相思相愛の対義語・相思相愛か診断するチェック項目
いつも何年経っても愛し愛されとても幸せな相思相愛なカップルや夫婦を見かけると、こちらまで幸せな気分になります。みんな憧れるといってもいいこの愛に満ちたりた状態、いつかそんな幸せにたどり着きたいなぁ、と切実に感じている人も少なくありません。
今回はこの「相思相愛」について、対義語や、あるいは今自分がまさに相思相愛であるかをチェックできる項目、また相思相愛になる方法などをご紹介します。
相思相愛の意味と同義語
相思相愛という四文字熟語には、互いに慕いあい、愛し合っていること、という意味があります。相手を互いに恋しく思う=相思、相手を互いに愛する=相愛というそれぞれの意味があります。
相思相愛は企業間など比ゆ的に使われることがしばしばありますが、多くの場合は恋愛の仲において使われます。そのため、同義語としては・慕いあう・両思い・思い思われ、といった言葉があげられます。
相思相愛の対義語
お互いに愛し合っている状況である「相思相愛」の状態ではないということは、自分のことを恋慕ってもいない人を、一方的に恋い慕っている状況となります。そのため対義語は、やはり「片思い」あるいは「片想い」があげられます。
相思相愛か診断するチェック項目
思い慕い恋する相手がいる人なら誰しも、相手も同じ気持ちで相思相愛かどうかは気になるところです。相思相愛かどうかを診断するチェック項目をいくつかご紹介いたします。
相手のディテールを覚えている
些細なことというのは、本人ですら気に留めていない場合もあり、記憶が定かでないときもあります。しかし相思相愛であればあるほど、相手の事はよく観察し、覚えているため、些細な事をとてもよく覚えています。
例えば、好きな食べ物や映画、それをいつどんなシチュエーションで食べたあるいは見たかなど、自分でも忘れていそうなことをパートナーが覚えている場合、そして自分も同じくパートナーのディテールを覚えている場合、相思相愛といってよい関係です。
親友、家族に紹介する
恋愛で相思相愛にある関係で、パートナーを大事と思えば思うほど、自分の友人や家族に紹介するようになります。それは、自分とパートナーとが、今後自分が一緒に時間を過ごすことが多くなるとわかっているため、同じくらいに大事である人たちに紹介をしようという気持ちになるからです。
大事な存在になっていく過程で、どちらからでもなく、友人や家族に会ってほしいと感じ出すのが相思相愛です。何年一緒にいても友人に会わせてくれない、ということであるならば、あまりパートナーと信頼関係を結べていない、あるいは真剣ではないということになります。
全て受け入れてくれる
人間は完璧ではないため、相手の願うことを実現できずがっかりさせることがあります。また育った環境によって価値観も違うため、パートナーに対して、何でこの人こうなんだろうと疑問を持つこともあります。
しかしその疑問ですら、愛しいと受け入れられるかどうかが相思相愛かの判断基準になります。些細な違いを「すれ違い」として敬遠するか、「新しい発見」として楽しむかで関係性は大いに変わります。
互いにとにかく幸せな気分になる
ただその人がいるだけで、特に何もしていなくても幸せな気分になる、この気持ちは相手を思い慕うからこその感情です。パートナーも、とくに何をすること無くとも一緒に時間を過ごしているだけで笑顔が絶えないのであれば、それは相思相愛の印です。
相思相愛か占いする方法
自分が大好きな人からちゃんと愛され返しているのか、というのはとても気になるところです。ですが相思相愛であるのか、その真相を確かめるのはなかなか勇気のいることです。占いで、こっそり気持ちを覗いてみましょう。
手相
まず、左右の掌を仰向けにし並べます。小指の付け根をくっつけると、付け根の線から感情線の間に「結婚線」があります。その結婚線の位置が左右で合致している場合、パートナーからの愛も自分と同じといわれています。要するに、相思相愛の線です。
相思相愛という意味の花言葉
色とりどりに咲く可憐な花たちにはそれぞれ、花言葉というものがあります。発祥は17世紀のヨーロッパにも遡るとも言われる花言葉、ロマンチックなものから友情をたたえるものまでバラエティに富んでいます。そんな花言葉で「相思相愛」を意味する花はどんな花なのでしょうか。
相思相愛が花言葉、キングサリ
この写真の花こそ、相思相愛を花言葉に持つのはキングサリという植物です。あまり聞き慣れない花の名前ですが、漢字表記では「金鎖」と書き、別名はキバナフジです。
キングサリは落葉樹で、枝から下に向かって黄色い花を咲かせます。その花の姿が藤の花に似ていることからキバナフジ(黄花藤)と呼ばれます。相思相愛の他に、寂しい美しさ、という花言葉もあります。
相思相愛になるにはどうしたらいいのか
愛し愛される関係というのは皆が憧れ目指します。相思相愛は心が安定し、いつも笑顔でいることができる関係のことです。そんな素敵な関係になるには、どうすればいいのでしょうか。
相手を積極的に知る
恋愛にとって大事な事はお互いを知り理解を深めることです。しかし残念ながら、自分の事は理解してほしく仕方がないのに、相手を理解しない人というのも多くいます。
どちらかの要求のみが大きい場合、恋愛はうまくいきません。理解してもらうためにも相手を理解する事、そのためには良い面だけでなく悪い面も知る必要があります。積極的に相手を知ることで、受け入れる事ができ、そして同じくパートナーも自分への理解を深めてくれるようになります。
笑顔を絶やさないこと
太古では、人の微笑みには、相手に対し「あなたの敵ではありません」という意味がありました。今も同じく、微笑むという事は好意を持っているという表れになります。人は笑顔でいる人に対して基本的に好意を持ちます。パートナーにとって互いに安らぎとなり相思相愛であるには、笑顔は必須です。
スキンシップの重要性
恋愛期間が長くなればなるほど、触れ合いというのは少なくなってくる傾向にあります。しかし、相思相愛であるためにこのスキンシップというのは恋愛において欠かせない要素となっており、互いに触れる回数が多いカップルほど、良好な恋愛関係を送る傾向にあるとされています。
スキンシップといっても、特別なことではなく、ただ肩を寄せ合ったり、手を握ったりといった事で十分で、互いの肌と肌が触れることが何よりも重要です。スキンシップを取ることは、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」という脳内物質が分泌され、満たされた気持ちになります。
気持ちが満たされるということは、この人は自分の傷を癒してくれる人だ、という認識になり、互いが必要不可欠な存在になります。結果的にスキンシップは相思相愛に不可欠といえるでしょう。
相思相愛の人と結婚する方法
長い人生をともにするパートナーであれば、相思相愛で一生の最後を迎えたい、と願うことは自然な事です。しかしそんな相手を見つけることはおろか、ろくに結婚に結びつくような出会いもない、と嘆く男女も少なくありません。どうすれば相思相愛の人と結婚できるのでしょうか。
恋愛のパターンを破る
相思相愛でいる絶対的な条件として幸せな恋愛は外せません。しかしなかなかパートナーから自分の願うとおりに慕われない人が多いのも事実です。
自分は恋愛に運がない、と感じている人は、まず自分の恋愛遍歴を再考してください。同じような相手を愛してしまい、結局似た理由で別れているということもよくあります。今までの相手で相思相愛になれなかったのであれば、その恋愛のパターンを打ち破ると相思相愛の人とめぐり会い、結婚に至る可能性もみえます。
諦めない精神
諦める人というのは何事に対してもすんなり諦める傾向があります。恋愛においては、少し自分の理想と違っただけで、「この人は運命の人ではない」とパートナーとの関係を諦めてしまいます。
結婚は現実、という言葉をよく聞きますが、ときめいて、いわゆる「びびび」ときて結婚、とはなかなかありません。お互いをじっくり知って理解をする、そして同じく知ってもらい理解をしてもらうことで、相思相愛の相手と愛を深めていき、毎日一緒にいても心が落ち着くかどうかを見極めて結婚に至ります。
相思相愛から別れる原因
愛し愛される仲だからといって、別れがないとは限りません。どれだけ相思相愛であっても、別れを選ぶカップルもいます。どういう理由が考えられるのでしょうか。
結婚感のずれ
恋愛中のカップルのいずれか一方が、結婚に対して肯定的(あるいは積極的)で、もう一方が否定的(あるいは消極的)であったとき、互いの行く先に答えを見出せず別れを選択するということがあります。
結婚に対する価値観はそれぞれですのでどちらを責めるということはできませんが、この価値観の違いで別れを選択するということは、相思相愛のカップルにとってはとても辛い決断であるということは確かです。
家族の問題
当人同士は相思相愛であるのに、親戚縁者がその付き合いに反対をし、その結果別れを選ばざるを得ないカップルもいます。
今の時代にそんなことがあるのか、と感じますが、結婚は当人二人だけの問題ではありません。例えば、パートナーの親や兄弟姉妹に受け入れられなかったら、心が折れても不思議ではありません。これから先、パートナーとの将来を考えるのであれば、パートナーの家族とのコミュニケーションは切っても切れない付属品です。
不適切な関係であるから
事実として、不倫という関係性でも相思相愛は成り立ちます。その不適切さゆえに一時は炎のごとし燃え上がりますが、しかし不倫カップルの多くが別れを選択することになります。それは相手、あるいは自分、または双方には大事な「家族」があり、その家族と恋愛を天秤にかけたとき、別れを選ぶということが多いからです。
愛し愛される喜び
人を好きになり慕ったのであれば、その人からも同じ気持ちになってもらいたい、というのは恋愛をすれば当然のことです。しかしそう願えば願うほど、思いとは裏腹に利己的になってしまいがちです。
相思相愛とは相手をコントロールし、自分の欲するようにパートナーに動いてもらうということではありません。時として、自分の願いとは全く違った行動をパートナーがすることだってありえます。その時、いかにその違いを受け入れるか、また受け入れてもらうかが、愛し愛される秘訣です。