男みたいな女とは?
彼女はどうして男みたいに振る舞っているのでしょうか。心の中も男なのでしょうか。いつからそんな風になったのでしょうか。男みたいに振る舞うことで、どんないいことがあるのでしょうか。
男みたいな女たちとその心理についてご紹介します。
男みたいな女の特徴・性格
まず最初に言えることは、見た目が男らしいです。そして彼女たちは男のように扱われることを好みます。レディーファースト的に荷物を持ってあげたり、コートを着せかけてあげたりということには、気恥ずかしさを感じます。
彼女たちに対してはざっくばらんに男っぽく扱われるほうが気持ちが楽に感じることが多いと言えます。しかし反面、自分が男みたいだだということに、コンプレックスを持っている場合もあります。自分からはそんな恥ずかしいことは言えないけれど、内心では女性として見てほしいと願っている人も存在します。
男みたいな女の名前
男みたいな女の名前にはどういったものがあるのでしょうか。
男みたいな女は戸籍上の名前はともかく、自分で好きな名前を選べるときには本人も男女どちらでも通用するような名前を好むことが多いです。「ヒロミ」や「カズミ」「ヒカル」など、男女どちらについけてもおかしくない名前はたくさんあります。
またヒロミにしても、広美よりは広実や博己など男っぽい感じを当てたり、ヒロと名乗ったりすることもあります。
男みたいな女の見た目
髪型はショートまたはベリーショート
顔はメイクなしで
どうせ自分なんかがメイクしても男みたいだから、とフルメイクに挑戦することを諦めている人も多いと言えます。メイクは回数をこなすことで上達します。その機会のない彼女たちはやはり化粧をしてもどこかちぐはぐな印象です。
彼女たちの顔はもともとのルックスが男らしいというわけではありません。女らしくみせる技術を身につけないまま成長してしまったという印象です。
服装はもちろんボーイッシュ
花柄よりは無地をえらび、ピンクや水色などのパステル調のものよりは、黒や茶色などシックな色を好みます。また迷彩柄も男みたいな女に選ばれることの多い柄です。
足元もパンプスよりはスニーカーなどユニセックスなものを選びます。そのセレクトのチョイスをみたら、男になろうとしているのではないかと思うほどです。
言葉遣いや仕草
またしぐさも歩幅を大股にしたり、重いものを持とうとしたり、男っぽく振る舞います。中にはトレーニングに励んで、マッチョになろうとする女たちもいます。
また男みたいな女は、自分のことを呼ぶ一人称に俺とか僕を好むことがあります。もちろん私という呼び方もしますが、基本的には男女どちらでも使える一人称を選びます。
男みたいな女の心理
両親が女の子ではなく、本当は男の子を望んでいた場合、生まれてきた女の子は両親の感情を読み取って男の子になろうとして頑張ってしまいます。子供は両親に愛されようとして必死です。
また男の子を望んでいるわけではなくとも、厳格な家庭で子供の「性」の部分を封印しようとすると、女の部分を出さないように気を付けます。女の子が少しおませになってきた年頃に養育者がそのそぶりを嫌っていると感じ取ると、子供は自分の中の「女性」が親から嫌われてしまうことを察します。その結果、男みたいに振る舞うことを選択するようになります。
男みたいな女はモテないのか
中にはボーイッシュな人が好きだという男性もいますが、あくまで「ボーイッシュな女性」が好きなのであって、ボーイッシュに振る舞う中に見える女性の部分に心惹かれます。ボーイッシュな女性ではなく、男みたいな女になってしまうのは、モテ要素から遠ざかってしまいます。
恋愛対象に見られにくい
しかし男みたいな女はそれらのファッションを遠ざける傾向にあります。内面を見てもらう前に外見だけで恋愛対象外にされてしまいがちです。「人間としてはいいやつなんだけど、恋愛対象としては見られないんだよなぁ」と言われてしまう経験をする人は多いでしょう。その結果、男みたいな女たちは男性や恋愛に対して消極的になってしまう傾向があります。
でも本心は?
男みたいな女たちは、自分にかけられた呪いを解いてくれる王子様を待ちわびているプリンセスに例えることができます。
本当は男の子が欲しかった、この子が男の子だったらよかったのに、という親の期待に応えるように彼女は精一杯男らしく頑張ってきました。これは一つの呪いだということができます。
プリンセスは王子様のキスで呪いが解けます。男みたいな女だ、と最初から敬遠することなく彼女の本来の女性らしさを開放してくれる王子様を心の底では待ちわびています。
男みたいな女を落とす方法
なかなか恋愛対象として見られないような彼女たちですので、実は恋愛には奥手なタイプが多く存在します。男みたいな女を口説いても、どうせ無駄だろうとは思わずに一般的な女性にするように丁寧に扱ってください。
恋愛慣れしていない彼女たちは、口説かれたら戸惑うでしょう。どうしたらいいかわからずに、軽口を叩いて茶化してしまうこともあります。しかしこれは照れ隠しです。
男みたいな女を口説くのは、拒否されるリスクを思えば男性としては勇気がいることです。しかし、彼女たちは自分を女性として扱ってくれる男性に好意を持ちます。
心の性は男というケースは別
それが悪いとうわけではありませんが、心の性が男性である場合はいくら男性が口説いても徒労に終わります。彼女というか、彼にとって、男性は恋愛対象外ですから仕方ありません。
男みたいな女のすべてが心の性が男であるというわけではありません。本当はずっと自分を女性らしく存在させてくれる王子様を待っているプリンセスである可能性もあります。どうやって見極めたら良いのでしょうか。
どこで見極めたら良いの?
さりげなく、好みのタイプってどんな人なのかを尋ねてみるのは良い方法です。「強い人」とか「イケメン」とかが返ってきたら、彼女は王子様を待っている眠れるプリンセスの可能性が高いです。
「優しい人」とか「家庭的な人」というのは、女性をパートナーに選ぶ前提になっている可能性があります。「彼氏はいるの」という質問と「恋人はいるの」という質問は答えが変わります。
彼女が嘘をつかない人間であれば、慎重に言葉を選ぶでしょう。言葉の真意をくみ取ってください。
そのままでいい!
男みたいな女に見えるからと言って、男のような扱いをするのはできません。レディとして扱って下さい。最初は違和感があるでしょうが、恋をして大好きな男性に女性として大切にされることで彼女は徐々に女性らしさを取り戻します。
彼女に女性らしくあってほしいのであれば、無理矢理に彼女を変えようとするのではなく、そのままの彼女を愛することです。そのままの自分で良いのだ、と安心することができたら、彼女は安心して女性でいることができます。