徳が高い人の特徴
他にも、徳が高い人は運に恵まれていたり、困った時には助けてもらえたり、徳が高い人が居るのと居ないのとでは、部屋の明るささえも変わってくるといわれています。つまり自然に例えると、徳の高い人は太陽のような眩しさを持っており、星のような輝きを持った人だということでしょう。
そんな徳が高い人の特徴を知りたくはないですか。こちらでは、徳の高い人の特徴を魂や行いについて掘り下げて紹介します。
徳とは?
とく【徳】
1 精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「徳が高い」「徳を修める」→徳目
2 めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「徳をさずかる」「徳を施す」
3 ⇒得(とく)1
4 富。財産。
「―いかめしうなどあれば、…家の内もきらきらしく」〈源・東屋〉
5 生まれつき備わった能力・性質。天性。
「鳥といっぱ、高く飛ぶをもってその―とす」〈仮・伊曽保・下〉
魂の三区分説
徳の本質を探るとき「気慨」「理知」「欲望」などのように、疑問に思うことへの問いかけをした。その答えが「勇気」「知恵」「節制」の3つ全てで魂が調和した時、「正義」という名の「徳」になるのだという事を発見しました。
「気概」が正しく働けば「勇気」となり、それを間違えて働かせてしまうと「臆病」となり「悪」になります。その場合は、勇気がプラトンの言う徳の本質なのだと分かります。
「欲望」が正しく働けば「節制という徳」となり、間違うと「放埓という悪」になるので、節制が徳の本質という事です。「理知」が正しい働きをした時は「知恵という徳」になり、間違えば「無知という悪」になると述べています。
徳の知り方
徳が高い人
【徳】より
…ルネサンス期には徳(ラテン語virtus,英語virtue)は男らしい精神的・身体的有能性を特に意味した(ギリシア語のアレテも軍神を意味するアレスArēsと同根語である)。中国では,智仁勇の三徳,仁義礼智信の五常の徳,父子の親,君臣の義,夫婦の別,長幼の序,朋友の信の五倫の徳,日本では,神道の正直,儒教の誠,仏教の慈悲という三元徳が挙げられよう。道徳的生活の道しるべを設定する徳論は,倫理学の最初にではなくて最後に位置すべきものであるが,ニヒリズムが顕在化した現代では,倫理学も徳論までは到達しがたく,元徳も定まりがたい。…
徳が高い人の行いとは?
徳が高い人の行いは節度があることから、「上品であり下品であってはならない」としています。これまでの話で見えてきたように、美的感覚に優れた徳の高い人は、周囲の人に対してどのような対処の仕方が望ましいかを知っていて、「スマートに行動できる理性的な人」であるという事なのでしょう。
また、徳が高い人は何が正しい事かを知る正義感を持っているため、困っている人がいれば手を差しのべるような優しさや知性を持っています。
そのような道徳観念をしっかり持っている徳の高い人は常識的ですが、それを押しつけるような態度をとることはありません。徳の高い人はどんな人も平等に見ることができ、相手を尊重するのが当たり前の事に感じているからです。
徳が高い人のオーラ
それでだけではなく、徳が高い人のオーラは輝いているため、遠くから歩いてくるだけでも光り輝いているように見える人もいるのだという事です。そのように、徳が高い人ほどオーラの色が美しくて眩しくて大きいのだとされています。
一般的には、徳が高い人の代表的な色は金色ですが、徳が高い人のオーラは実は金色だけではありません。それも同じ金色でも色が暗く濃くなる事により、徳が高いといえなくなることもあります。濁った色はネガティブな意味を持っているからです。
徳の高い状態のオーラと徳がない人のオーラを、大まかにどのような色なのかを次にご紹介します。
オーラの色
オーラの色については、淡く明るい金色、明るい菫色(バイオレッド)、明るい淡い紫(パープル)、明るいピンク、美しいローズ(赤紫)、澄み切ったブルー(クリア)、明るい緑、煌めくような白(輝くホワイト)、透明(レインボー)など、その色はさまざまです。これらのオーラの色の詳細をご紹介します。
金色
色の意味は、知恵、幸福、インスピレーション、友好、助け合いを表しているのだとされています。この色の持ち主は神の意識との同調をしているのだとされています。
バイオレッド
パープル
また紫色がオーラの中にある人は、冷静さがありスピリチュアルな事を信じる人なのだといわれています。霊能力を持った人である事が多いでしょう。紫色のオーラを持った人は人道主義のため、どのような人の事も気にかける優しさを持った人なのだといわれています。
明るい藍色や紫色の意味は、希望、理想主義、神聖、超能力です。明るい紫色が強い霊能力、薄い紫色になるほど直観に優れた人である事を示しています。薄紫やラベンダー色は崇拝、謙虚、知恵をあらわし、赤紫は意志の力の強い人に現れるのだといわれています。
ピンク
ピンク色のオーラは、無邪気な子供のような愛情を持った人に多いといわれています。感情移入しやすく同情心にも溢れています。明るいピンク色は、優雅な気持ちになっている人にも表れるオーラです。色の意味は喜び、健康、博愛、思いやり、仲間などです。
ローズ
健やかな身体から献身的な愛とバランスのとれた思考が、このようなピンク色に輝くとき、もっとも進化した魂なのだといわれています。
ブルー
明るい青色は、利己的ではない癒しを目的とした理想を高く掲げた人のチャクラからこの色があらわれる事があります。より明るいクリアな青色は、高い道徳心や高い理想を表しています。ロイヤルブルーは誠実な決意をあらわす忠誠心のある人に多い色です。水色は調和や休息をあらわしています。
明るい青色の意味は、鎮静、忠誠、正直、忍耐、創造性、スピリチュアルへの憧れ、直観、優しさなどです。
グリーン
どんな人の体も健康な限りこの色のようなエメラルドグリーンに輝いています。上記のような精神的な色は頭上にあらわれます。この色の意味は癒し、バランス、調和、慈愛、平和、慈悲、神への同調、成長、助け合いの精神、自然への愛、繁栄を意味しています。
ホワイト
人道主義で自分よりも他人の事を考える人なのだといわれています。物質主義な世の中で生きづらさを抱える人です。
シルバー (プラチナ)
透明なようで色がちらちらと波打つように現れるレインポーカラーが見える人がいます。レインボーオーラの人は好調で人気も高く、精神性が高いカリスマ的な人です。
徳が高いと言われる手相
陰徳線
徳の高い人は、陽徳よりも陰徳を積む人を主に指しているのだといいます。陰徳とは相手に知られずとも、相手のためを思い善い行いをしている人の事です。そのような行いは、他者から褒められようとしてアピールなどもしない行為なので、当然相手もその事に気がつくことなく、感謝されることもありません。
しかし陰徳を積んでいる人は、感謝をされる事がなくても相手が幸せになる事に満足しています。それは空気を吸うように自然な相手を思う純粋な優しさの表現だからです。
医療線(メディカル線)
神秘十字線
ソロモンの輪
そのため、相手の身体の調子が悪いのをいち早く察知できたり、その病気の原因になっていることを探してあげたりと、細やかな対処をすることができるのだといわれています。
聖職紋
頭脳線が月丘に伸びている
手のひらが大きい
手が分厚い
金星丘に筋や格子が多い
徳が高い人になる方法
徳が高い人は、自分がされて嫌なことは決してしようとしないでしょう。裏表もほとんどないため人から信頼されています。人の陰口をいわないといわれています。徳が高い人になるには裏表をなくし、人に優しくし、人のために役立つような善行を重ねると良いでしょう。
善行
まず、意地悪という概念がこの人の頭の中にはありません。むしろそれを理解できないことが多いでしょう。しかし、さまざまな体験を重ねた徳が高い人は、どんな人も許せる心を持っています。徳が高い人は慈悲深いからです。
徳が高い人の生活・考え方
誰にでも平等な態度を示す徳の高い人は、自分さえ自分さえ善ければれば良いといった考えがほぼありません。みんなと調和をとり、どんな相手をも思いやります。徳の高い人は怒る事もあまりないでしょう。正義感も強いのですが、人を許すような慈悲深く心の広い人です。
徳が高い人の生活は質素です。普段から特に贅沢するような事がなく、シンプルな手料理を味わい深く感謝をしながら礼儀正しくいただく人です。食べ物を残すことに罪悪感を感じるタイプですので、食事を残す事がないでしょう。服装も自分の気に入ったものばかりを着用するような少し無頓着なところがあります。ただし、清潔感を心がけています。
陰徳を積んで徳が高い人になろう!
陰徳を積むと徳が高い人になれて、その徳を積むことで、自分の周りにいる人を幸せにできるのだといわれています。徳の高い人の真似をして、陰徳を積むような善い行いをするように心がけ、自分の周りの人からまずラッキーのおすそ分けをしましょう。そうする事で、あなたの周りの大事な人が笑顔になれます。