Search

検索したいワードを入力してください

「受領いたしました」の使い方・敬語での言い方|ビジネスメール

Small 9f988993 000f 4eb0 b8b5 30d0c8cdcdf3櫻宮ヨウ
ビジネス用語 / 2018年04月25日
「受領いたしました」の使い方・敬語での言い方|ビジネスメール

「受領いたしました」の使い方

ビジネスの場でよく登場する「受領いたしました」という言葉の意味をご存知でしょうか。何かを受け取ったら無意識に「受領いたしました」と言ってしまうほど、ビジネスの場では頻繁に登場する、便利ワードの一つです。

ですが、「受領いたしました」と言う言葉、本当にそのように便利に使っていて良いのでしょうか。受領いたしましたという言葉が持つ意味や、使い方について勉強しましょう。

「受領いたしました」の「受領」とは

「受領いたしました」の「受領」という言葉は、その言葉どおり誰かから何かを受け取った時に使用する言葉です。受け取ったものが荷物でもメールでも書類でも、受け取った内容物にかかわらず「受領いたしました」として扱うことが可能です。

「受領いたしました」は、なんでもOKではない

受け取ったものに対して使うことができる「受領いたしました」ですが、万能に使えるわけではありません。

抽象的な親切心や厚情などが関わることに「受領いたしました」を使用することはできません。そのような相手の気持ちに対しては「受領いたしました」ではなく「頂戴しました」または「頂戴する」と言葉を変えましょう。

「受領いたしました」では相手の方へ失礼になりますので注意しましょう。

ビジネスメール

「受領いたしました」を最も多く使う機会があるのは「ビジネスメール」です。仕事をしていると資料のやりとりはメールに添付する形式が多くなります。

しかも「受領いたしました」は取引先の相手や、目上の方にも使用することができる便利ワードです。相手の方との関係性や立場をあまり意識しないで良いワードは大変重宝しますので、きちんと習得しておきましょう。

「受領いたしました」の敬語での言い方

「受領いたしました」は「受け取る」を丁寧にした「動詞」です。そして「受け取る」と言う言葉を丁寧にしていることから、「受領いたしました」を敬語にする必要はありません。もちろん、さらに丁寧な印象を与える言葉も存在します。そのキーワードのついては後程くわしくご説明いたします。

相手との関係性によっては少し堅苦しい表現

「受領いたしました」と言う言葉には「大切なものを受け取った」という意味合いもありますので、ビジネスシーンでは大変重宝します。しかし、逆に「受領いたしました」という相手によっては、少々堅苦しい印象を与えてしまいかねません。

ビジネスシーンに限らず人と人との付き合いで生まれる関わり方は、丁寧であれば常に正解と言うわけではありません。よい距離感を保つためには堅苦しすぎないことも時には必要です。

取引関係が長く付き合いが長い方や、同僚など関係が近い場合は「受領いたしました」とするよりも「受け取りました」「受け取らせていただきました」のように言葉を変えるのもおすすめです。

目上の人への使い方

本来「受領いたしました」は目上の方にでも使用することは全く問題はありません。しかし、できるだけ丁寧にと考えるのであれば「受領いたしました」ではなく「拝受いたしました」とするのがおすすめです。

これが先ほど少し触れた「受領いたしました」をさらに丁寧にするワードとなります。「受領いたしました」でもかなり丁寧で簡潔な言葉です。それをさらに丁寧にしますので、濫用することはおすすめできません。

とっておきの時に「受領いたしました」ではなく「拝受いたします」と決められる方が言葉を正しく使えていて良い印象を与えることができるでしょう。

「受領いたしました」と「拝受いたします」の二つの違いについては後程もうすこし詳しくお話しします。

目上の方に対する他の言い方

「受領いたしました」をより丁寧にする「拝受いたします」の他には、尊敬語となる「お受け取りになる」や「お納めになる」という言葉の使い方もおすすめです。目上の方だけでなく、取引先の方などにも適切な言葉のチョイスとなります。

「資料をお受け取り頂き誠にありがとうございます」

「ささやかなものではございますが、どうぞお納めください」

上記のように相手に何かを渡す際に使うことのできる「受領いたしました」と同じ意味を持つ言葉です。

一説では「メールをお受け取りいたしました」のように、自分を軸にした「受け取りました」ということを伝える際に、丁寧にできると使用されることも問題はないという意見もあります。しかしビジネスシーンではあまりその考え方は広く浸透していませんので、自分に対しての使用は避けるのがベターです。

「受領いたしました」のご連絡方法

「受領いたしました」と相手に伝える場合の例文をご紹介します。「受領いたしました」は特に使い方が難しいワードではありませんので、例文を見ながら定型の使い方をマスターすることをおすすめします。

受領メールはお早めに!

まず相手の方から資料などを受け取った場合、できれば内容を確認してから連絡するほうが仕事上では効率が良いのではとなりますが、それはあまりお勧めできません。

どうしても急ぎで慌てて届いた資料を確認し折り返しということでなければ、まずは受領メールをお相手に送り、確認後改めて折り返りますとお伝えするのがビジネスマナーです。「受領いたしました」という意思表示だけの1本のメールを送るか送らないかでも印象は変わります。

相手の方もきちんとメールは届いているのか、メールが届いていることを確認して貰えているかが気になります。こちらから連絡すべきかと思案に暮れている可能性もあります。そのような時間の無駄を減らすほうがビジネスシーンではおすすめです。

何かを受け取ったらまずは「受領メール」を送り「受領いたしました」という旨をお相手に伝えるようにしましょう。

受領メールの例文

全てにおいて「受領いたしました」とこのまま使う必要はありません。もちろん「受領いたしました」のまま使っても問題はありませんが、不自然になってしまうのであれば少し言い方に変化をつけるとよいでしょう。

「資料を受け取りました、有難うございます。取り急ぎ受領確認でご連絡させていただきました」

「本日、○△の資料一式を受領いたしました。お忙しい所有難うございました。内容を確認いたしまして改めてご連絡いたします」

このように、まずは「受領いたしました」という意思をはっきりと表現しましょう。その上で大切なものを送っていただいたことへの感謝の気持ちや相手をねぎらう気持ちをつけたすようにしてください。

理想としては、2つ目の例文にあるように「受領いたしました」だけを伝えるのではなく、折り返し連絡しますと付け加えるとベターです。可能であればいつごろまでに返信をするかも記入できるとよいでしょう。

「受領いたしました」と「拝受しました」の違い

「受領いたしました」をさらに丁寧にする言葉として先ほど登場した「拝受いたしました」と言う言葉、この二つは丁寧度が違う意外に何か異なる意味があるかについて触れておきましょう。

「拝受」は「受け取る」の謙譲語

「受領いたしました」は受け取るの丁寧な動詞に対し、「拝受いたしました」は受け取るの謙譲語となります。この時点で丁寧度の格が異なることが見えてきます。

「拝受」の類語には「賜る(たまわる)」もありますので、こちらでも構いませんが、一般的には「受領いたしました」と同じシーンで使用するのであれば「拝受」で問題ありません。

「受領いたしました」と「受け取りました」の違い

「受領いたしました」と「受け取りました」の違いはすでに少しお話ししていますが、同じ意味を持っていながら、相手との関係性により変化することができる言葉の違いを持っています。

目上の方でも取引先の相手の方でも、時間の経過とともに関係性は変化します。最初はできるだけ丁寧に「拝受いたしました」や「受領いたしました」を使用していても、「受け取りました」と変化することはさほどおかしいことではありません。

相手との関係性を鑑みて、「受領いたしました」では堅苦しすぎないかを考え変化させるのも大人のマナーです。

ビジネスシーンで大活躍する「受領いたしました」

「受領いたしました」という言葉をいかにしてビジネスシーンで有効活用するかについてお話ししました。そのためには言葉の意味をきちんと理解し、状況に応じて言い換える言葉を知っておくなど、知識を備えておくと安心です。

なんとなく流れに乗って使うのではなく、ここぞと言う時は違う言葉で、関係性と時間の経過を見て違う言葉になど、知識を駆使して正しく言葉を使いこなし、ビジネスマナーをしっかりと身につけましょう。

関連記事

Related