「強か」の読み方・強か者の特徴・強かな人になる方法|男/女

Author nopic iconTany
ビジネスマナー / 2018年04月16日
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「強か」の読み方

「強か」と書いて、「したたか」と読みます。「したたか」という言葉にどのようなイメージが持ちましたか。一見しただけでは何を表す言葉なのかわかりにくい語でしょう。しかし、漢字の意味からすればとても強そうという雰囲気が伝わってくる語です。

「強か」の意味

「強か」意味は以下のようになります。

1.強くて手ごわい
2.しっかりしている、確かなさま
3.一筋縄ではいかない
4.はなはだしいさま

イメージ通りなところではあります。しかし、日常会話で「強か」という言葉を使うことは少なく、「強そうな」「しっかりしている」等、形容詞での表現が主です。では、「強か」という語は、どんな事や場面で使われる語なのか、確認していきましょう。

強か者(強かな人)

強さを表す語なので、表現方法としては、人に対して「強か者」「強かな男性・女性」というように使われます。その人の個性を表すことが多いです。

「強か」という言葉は「強く一筋縄ではいかない人物」という意味から、男性女性ともに使うことができます。しかし日常会話の中では、「彼女は強かな女性だ」というように、女性に使われることが多い印象を受けます。女性のイメージとして可憐、綺麗、清楚が主ですが、そのイメージから真逆の「強さ」を表す言葉を使うのですから、とても強くしっかりした人なのでしょう。

強かな人へ一般的なイメージ

上記で記述した通り、前向きにとらえると、人は弱いより、強い方が良いという考え方から、「強か」という言葉で表現されることは、良い意味として使われているのだろうと誰もが思うでしょう。もちろん、その人の個性を表すのに強いという表現を使うことは良いことです。

しかし、意味を振り返った際に強さのほかに「一筋縄ではいかない」という意味があります。つまり、ただ強いだけで「強か」という言葉を使っているわけではなさそうです。「一筋縄ではない」というのは、裏を返せばその人物の手強さ、厄介であるというニュアンスが隠れていることを忘れてはいけません。

強かな人の特徴

「強かな人」とは、一般的強さではなくさらに上の強さを身に着けた人物に使う言葉です。そんな人物になるにはどうしたらよいのか、日本人は他の国に比べて、人の顔色や空気を読むことに長けているといわれます。人からの言葉や態度に屈することのない強さを身に着けるには少し難易度が高い気がします。

しかし、国際化が進む現代では人は周りと合わせることばかりではなく、自分の意見が言えることが大切だといわれます。おかしいと思うことに対してNOと言える強さは身に着けるべきではないかという風潮が出てきています。では、強かな人になるために、何をすべきでしょうか。

計算高い、計算が早い

計算高いといっても、数学的に計算が早いという意味ではありません。ある出来事に対して「自分に対して利益があるか無いか」を瞬時に頭の中で計算し、自分の利益がある方へ動くことができるということです。

損得で人付き合いをしている人というのは、あまり良いイメージではないでしょう。しかし、それだけ自分のことについて理解があり、即決ができる行動力と決断力があると考えることもできます。人に流されない強さを持っているといえるでしょう。

ルールを守る

決まり事(ルール)に対して、厳しく守ろうとする人は強かな人と言えるでしょう。他人に対しても、厳しい目で見ていますが、それと同じぐらい自分にも決まっていることを厳守しようとする意志の強さも強かな人の特徴です。

決まりごとに対して強かにに守ろうとするので、決まりを破ろうとすることは許せず、物事に対する考え方が強く融通がききません。しかし、自分の利益とは無関係に決まり事を守るため、他者からの信頼は強く、また一度決めたことを最後までやり通す忍耐力にも優れています。

一筋縄ではいかない

「強か」の意味の中で、ネガティブな意味を持つのが「一筋縄ではいかない」でしょう。これは、強かな人のあらゆることに対して言えることです。物事のとらえ方に妥協がなく、融通がきかないため、他者からは、その考え方の執着心に驚かれることがあります。また、他者に対しても厳しいので、集団の中ではしばし距離をおかれることもあります。

しかし、妥協を許さないため、社会人だと熱心に仕事に取り組むといえるでしょう。会社では重宝されます。また、他者以外に自分にも厳しいため、努力家が多いのも特徴です。

「強かな人」になる方法

強かな男性と強かな女性だと「強か」の持つイメージが少し違いませんか。それぞれどのような人を強かというのかご紹介します。案外近くに強かな人はいるものです。何を意識すれば強かな男性、強かな女性になることができるのでしょうか。

強かな男性になるために

強かな人といっても男性、女性によってその意味は異なります。強かな男性とはどういう人物でしょう。

1.弱音を吐かない
男性は、我慢強いところがあり、弱いところを見せないようにふるまう人が多いです。その中でも、どんなに弱っている時でも、自分の弱い様を見せません。

2.建前と嘘が上手い
自分の発言が後で突っ込まれることがないように、建前と嘘を上手に使います。そのため、嘘も見破られることもありません。

3.相手を出し抜くのが上手い
自分の力は最小限にしつつも、手柄をどこからか持ってくることができます。それは、他者の手柄であっても自分のことのように見せることです。腹黒いところが垣間見える場合もあります。

強さをイメージさせる男性の「強か」というのは、自身を悟らせず演技力と相手を出し抜く計算高さ、どちらをとっても単純なパワーのほかに計算高さが必要です。

強かな女性になるために

1.誰であろうと臆することがない
歴史的なところからも、男性優位の時代の中で女性は軽視されてきました。そんな中でも男性または目上の人に対しても、臆することなく発言することができる強さを持っています。

2.愛想がよく、計算高い
いつも笑顔でいる女性は、男性に比べて人とのコミュニケーションを円滑に進めやすく、世渡り上手なところがあります。他人に与える影響力を承知の上で振舞っていることも多く、自分の持っているスキルを理解して行動をするので、集団の中でもうまく立ち回ることができます。

3.相手によって態度を変える
自分にとって、有益な人にはどんな労力も惜しみませんが、無益と判断した相手には労力をかけることはありません。性格の表裏も激しいので、周りの人からは良く思われることは少ないですが、そう思われたとしても、自分の行動を変えない強さを兼ね備えています。

強かな人になるために必要なこと

強かな人になるために必要なことは下記の3つでしょう。

1.誰にも曲げることのない信念を持つこと
2.ずる賢さを学ぶ
3.目的のために、プライドを捨てることができる

言葉にするのは簡単なことですが、それを実践すると「自分に妥協を許さず、損得で行動することで起きる周りからの評価に心身を左右されることもなく、時にはプライドを捨てる事もいとわない忍耐力をもつこと」です。もし今の自分とはかけ離れていることを実践するのでしたら難しいでしょう。しかし、考え方というのは変えることができます。

まずは、自分自身の信念というものを振り返ってみましょう。自分を見つめ、どうすればよいのか考えることが「強かな人」になる一歩ではないでしょうか。

「強か」と「健か」

辞書で見てみると、「したたか」には二つの漢字が当てはめることができます。それは、「強か」と「健か」です。漢字が違うことで、意味も変わるのでしょうか。ご説明します。

「強か」

強かの漢字の意味通りに、強く粘り強い、しっかりしているという意味で用いられることが多いです。文字変換をするならば、「強か」と一番に出ます。こちらの漢字が使われることが一般的だと言えます。強かという言葉の意味からも「強か」の漢字がしっくりとくるでしょう。

「健か」

「健」の字を用いた「健か」ですが、辞書によっては表記がないものもあります。世間一般的にはあまり使われることが少ない感じです。意味は、「頑健」「剛健」というように、精神的な強さよりも、その人の身体が健やかにある、または身体的な強さを表しています。

どちらの漢字を使っても、その人物が身体的または精神的に強さを持っていることを表現しています。「強かな人」とは、イコール「一般的ではない強さを兼ね備えている人」ということになります。

「強か」の反対語とは

前項での、「強か」とは、強さを表す言葉とご説明しました。その言葉の反対の言葉は、人の弱さを表す「脆弱(ぜいじゃく)」という言葉があてはまります。「強か」が身体的精神的にも頑健さを表すように、「脆弱」もまた、身体的精神的にもろく弱いことを表します。

「脆弱な人だ」と誰かを指して表現することは、あまり良い言葉ではありません。聞きなれていない人も多いでしょう。普段の生活の中でも使われることがほぼない言葉です。

「強か」と「厳か」

強かと似ている言葉で「厳か」があります。これは「おごそか」と読みます。先ほどの同じ読みで違う感じを持つ「健か」と違い、厳かとは「身が引き締まるような重々しい様子」または、「礼儀ただしく近寄り難い様子」を表すときに使います。

強かとは人に対して使う形容詞に対して、厳かというのは、「厳かな雰囲気のある場所だ」というように、神秘的で形式ばったものや事柄をを表す際に使います。緊張感があり、難い言葉は、強かに通じるところがありますが、「厳か」は人に対して使うことはありません。

「強か」とは良い意味だけではない

「強かな人」とはどういう人であるかというのを、ここまで記述してきました。だいたいのイメージがつかめてきたのではないでしょうか。では、「強かな人」と他者から言われることはうれしいものなのでしょうか。

一般的、普通ではない、特別であるという意味に聞こえることがあるでしょう。しかし、努力家でルールをよく守る意思の堅い人という意味で使われることもよくあります。また譲れない事柄に対してはどこまでも妥協せず、他者との反発にも怯むことのない強い精神力を持っている人という意味で使われることもあります。

一つの意味にとらわれることなく、別の視点から意味を理解することも必要です。そうでなくては、知らない間に人を傷つけてしまうこともあるでしょう。また、それを他者から言われるということは、少なくとも相手からそう思われているということを忘れてはいけません。

強かな人になるということは、どういうことか

今回、「強かな人」について知り何を思ったでしょうか。自分の周りの「強かな人」が頭に浮かんできた人もいるでしょう。「強かな人」のことを難しく、近寄りがたい人だと思ったでしょうか。しかし、それは、その人の大事な個性であり、長所にもなります。

信念を持ち、個性的でしっかりしている「強かな人」になりたいと思ったのなら、精神的な強さが求められます。現代のストレス社会の中では、「強かさ」は、とても強い味方になってくれるでしょう。

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