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年商と売上高の違い・同じなのか・経常利益との違い|利益

Author nopic iconabuteioudesu
カテゴリ:ビジネススキル

初回公開日:2018年04月13日

更新日:2020年05月19日

記載されている内容は2018年04月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

年商と売上高の違い・同じなのか・経常利益との違い|利益

年商と売上高の違い

年商と売上高の違いをご紹介します。

年商とは

年商とは1年のうちに会社あるいは個人経営で売り上げた金額の総額のことです。商品やサービスを提供してその対価として得た1年分の額を言います。そのため実際に自分のところに入る利益ではありません。

年商は売り上げた額のことを指し示すため実際の経費や社員への給料、税金を除く前の金額です。それから差し引いた金額が自分のところに入るお金、つまり利益です。

売上高とは

そもそも「売上」とは当該企業の本業の活動によって得られた収益です。本業の物・サービスを提供することで得られた収益のことです。その上で「売上高」とはある一定期間における売上の総額のことです。一定期間なので1日、1ヶ月あるいは1年と自由に期間を設定することができます。

「売上」と「売上高」は、日常的にはあまり区別されずに用いられていることも多いです。「売上」という言葉で総額を示している場合もあれば、「売上高」という言葉で個々の売上の金額を示していることも多いので業種によっては「売上」と「売上高」に対する概念が異なります。

売上高と年商の違い

上記でも説明しましたが年商とは会社や個人経営における年度の総売上を指し示します。その一方で売上高とは会社や個人経営が一定期間において自社の営業活動によって得られた売上高のことを指し示します。

意味合い的にはどちらも売り上げを指示しますが違いは期間にあります。年商は年度単位での売り上げを指しますが売上高は会社や個人経営で期間を自由に決めることができある一定期間においての売り上げを指します。

一定期間ですので数ヶ月単位でも良いということです。一般的には数ヶ月単位での売上高を考える企業が多いので、売上高の1年分が年商とも言えるでしょう。

年商と年収の違いとは

まず、年収とは何かから説明します。年収とは税金や社会保険料を含めた1年間の収入の総額のことを言います。一般的によく耳にする「手取り年収」とは年収から税金や社会保険料を差し引いた1年間の収入のことです。

それでは「年収」と「年商」の違いについて説明していきます。「年商」は一般的には売上高と同じです。しかし、実際には仕入れ値や人件費、その他でのお金も含まれますので業務だけで得た利益というのはもっと少ないです。これをよく「営業利益」と言います。

それに対して「年収」とは税金や社会保険料が除かれた収入なので純粋に自分の取り分といってもいいでしょう。

年商と売上高から利益は分かるのか

例えば年商1億円の会社の社長の年収を考えることにしましょう。年商1億ですと月の売上高はおおよそ830万円です。そこに従業員が20人いると1年間の売上1億から20人の従業員の給与が1人あたり平均年収が300万だとすると社員の給与だけでも会計上年間約7000万は必要になります。1億から7000万引くと残りは3000万です。

ここからさらにある商品を作るための材料費や広告費、販売費、その他の費用を取り除いていくと社長の年収は500万くらいだと予想がつきます。年商1億円の社長でも従業員の人数や製作するものによっては製作費、宣伝費、販売費などによって大きく増減します。

従って年商と売上高が分かればそこから逆算して費用を考えていけば利益は分かります。

年商と売上高は同じなのか

結論から言うと年商も売上高もほぼ同じ意味です。しかし、若干年商と売上高には違いがあります。年商は1年間の売り上げを指しますが売上高は1年間ではなくても構わないです。仮にそれが1ヶ月であったり、1日の売り上げであったりいろんな意味での売り上げがあるので厳密に言うと同じとは言い難い部分もあります。

売上高はある一定期間においての売り上げを指すのでその一定期間を1日や1ヶ月あるいは1年として考えることができるので売上高は期間によって変わっていきます。年商は1年と決まっているので1年間の売り上げた額のことです。

「年間売上高」と示した場合基本的には年商も売上高も意味合い的には大差はありません。

年商と売上高と経常利益の違い

年商と売上高は実際に売り上げた額のことを表します。しかし、年商の場合は1年間の売り上げた額のことを言いますが売上高の場合は1年とは限らず1日、1ヶ月単位でも売上高という言葉が使えるので少し意味合いは変わりますが同じ1年で見る場合は年商も売上高も同じ意味になります。

一方で経常利益とは営業利益に本業以外での営業外損益を加減した利益です。つまり、営業利益に本業とは別の財務活動によって得られた損益を反映されています。年商や売上高との大きな違いは年商と売上高は「どれだけ売り上げた」かで経常利益は「売り上げからその原価を引いたり商品販売以外での利益を加えたりした結果自らの手元に入る利益」のことです。

経常利益とは

まずは、経常利益とは何かから説明します。経常利益とは会社の本業の利益である営業利益に対して通常の営業活動以外での収益を足したり、引いたりした利益のことです。

そもそも「経常」とは一定の状態でそれが継続されて変わらないことを言います。企業の利益を見る際に本業の利益しかない場合、営業利益さえ見ればわかります。つまり、企業の営業力を見るための基本的な利益指標で、これがマイナスの場合は「経営損失」です。

しかし、本業の利益以外にも固定的な費用や収益がある場合営業外収益を足したり、営業外費用を引いたりして本業以外での収益を考える方が実態に即した利益になります。

従って経常利益は企業の内部においては、経営の通信簿としての意味合いを持つ一方で、企業の外部においては、今後の企業の動きを判断するための重要な投資材料にもなっています。

営業外収益

営業外収益とは物・サービスを製造・販売していく会社のビジネス活動とは別に得られた収益のことです。営業外収益の科目としては受取利息や受取配当金、有価証券利息、雑収入などといった科目があります。このように営業外収益の区分には、通常のビジネス活動とは別の科目が表示されます。

営業利益とは

営業利益とは簡単に言うと本業の儲けを表す数値です。会社での純粋な営業活動から生み出された利益のことです。営業利益は、当該製品・商品を販売するための営業部署の費用や、営業を支援する部署の費用、広告宣伝や販売促進にかかる費用などを差し引いた利益です。ただし、売上高が良くても経費がかさむと営業利益は小さくなります。

営業利益と販売費および一般管理費との関係

売り上げ総利益が一定とすると販売費および一般管理費が小さければ小さいほど営業利益は大きくなります。逆に販売費および一般管理費が大きくなれば営業利益は小さくなります。そのため売り上げ総利益ががいくら大きくても販売費および一般管理費によっては営業利益は大きくもなれば小さくもなるということです。

商売を長く持続させるためには

お金目的やそれ以外の目的で年商を伸ばすことは悪いことではありません。単純に考えて、商売を通して自分がやりたかったことが明確になっている人と考えがちですがそういう人はたくさんの苦労や努力を積み重ねています。

実際には会社としてのミッションが明確でなかったり社長の中では明確でも社員全体にはいきわたってなかったりとさまざまなな原因で経営がうまく成り立たないこともあります。ただ単に年商だけを上げればよいのではなく年商や売上高からどれだけの利益を出さなきゃいけなくてどれだけの収益を得なきゃいけないのかも考えなければいけません。

商売を長く持続させることは簡単にできることではありませんが売上高や年商をあげたいのならまずは利益を考えていろいろと逆算することが大事です。