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「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

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ビジネス用語 / 2018年05月06日
「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

「よろしいでしょうか」の意味

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

プライベートでもビジネスの場面であっても、確認作業をする機会は多くあります。「よろしいでしょうか」と相手に確認を取ることは、間違いを防ぐという意味はもちろんコミュニケーションを円滑にするという意味でも重要な役割を担っています。

例えば買い物をする際、レジに持って行った商品を「こちらでよろしいでしょうか」と確認してもらうことは大きな意味を持っています。電池や電球のように大きさに種類があるものや、漫画や小説のように巻数があるもの、服や靴のようにサイズ違いがあるものは、「よろしいでしょうか」と確認してもらうことで間違いをなくすことが可能です。

「よろしいでしょうか」は一般には自分はお客としての立場であることが多いです。しかし仕事によっては自分が「よろしいでしょうか」と確認する立場になることもあるでしょう。使い方や敬語表現について考えてみましょう。

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

「よろしいでしょうか」と似た言葉で「よろしかったでしょうか」という言葉があります。この言葉は間違った敬語として知られており、マナー教室や研修でも使わないように教えられているのが一般的です。では「よろしいでしょうか」の敬語表現にはどのようなものがあるのでしょうか。

「よろしいでしょうか」はビジネスの場でも使用することができる丁寧な敬語表現です。相手と対面している場合や電話で話している場合のみでなく、手紙やメールでも使っても問題ありません。「よろしいですか」という言い方もありますが、「よろしいでしょうか」の方がより丁寧な敬語になります。

謙譲語

謙譲語とは相手に対してへりくだった表現をすることで、相手に敬意を示す言葉です。「よろしいでしょうか」という言葉は謙譲語であり、敬語を使うべきシチュエーションでも使うことができます。

「よろしいでしょうか」は親しい間柄ではあまり使われる表現ではありません。口語で使う場合では「これでいい?」「大丈夫?」などが使われることが一般的です。また、「よろしいでしょうか」という言葉は疑問系ですが、メールや手紙でクエスチョンマークを使うことは失礼にあたるため、使わないようにしましょう。

別の言い方

「よろしいでしょうか」を別の言い方で言うならば、「問題ありませんでしょうか」「構いませんでしょうか」などの表現を使うことができます。どちらも確認を求める意味で、公私問わず使うことができる言葉です。

「問題ありませんでしょうか」という表現は、「はい」か「いいえ」の答えよりも、具体的な答えを求めている聞き方と言えます。「構いませんでしょうか」は「はい」か「いいえ」を求める聞き方です。

「よろしいでしょうか」の返答方法

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

「よろしいでしょうか」と尋ねられた時、なんと答えるのがいいのでしょうか。親しい間柄で「いい?」「大丈夫?」と尋ねられ、肯定する時には「いいよー」「オッケー」と返すと良いでしょう。否定する時には「だめ」「大丈夫じゃない」と返すのが一般的です。

ビジネスの場で適切でない返答をしてしまうと、相手の自分への評価を下げてしまう可能性があるので注意しましょう。

肯定する場合

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

「よろしいでしょうか」に対して肯定する場合にはいろいろな言い方があります。「大丈夫です」「結構です」「問題ありません」などの言葉を使うのが一般的です。「大丈夫です」は敬語の中でもフランクな雰囲気を出すので、ビジネスの場や相手に大きな敬意を払う時は、「結構です」「問題ございません」などの敬語を使うようにしましょう。

「よろしいでしょうか」に対して、間違っても「よろしいです」と返してしまってはいけません。「よろしいでしょうか」は謙譲語であり相手が自分に対してへりくだっている表現です。それに対し「よろしいです」と上から返事をすることは大変失礼に当たってしまいます。最悪の場合、相手を怒らせてしまう可能性もあるでしょう。

否定する場合

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

「よろしいでしょうか」に対して否定する場合、角が立たないような言い方をする必要があります。単に「違います」と答えても問題ありませんが、どこが間違っているのかを相手に示してあげるのが丁寧でしょう。

例えば靴を買いに行った時に「こちらの色でよろしいでしょうか」と違う色の靴を見せられたとします。その場合、「違います」と答えた後に「青色のものでお願いします」などと具体的な訂正をしてあげるのが親切でしょう。

肯定する時と同様に、「よろしいでしょうか」ということがに対して「よろしくありません」と答えるのは絶対にやめましょう。丁寧すぎる受け答えは、時に嫌味に聞こえてしまう可能性があります。

「よろしいでしょうか」の使い方

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

「よろしいでしょうか」と使う場面は、日常でもビジネスでも多く訪れます。どちらも口頭の説明だけで使われることは少なく、実物やデータなどを見せながら確認をとりながら使われることが多いです。お互いの理解を深めるといった意味でも、実物を見せながら確認することは有効です。

例えば漫画を購入する際、巻数を間違えて購入してしまうことは誰しもが避けたいでしょう。しかし漫画の内容は憶えていても巻数を覚えておらず、まちがえて購入したことがあるという人も少なくないのではないでしょうか。表紙のデザインが似ていたり、複数の巻数が同時に出ていたりしているとなおさら間違えやすくなってしまいます。

その場合、レジにて「こちら23巻ですが、よろしいでしょうか」と尋ねてもらうことはとても助かります。おぼろげにしか覚えてなかったとしても、考える時間を持つことで、間違って購入することを防ぐことができます。

会議

ビジネスにおいて間違った解釈のまま仕事を進めることはとても危険な行為と言えます。「自分はこう思っていた」と解釈の差をそのままにしておけば、その差は取り返しがつかないほど大きくなり、仕事の失敗にも繋がりかねません。「よろしいでしょうか」と同意を求めることはその手間を差し引いたとしても、必ずすべきだと言えます。

また長時間に及ぶ会議や議題がいくつもある会議などでは、その都度「ここまでよろしいでしょうか」と尋ねるのが効果的です。都度確認することで、解釈の違いを減らすことができ、共通認識としてそれ以降の会議を進めることができます。「よろしいでしょうか」と確認した時には何も言わず、後から言う人がいればその人は無能と考えていいでしょう。

メール

メールでは相手からの応答をリアルタイムに捉えることができないため、「よろしいでしょうか」の使い方にも注意が必要です。メールや手紙は長文だと嫌がられる可能性があるので、完結に確認事項を述べる必要があります。

また「よろしいでしょうか」に対する答えの求め方に注意しなければなりません。「よろしいでしょうか」に対して「はい」か「いいえ」で答えて貰えばいい内容であれば、その旨を明記しましょう。答えに加えて具体的なアドバイスが欲しい場合は、「ご確認の上、ご助言いただければ幸いでございます」と付け加えると良いでしょう。

「よろしいでしょうか」は間違いなのか

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

よく「よろしいでしょうか」という表現は正しいのかという疑問を見かけます。「よろしかった」という表現が間違いであることは述べましたが、その影響で「よろしいでしょうか」が正しいのかどうかにも疑問をもつ人が増えてきています。特に敬語を使うべき機会が多い就活生が同じような悩みを抱えています。

結論から言うと「よろしいでしょうか」は間違いではありません。ビジネスの場でも使われる言葉であり、謙譲語として正しい敬語です。しかしそれはあくまで認識を確認する時に使われる場合であり、シチュエーションに合わない場面では間違った使い方になってしまうこともあるでしょう。

「よろしいでしょうか」の例文

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

「よろしいでしょうか」が使われる例文を幾つか挙げてみます。ここでは自分が言われる立場の例文をあげますが、自分が言う立場でも使い方に変更はありません。

お店で使われる例文

「こちらの洋服Mサイズですがよろしいでしょうか」「こちらの靴のサイズは27センチですがよろしいでしょうか」「カットの後パーマをあてさせていただきますが、よろしいでしょうか」「ハンバーグセットでよろしいでしょうか」

お店では物やサービスとお金の等価交換であるため、認識の違いは大きな問題です。購入する前に必ず確認する必要があります。

会社で使われる例文

「書類はこちらでよろしいでしょうか」「発注は1000個でよろしいでしょうか」「次の議題に入りたいと思いますが、ここまではよろしいでしょうか」「質問についての窓口はこちらでよろしいでしょうか」

会社では書類を結ぶことで契約を交わすこともあります。契約を結んだ後はそれを破棄することは簡単ではないので、それ以前にしっかりと確認する必要があります。「報告連絡相談」と言われるように、「よろしいでしょうか」と相談することはビジネスマンとして必要不可欠です。

「よろしいでしょうか」の漢字

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

「よろしいでしょうか」は漢字で「宜しいでしょうか」と書くこともできます。意味は変わらず確認を求める言葉です。ビジネスの場面でもどちらの表現を使っても問題ないとされています。メールなどでは目に入って来やすい平仮名で書くほうが親切だという考え方もあります。

「よろしいでしょうか」が作る人間関係

「よろしいでしょうか」の敬語での言い方・返答方法・使い方

「よろしいでしょうか」はプライベートでもビジネスでも、有効なコミュニケーションを作る上で有効な言葉です。意志や認識の確認をするということは、相手をより深く知ろうとすることであり、同時に自分をより深く知ってもらおうとする行為だということができます。

現在社会におけるコミュニケーション不足が問題になっています。自分のことだけを考え生活を送っていては、いざ問題が起こった時に助けてくれる人がいなくなってしまう可能性があります。「よろしいでしょうか」と確認することは、自分の考えを相手に伝え、相手と繋がろうとする意思表示でもあります。

「よろしいでしょうか」と尋ねることは決して恥ずかしいことではありません。「聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉があります。後々恥をかかないように、意志の確認を怠らないようにしましょう。

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