を気にするような仲を無理やり続けていると疲れ果て、友達でいること事態に疲労がたまっていきます。
相手に合わせるというのはとても大変なことです。本当の友達を作りたいのであれば、巣の自分を出せる相手をゆっくり焦らず見つけることです。
好きな趣味を広げる
例えば、同じ趣味を持った人の集まりやサークルに所属してみる、SNSを通して同じ趣味の人とつながってみる、自分はこういった趣味を持っているということをどんどん周りにアピールしてみる、などです。
相手も本当に気が合う友達を探している最中ということもあり得ますし、どういう人かわからずに声をかけにくい場合もあります。ですので自分からこんな趣味を持っているということを発信することから始めましょう。
近くに同じ趣味を持った人がいることもあります。まずは素の自分で楽しめる会話ができる相手を探すところから始めてみてもいいのではと感じます。
思い切って本音でぶつかる
本音でぶつかり離れていく人は自分とは合わない人と踏ん切りをつけて、また新たな出会いを探せばいいだけです。
友達ごっこは時間がただ過ぎていくだけで絆が深くなるわけではありません。本当の友達を見つけたいのであれば、つるむ仲間も自分で判断しましょう。
本当の友達に関する名言
エルバード・ハーバード
嫌なところを知って離れていくならば素のあなたを好きでない証拠と言えるでしょう。ただの友達ごっこにすぎないということです。
友人とは、あなたについてすべてのことを知っていて、 それにもかかわらずあなたを好んでいる人のことである。
ウィリアム・シェイクスピア
悲しく辛い状況をいち早く察し、分かち合い、和らげてくれる友達がいるのといないのではその後の心境も大きく違うでしょう。悲しみも半分背負ってくれる、そんな人が本当の友達だということです。
人々は悲しみを分かち合ってくれる友達さえいれば、 悲しみを和らげられる。
本当の友達に関する本
「本当の友達」
友達ごっこと本当の友達の違いを知ることができます。
大人も知らない「本当の友だち」のつくり方
大人でも読み進めることができる本なので広い世代に親しみやすいです。
もっと早く読んでいれば、私の人生、もうちょっと違ったかもしれません。
と、思えるくらい、良い本でした。(^^ゞ
本当の友達に関する詩
自分の周りにはうわべだけの友だちしかいないのではという不安を持つこともあります。
今回ご紹介する本当の友だちに関する詩はとても深く、考えれば考えるほど答えは出ないような詩です。ですが、本当の友だちは何かを考えさせられる機会を与えてくれます。
谷川俊太郎
ですが、人間必ず自分のことが一番大切で一番愛おしい、自分さえよければ他は関係ないという野性的で自己中心的な感情を持っているということを否定することはできないということを追及している詩です。うわべだけの友だちが見せることの多い感情であります。
本当の友だちとはどういう人のことをいうのか、改めて向き合うことのできる詩になります。
人間として尊敬してる
つきあってて嫌なことはひとつもない
好きな歌だって似てる でも
ハモる気になれない
本当の友達ができない・いない理由
なにが原因なのか、もう一度自分の状況と重ね合わせてみていくと解決策を見つけることができるのではないでしょうか。
自分で壁を作ってしまっている
そういった人は自分自身で壁を作り、相手が自分の懐に入ってくる隙を作らないようにしていることがあります。これでは相手があなたとの関係を深めようとしていても気づくことができず友達が離れていってしまいます。
本当の友達を持ちたいのであれば友達というハードルを親しみやすいレベルまで下げる必要があります。
自分優先で物事を考える
相手のことを思いやらず自分さえよければいいという考えを持っていると、うわべだけの友達を作ることさえ難しくなります。
自己チューを迎え入れてくれる友達は実際そこまで多くはないでしょう。途中で嫌気がさし相手から離れていく前に自分の行動や発言を見直してみることも大切です。
本当の友達かわからない時の見分けるポイント
陰口ではなく直接注意
本当にその友達とつながりたい、今後も付き合っていきたいというのであれば不満な点や、やめてほしいなどの指摘点はしっかり相手に直接伝えて直してもらおうという行動にでます。
仲良くするフリは簡単ですが、深い中を築くのはとても難しいことです。
秘密は必ず死守する
本当に信用していた友達に限ってそういったことがあるととてもショックも強く、信用性も低くなります。
ですが、本当の友達は相手との間の秘密は必ず守ります。誰にも公言せず、二人しか知らない話として大切にしてくれます。
本当の友達あるある
本当に困った時に見捨てない
本当のピンチに陥った時にこそ助け合えるのが本当の友達の条件です。
自分のすべてを出し合える存在
友達同士のルールなんて存在しない
状況に応じて規定にはまった慰め方でない方法で励ましあったり、時には大きく口喧嘩もしますが相手を思いやってのことであるとお互い確信しているので喧嘩の期間も長引くことはなかったりします。
お互いの性格やタイプを分かり合ったうえで良い関係を築くための方法を知っています。
本当の友達はかけがえのない存在
困った時に支えあっていける、そんな存在ができたのであれば一番に思いやり大切にしていきましょう。