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【会社別】定期代の払い戻しの計算方法・手数料|JR/通勤

Author nopic icon温-nukumi-
カテゴリ:各種手続き

初回公開日:2018年04月23日

更新日:2020年03月09日

記載されている内容は2018年04月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【会社別】定期代の払い戻しの計算方法・手数料|JR/通勤

鉄道会社別!定期代の払い戻し額の計算式

通勤や通学で電車を使う人のほとんどは定期券を利用していますが、急な事情で定期の有効期限前に区間が変わることもあります。1日や2日なら気にしない人も多いですが、1カ月以上残っているなら払い戻しを検討しましょう。

引っ越しや転職をする際、定期のことはつい後回しになってしまい、土壇場になって定期の払い戻しに思い至るケースも多いですが、1日送れると返金額が大きく異なることもあります。定期の払い戻しは計画的におこないましょう。

では、どれほど定期の期間が残っていれば払い戻しが可能でしょうか。実は鉄道会社によって払い戻しの計算方法が微妙に異なるので、それぞれ紹介していきます。

JRの場合

通常、JRの定期券は1カ月単位で計算され、有効期限が切れる1カ月前であれば払い戻しされます。6カ月の定期を5カ月と1日使ってしまった場合は6カ月使用したとみなされ、払い戻しの対象にはなりません。払い戻し額は購入金額から使用した期間分を差し引いた額になります。

例えば、6カ月定期券51,000円/3カ月定期券28,000円/1カ月定期券10,000円の区間があったとします。この区間で6カ月定期券を購入し、4カ月使用し残り2カ月分を払い戻しした場合の計算式は以下のとおりです。

6カ月定期代51,000円-使用期間4カ月分定期代(3ヶ月定期券28,000円+1カ月定期券10,000円)=13,000円

また、ほとんどの場合は使用開始日から7日以内であれば日割り単位で払い戻しできます。例外としてJR九州では7日を過ぎていても日割り単位で払い戻しが可能です。

東京メトロの場合

東京メトロの定期券の払い戻しに関するルールは、基本的にJRと同じです。払い戻しできる定期代は使用期限が1カ月以上あまっている場合であり、月単位で計算されます。6カ月の定期を1カ月1日使用した場合は2カ月使用した扱いになり、払い戻される対象は4カ月分です。

利用開始日から7日以内であればJRと同じように定期代から運賃を日割り計算して差し引いた額が払い戻し額になります。残っている期間が1カ月未満であれば、残念ながら払い戻しはできません。

ただし、ただ払い戻しするわけではなく、新しい乗車区間の定期券を購入したあとの払い戻しであれば払い戻しの基準単位は1カ月ではなく1旬となります。1旬とは1カ月を3で割った日数を表し、おおよそ10日となります。その月によって1旬が何日であるかは異なります。

東急電鉄の場合

東急電鉄の定期代の払い戻しに関してもJRと同じルールになります。使用開始日から7日以内は日割り分を差し引き払い戻し、8日以降は月単位で残っている分が払い戻し額となり、計算方法も同じです。

大手鉄道会社で唯一、東急電鉄は1年間有効の定期券があります。こちらに関しても計算式は同じです。1年定期を購入し、9カ月1日目に払い戻しをした場合の払い戻し額は【1年定期代-(6カ月定期代+3カ月定期代+1カ月定期代)】このような計算式で算出されます。

一方、東急線とみなとみらい線をまたがっている区間の連絡定期券に関しては、通常よりも割安で販売しているため、期間が1カ月以上残っていても払い戻しされない場合があります。

京王電鉄の場合

京王線の定期代の払い戻しに関してもJRと同じです。1カ月単位での払い戻しとなり、7日以内であれば日割り計算の運賃を差し引いた額が払い戻し額となります。

京王線で注意したいのが、「どっちーも定期券」です。どっちーも定期券とは、定期区間の片方を渋谷駅か新宿駅にしている場合、料金上乗せで渋谷駅と新宿駅両方で自由に乗り降りができるお得な定期券です。

どっちーも定期券による上乗せ料金は1カ月定期には1,000円、3カ月定期には2,850円、6カ月定期には5,400円です。この定期券を払い戻しする場合には、それぞれ上乗せされた料金分も差し引きされます。

例えば、6カ月定期を5カ月使用して払い戻しする場合は【6カ月どっちーも定期代-(3カ月定期代+2,850円)-(1カ月定期代+1,000円)-(1カ月定期代+1,000円)】こちらで算出された額が払い戻し額となります。

小田急電鉄の場合

小田急線の定期券を払い戻しのルールもJRと同じです。使用開始日から7日以内は日割り計算で出した額を差し引いた額、使用開始日から8日以降は1カ月単位での払い戻しになります。区間変更の場合も旬単位での払い戻しという一般的な計算方法です。

小田急線には、他の鉄道会社にはない案内として「入院などの理由で定期を払い戻しする場合」があります。入院などによって定期券を使えなくなった場合に適用され、入院日などではなく申告日からの計算になります。

その場合は、1旬相当額に使用旬数をかけた額を定期代から差し引いた額が払い戻し額になります。1旬相当額を出す計算式はこちら【定期代÷定期券の期間日数×10日(1旬)】です。定期券の期間日数は1カ月は30日、3カ月は90日、6カ月は180日です。

例えば、6カ月の定期代30,000円の場合の1旬相当額は、【定期代30,000円÷180日×10】という計算式になります。

定期代の払い戻し方法

定期代の払い戻しは窓口で手続きします。券売機やネットでは、ほとんどの場合は対応していません。窓口は定期券を購入した駅の窓口であれば払い戻しは可能です。

必要な物は、定期券と免許書や学生証などの身分証明書です。あとはケースバイケースで必要なものは異なります。定期代をクレジットカードで支払っている場合は、支払いに使用したクレジットカードが必要となります。

購入した本人以外が代理で払い戻しの手続きをおこなう場合は、代理人の身分証明書と委任状が必要です。委任状は鉄道会社で用意されているものでも、個人で用意したものでも必要事項が記入されていればOKな場合がほとんどです。

二度手間にしないための注意事項

払い戻しは券売機ではなく窓口で手続きするので、窓口の営業時間を確認しておきましょう。1日申し出が遅れるだけで戻ってくるお金に差が出てしまうので、せっかく手続きにおこなったのに営業時間外だった、では損した気分になってしまいます。

定期券を購入した駅以外の駅で払い戻しをしたい場合は、事前に払い戻しできる駅か確認しておきましょう。どこの駅でも払い戻しができるわけではないので注意が必要です。

また、購入した本人以外が定期代の払い戻し手続きをしたい時に気を付けなければならないのが、「クレジットカードで購入してる場合」です。

定期代をクレジットカードで支払いしている場合は、代理人による払い戻しはできません。払い戻しには利用したクレジットカードが必要であり、クレジットカードは家族を含む本人以外の人は、使用してはならないという規約があるからです。

定期代を払い戻しする時の手数料

定期代の払い戻しにかかる手数料の多くは220円で、区間変更の際の払い戻し手数料も同じです。こちらは手続きにかかるお金なので、購入した定期代や期間に関わらず一律で220円となります。鉄道会社によっては310円まで幅はありますが、ほとんどの場合は220円です。

あなたの定期代の払い戻し方法は

定期には大きく分けて「通勤定期券」と「通学定期券」の2つがあります。それぞれを払い戻し方法をご紹介します。

通勤定期券の払い戻し

通勤定期は基本的に通学定期ではない、と考えれば良いでしょう。名称として「通勤」と呼びますが、必ず仕事に行くためでなくてはならない訳ではありません。いわゆる普通の定期券です。

そんな通勤定期券の払い戻し方法は、前述したとおりとなります。基本的には購入した駅の窓口で申し出をして、払い戻し額の計算をしてもらい、定期券を現金で購入した場合はその場で現金が戻ってきます。

クレジット決済の場合は引き落とし口座の方に入りますので、すぐにお金が戻ってくるわけではないので注意しましょう。

通学定期券の払い戻し

通学定期券は購入する際には、学生の提示や通学区間の制限など通常の定期券とは違う手続きを踏みますが、払い戻しに関しては特に規約はないので、身分証明書と定期券を持参し窓口にて手続きをおこないます。

学生では親のクレジットカードで定期代を支払った場合も考えられますが、クレジットカードは規則として本人以外の使用は禁止されています。

もし、親のクレジットカードで購入した定期券を払い戻ししたい場合は、クレジットカード所有者である親と定期券使用者本人とそろって手続きをする必要があるでしょう。

ICカード定期券の場合

PASMOやSuicaなどのICカードを定期券にしている場合も、ルールや手数料は変わりません。ただし、手数料はICカードにチャージされている残金から清算されます。ICカードを返却する場合で残金が手数料に満たない場合は、残金はないものとして預り金のみ返却されます。

新幹線の定期券の場合

世の中には日常的に新幹線を使う人もいます。新幹線の定期券は値段も高いので、払い戻しも慎重になるでしょう。しかし、基本的なルールは変わりません。つまり1日ずれてしまえば払い戻しが大きく異なる場合があるということです。

例えば東京~静岡間で1カ月の定期代は約130,000円、3カ月は約380,000円となり、かなり高額です。(JR九州を除いて新幹線の定期券の期間は1カ月と3カ月のみです)

この定期券で使用開始日から1カ月後に払い戻しの申し出をするのと、1カ月1日目に申し出をするのとでは、単純に1カ月分の定期代の差額がうまれます。例えば東京~静岡間だと1日遅くなっただけで約130,000円も減ってしまう可能性があります。

払い戻しのタイミングには十分注意しましょう。

新幹線の定期券を通学で使っている場合

新幹線で学校に通っている人もいます。その場合も、手順やルールは通勤定期券と変わりません。通学定期券の方が割安ですが、それでも新幹線の定期代は高額なので、払い戻しをする際にはやはりタイミングに注意しましょう。

転校や退学が決まったら、なるべく早めに定期代の払い戻しのスケジュールと、窓口の営業時間を確認しましょう。

定期代を賢く払い戻すために

定期代の払い戻しは、ほとんどの鉄道会社が同じルールで計算しています。共通して注意したい点は、払い戻しができる場所を事前じ調べておくことと、クレジットカード決済の場合です。

定期代の払い戻しは、おおよそ生活が大きく変わるタイミングで発生します。忙しい中でつい忘れがちになってしまう定期券の存在ですが、払い戻しはスケジュールをしっかり立てて損することのないようにおこないましょう。