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「運の尽き」の意味と使い方・類語・反対語・例文・由来

Author nopic iconnaoki0729
言葉の意味 / 2018年05月01日
「運の尽き」の意味と使い方・類語・反対語・例文・由来

「運の尽き」の意味と使い方

皆さんは、「運の尽き」という表現を耳にしたことはあるでしょうか。使ったことがなくとも、見たことはあることでしょう。今回は、この「運の尽き」という表現について深く掘り下げて紹介していきます。この記事を通して、この表現の正しい意味や使い方をしっかりマスターできるようにしていきましょう。

まずはじめは、「運の尽き」の意味と使い方についてみていきます。一番基本となることなので確実におさえて正しく使えるようになりましょう。

「運の尽き」の意味

まずは、「運の尽き」の読み方ですが、「うんのつき」と読みます。これは恐らく問題ないでしょう。意味としては、「命運がつきて最後の時がきたこと」というのが一般的に使われています。

意味からわかるように、「命運がつきて」とあるので、「運の尽き」は使いどころがあまり無いような印象を受けますが、日常ではあまりそこまで考えずに使っている方が多いです。意味というのは多少大げさに表現してあるので、この表現を使うハードルはそこまで高くないでしょう。

また、命運ではなく「幸運」が尽きてしまったという意味で用いられることもあります。こちらの意味もよく使われるので、しっかりと覚えておきましょう。

「運の尽き」の使い方

ここまでで、意味の理解はできましたでしょうか。続いては「運の尽き」の使い方を紹介していきます。

意味からもある程度は推測できますが、主な使い方としては、何らかの事情によって自分自身に状況的、あるいは気持ちにおいて終わりが近づいてきている場合に用いられることが多いです。また、運自体が終わりに近づいたときにも用いられることもあります。

言葉のみでは伝わりにくいので、これから「運の尽き」を使った例文を用いて具体的にみていきましょう。

「運の尽き」の例文

ここまでで意味と使い方について、おおまかに把握できたでしょうか。ここでは、「運の尽き」の使い方をより深く理解してもらうために例文を用いて紹介していきます。

「運の尽き」を使った例文

まずは、映画のワンシーンなどでよく見かける「君に出会ったのが運の尽きだよ」というセリフについてです。これは皆さんも一度は耳にしたことがあり、また一番なじみのある使い方のひとつではないでしょうか。自分の命を狙っている敵から逃げている最中に見つかってしまった場合などに、敵に対して言いはなっている状況が頭に浮かぶのではないでしょうか。

この場合は、自分の命、命運が終わりに近づいた様子をあらわしていることがわかります。続いて、もうひとつの例文をみていきましょう。

例えば、ギャンブルなどで勝ちまくっていた人がほんのちょっとしたわずかなミスを犯し、その後は突然負け続けるようになった場合などで、「あの場面で当てることができなかったのが、運の尽きだ」などと用いることがあります。このケースでは、命運ではなく、幸運が終わってしまった様子をあらわしていることがわかります。

「運の尽き」の類語

さて、「運の尽き」の意味と使い方は例文を通して理解できましたか。ここでは類語を紹介するので、「運の尽き」の意味と使い方を念頭に置きながら、比較しながらみていきましょう。

万事休す

これは、命運における「運の尽き」と似たような意味を持つ表現のひとつです。意味としては、「何もかも終わりで、万策が尽きた様子」があります。「運の尽き」と異なっているところは、「運の尽き」が運によって命運が左右されているのに対して、「万事休す」は自分から行動した結果、命運が尽きたというところです。

使い方は、「運の尽き」との相違点に注意して、万策が尽きた後に使うように心がけましょう。「万事休す」と似たような表現としては、「絶体絶命」や「打つ手がない」が用いられることが多いです。

不運

「不運」これは、「運の尽き」ほど終わりを表しているわけではありませんが、運が向いていないという点では似たような意味を持っているといえます。「不運」は「幸運」の対義語で、「運の悪いこと」というのが正しい意味です。

主な使い方としては、「財布を落とすなんて不運だ」のように運がついてきていない時に使います。上述のとおりで、「運の尽き」で表される終わりに近い程度には及ばない場合に使われることが多いといえます。

「運の尽き」の対義語と反対語

上記では類語について紹介しましたので、ここでは「運の尽き」の対義語についてみていきましょう。どのような表現が対義語として使われているのか、理由も含めて理解できるようになりましょう。

世も末

「世も末」これは、「この世が終わりであること、信じれないこと」といった意味があります。「運の尽き」の意味にあるように主観的な立場から運によって命運が左右されることはなく、世の中の救いがたい様子に対して客観的な立場から使うことが多いです。つまり、自分の力で何とかできる状況では使わずに、あくまで第三者の意見として用いられます。

主な使い方としては、「AIが人の知能を超えてしまうなんて世も末だ」といった表現方法で用います。この具体例からもわかるように、あくまでも客観的な立場から発言するような表現で使われています。

「運の尽き」と似た表現?

この「運の尽き」と似たような表現で意味が全く異なる表現をご存知でしょうか。区別できずに混乱してしまう方のためにも、ここでしっかりと違いを確認しておきましょう。

運のつきはじめ

「運のつきはじめ」この表現は、「運の尽き」と一見似たような印象を受けますが、まったく意味が異なります。ひらがなで書かれていることが多いため、良いことの始まりか、はたまた悪いことの始まりなのか区別しにくいことでしょう。

この表現における正しい漢字表記は、「運の付きはじめ」です。「運が付く」というのは「運が向く」と似たような意味を表しており、幸運が付いてくることを言っているため、ここで使われている「運」は命運ではなく、さらに「尽き」でなく「付き」だという違いから、「幸運が付いてくるようになった」という意味であるため、良い意味で使われます。

「運の尽き」の由来

最後に、この「運の尽き」の由来について紹介していきます。何がこの表現の由来となっているのでしょうか。

「運の尽き」の「運」

上記の意味や使い方でも紹介してきましたが、この「運の尽き」という表現にある「運」とはどのような意味が含まれているのでしょうか。

まず、ひとつは「幸運」です。単純に運ともあらわされますが、少し難しい表現をすると、「人におこりうる幸か不幸かを支配する、人間の意志を超越したはたらきのこと」という意味があります。

2つ目は「命運」です。これがこの表現において、由来と最も関係のある意味だといえます。「命運」は、「ことの存続に関わる重大な運命」という意味をあらわします。今回の「運の尽き」という表現は、この命運が尽きることによって終わりに近づくというような意味で使われることが多いため、こちらが由来と関係が深いと考えられるでしょう。

「運の尽き」を迎えないようにしよう

さて、ここまで「運の尽き」の意味や使い方から、類語、例文、対義語、似た表現、由来について詳しく紹介してきました。「運の尽き」の意味がわかっているけど、使い方がはっきりしなかった方もいたのではないでしょうか。今回の記事をきっかけにこれから、正しい使い方をしましょう。

類語や対義語に関しても、ここでは紹介しきれていない表現が他にもあるので、興味のある方はぜひ調べてみましょう。また、自分が「運の尽き」を迎えてしまわないように、注意して生活していくことも大切です。日常に潜んでいる、ちょっとした危険にも気を付けるようにしましょう。

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