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「けつかっちん」の意味と使い方・由来・方言・言い換え・対義語

Author nopic iconいしみく
カテゴリ:言葉の意味

初回公開日:2018年05月10日

更新日:2020年01月28日

記載されている内容は2018年05月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「けつかっちん」の意味と使い方・由来・方言・言い換え・対義語

「けつかっちん」の意味と使い方は?

「けつかっちん」という言葉をご存知でしょうか。最近、バブリーな芸人さんが使っていることでよく耳にするようになってきた「けつかっちん」という言葉ですが、実際に日常生活で使うことは、あまりありません。

バブル時代にできた言葉ですので、特に最近の若い人には馴染みのない言葉でしょう。しかし、知名度も多い言葉なので、全く知らないというのも少し恥ずかしいかもしれません。

今回はこの「けつかっちん」という言葉について、意味や使い方、由来など調べていきますので、いざというとき恥ずかしい思いをしないよう、理解を深めていきましょう。

「けつかっちん」の意味とは?

「けつかっちん」とは、「この次にも予定があり押している」という状態を指す言葉です。ただ予定が詰まっているだけではなく、急がないと予定に間に合わなくなるといったニュアンスが含まれています。

元々業界用語として使われていた言葉ですので、芸能人、特にお笑い芸人が使っている印象があります。普段の日常生活で使用する人は少ないですが、いまだにレビやラジオで芸人さんが使用しており、耳にする機会があります。

「けつかっちん」の使い方は?

「けつかっちん」は、あとの予定が押している状態ですので、使用する場面は忙しいときです。

業界用語として使われていた背景から、業界では「今日はスタジオがけつかっちんなので巻きでいきましょう」や、「けつかっちんの演者がいるから18時で撮影は終了」といった使われ方をします。

もし、これを日常生活や仕事で使うとするならば、友達とのランチの予定を決めるとき、「その日は14時から歯医者でけつかっちんだよ」や、16時から次の打ち合わせが入っているにもかかわらず、今の仕事が終わっていないときには、「16時から打ち合わせがけつかっちんなんだよ」と使うことができます。

ビジネスで使うのはNG?

意外と便利そうに見える「けつかっちん」という言葉ですが、ビジネスシーンで使うのに向いている言葉ではありません。

今はあまり使われることのない言葉ですので、相手が意味を知らない場合もあります。相手が若い世代の人でもし言葉の意味を知っていたとしても、「死語を使っていておじさん臭い」と思われてしまう可能性があります。

また、相手が言葉を知っていて意味が伝わるとしても、ふざけた印象になってしまうこともあります。あえて使うということは控える方が賢明です。親しい間柄であったり、友人との会話内で使用する分にはよいでしょう。

「けつかっちん」の由来って?

「けつかっちん」の由来は、撮影の終わりを表す「けつ」と、映画やドラマの撮影で使用されるカチンコの「かっちん」を合わせて作られた造語です。

バブル時代はテレビ全盛期でもあり、業界用語と呼ばれる言葉がたくさん生まれた時代です。「けつかっちん」という言葉も例に漏れずバブル時代に生まれました。

映画やドラマの撮影は綿密にスケジュールが組まれており、そのスケジュールに沿って撮影が行なわれています。そして、撮影の時間を区切るのに使われているのが「カチンコ」です。カチンコが鳴らされて撮影が始まり、カチンコが鳴らされて撮影が終わります。

撮影の終わりである「けつ」に「カチンコ」を鳴らされた後で、撮影をすることは絶対にありません。そのことから「もう撮影をしない、撮影をすることができない」ということを指すようになりました。

今の意味になった理由は?

由来は「もう撮影ができない」ということでしたが、なぜ今の「次の予定が押している」という意味で使われるようになったのでしょうか。

一説としては、忙しい芸能界では撮影を長引かせることができない理由に、スタジオや演者のスケジュールが詰まっていることが多かったことから、次の予定が詰まっていて撮影をすることができないという意味として使われるようになったと言われています。

「けつかっちん」て死語なの?

「けつかっちん」という言葉ができたのは、80年代から90年代初期のバブル時代です。その頃はよく使われていましたが、今では使う人も少なくなっており、「けつかっちん」は死語と言われています。

「けつかっちん」が使われていた時代を過ごしてきた芸能人やお笑い芸人の方には現在でも使用する人はいますが、やはり日常生活で使う人を見かけることはありません。

では、なぜ今になってこの死語である「けつかっちん」が再注目されているのでしょうか。その理由をご紹介しましょう。

なぜ今注目されているの?

バブル用語をネタにしたお笑い芸人の平野ノラさんが、「OKバブリーケツカッチン!」とネタの一部に「けつかっちん」を使用していることで再度注目を浴びました。その平野ノラさんのネタを真似して使う人がいたり、昔実際に使っていたことがあって懐かしさから使ってしまう人が増えています。

また、死語を知らない世代である女子高生が、平野ノラさんの真似をして「けつかっちん」をTwitterやインスタグラムなどのSNSで使っていることも広まった一因となっています。

「けつかっちん」って方言じゃなかったの?

最近再熱してきた「けつかっちん」という言葉ですが、この言葉を方言だと間違って覚えていた方も多いのではないでしょうか。言葉ができた背景も、使われていた場面から見ても明らかに業界用語である「けつかっちん」が、なぜ方言だと間違った認識をされてしまうのでしょうか。

調べていくと、「かっちん」が、さまざまな地方で方言として親しまれていることが分かりました。

いろいろな地方の方言である「かっちん」