自己分析ってなに?
自己分析をしたことがない人は、一度自分に真向から向き合ってみることをおすすすめします。自分自身をよく知って今後の人生に役立てましょう。
自己分析のやり方は?
特に就職活動においては自己分析は重要です。自己分析がしっかりできていなければ内定を取るのは難しいと言っても過言ではありません。正しい自己分析のやり方を身に付けましょう。
過去の経験を振り返る
「こんなの大したことじゃないし」などと謙遜する必要はありません。誰かに提出するものではありませんので遠慮は不要です。思いつくままにどんどん箇条書きにしていってください。
なぜこのような作業をするのかというと、あなたが過去に頑張ったことや打ち込んだことには、あなたの性格や適性を知る上でのヒントが豊富に含まれているからです。あなたの過去にはあなたのすべてが詰まっていると考えても良いでしょう。
過去の経験を掘り下げる
では次にその「頑張った経験を掘り下げる」という作業に入りましょう。あなたの経験の一つ一つに対して以下のことを考えてみてください。
・そもそもなぜそれをしようと思ったのか
・それを頑張れた理由はなにか
・それをしている時大変だったことはなにか
・それをどうやって解決しようとしたか
・それから学んだこと、得たことはなにか
これらのポイントをしっかりと分析することで、あなたのやりたいことや長所を知る手がかりとなるでしょう。
自分の長所を探し出す
例えば「わたしはいつもみんなをまとめる役割をしてきたな」と感じれば、あなたの長所は「リーダーシップ」だと言えるでしょう。また「何度失敗してもあきらめなかった」であれば「粘り強さ」や「忍耐力」、「集団で何かをやり遂げることが多く、喜びを感じた」であれば「協調性」の高さが長所だと考えられます。
このようにあなたの長所にピッタリな言葉を当てはめてみてください。
モチベーションの源を見つける
過去を振り返りそれを掘り下げ、さらにあなたの長所を見つけ出せば、あなたがどんなことに興味を持ち、どんな状況下において力が発揮できるかが自然と見えてくるでしょう。それがあなたのモチベーションの源です。
就職活動中の身であれば、あなたのモチベーションが活かされる会社を選ぶようにしてください。それが志望理由となり、また自己PRとなります。例えば、一人でもくもくと作業することに喜びと達成感を感じる人が、チームワークを求められる職種では輝くことはできないでしょう。あなたらしくいられる居場所を探すべきです。
自己分析に関する本をご紹介
就活に
就活必修! 1週間でできる自己分析2019
「自己分析しなきゃ」と頭では考えながらも「時間がかかるから面倒くさい」「なにから始めて良いか分からない」と、その一歩がなかなか踏み出せない就活生に一冊です。本書を使えば、一週間であなたはあなた自身のことを深く知ることができるでしょう。
人生に
My Life
本書には254個の質問が掲載されています。「あなたの名前は何ですか」から始まり「好きなこと」「モットー」「治したい癖」さらに「動物にたとえると何か」などのユーモアある質問も多く、楽しんで答えていくことができるでしょう。
中には本人にとって辛い質問もあります。思い出したくない過去に触れなくてはならないこともあるでしょう。そんな時はとりあえず飛ばしてください。答えられる日が自然と来るのを待てばOKです。半年かかっても一年かかっても問題ありません。
全ての質問に答えられた時、本当の自分に巡り会えるでしょう。そして人生が輝き出します。
日頃自分が心のふたをしてる所に光をあてられます。意外だったり、見たく無かったりする自分。ちょっと勇気を出して質問に本音で答えると何かが見えそう
自己分析の診断方法は?
ただし一回だけではしっくりこないこともあります。何度も書きなおし修正しているうちに、自分という人間を表すのにピッタリな言葉が見つかるようになります。
自己分析シートは自分で作っても良いですが、インターネット上には既に作成されたものがたくさんあるので、それを利用すれば良いでしょう。以下のサイトにある自己分析シートは無料でダウンロードが可能です。分かりやすく作られていますので、ぜひ活用してみてください。
自己分析のテストができるサイトはどれ?
カウンセリングやビジネスシーンでも多く採用されているテストですからその信頼度は高く、自己分析したい人にとって大きな力となるでしょう。ぜひ一度チャレンジしてみてください。
無料サンプル版は以下のサイトにあります。まずは手始めに活用してみましょう。
自己分析にツールはこれ
利用には「Offer Box」への登録が必要ですが、登録料は無料なので気軽にチャレンジしてみてください。
自己分析をするノートの書き方って?
まずはノートを一冊準備します。どんなノートでも構いません。新品ならそれでOKです。自己分析ノートを作成するにあたって、まずは自分史を作りましょう。生まれてきた日から今日までのことを洗いざらい書き出してみます。自分史の書き方については次の項目でご紹介します。
次にマインドマップを作成しましょう。マインドマップは思想を視覚化したもので、テーマを一つ決め思い浮かぶ関連ワードを繋ぎ合わせていきます。
自分史、マインドマップが作成できたら、それらを参考に自分という人間を深堀していきましょう。過去の経験を掘り起こし、その経験に対して「なぜそうなったか」「どうしてそう考えたのか」を問いただしていけば、自ずと自分という人間が見えてくるでしょう。
マインドマップの書き方は以下のサイトを参考にしてください。
自己分析に自分史の作り方をご紹介
まずは自己分析ノートを開いてフォーマットを作りましょう。「幼少期」「小学生」「中学生」「高校生」「大学生」と割り振り、そこに「勉強」「人間関係」「打ち込んだこと」「夢」「趣味」など当時のことを思い出し、カテゴリーごとにそれぞれに記入してきます。
書き方は箇条書きが良いでしょう。あまり深く考えず思いつくままに書くのがポイントです。書き上がったりさらに深堀していきます。「なぜそう決めたのか」「なにがそうさせたのか」「きっかけはなにか」「その時どう感じたか」などと自分の過去の問いかけてみましょう。
それらを繰り返していくと次第に自分という人間の本質が見えてきます。最後に家族や友人に確認してもらえばより確固たる分析となるでしょう。
自己分析って大事
就活生もそうでない人も、一度徹底的に自分と向き合ってみてください。一生の付き合いとなる「自分」のことをよく知ることは、より充実した人生を送る手助けとなるでしょう。