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相見積もりをとる際のルール・断り方・例文・注意点|メール

Author nopic iconベアー1213
ビジネスマナー / 2018年05月17日
相見積もりをとる際のルール・断り方・例文・注意点|メール

相見積もりってなに?

相見積もりをとる際のルール・断り方・例文・注意点|メール

相見積もりとは、商品を購入したり工事を行うときに、同じ条件で複数の業者から見積もりをとることを言います。相見積もりのことを略して「あいみつ」と言うこともあります。相見積もりをとることで、より費用や見積もり条件の良い業者を選ぶことができるメリットがあります。

例えば新しい冷蔵庫を購入するとき、1つの店舗で即決せず、購入価格やポイントの還元率などを考慮しながら複数の店舗を回ります。そして店舗で店員に価格交渉をしながら最終的に最も条件の良い店舗でテレビを購入した経験がある人は多いでしょう。この行動も相見積もりと言えます。

相見積もりをとる際のルールが知りたい!

相見積もりをとるときにはルールがあります。ルール違反をして相見積もりをとってしまうと、あなたの信用を無くし、今後また相見積もりをとる機会が生じたときに、引き受けてくれる業者が無くなってしまう可能性があります。

あなたが利益を得るために相見積もりをとることで、結果として不利益やトラブルを生じることにならないよう、相見積もりをとるときのルールをこれからご紹介します。

相手に相見積もりをとっていることを伝えよう

「複数の業者から見積もりをとることは失礼ではないか」と考えてしまいがちですが、そんなことはありません。相見積もりをとっていることは相手に必ず伝えましょう。

相見積もりをとっていると伝えないと、相手は見積もり内容の微調整が生じることは想定できても、あなたが他の業者に依頼することになるとは想定できません。見積もりが出されてから他の業者に依頼する結果になったとき、相手は「だまされた」と感じる可能性もあります。結果、あなたの信用を失うことに繋がります。

相見積もりをとっていることを伝えることで、その業者が信用できるか見極める手段にもなります。仕事に自信やプライドを持っている業者であれば、相見積もりであろうと適正な価格で堂々と見積もりを出してくるはずです。

絶対条件を具体的に伝えよう

相見積もりをとるときには、あなたの絶対に譲れない条件を具体的に伝える必要があります。「予算は○○円まで」「メーカーは○○がよい」「工事は土日でお願いしたい」と、具体的に伝えましょう。

特に大切なことは、工事の時期や商品の納期をはっきりと伝えることです。業者によっては、期日の融通を条件に価格設定した見積もりを出す場合があります。見積もりが業者から出された後で「期日は○日が希望だったのだけど」と伝えると、業者の立場としては困ってしまいます。

見積もりの提出期限を明確に伝えよう

相見積もりをとるとき見積もりの提出期限を伝えないと、すべての業者の見積もりがそろうまでに時間が掛かってしまいます。例えばA業者は4日で見積もりを提出し、B業者は15日で見積もりを提出したとき、A業者からするとあなたからの返事を待っている間、他の予定を入れることができず、困ってしまいます。

相見積もりの提出期限は「なるべく早めで」といった曖昧な表現でなく、「○日までに」と期限を明確に伝えましょう。

相見積もりの断り方が知りたい!

相見積もりをとる以上、依頼する業者以外には断りの連絡をする必要があります。断りの連絡はしずらくても、すべての業者はあなたの見積もりを作るために相応の時間や労力を費やしています。ですから、断りの連絡は絶対にしましょう。

断り方のポイントとして、まずは見積もりを出してくれたことに対し感謝の気持ちを伝えます。そして、なぜほかの業者に依頼することにしたのかを説明します。このとき、業者の見積もりを否定する内容は避け、なぜ断るかを具体的に説明します。

「他の業者に決めました」「金額が高かったので」といった曖昧な表現でなく、「予算がオーバーしている」、「工事の日程が合わない」など具体的に断る理由を説明しましょう。

場面別!相見積もりの断り方の文例は?

ではここで、相見積もりの断り方の文例を2つの場面に分けてご紹介します。伝える趣旨は同じですが、場面によって表現の違いがありますので、相見積もり後に業者へ断りを入れるときの参考にしましょう。

文例1.メールでの相見積もりの断り方

メールは断りの文面を推敲できるメリットがある一方で、あなたの感情が伝わりずらいデメリットがあります。顔の表情や声で感情をのせられない分、文面から相手に誠意と気遣いを伝えられるよう、慎重に言葉を選ぶことが大切です。

「お世話になっております。先日は、お忙しい中、お見積もりを作成いただきありがとうございました。

いただいたお見積もりを拝見し、検討いたしましたが、大変恐縮ながら費用の部分で予算をオーバーしてしまい、今回は見送らせていただきます。せっかくお見積もりいただきましたが、大変申し訳ございません。

今後も定期的に外壁の修繕を検討しておりますので、また依頼をさせていただくこともあるかと存じます。その際はよろしくお願いいたします。今回は本当に申し訳ありませんでした。」

なおメールの件名は、「外壁修繕のお見積もりの件」と何についてのメールかが一目で相手に理解できるようにしましょう。

2.電話での相見積もりの断り方

電話はメールと違い、声のトーンなどから感情がダイレクトに伝わってしまうので、より言葉選びに注意して話すことが大切です。1度声に出してしまった言葉は取り消すことができません。電話で相見積もりの断りを伝えるときには慎重に言葉を選びましょう。

「お世話になっています。先日はお見積りを作成いただき、ありがとうございました。いただいたお見積もりを拝見し、検討しましたが、私の希望する工事日程での対応が難しいということで、今回は見送らせていただきます。お忙しい中お見積りしていただいたのに、大変申し訳ありません。」

このようにメールでの相見積もりの断り方と同じく、誠意と気遣いを持った断り方を心掛けましょう。適切な断り方をする自信がないときには、あらかじめ文章を作成し、その文章に沿って電話で話すことも1つの方法です。

相見積もりをする際の注意点が知りたい!

相見積もりをとるとき、相見積もりをとるときのルール以外にも注意することがあります。適切であなたに利益のある相見積もりをとるためにも、下記の注意点をしっかり把握しておきましょう。

選ぶポイントを明確にしておこう

相見積もりをとる目的は、安い価格で対応する業者を探すことではありません。もちろん業者を選ぶポイントで価格は大切ですが、安さだけで業者を選んでしまうと納期が守られなかったり、ずさんな工事をされたりなどリスクも伴います。

また絶対に譲れない条件が複数あるときには、相見積もりを比較したときに「工事日程はA業者が良いけれど、取り扱い商品はBメーカーが良い」といったように、迷ってしまう可能性があります。

すべての絶対条件において最良の見積もりを作成する業者がいるとは限りません。相見積もりをとるときには、絶対条件の中から何を最優先するのかをあらかじめ整理し、業者を選ぶポイントを明確にしておきましょう。

選ぶポイントとして価格や納期、工事日程だけでなく、アフターサービスが充実している業者を選ぶことも、後でトラブルが発生しないための大切なポイントです。

より多くの業者から相見積もりをとるべき?!

相見積もりをとる以上、少なくても2業者から見積もりをとることになります。2業者から相見積もりをとることと10業者から相見積もりをとることを比較したとき、たくさんの見積もりを比較したほうが良い条件の業者が見つかると考える人もいます。

例えば冷蔵庫の購入にあたり相見積もりをとるとき、メーカーから仕入れる冷蔵庫の価格は業者によって大きな差はありません。業者によって異なるのは、即納できるかや配送料などでしょう。

また多くの業者から相見積もりをとるためには、業者を探す時間や相見積もりの依頼をする手間、そして断りの連絡をする労力も多く生じます。

相見積もりは3業者からとると良いと言われています。多くても4業者以内で相見積もりをとるとよいでしょう。

同じ条件で相見積もりをとろう

当たり前ではありますが、相見積もりは商品のメーカーや型番、工事内容などを同じ条件でとりましょう。同じ条件で相見積もりをとらないと、出された見積もりを比較するときに正しく検討ができません。

相見積もりをとる前に、見積もり内容を整理して書き出し、同じ内容で業者に伝えることも1つの方法です。

相見積もりは談合ではない!

相見積もりをとることを業者に伝えることはルールだとご説明しましたが、その際に具体的な業者名を伝えることはやめましょう。マナー違反であるとともに、他の危険性もあります。

相見積もりは限られたエリア内の業者からとることが多いです。近いエリアの同業者は、日頃から付き合いがあることが多いので、相見積もりをどこの業者からとるか伝えることで、業者間で不正な話し合いを持たれる可能性があります。

業者間で事前に不正な話し合いをすることは談合です。談合はビジネスでの相見積もり時に行われることが多いですが、不要なトラブルを避けるためにも相見積もりをとるときには「相見積もりとっている」ことだけを伝えましょう。

相見積もりと見積もり合わせの違いが知りたい!

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相見積もりと見積もり合わせは、複数の業者から見積もりをとり、その見積もり内容から業者を選ぶとの点では同じといえます。

しかし日常で複数の業者から見積もりをとるときや、企業が複数の業者から見積もりをとるときには「見積もり合わせ」との用語は使いません。

見積もり合わせは、自治体などの官公庁が公共工事などの業者を選ぶときに使う用語です。原則公共工事は入札により業者を選びますが、特例として少額の発注に関しては、官公庁が個別に数社から見積もりをとり、価格以外の要素も鑑みて業者を選ぶことがあります。このシステムを見積もり合わせと言います。

状況別の相見積もりの方法が知りたい!

それではここから、状況別に相見積もりをとる方法をご紹介していきます。日常で相見積もりをとる機会の多い3つの状況について、詳しく見ていきます。

状況1:リフォームでの相見積もり

リフォームの相見積もりをとったところ、それぞれの業者の見積もり書の書き方が統一されてなく、合計金額での比較しかできないことがあります。これは、リフォームでは統一形式の見積もり書がないためです。材料費や人件費などすべてを分けて計算する業者もいれば、すべてをひっくるめて一式工事として計算する業者もいます。

リフォームで相見積もりをとるときには、正しい比較ができるようにそれぞれの業者に見積もり書の形式を合わせてもらうよう依頼しましょう。見積もり書の形式は、1つ1つの経費と工事項目を別に記載してもらうと、比較検討がしやすくなります。

またリフォームは、見積もり書からではわからないことも多くあります。例えば施工方法や材料の種類、アフターサービス、などは見積もり書からはわかりません。リフォームの相見積もりでは、業者から見積もり書からはわからない項目を丁寧に説明してもらう必要があります。

状況2:引っ越しでの相見積もり

引っ越しの相見積もりは、通常の相見積もりよりも多くの業者からとりましょう。実は引っ越しに明確な相場はありません。引っ越しは1台のトラックが1日何稼働できるかで価格が左右されるので、価格を抑えるためには多くの業者から相見積もりをとることがポイントです。

引っ越し業者は、1台のトラックをより効率的に動かすことで金額設定を下げています。1台のトラックで1日3稼働しても1稼働しかしなくても、引っ越し業者のコストはさほど変わりませんので前者の方が引っ越し価格は下がります。よって日時にある程度幅を持たせることが引っ越し価格を抑えるポイントになります。

また引っ越しする人の多い繁忙期は、業者が何もしなくても引っ越し依頼が立て込むため、引っ越し価格は上がります。特段の理由がないときは、3月、4月、10月、12月の繁忙期を避けて引っ越しを計画することもポイントです。

状況3:車買取での相見積もり

業者が中古車の査定で重視することは、車種、年式、走行距離、ボディの傷やメンテナンス状態などです。これらを総合して業者は査定をしています。しかしこの査定は、業者のタイプや地域性で左右されます。

車買取の業者には2つのタイプがあります。まず自社で買取した車を自社で販売する「自社販売」の業者で、もう1つは業者専用のオークションサイトで買い取った車を転売する「オークション転売」の業者です。

また同じような状態の中古車でも、地域によって車種の人気は異なります。一般に都市部ではワンボックスカーの人気が高く、郊外では軽自動車やコンパクトカーの人気が高い傾向があります。

車買取で相見積もりをとるときは、自社販売の業者とオークション転売の業者双方から見積もりをとること、地域性を考慮して各地にチェーン展開している業者からも見積もりをとることがポイントです。

自分のためにも誠意を持って相見積もりをとろう!

いかがでしたか。今回は相見積もりのとり方について、ルールや断り方、状況別の相見積もりのとり方を詳しく見てきました。

相見積もりをとることは、あなたの利益に繋がります。しかしその利益は、業者と良好な関係を築いた上で成立します。この良好な関係は、あなたが誠意と気遣いを持って業者と対応することで初めて築くことができます。

相見積もりの依頼を受けた業者は、相応の労力と時間をかけて見積もりを作成していることを忘れずに、依頼する業者だけでなく断る業者に対してもルールを守り、誠意を持って対応しましょう。

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