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住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

Author nopic iconたく
ビジネス用語 / 2018年05月08日
住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

住所の「方」の書き方

住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

里帰り出産している友達のために、お祝いの品を送りたいが、その方の実家の名前とその方の名前が違ってどちらを書いたらいいのか、居候している知り合いに送る時どうしたらいいのか、このような時には、住所に「方」を使います。

住所を記入するときの住所記入欄に「方」という文字が記載されているが、その意味や使い方がわからないという方に向けて紹介します。

宛名

宛名とは、紙や書類などに書く、先方の氏名です。また、住所と氏名のことをさします。使われる敬称には、相手の地位・年齢・性別などに関係なく使用でき、氏名などの下につけることで尊敬の念を示せる「様」や、個人名ではなく、会社・学校・病院・役所など組織や団体に宛てる場合の敬称の「御中」、複数の個人を対象とする場合の敬称の「各位」などがあります。

「様」は、氏名などの下につけることで尊敬の念を示せる言葉です。ちなみにすでに敬称が含まれている役職名、例えば「課長」や「社長」に「様」を付けることは間違いになります。肩書きや役職名を書く際は「課長 ◯◯様」といったように書くのが最も正しい使い方になります。

殿

「殿」は目上の相手が目下の相手に対して使う言葉です。公用や商用の場合は「殿」を使うのが決まりとされているため「◯◯部長殿」や「◯◯専務殿」といった使い方ができます。しかし目上の相手に使うと見下している捉えられる可能性もあるので、ビジネスシーンでは「様」で統一するのが無難です。

御中

「御中」は、会社・学校・病院・役所など組織や団体に宛てる場合の敬称です。「御」は「御歳暮」や「御挨拶」といったように、名詞を飾るための接続語で、下につく「中」を丁寧に表現する役割があります。

「中」には「会社や組織の中にいる人」という意味が含まれるので、「御中」はあくまでも組織や団体などの宛先を敬っている訳ではなく、正確には人に向けられた敬称になります。「御中」と「様」は同時に使うことはできません。

各位

「各位」は「皆様」「皆様方」と同義になります。複数人の名前を書くのが難しかったり、大変なときに使える表現です。「各位」には「様」という敬称が込められているので、「各位様」や「各位御中」とすると二重敬語になってしまうため使いません。

ただし、「お客様各位」や「お得意様各位」などはよく見かける表現です。これも二重敬語になりますが、一般的によく使われる表現なので使用しても問題ありません。

行と宛

差出人が自分や自分の団体に「様」「御中」をあらかじめつけておくと相手に対して失礼な意味になります。そのため、宛先を示す方法として「行」「宛」と書くのが慣例です。

返信用封筒や返信用ハガキが入っていたとき、宛名に「行」「宛」が添えてある場合がほとんどです。「行」「宛」を消す際は、もとの文字の上に線を引いて消します。返信時の書き換えは、相手の誤りを正すわけではなく相手への敬意を示すために行います。修正液や修正テープは使わないように注意してください。

住所の「方」の意味と使い方

住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

「方」「様方」とは、郵便物を届けたい相手の苗字と、届け先の住所とが異なる場合に用います。例えば「方」「様方」を付けないでいると、受取人の苗字と配達先の苗字が異なるために、郵便局員は「受取人はここには住んでいない」と判断され、郵便物が届かない場合があります。基本的には施設や企業には使用されず、個人宅への使用に限られます。

具体的に使用されるであろう場面は、下宿、居候している場合 ・既婚者が実家に帰省したとき ・別世帯に身を置いているとき ・二世帯家族の場合 ・結婚はしていないけれど同棲している場合などです。世帯主の苗字と宛先の苗字が同じ場合は、「様方」は使う必要はありません。

住所の「方」と「様」の違い

住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

「方」は郵便物を届けたい相手の名字を書き、配送先をわかるようにするために使います。「様方」は相手に敬意を示すために使います。つまり、他の人の住所を記入する際は「~様方」を用い、自分で住所を記入する際は「~方」を用います。

手紙での住所の「方」の書き方

住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

手紙で書く場合、郵便番号を右上に、その下に住所を書きます。そしてこの受取人の名字と住所の世帯主が違う時に用いる「方」は通常名前を書いてある右上に「●●様方」と書き、真ん中に名前を書きます。つまり「○○ 様方 △△ 様」という形になります。

文頭の高さ

封筒を縦書きで使う場合、住所も縦書きで記入するケースが多いです。 そのような場合に気を付けたいのが、宛先や宛名の文頭の高さです。 文字の位置や文頭の高さを間違えると、相手に失礼な印象を与えたり、住所が読み取りづらかったりするので、注意が必要です。

基本的に、宛先を書く際は、文章の最初の文字が最も高い位置にくるのが住所となります。 そして、2番目に高い位置に記入するのが、「様方」の宛名となっています。 そして3番目の高さに送り先である相手の氏名を記入するのが一般的です。

そのため、「様方」の敬称を宛先に使う際は、「様方」の宛名が住所よりも高い位置から書き始まっていたり、送り先の宛名が「様方」の宛名よりも高い位置から書き始まっていたりしないよう、注意しましょう。

文字の大きさ

宛先や宛名を記入する際、位置やバランスだけでなく、文字の大きさにも配慮する必要があります。 「様方」を使って宛先を記入する場合は、文字の大きさに関しては、「住所と宛名の中間くらいの大きさ」が良いとされており、文字のサイズやバランスを誤ると、読みづらい宛先・宛名になってしまったり、相手に失礼な印象を与えてしまったりする危険性もあります。

文字の大きさにも気を配ることで、読む人や受け取った人に綺麗な印象を与える、バランスが良い宛先を書くこともできるので、意識して宛先を書くことをおすすめします。

年賀状での住所の「方」の書き方

住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

基本的に居候先や下宿先など、相手が一時的に異なる苗字の別世帯の住所に送る場合は「○○様方 ××様」という敬称を使いましょう。「様方」は、送り先の住所の世帯主名、その世帯主名に続く「××様」に受け取り相手の名前書くというのが一般的です。

結婚してから里帰りで実家に帰っている妻宛に出す場合も同じ敬称を使いましょう。これは、妻が結婚したことによって実家の姓とは違うからです。

特徴別住所の「方」の書き方

住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

特徴別住所の「方」の書き方について紹介します。

ホテルなどの場合は「様方」は使わない!「気付」

「気付」は、ホテルを始めとした宿泊施設に、送りたい相手が泊まっていたり滞在していたりする場合に使用する敬称です。現在〇〇ホテルに宿泊している××という人に手紙などを送りたい場合は、「○○ホテル気付××様」といったような記載になります。

このように「気付」は、宛先の住所に滞在しているものの、その組織や企業には所属していない人に対して手紙などを送る時に便利な敬称となっています。

アパート

寄宿、下宿という形では、同じように「様方」をしようします。近年は、アパートなどの集合住宅が増え、同じ地番に多くの人が住むようになっています。

そこで、同じ地番の中で住所を区別するためにこの「方書」を用います。「方書」とは、地番だけでは十分に住まいの場所を定められないときに住所に付け加える言葉です。他人の家に間借りなどをしている場合に書き加える「様方」を指すほか、アパート・マンションの名称や室番号を含めていいます。

「○○アパート101号室」「△△マンション203号室」など、住民票などに住所を記入する際は、団地・アパート名や居室番号を「方書」と書かれている欄に記入します。

実家

受取人の名字と住所の世帯主が違う時は、基本的に「様方」を使います。例えば里帰り出産中に荷物を受け取りたい妊婦さんの場合、結婚して苗字が実家のものと違う場合があります。この時は「○○ 様方 △△ 様」を使いましょう。

履歴書での住所の「方」の書き方

住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

自分が他人の家に下宿・寄宿しているなどといった場合には、住所の後に「鈴木方」というように記入しましょう。この場合、敬意を示すのは履歴書を書くときには「~様方」の「様」は敬称ですので省略します。 この「~方」の欄に何も記入する必要がない場合は、この欄は空欄でかまいません。

どうしても空欄を作るのを避けたい場合には、この「方」の文字を二重線で消してもかまいません。

方呼出

また、電話番号欄には「方」「方呼出」などと記載されている場合もあります。これは、自分に直接つながる連絡手段がない場合に、第三者に取り次いでもらう必要があるときに記入します

。例えば、他人の家や寮に下宿をしていて大家さんや寮の電話番号を記入するというケースが考えられます。 このような場合は、電話に出る方の苗字を記載しておきましょう。電話に出る方が鈴木さんである場合は「鈴木方呼出」といった具合です。鈴木様の「様」といった敬称は、履歴書を書くときには省略することに気を付けましょう。

英語での「方」の書き方

住所の「方」の書き方・意味と使い方・様との違い|手紙

英語で「様方」「方」を使う場合、一般的「care of」を「c/o」と略記します。「in the care of」で「庇護の下にある、お世話をしてもらっている」という意味があり、大まかに言えば「c/o」は面倒を見てもらっている人(個人名)に当てて書きます。

会社など組織に所属している人宛に書く場合は、「Attn」を使います。 日本語だと「気付」という意味です。「Attn」は「attention」の略で、「~行き、宛て」という意味です。

ちなみに英語で住所を書く場合、先頭から①宛名、②住所(建物および部屋番号、番地、地区名、・・・)の順に書いていきますが、気付を書く場合は①宛名と②住所の間に記します。

住所の「方」の書き方・使い方はビジネスマナー

「方」「様方」とは、郵便物を届けたい相手の苗字と、届け先の住所とが異なる場合に用います。そして他の人の住所を記入する際は「~様方」を用い、自分で住所を記入する際は「~方」を用い、経緯の違いで使い分けをします。またホテルなどでは宛先の住所に滞在しているものの、その組織や企業には所属していない人ので「気付」を用います。

自分に直接つながる連絡手段がない場合に、第三者に取り次いでもらう必要があるときには、「方呼出」が記入する必要があります。これらはビジネスマナーのひとつでもあるので、ぜひ覚えておきましょう。

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