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「親御さん」の意味と使い方・正しい敬語なのか|丁寧語

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カテゴリ:言葉の意味

初回公開日:2018年04月23日

更新日:2020年05月19日

記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「親御さん」の意味と使い方・正しい敬語なのか|丁寧語

「親御さん」とはどんな意味?

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「親」を敬って言う表現である「親御」に、敬称「さん」をつけた表現。相手の親や第三者の親を指す表現として用い、自分の親には用いない。

ふとしたときに、誰かの親に対して「親御さん」と言うときがあります。そもそも「親御さん」という言葉はどんな意味があるのかと言うと、「他人の親の敬称」となっており、上記の辞書のように、相手の親のことを指して言う言葉です。

さらに「親御さん」には、「あなたを庇護する立場の親」という意味合いもあり、親しみを込めたニュアンスです。

さまざまな言葉があり、言い方や意味や使い方もさまざまです。今回は「親御さん」の言葉の意味は、先ほど申したように「他人の親の敬称」ということでした。では、「親御さん」のどのように使うのでしょうか。

具体的な「親御さん」の使い方

この「親御さん」という言葉をどういうシチュエーションで言うのでしょうか。意味としては「他人の親の敬称」ということでしたが、例えばお店の人がお客様の親に対して「親御さん」と言ったりもします。または「ご両親」と言ったりもするでしょう。

しかし、夫または妻の親に対して、夫または妻が「親御さん」と言うのはおかしくなります。血は繋がらなくとも姻戚関係になっているので、全くの赤の他人とは言えません。ここで「親御さん」という言葉を使うと他人行儀に聞こえてしまいます。

このように、「親御さん」という言葉を使う相手を選びます。「他人の親の敬称」という意味どおり、全くの赤の他人の親に対して使いましょう。

「親御さん」の語源とは?

丁寧な言い方をするのに、言葉の前に「お」や「御」をつけて表現するときもあります。しかし「親御さん」の言い方ですと、言葉の前ではなく、後に「御」がつきます。これは親御のみならず姪御や甥御などもそうで、人物を表す名詞につき、尊敬の意味を込めた接尾語になります。

そもそも、「親御さん」という言葉ができたのには、語源があったからでした。元々は「親御前(おやごぜん)」という言葉から、親の御前(おんまえ)にてという親に対して敬った言葉が語源だと言われています。これが次第に変化していき、その後「親御」という言葉になりました。

「親御さん」は敬語として正しいの?

普段何気なく話している日本語には、さまざまな言いまわしがあったり、相手によっては言い方を変えて話すなどをしています。例えば敬語というのは、話し手もしくは書き手が、相手に敬意を表して話す言葉の表現です。その他にも、尊敬語、謙譲語、丁寧語があります。

そして今回のテーマである「親御さん」という言葉は、敬語としてどうなのか、果たして正しいのか見ていきましょう。話す相手によっては正しく敬語を使うことはとても大切なことです。

相手に言うと失礼になってしまうの?

「親御さん」という言葉は、先ほども申したように、「他人の親への敬称」という意味です。しかし、時には使う相手を選ばねばなりません。子供に対してなら使うのは問題ありませんが、目上の人に使うのは常識的な範囲でそれはおかしいでしょう。例えば、「社長の親御さんはお元気ですか」というのはなんだか失礼になってしまいます。

では目下の人間には良いのかと言ったら、そういうことでもありません。目下であっても気を遣うべき人ならば使わないのが良いです。

では何と呼ぶべきなの?

目上の人間には「親御さん」は使うべきではないということをご紹介しました。では何と呼ぶべきなのか気になるところでしょう。それは「ご両親」もしくは「お父様」、「お母様」が無難です。「親御様」という言い方もありますが、堅苦しくなりますので、「ご両親」、「お父様」、「お母様」と言うようにしましょう。

「親御さん」は丁寧語?

「親御さん」という言い方は、敬語として正しいとは言えないでしょう。敬語でもし相手の親のことを言うのなら、「御両親様」や「御両所様」と言います。

では「親御さん」は敬語ではないのなら何に当てはまるのかというと、どちらかといえば「丁寧語」になるでしょう。また、「親御様」というと敬語となり、例えば結婚式のプランナーさんが言う言葉としては正解です。

「親御さん」と「保護者」の違いとは?

続いては「親御さん」と「保護者」の違いについてです。そもそも保護者というのはどういうことなのかというと、未成年者を保護する義務のある人のことを言い、大体がその未成年者の親のことを指しますが、親ではなくても親に代わる者であったらそれは保護者です。

一方で親御さんというのは、他人の親に対しての敬称ですので、保護者とはまた違います。保護者は必ず親とは限らないですが、親御さんは親に対して言う言葉です。

「親御さん」の呼び方と注意することは?

言葉遣いというのは、どんなシーンでも気を付けることに越したことはありません。言い方がおかしいと常識がないと認識されてしまうでしょう。特にビジネスでの場合は、言葉遣いでその人となりを知られてしまうので、敬語や尊敬語、謙譲語などのことは知っておいて損はありません。

そして、今回のテーマである「親御さん」という言葉には、呼び方があります。さらに「親御さん」と呼ぶにおいて注意する点も踏まえてご紹介します。

呼び方に気を付けよう

「親御さん」という言葉が、いつどんな相手に使うのがベストなのか知っておきましょう。どんな言葉にも適材適所というものがあります。「親御さん」という呼び方や言い方がふさわしくないシーンでは使わないようにしましょう。

例えば、初めの方でも紹介したように、配偶者の両親に対して「親御さん」と呼ぶのはなんだか他人行儀に感じ取られてしまう可能性があります。「親御さん」というのは他人の親に対する敬称ですので、どちらかといえば目上の人間などには使いません。目下であったらどんなときも使って良いのかといったらそういうことでもないので注意しましょう。