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公務員試験の浪人の末路・体験談・民間の面接で不利なのか

Author nopic iconワカメスープ
転職・就職 / 2019年02月19日
公務員試験の浪人の末路・体験談・民間の面接で不利なのか

公務員試験の浪人の末路

公務員と言っても、役所の事務もあれば警察の方もいます。学校の教諭もいますし、消防士さんなど公務員の範囲は広いです。特に民間企業が少ない地方の役所の事務職の募集には毎年応募が殺到します。

当然競争倍率が高いので試験を突破できない方も多くいらっしゃいます。中には来年も受験を考えるために就職浪人を決意する方もいます。たとえ落ちても二度目、三度目のリトライで受かれば「終わりよければすべてよし」となりますが、中には何度も浪人してしまう方もいます。

公務員試験に突破した後も色々な人生が待ち受けていますが、浪人生活の果てに結局正規採用されなかった場合の方の人生も色々です。どんな末路を辿っているのでしょうか。

プライド

「筆記試験には毎回突破した」「最終選考までは行った」といつまでも周囲に自慢する方もいます。周囲からすれば公務員試験に何度も失敗した元浪人というイメージなのに、本人の中では「事と次第によっては合格していた」と言わんばかりの自慢話を繰り返します。

もちろん公務員試験の浪人経験者の方が全てそうだというわけではありませんが、毎年必ず一定数この手の方が出現します。これは公務員試験に限らず大企業の採用試験にも当てはまることで、「自分は大手〇〇の最終選考まで行った人間なのです」といつまでも主張するので周りは辟易してしまいます。

周りから見れば「失敗」でも本人の中では、自慢話としてプライドを保っているので厄介です。

看護師

何度か公務員試験を受ける浪人生活をしたものの、結局ご縁がなかった場合に専門資格を得るために、看護師の専門学校を受験して看護師になられる方もいます。もともと筆記試験は日常的に訓練していたので、地元の専門学校の入学試験も特に焦ることなく受けることができます。

二年ほど専門学校で自分よりも若い世代の方と勉学に励んだ後に、看護師の国家試験にパスして、きちんと病院でお仕事をして生活をする方もいます。

介護職

超高齢社会と呼ばれる状況にある国内ですが、人手不足や離職率の高さが懸念される介護業界では人材が足りないので現場は大変な状況です。そんな中で公務員試験の浪人生活の後に介護職員を目指す方もいます。

もちろん経験があれば優遇されますが、人材不足が叫ばれているので他の職種と比べて、経験の有無や年齢制限などがあまり問われないので、チャレンジしやすい業界とも言えます。

公務員の配偶者

市役所や県庁などでは、正規職員の方々の「事務補佐」として臨時職員を随時募集しています。公務員試験の浪人生活を、この臨時職員をしながら次年度受けなおす方もたくさんいます。業務内容がある程度わかっていることと一緒に働いているので人柄も分かっているので、雇用する側も安心して次年度の採用に積極的になれます。

ただ、臨時職員をすれば必ず合格するわけでもないのが公務員試験の競争の激しさを物語っています。例えば、大卒の女性が公務員試験で浪人生活をするうえで、臨時職員を数年勤めた後に市役所で一緒に働いた正規職員の男性と恋仲になり、そのまま結婚に至るケースもあります。

その後、公務員試験を再チャレンジすることなくそのまま公務員の専業主婦として家庭を切り盛りする人生を送ることもあります。

ニート

働くわけでもない。学校に通うわけでもない。職業トレーニングを受ける気配もない方をニートと呼びます。公務員試験を何度か浪人して受験したものの結局ご縁がない場合、自信喪失してしまい、しばらくニート状態になってしまうこともあります。

ニートが悪いわけではありませんが、「こんなことなら浪人させずにさっさとどこかに就職させておけばよかった。このまま年齢ばかり重ねてしまえば何の経験もない大人になってしまう」と懸念する親御さんもいます。

一方で大学卒業後一年ほどの引き込もりのようなニート生活の果てに一念発起して、一発で公務員試験をパスする方もいます。

公務員試験に浪人した既卒の体験談

公務員試験の浪人経験がある方の体験談を一部掲載します。

失敗

大学を卒業した後、教員採用試験を臨時講師の立場で何度も受けたにも関わらず、採用とならなかった場合、ご本人の落ち込みようは目も当てられません。30歳の試験を最後にしようと受験したものの、結局不採用の通知を受けた夜に、自暴自棄になって飲酒運転をして警察に逮捕されてしまった方もいます。

当然臨時講師といえども、飲酒運転をしたからには教育の場からは一発解雇になります。その後も教員の試験を受けたとしても採用には至らない可能性が圧倒的に大きいので、職場だけでなくチャンスも失います。地方ともなれば世間も狭いので「飲酒運転で捕まった人」と直ちに知れ渡り、恥ずかしい思いを本人だけでなく家族もすることになります。

成功

浪人した末に、ようやく公務員試験にパスする成功話もあります。これが毎年あるからこそ現役受験生や浪人生は希望をもって試験に立ち向かえます。一発合格するよりも苦労を知っているので、人間味も深くなり、周囲からも信頼が厚く職場での人間関係につまずくことも少ないので、むしろ浪人経験をしてよかったとも言えるケースです。

また浪人したけれど、結局ご縁がなくて他の業界に就職することもあります。浪人生活の間、役所に臨時職員として勤めていたのでコネクションができているので、官民一体となってするプロジェクトができた場合に、スムーズに取引先である役所の方とお話を進めることができて、会社の上司に感謝されたという話もあります。

公務員浪人は民間で不利なのか

公務員試験に何度か失敗したものの、問題なく民間企業に勤めている方はたくさんいます。ただ、一部情報で「公務員試験の浪人経験があると面接の際にいろいろ聞かれて不利になる」というものがあります。

これは「不利」なのではなく、その面接を受けた方が「ちゃんと人事の質問に答えられなかった」だけです。それが巡り巡って「公務員試験の浪人は民間企業の試験で不利になる」という話に変化したか、自身の至らなさで企業に不採用になっただけなのに、それを直視したくなくて、「浪人経験」のせいにしただけです。

ただ、人によっては浪人したことがコンプレックスになってしまい、うまく受け答えができないことも考えられますが、やましいことをしたわけではないので素直に堂々と答えましょう。

年齢制限

公務員試験浪人と言っても、年齢はさまざまです。業界によりますが、「32歳まで募集」という求人もあります。求人広告で年齢制限を書かなくても、ふたを開けてみれば実際に面接までこぎつけられたのは若年層のみだったという笑えない話もあります。公務員試験の浪人が全て不利というわけではなく、年齢が不利になると言えます。

自分の中で区切りをつけて公務員試験の浪人をするのがよいでしょう。25歳まで、30歳までは受けるとリミットを設けた方が自戒の念にもなります。いつまでもだらだらと受けていたら、あっという間に20代が終わってしまいます。

面接

「どうして来年の公務員試験を受けないのですか?」「なぜ公務員を目指していたのに、こちらの会社を受けようと思ったのですか?」と当然面接官は質問してきます。決まった回答があるわけではなく、その質問を通してどんな受け答えをするかで人柄を見たいだけでしょう。

「年齢のことも考えて、今後の進退を考え、各業界の再研究をしました」「あちらにはご縁がないようでしたが、公に尽くせるお仕事がしたいのは変わりありません。採算をシビアに考えるこちらの会社の方が実は世に貢献しているのではと思い、受験を決意しました」などと堂々とした態度で答えましょう。

面接官は浪人したことを笑っているわけでも責めているわけでもありません。

仕事をしながら浪人するのがおすすめ

筆記試験すら通らないのであれば、思い切って予備校に通ってしっかり勉強をするのがいいのですが、筆記試験をパスするレベルであれば、お仕事をしながら浪人することをおすすめします。

大学受験と同じで浪人したからと言って受かるとは限らないのが公務員試験です。いざ方向転換する時に、何の職業経験もないとなれば就職試験で少々不利になります。教師を目指すのであれば臨時講師として現場で働き、市役所の事務を目指すのであれば、臨時職員として市役所に勤めてみるなどをおすすめします。

公務員試験で浪人する人の割合

浪人するにあったって非常に気になる数字でしょうか。ただ公務員試験と言っても、種類も多く、また地方によって受験生の数も、合格倍率もばらつきが大きすぎるので一概に割合を記載することは不可能です。

公務員試験の受験倍率と言っても、本当に受験しに来る人はデータで出ている受験生よりも数が少なくなります。親が勝手に申し込んだとか、そもそも本気で受験する気がなくて冷やかしに受けに来ただけの方もいます。

ですから不採用者を分母とし、浪人生を分子とするこの計算は非常にはじき出すのが不可能に近いことになります。

公務員試験で浪人してる人におすすめの予備校

予備校は料金がかかりますが、自分一人で勉強するよりも周りからの刺激も得やすいですし、疑問点も講師の方に質問できるメリットがあります。

TAC、大栄教育システム、LECなどが合格者を多く輩出しているので人気予備校となっています。自宅から通いやすい予備校を探して検討することをおすすめします。

チャレンジしたことが素晴らしい

公務員試験に突破して公に尽くす人生も素晴らしいですが、人生はノーサイドの繰り返しです。採用が決まったら、そこで新たに業務に励まなければなりません。残念ながら不採用となった方も、そこで新たに方針を練り直して心機一転する必要があります。

世の中には大学卒業を間近に控えていて「自分が何をしたいのか分からない」と悩んで停滞している方もたくさんいる中で、何かに向かって果敢にチャレンジをした経験は、たとえ採用を勝ち得ようが、そうでなかろうが今後の人生の糧になるのは間違いありません。

公務員試験の浪人をするにあたっては、生活費の捻出など心配事が絶えませんが、チャレンジ回数を決めて計画的に受験をするのであれば、ご家族の理解も得やすいでしょう。もちろん家族の援助なしに浪人生活を過ごしている方もいます。浪人経験者の方から直接具体的なお話を伺えるチャンスがあるとさらに望ましいです。

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