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内祝いのお礼状オン書き方・メッセージの伝え方|封筒/結婚

Author nopic icon柊。
ビジネスマナー / 2018年05月10日
内祝いのお礼状オン書き方・メッセージの伝え方|封筒/結婚

内祝いとは

結婚祝いや出産祝いなどを頂いた際に、「内祝い」と熨斗をつけた品物を返礼として贈ります。返礼なのになぜ内祝いと呼ぶのでしょうか。また、ただのお祝いでも良いのに「内」がついているのも疑問です。まず内祝いの本来の意味から勉強していきましょう。

内祝いの本来の意味

本来内祝いは、親類などの身内や親しい人たちに慶事ごとを報告する役目を担っていました。「内」とはそもそも「家」を意味しており、「我が家ではこんなお祝い事がありました」とお知らせする際に贈ったのが内祝いの品です。

贈られた方も「それはお目出度ですね」とお祝いし、喜びや幸せを共有することができます。内祝いで喜びの輪が広がっていきます。本来はこのような意味がありますから、お祝いを贈っていないのに内祝いが届いた場合でも慌てる必要はありません。まずは相手の幸せを祝い、喜びを共有しましょう。

現在の内祝いは

現在では内祝いはお祝いを頂いた際のお返しやお礼に贈るのが一般的になってきています。「お祝いの強制」とか「幸せの押し売り」と勘違いされるのが嫌なことや時代の流れもあって、本来の意味とは違った贈り方が多くなっています。

ただ、地方伝来の風習があったり家族や親戚の間での慣習もあります。内祝いを本来の意味で贈るのか、それともお祝いをしてもらったお返しやお礼として贈るのか、迷った際には家族など周りの人たちに確かめてみると良いでしょう。

お礼のメッセージは手紙?メール?電話?

相手から手渡しでお祝いを頂いた際には、直接お礼を述べることができます。しかし、家に郵便や宅配で送付されてくる場合や家族を通じて受け取る場合もあります。そういう場合には、いくらお礼の品とはいえ、内祝いの品物だけを送付するのはマナー違反です。

お祝いを頂いたお礼とともに、これからもよろしくお願いしますという気持ちを伝えなければなりません。ここではどのような方法があるのか、その方法と注意点をご紹介します。

お礼状を書く

お祝いが届いたらまずお礼状を書き送付します。その後内祝いの品を贈るのがマナーです。できるだけ速やかにお礼状を書きましょう。ただ、書くのに手間取ったり遠方で郵送に時間がかかってしまう場合もあります。そんな時にはお祝いが届いた旨を、先に電話などで伝えることが大切です。

メールは親しい間柄で

メールやラインは、時間や相手の有無に関係なく送ることができるためとても便利です。友達や同僚など普段からメールやラインなどで連絡を取っているような親しい間柄なら問題ありません。しかし、上司や親戚など目上の方たちには失礼にあたるので、手紙でお礼状を送ることをおすすめします。

ただ、どうしてもメール以外で連絡が取れないという場合には、文面に注意して品物が届いたことの報告とお礼とを伝えましょう。その際、その他の要件と一緒にするのは避けます。例え一緒にしてしまえば楽でも、別件でメールやラインをし直して下さい。

その後内祝いの品にお礼状を添えて贈りますが、何度もお礼が重なってしまって重いと感じる場合もあります。そんな時にはメッセージカードを添えるのが良いでしょう。

電話を掛ける場合の注意点

電話は相手の顔が見えないので、緊張してうまく話せないという方も少なくありません。特に会社の上司や親戚などの目上の方が相手の場合には一層緊張が増してしまいます。せっかく電話をしても、しどろもどろでは感謝の気持ちやお礼の言葉が相手に届かず困ってしまいます。要点を書いたメモを用意するなどしましょう。

また電話をかける時間帯も早朝やあまりにも遅い時間帯では失礼にあたりますし、仕事中は相手に迷惑になる場合もありますから、電話をかけるタイミングには十分注意しましょう。電話の場合もメール同様、内祝いの品にお礼状かメッセージカードを添えることをおすすめします。

内祝いのお礼状の封筒・便箋の選び方と書き方

お礼状を書く際には、封筒や便箋・筆記具選びにもマナーがあります。友達や親しい間柄であればあまり問題がありませんが、目上の方に出す場合には失礼になりますので注意しましょう。

封筒・便箋の選び方と書き方

封筒も便箋も白無地か罫線のみのものを使用するのがお礼状の基本マナーです。できれば上質なものを用意するのが好ましいでしょう。封筒の表書きで悩むのが住所の記載です。郵便番号は「1」や「2」などのアラビア数字を使いますが、番地は縦書きの場合「一」や「二」などの漢数字で書くのが正しい書き方です。

便箋は文面が1枚に収まったとしても、もう1枚白紙の便箋を付けて2枚にして封筒に入れます。白紙が嫌だからといって無理に他の用件を盛り込むのは避けましょう。お礼がメインなのか他の要件がメインなのか分からなくなってしまうからです。これはメールやラインでも同じです。

また、最近では横書きで書く方も増えています。上司や目上の方へのお礼状にはおすすめできませんが、親しい友人には少し自由にしても構いません。ただし、普通の郵便とは違いますから、キャラクターや派手な柄の封筒・便箋を使うのは避けた方が良いでしょう。

筆記具

筆記具は、黒かブルーブラックのインキの万年筆や毛筆を使用するのがマナーとされています。鉛筆はもちろんのこと、ボールペンもお礼状には相応しくないとされています。しかし、万年筆も毛筆も普段全く使っていないのに、お礼状だからといって急に使うのは無理があります。その場合には、インキ型のペンや筆ペンで代用しても構いません。

最近はボールペンで書く方も増えていますが、目上の方にはあまりおすすめしません。いざという時に困らないように、万年筆を1本用意して練習しておくと良いでしょう。

内祝いのお礼状の書き方

いざ書こうとしたものの、白紙の便箋といつまでもにらめっこしていたのでは困ってしまいます。ここでは内祝いのお礼状の書き方を相手別にご紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

目上の方には(親戚など)

文章はいきなりお礼の言葉ではじめるのではなく、「謹啓」や「拝啓」からはじめ、次に季節の言葉で時候の挨拶を書きます。春なら「初春」「桜」など、夏なら「新緑」「盛夏」、秋なら「紅葉」「晩秋」、冬なら「初雪」「大寒」など、その季節に相応しい言葉を使います。

その後に「先日は大変素敵な品をいただきありがとうございました」というようにお礼の言葉と内祝いを贈ったことを書き、近況・抱負と続きます。「今後ともご指導お願いいたします」や相手の健康を気遣う言葉などを結びの言葉とします。

最後に「敬具」「敬白」で終わりますが、正式なお礼状には日付・住所・差出人の名前・宛先もきちんと入れましょう。

文例

拝啓 雨に濡れた紫陽花が美しい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。先日は素敵な品をありがとうございました。早々使わせていただいております。お礼の心をこめまして、別便にて心ばかりの品ではありますがお送りしました。どうぞご笑納下さいませ。

(ここには、近況や抱負を書きましょう)

今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

敬具

友達には

友達には温かみのある言葉で書いても構いません。「素敵なお祝いをありがとう」というように素直にお礼を述べましょう。内祝いを贈ったことと近況も忘れずに書き、最後は「今後ともよろしくお願いいたします」や「ぜひ遊びにいらしてくださいね」といった文章で終わると良いでしょう。

種類別内祝いのお礼状

お祝いには結婚・出産・入学などさまざまありますが、それぞれに内祝いを贈る際の基本マナーがあります。その場になってから慌てないように、ぜひこの記事を参考にして覚えて下さい。

結婚内祝い

ここでは結婚内祝いについてご紹介しています。結婚式後は新婚旅行や新生活のはじまりで何かと慌ただしくなりますから、早めの準備を心がけましょう。

内祝いを贈る時期

結婚式にお招きした方から頂いたご祝儀に対しては、披露宴や引き出物がお返しやお礼にあたるため内祝いを贈る必要はありません。ですが、披露宴にお招きできなかった方や欠席された方からお祝いを頂いた場合には内祝いを贈ります。

挙式後または挙式しない場合には入籍後1ヶ月以内を目安に贈るようにしましょう。内祝いの品には「結び切り」の水引を使います。これは結び切りが一度結んだらほどけないことを意味しているからです。熨斗の表書きは内祝いまたは結婚内祝いとします。

結婚式の場合、その土地特有のしきたりや家族間の慣習などで変わってくる場合があります。疑問に思うことは年長者の方に聞くなど確認するのが良いでしょう。

お礼状

お礼状には、お礼の言葉の他に新生活の抱負や今後のお付き合いのお願いなどを書きましょう。その際気を付けなければならないのが、縁起の悪い言葉といわれる「忌み言葉」です。別れる・離れる・切れる・破れる・死ぬ・病むなどは分かりやすいですが、重ねる・浅い・薄い・変わるも忌み言葉なので使わないように注意しましょう。

また、「重ね言葉」にも注意が必要です。不幸が重なることを連想してしまうためで、くれぐれ・わざわざ・まだまだ・重ね重ね・再び・次々などがあります。他には句読点も結婚のお礼状には相応しくないと言われています。句読点が終わりを意味しているためです。

出産内祝い

出産前は名前を決めたり赤ちゃん用品を揃えるのに夢中になりがちです。しかし、出産後は慣れない育児に振り回されたり、睡眠不足で体調が整わなかったりします。品物を選んだり住所のリストを作っておくなど、できれば少しずつ内祝いの準備をしておきましょう。

内祝いを贈る時期

出産の内祝いを贈る時期は出産後1ヶ月とされています。一般的にお宮参りが生後30日か31日とされていますから、そのころを目安に考えると良いでしょう。水引は、結婚とは反対に繰り返し結び直すことができる「蝶結び」のものを使用します。熨斗の表書きは内祝いまたは出産内祝いとし、下に生まれた子の名前を書き入れます。

出産も土地柄などで形式が違っている場合がありますので、心配な時には家族や年長者の方に聞いてみましょう。

お礼状

お礼状には生まれた子の性別と名前を入れます。その際フリガナを付けるなどして読み方も記載します。生まれた子の様子なども書くと相手にも喜びが伝わりやすいですが、子どものいない家庭や不妊に悩んでいる家庭などもありますから、相手への配慮も大切です。

入学内祝い・快気内祝いなど

本来「子どもの入学祝いに関してはお返しをしない」とされてきました。これはお祝いが親ではなく子どもに対して贈られるものであり、経済的基盤のない子どもにはお返しができないためです。しかし、現在ではお礼の気持ちを伝えたいということで入学内祝いを贈るようになってきました。

快気内祝いも本来は病気が治って退院できましたという報告のために贈られていました。しかし、現在ではお世話になった方やお見舞いに来てくださった方にお礼として贈るのが一般的となっています。

入学内祝いは親戚などの家族関係、快気内祝いは地域の慣習などにより一般的な習慣と異なる場合があります。分からないことがあったら必ず周りに確認しましょう。

内祝いで喜びの輪が広がりますように

いかがでしたか。この記事は参考になったでしょうか。

お祝い事は何かとしきたりがあって面倒だととらわれがちです。ですが、「皆で喜びあう」ということが本来の内祝いの姿ですから、形式に捕らわれすぎずに楽しんで準備しましょう。

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