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フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

Author nopic iconmori
動物・ペット / 2018年05月02日
フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義とは?

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

フェレンゲルシュターデン現象は、どういう内容なのでしょう。通常いわれているのは、ナチスドイツが、猫が何もない空間を見ている場所の温度を調べたら、気温が下がっていた。やはり、何かあるらしいということで、これをフェレンゲルシュターデン現象と呼ぶようになったのがはじまりです。

猫は?

フェレンゲルシュターデン現象のフェレンゲルというのは、第二次世界大戦下におけるナチスが、極秘の研究施設で霊の研究をしていた際に、博士が飼っていた愛猫の名前です。その猫が何もない場所をじっと見るので、霊がいるのではと思いついた博士が温度を計測すると、周囲よりも2度ほど低温でした。通常、霊がいる場所は気温が低いといわれています。

人間は?

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

フェレンゲルシュターデン現象のフェレンゲルとは、そのときの博士の名前です。愛猫が見つめる何もない空間の温度が2度低いということは、そこに霊がいるからだと定義づけ、自らの名と飼い猫の名をとってフェレンゲルシュターデン現象と名付けました。

猫が何もない空間を凝視している行いは、わたしたちも身近でよく見かけますし、テレビやネットでも耳にしたことのあるエピソードです。

フェレンゲルシュターデン現象の元ネタは?

フェレンゲルシュターデン現象の元ネタは、有名な巨大掲示板の、何となく怖い現象というスレッドに書きこまれた文章です。いわゆるフェイクニュースで、なんの信ぴょう性もないことがのちにわかりました。しかし、ネットや口コミで瞬く間にひろがってしまったフェレンゲルシュターデン現象は、あたかも本当の話のように、いまでも人々の間で語り継がれてしまっています。

霊の話?

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

フェレンゲルシュターデン現象に出てくる、霊の研究とはなんのことでしょうか。

イギリスのケンブリッジ大学には、SPRという研究所があります。心霊現象を科学的に解析している組織です。心霊現象とは、幽霊や人魂、異常者などを指して表現された言葉で、SPRが独自に調査しています。その際、場の温度や電磁波を観測しています。フェレンゲルシュターデン現象に出てくる研究とはこれらを指しています。

その結果は?

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

心霊現象が起きるとされる場所では、冷気を感じます。SPRは、その場で器機を使用して計測し、結果を分析して導き出します。

フェレンゲルシュターデン現象が起きると温度が下がるとされています。冷気に関しては、動物は恐怖を感じると温度を下げて体を動かなくして、守りの体勢に入ります。実際に冷気を感じても、気温を計ると変化がない場合がよくあります。怖くて震えるなどの現象もこれにあたります。

その正体は脳?

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

フェレンゲルシュターデン現象の結論のように、何もいない場所に霊がいるように感じるときは、その場でSPRが電磁場を計測します。

有名な科学者が心霊現象の科学的解析を、最新機器を使って行いました。その結果、脳の錯覚現象という事実がわかりました。光や霊を見たとされる話も、実際は脳の錯覚や壁のシミだったりすることが多々あります。フェレンゲルシュターデン現象ではありません。

SPRとは?

SPRは1882年にケンブリッジ大学で設立されました。心霊主義に関心のある3人の学寮長が設立した、非営利団体です。

初代会長は哲学・倫理学者のヘンリー・シジウィック教授です。ここから、超心理学が発展していきました。超心理学とは、テレパシーや超能力などの、心と物の相互作用により起きる超自然現象を研究し、解明する学問です。フェレンゲルシュターデン現象とは、この学問を利用した嘘話です。

心霊現象研究協会の発展!

SPRの支持者には、シャーロックホームズで有名なコナン・ドイルや、マーク・トウェイン、ルイス・キャロル、ユングなどがいます。

当時、人気だった交霊会などのいんちき霊媒師のトリックを暴くなど、真の心霊現象の解明に尽力をつくしました。心霊現象研究協会は、現在も続いています。ときには、フェレンゲルシュターデン現象のような嘘話にのってしまったこともありました。

フェレンゲルシュターデン現象は嘘なのか?

フェレンゲルシュターデン現象は嘘話です。

ナチスや実験、博士など、不思議で興味深いキーワードが人々の関心を引き、あたかも本当のように伝わってしまっています。リアルなワードは、真実味を帯びて聞こえます。それだけフェレンゲルシュターデン現象の話が、短くてもよくできていた証拠です。勘違いしている人には、フェレンゲルシュターデン現象が嘘だと知らせてあげましょう。

フェレンゲルシュターデン現象のような嘘話は?

フェレンゲルシュターデン現象のような作り話が、まことしやかに真実味を帯びて世界中にひろまったケースは、数限りなくあります。

見識者の発言や過去の噂が後押しをして、嘘が本当の話になってしまうケースが後をたちません。世紀の発見や利害が絡むと、人はどうしても感情的になってしまいます。フェレンゲルシュターデン現象のような不思議な話は、科学的な観点から冷静に見る必要があります。

ネッシー!

嘘の話としては、イギリスのスコットランドにあるネス湖のネッシーの写真が、偽物だったという事件が有名です。

UMA(未確認動物)としては20世紀最大の謎といわれ、超有名でした。ツアーなども組まれ、テレビ局の取材や、写真を撮ろうとマニアたちがカメラを携え、何日も湖畔で粘る姿が報道されていました。今も愛好家たちが、ネッシーをひと目見ようと観測を続けています。

ニセのネッシーとは?

1934年に外科医であったロバート・ケネス・ウィルソンがネッシーの写真を撮りました。外科医の写真といわれているこの写真は、実は偽物でした。世界に衝撃を与えたこのニュースは、実際に写真を調べてみると、おかしな点が多々ありました。エイプリルフールのジョークが大きくなりすぎて、首謀者たちも死の間際まで告白できませんでした。

ネッシーはほんとうにいる?

実際にネッシーの写真や目撃情報は実在します。最古の歴史はなんと690年です。修道僧の伝記の中に、ネッシーらしき怪物の記述があります。ネッシーの目撃例が多発したのが1933年です。ネス湖周辺の道路が整備されたことが直接のきっかけです。ネッシーの写真も撮影されました。

その翌年、外科医の写真が発表されました。50年代以降もさまざまな信ぴょう性がある目撃例や写真が発表されています。

妖精の嘘話とは?

1917年、イングランドの姉妹が撮影した妖精の写真は、たいへん有名な嘘話です。絵本の妖精の絵を真似て描いた紙を切り抜き、ピンで木に留めたものを撮影しました。この写真をコナン・ドイルが支持したため、世間が真実だと誤解してしまいました。本人たちにより、この事実は後に公表されました。写真の原板は「うつのみや妖精ミュージアム」に展示されています。

妖精がよいきっかけとなる?

妖精に関する嘘話もたくさんあります。妖精というと、ひと昔前まではおとぎ話のなかだけの話といわれていましたが、これらの嘘話や嘘の写真のせいで、一気に信ぴょう性と注目を集めました。そういう意味では、嘘話は世間の人の注目をそのことに集めたり、いままで何ともおもっていなかったことに疑問を抱かせたり、目を向けさせるにはよいきっかになるともいえます。

ヒトラーの日記とは?

ヒトラーの日記とは、1981年2月にドイツの大手出版社に持ち込まれた偽書です。60冊ありました。この出版社の記者が持ち込んだ物で、ナチスの記念品コレクターよりもたされたといわれています。墜落した航空機の残骸から回収されたという、まことしやかな解説つきで信ぴょう性が確立されました。出版社はこれを鑑定に出し、高額で買い取りました。

ヒトラーの日記を偽造したのは有名なプロで、のちに逮捕されています。日記を持ち込み、詐欺の片棒を担いだ記者も、関係者も出版社を退職し、会社自身が大きな損害を被っています。

ヒトラーの研究家も加わった鑑定ですが、二重の詐欺こういで、偽書が本物と確定されてしまいます。最終的にドイツ警察の法医学者たちが、日記に使われていた用紙の鑑定から、偽書であることを見破りました。

なぜ信じたのか?

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

フェレンゲルシュターデン現象と同じく、ヒトラーの日記には、半分だけ真実が含まれています。墜落した航空機から発見されたという点です。実はヒトラーは、速記者にいろいろな記録を録らせていたという事実があります。ヒトラーのテーブル・トークと呼ばれるこの記録書は、一部だけが実際に発見されています。

ヒトラーのテーブル・トークは、第二次世界大戦末期に、ソ連軍に包囲されたドイツから脱出した輸送機に乗せられていたといわれています。撃墜され、ドレスデン近郊で墜落した輸送機は燃え、ヒトラーのテーブル・トークも全焼したと考えられています。

しかし、事故現場から持ち去られたという噂もあります。フェレンゲルシュターデン現象のように本物であると思われた一因は、このような憶測に原因があります。

神の手とは?

フェレンゲルシュターデン現象のようにネットの噂だけで終わらず、日本の考古学会に激震をもたらした事件がありました。旧石器捏造事件です。神の手と呼ばれた人物が発見した石器がすべて、偽物だった事件です。石器を埋めている姿を新聞社にスクープされ、発覚しました。考古学者たちの御墨付きだっただけに、たいへんな事件となりました。

2000年に発覚したこの事件は、神の手と呼ばれる民間の石器文化研究所の副理事長の手により、1970年代から捏造がくりかえされていました。担当者が自ら、その時代の土の層から発掘してみせたため、専門家も見破ることができませんでした。

日本の歴史すら塗り変えたこの事件は、フェレンゲルシュターデン現象のようなものを、安易に信じてはいけないとわたしたちに警鐘を鳴らしてくれています。

フェレンゲルシュターデン現象って結局なに?

フェレンゲルシュターデン現象の意味と定義・元ネタ|人間/猫

フェレンゲルシュターデン現象といわれる、猫が何もない空間をじっと見つめる行いとは、いったいなんでしょうか。実は、猫は聴覚が発達しているため、遠くの物音を聴きわけることができます。人間の倍近く聴覚が発達している猫が、音を聴き分けるときに、じいっと一点を見つめていることが、フェレンゲルシュターデン現象の真実だといわれています。

フェレンゲルシュターデン現象は面白い!

フェレンゲルシュターデン現象という言葉は、猫と結びついて、わたしたちの生活圏内で幅をきかせています。嘘話だとわかっていても、それを話題に話をひろげていくと、場が盛り上がり、猫という癒しのキーワードと相まって、他人との共通点を見い出すことができます。

近年の猫ブームと一緒にフェレンゲルシュターデン現象というテーマを、たのしんでみるのもよいでしょう。

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