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美しい所作の特徴・身につける方法・習い事・おすすめの本

Author nopic icon華咲梅
ビジネスマナー / 2018年04月30日
美しい所作の特徴・身につける方法・習い事・おすすめの本

所作とは

美しい人を表現するときに「所作の美しさ」が挙げられる事があります。所作とは、その場に応じた身のこなしや立ち居振る舞いの事です。

日本伝統の文化である「茶道」「相撲」「歌舞伎」「剣道」「将棋」と、ジャンルが違うものどれを取っても「型」や「手さばき」「姿勢」「お辞儀」など身のこなし方・体の使い方などが大切にされている事からも、日本では昔から所作の美しさを大切にしてきた事がうかがえます。

所作とマナー・エチケットの違い

人としての美しさを表現するものとして「所作」と同じように「マナー」や「エチケット」と言う言葉が使われる場合もあります。

「マナー」「エチケット」ともに日本語に訳すと「行儀」「作法」「礼儀」となり、「所作」と似通っているようにも見えますが、使い方としてはどのような違いがあるのでしょう。

立ち居振る舞い

「作法」や「礼儀」を表すと言うと、所作と同じように思えるマナー・エチケットですが、その違いは「所作」が身のこなしや立ち居振る舞いを表すのに対し、「マナー」「エチケット」は礼儀作法や気遣いなどもっと大きな意味で表現されています。

マナーとエチケットの違い

マナー・エチケットともに「行儀」「作法」「礼儀」を表していますが、マナーは「公共に対する」礼儀作法や気遣いの事を表しているのに対し、エチケットとは「身だしなみについて」の礼儀作法や気遣いを表現するときに使います。

マナーやエチケットは人に迷惑をかけないための「最低限の礼儀」で、所作は「礼儀を踏まえた上で」さらに美しく見せるための立ち居振る舞いの事だとも言えるでしょう。

美しい所作の特徴

「機敏に」「優雅に」「堂々と」一つ一つの動作にメリハリをつけながらゆっくりとした動きを心掛ける事で相手に「美しい」と言う印象を与える事ができます。

日本の伝統芸能など型を重んじるものの場合、細かな所作を練習によって身に付けていくため完璧な美しさができあがっていくものですが、私たちが日常で意識する所作の場合は、表面的な型を気にするよりも心を磨く事の方が大切です。

では、具体的にはどのようにすれば美しい所作を作る事ができるのでしょう。

「まっすぐ」を意識する

「美しい所作」と言えば必ず見られるのが「姿勢の正しさ」です。どの分野でも「基本」と言っても良いくらい重要な事だと言えるでしょう。

立っている時も座っている時も姿勢を「まっすぐ」するのは基本ですが、物を持つ時に「手首を曲げない」や、物をつかむときに「指を伸ばしたまま」など、それ以外のところでも「まっすぐ」を意識すると美しい所作となります。

ながら動作をしない

「歩きながらお辞儀をする」「スマホを触りながら話を聞く」「パソコンを見ながら返事をする」意識をしていても忙しい時などついやってしまいがちな事もありますが、された側としては「適当に扱われた感」がして感じの良いものではありません。

相手を尊重する気持ちを持って、一つ一つの動作に区切りをつけながら行う事で所作の美しさを感じさせることができます。

音をたてない

公共の場での大声などマナー違反な事をしないのはもとろんですが、所作の美しさを意識するなら、普段は見落としてしまいがちな音にも注意をしたいところです。

ものを「ドンっ」と置いたり、ドアを「バンっ」と閉めたり、すりきれたヒールで「カツカツ」音を立てながら歩いたり、人が指摘してくれるところではないので自分が意識しない限り直せる事がない音です。周りにいる人を不快な気分にさせる音を出さないように気を配る事も、美しい所作を作るうえで欠かせません。

丁寧に扱う

物を相手に渡すときに片手で渡すと乱暴な印象になります。渡すときも受け取る時も「両手で」あるいは「もう片方の手を添える」事で丁寧な印象になります。

相手がいない場でも、物を置くときにもう片方の手を添える事で「ドンっ」と大きな音をたてるのを防ぐことができますし、「物を丁寧に扱っている」と言う印象を与える事ができます。

一呼吸おく

ムダのない効率的な動きは美しいものですが、頭で計算しながら行うわけでもなく次々と違う動作を持ってくるのは「アタフタしている」もしくは「ドタバタしている」ようで美しい姿だとは言えません。

やる事がたくさんあって気持ちが焦っている時ほど、動作と動作の間に一呼吸おいて一つ一つの動きにメリハリをつける事で美しい所作になります。

美しい所作と手入れ

所作を通して美しさを印象づけようとした場合、大切なのは日ごろからの手入れです。

いくら身のこなしを美しくしたところで来ている服がよれよれだったり、丁寧にものを受け渡ししている手の指先がガサガサだったりネイルが剥げていたりしたのでは美しさが半減してしまいます。そうならないために重要なのは日ごろからの手入れです。

美しい所作と手入れ、一見関係のない事のようですが、美しい所作を作り上げる上では外せない要素です。

所作を学ぶ方法

「美しい所作」と聞いても、今まで意識した事がない人の中にはいまいちピンとこない人もいるのではないでしょうか。どんな所作が美しいのががわからなければ手に入れようもありません。

まずは「美しい所作」とはどういうものなのかを知る事です。では、どうすれば美しい所作を学ぶ事ができるのでしょう。

スクール

美しい所作を身に付けたいと思うのなら、ストレートに所作やマナーについて学ぶスクールに通うという方法があります。「どうすればよいのか」正しい所作について知る事で、どこにいっても恥ずかしくなく堂々とふるまう事ができると言う自信がつきます。

まずは形を整える事で心を整える事もできますので「自分を変えたいけど何をすれば良いのかわからない」と言う時には「型」から習ってみるのも良いでしょう。

和のお稽古事

趣味を兼ねて楽しみながら所作を学びたいと言うのであれば、和のお稽古事を始めてみるのも良いでしょう。

お稽古を通じて美しい所作を身に付けるだけでなく、「この人のようになりたい」と思うような素敵な先生や、すでに美しい所作を身に付けている他の生徒さんの佇まいに刺激を受ける事ができれば習得も早くなります。

「一人で」「手軽に」学べる物と言えば便利なのが本です。高くても1000円ちょっとの値段で、忙しくても移動の時間や隙間時間を使って学ぶ事もできる本を利用しない手はありません。

習い事をする時間やお金がないと言う人はぜひ活用しましょう。

美しい所作を身につける習い事

美しい所作を身につける事ができながら普段の生活まで変えてしまうような習い事にはどのようなものがあるのでしょうか。自分が楽しめるお稽古事を見つけてみましょう。

着付け教室

普段から親しんでいる人でないとなかなか着る機会のないように思える着物ですが、自分で着付けができるようになるとイベントの時などに服装の選択肢を増やす事もできますし、家族や友達に着付けをしてあげる事もできます。また、あえて普段使いする事で何気ない日常に潤いを与える事もできます。

着物や浴衣を着るだけで自然と所作を意識するようになると言うメリットもありますし、まずは自分で着付けができるようになってから更なる美しい所作を身に付けるために着物を着て行うお稽古事に挑戦してみるのも良いでしょう。

お茶

所作と言えば「お茶」をイメージする人も多いのではないでしょうか。何となく敷居が高そうなイメージのするお茶ですが、基本的な礼儀作法や所作が身につくだけではなく、静かな和室で四季を感じながら気持ちを落ち着ける時間を持つことは慌ただしい日常を忘れて心にゆとりを取り戻す時間にもなります。

普段の自分の行動を見つめ直すには心の余裕も必要です。また、先生や他の生徒さんの身のこなしを観察するだけでも勉強になるところもあります。自分が「素敵だな」「こんな風になりたいな」と思える先生を見つけて所作をマネするために通ってみるのも良いでしょう。

バレエ

バレエをしている人の特徴はなんと言っても姿勢の良さでしょう。他にも、スタイル維持につながったり美しい所作が身につくと人気の習い事でもあります。

「今から始めるのは体が硬いからムリなのでは」としり込みしてしまう人もいるでしょうが、プロの指導を受けながら少しずつ軟性を身に付けている事で体が変わっていくことを実感している人も多いでしょう。また、バレエでは「手足を使って表現する」と言う、普段の生活では意識しない動きを取り入れるので、自然と所作の美しさも身に付けることができます。

女性の所作が身につくおすすめの本

もっとも手ごろに所作を学べるものと言えば読書です。「本を読む」と言う行為自体がすでに美しい所作ですが、さらに美しい所作を身に付けられるおすすめの本です。

禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本

庭園デザイナーとしても名高い禅の僧侶が、「人としての在り方」と言った視点から美しい所作について教えてくれる本です。心をシンプルに穏やかに保ちながら美しい生活を送るためのヒントを得られます。

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「美しい所作」といっても、よくあるマナー本ではありません。読んでいるうちにどんどん心がシンプルに、澄んでいくような本です。平易な言葉で優しく語ってくださっていますから、誰にでも理解できます。毎日少しずつ読みながら、忘れないように心を正していきたいと思わせてくれます。自然に背筋が伸びるような本です。

なぜか視線を集める人の美しい所作のルール

ただいるだけで「何となく違う」と感じさせるオーラを作り出す。そのために必要なものは美しい所作です。美しい所作は「運のいい人生」をも作り出してくれます。
ミス・インターナショナル日本代表の経歴を持つ美のスペシャリストが、「本当に美しく見える所作」について教えてくれます。

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とてもキレイな表紙に惹かれて購入。
ミスインターナショナル日本代表の方とのことで、さすがの内容!
美しい立居振舞についてかなり具体的に書いてあるので、これなら私でもできそう…と思えました。
考えてみればミスコンはたった数秒で相手に印象を残さなければいけない厳しい舞台。そんな舞台で美女の皆さんが「第一印象」を良くするために心がけていることが細かく書かれており「なるほど〜」という感じ。

女性として少し気をつけるだけでまだまだ輝けるんだ、と思わせてくれた1冊です、オススメ。

老舗京菓匠女将にならう 愛される所作

接客のスペシャリスト「老舗京菓匠の女将」が、日々の生活で学んだ「ふるまい」の極意を伝授します。所作とは相手に対しての思いやり。「おもてなし」の心が生み出す美しい所作は、仕事はもちろん恋愛や人付き合いにも生かせる事まちがいなしです。

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京都の伝統とは全く縁のなかった一般女性が、老舗京菓子屋の奥さんという枠をはみ出して「笹屋伊織第10代女将」というブランディングを確立していく中で得られた気づきには、単なるマナー本とは一線を画す新鮮な切り口を感じる。「絵面を意識していますか」や「出し惜しみするケチは愛されない」の話など、なるほどそう来るかと感心すると同時に自戒としたいと思った。男性でも一読の価値あり。

美しい所作を得るためには

「美しい所作」と聞くと、「難しそう」「細かい決まりがあるのではないか」と身構えてしまいそうなところですがそんな事はありません。美しい所作の基本は、目の前の物や相手を尊重し大切に扱う事です。

自分がされたら気分の良くない事は、誰でも同じように思っているもの。ただ、その「イヤな事」に対する感度には人それぞれ個人差があります。その感度が大きければ大きいほど、「物事を人の立場に立って見れる」「人に与える不快感を少なくできる」いわゆる「思いやりのある人」になれるのではないでしょうか。

美しい所作を得るためには、人の気持ちにたって物事を考えられる感度を高めて「思いやりのある人」を目指しましょう。

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