上昇志向がない人ってどんな人?
特徴1「今に満足している」
現状を変えてしまうのが怖い、という可能性も考えられるので「現実逃避している」と言ってもいいでしょう。
特徴2「新しいことを行いたくない」
何か新しいことを行うためには、たくさんのエネルギーが必要です。そのエネルギーを使うのも面倒くさいと感じてしまう人は、上昇志向がないと言えるでしょう。
特徴3「他人の悪いところばかり探してしまう」
失敗を他人のせいにしてしまうということは、すでに向上心がなくなっている証拠です。上を目指さず、現状維持または下ばかり見ていることが原因です。
上昇志向がない人を全体的にまとめると
上昇志向がない人は卑屈になってしまったり、上昇志向がある人に対して嫌な気持ちを持ってしまう場合があります。そんな人は人間的にも魅力を感じません。上昇志向はあったほうがいいでしょう。
上昇志向に関する本をご紹介
「上昇思考幸せを感じるために大切なこと」
大学までぱっとしなかった長友選手が、日本代表にどうやってなったのかなど詳しく書かれています。サッカーでの裏話などが書かれているのではなく、どうすれば人生をよりよくできるのか、前向きに生きるためにはどうすればいいのかなどを気づかせてくれる内容になっています。
「どんなに辛いことがあっても、物事を前向きにポジティブに考えることで、人生を大きく変えることができる。」ということをこの本は教えてくれます。
ネガティブ思考をやめて、ポジティブな思考を持つことで何が変わるのか、人生において大切なことを教えてくれる本です。サッカーをやっていなくても、自分の人生に取り入れたくなるような内容が盛りだくさんです。
ほインテルというビッククラブであれだけチームメイトに馴染み、自信あふれるプレーができるのはこの本にある考え方が根底にあるのだと納得しました。家族をはじめ、サポーターやチームメイト、学生時代の恩師など常に感謝の気持ちを忘れない謙虚さや、どんなプレッシャーがあってもポジティブにとらえ、前向きに取り組む姿勢には関心させられます。まだ20代なのにこれだけのことを語れるのは、相当、努力したり、苦労してきたからだろうなと思います。1人の人としてますます長友を応援したくなりました。ファンでなくとも読み応えのある1冊です。よくあるサッカー選手が書いた著書というよりは、自己啓発的な1冊です。ちょっと気持ちが疲れてしまった時、落ち込んだ時、ネガティブ志向になっているときは読み返したりしています。友人が落ち込んだりしている時はこの本を貸してあげることもあります。テーマごとになっているので読みやすいです。
上昇志向の類語をご紹介
上昇志向にはたくさんの類語が存在しています。見ていきましょう。
・高みを目指す
・常に上を目指す
・チャレンジ精神
・モチベーションが高い
・やる気満々
・意気込んでいる
上昇志向にはこれだけたくさんの類語があります。上昇志向という言葉に違和感があるときは、これらを参考にして言い換えてみましょう。
仕事で上昇志向を保つための方法
何事にも一生懸命に行う
この時、ただ淡々と仕事をこなすだけではいけません。「どうすればもっと良い企画になるのか」「どうすればこれ以上の成功を収められるのか」をいうことを考えましょう。このように、何か自分にとってプラスになるようなことを考えながら仕事をすると、ネガティブな考えなは起こりにくくなるでしょう。一生懸命、夢中になることがポイントです。
過去にこだわらないで!
人間はどうしても起こられたことや、嫌なことを思い出して落ち込んでしまいますが、そういった嫌なことをずっと考えていると、気分もやる気も上がりません。何事にも前向きに行動するためには「気持ち」を高めることが大切です。
上昇志向が高い人は、未来をしっかり考え過去を振り返らない性格の人が多いです。どうしても、うじうじ考えてしまうことはありますが、1日中うじうじしたら次の日は考えないようにしましょう。モチベーション維持のためにも、気持ちを高めていきましょう。
人が見ていなくても努力をする
人が見ているときだけ一生懸命にしたほうが周りから評価されやすいと思うでしょう。しかし見ていないときに努力してこそ、「嘘偽りない」行動がとれるようになります。
「あの人が見ているからやろう」と考えながら一生懸命仕事をしていると、いつしか嘘っぽい行動に見えてきます。人が見ていないときに努力をして、自分の武器にしましょう。小さなことの積み重ねが自分を成長させてくれます。
上昇志向と向上心の違いとは
上昇志向の意味は?
向上心の意味は?
上昇志向と向上心を比べると…!
上昇志向は、「自分の生活をあげたい、地位を高くしたい」という気持ちが強いのですが、向上心は「自分のスキルをレベルアップしたい」ということでしょう。このように、この二つは少しニュアンスが違います。
簡単に説明すると、上昇志向は「他人を押しのけて上に上がりたい」、向上心は「自分が努力して自分の中で上に上がっていく」ということです。どちらも自分をランクアップさせるといった意味では、ほぼ同じですが内容が違っています。
どちらのほうが良いといったことは言えませんが、どちらも自分の人生を明るく楽しくするものでしょう。
上昇志向が強いことのメリット・デメリット
メリット
出世してお金持ちになる可能性も高いでしょう。上昇志向が高い人は、仕事面だけでなくプライベートでも手を抜きません。例えば「外見に自信をつけたい」と思ったら、ジムへ通ったり美容室へ行ったりして自分が納得するまで自分磨きを行います。
このように、上昇志向が高い人は人生の成功者になりやすくなります。
デメリット
自分の成長のために時間を惜しみませんので、既婚者の場合家族を無視して自分の成長に時間を費やしてしまう場合があります。そして一つのことに集中してしまい、周りが見えなくなってしまう傾向があるので離婚になってしまう可能性があります。
仕事に夢中になることはいいことですが、夢中になり過ぎてしまうといつしか周りの友人・恋人などが離れてしまうでしょう。孤独に陥りやすくなるのが最大のデメリットです。
何事にもほどほどが大切です。仕事、家庭、友人、自分磨きなどに対して、一つのことに集中しないようにすることがポイントです。
上昇志向は自己PRで使えるの?
上昇志向が高いという言葉を使いにくいと感じたら、「チャレンジ精神」や「積極的」「行動的」といったような言葉に言い換えてみましょう。「私は上昇志向があります」といった言葉であれば、「私は行動力があります」と言い換えることはできるでしょう。
自己PRは、いかに自分をうまく伝えられるかがポイントです。上昇志向そのものはPRとして使えるので、うまく伝えられるように練習しておきましょう。
上昇志向を高めて出世しよう
上昇志向がない人は卑屈になっている方が多いですが、上昇志向がある人は人間的な魅力を感じます。上昇志向をあげるためにも、まずはこの記事を読んで少しずつ自分を変えてみましょう。仕事もプライベートも充実するでしょう。
自分の生活をあげるためにも、上昇志向を高めるような生活をしてみましょう。自分を成長させるということは、人生の中でとても大切なことです。辛い状況が来ても、乗り越えられるような自分を作ることができます。