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【季節別】「ご自愛ください」の意味と使い方|目上/年賀状

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カテゴリ:言葉の意味

初回公開日:2018年05月19日

更新日:2020年06月03日

記載されている内容は2018年05月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【季節別】「ご自愛ください」の意味と使い方|目上/年賀状

「ご自愛ください」の意味と使い方・例文

「ご自愛ください」という言葉を、手紙などの結び言葉などに使いますが、普段の生活では言わない言葉です。意外と知らない、この言葉の意味はどのようなものでしょうか。

「ご自愛ください」は、「ご自身の体を大切にしてください」という意味になります。「自愛」の意味は、「自分を大切にすること。自分の健康状態に気をつけること」ですので、相手に対して、「健康」を気づかう結びの言葉となります。

「ご自愛ください」という言葉は、男女ともに使え、目上の人にも使うことができますし、上から目線の言葉でもありません。むしろ目上の方だからこそ使える言葉です。目下から目上へのねぎらい言葉として、相手を思いやる言葉と言えますし、敬う言葉にもなります。

お身体

「ご自愛ください」を使う言葉には、「お身体をご自愛ください」と表現する場合があります。しかしこの表現、「お身体をご自愛ください」という書き方は、重複表現となります。

「ご自愛」という言葉は、「自分の体を大切にする」という意味ですので、直訳すると「自分の身体を大事にしてください」となり、「身体を」という言葉が、重複することになり、結びの言葉としておかしな表現となります。

「お身体」という言葉を重視するなら、普通に「ご自愛ください」という表現だけで問題はありません。むしろ単純に表現した方が相手にはわかりやすく伝わるようになりますし、文章全体がまとまりのある言葉になります。特に目上に送る場合は、簡潔である方が評価は高くなります。

時節柄ご自愛ください

「時節柄ご自愛ください」と表現される場合の「時節柄」は、その時の「季節」だけという意味ではなく、その時代の「このような時代ですから」という意味も含まれ、「季節」だけではなく幅広く使われています。

「時節柄」という言葉と同じような言葉に、「季節柄」という言葉があります。この2つの言葉の違いはありませんが、「時節柄」という言葉の後には、相手を気遣う一文を添えるようにします。

「時節柄」も「季節柄」も、季節を表しますので、次のような使い方をします。「季節柄、ご自愛ください」なら「このような季節ですから、ご自分の体を大切にしてください」という意味になりますし、「時節柄、ご自愛ください」なら、「こんな時代の季節ですから、ご自分の体を大切にしてください」という意味になります。

季節の変わり目

季節の変わり目には、「季節の変わり目ご自愛ください」と表現されます。季節の変わり目には、体調を崩すことも多く、その時期には相手を思いやる言葉として、手紙などの結びの言葉に使われます。


季節の変わり目には書中見舞いなどの手紙を送りますが、この時に「季節の変わり目ご自愛ください」と書き添えれば、相手を思いやる気持ちが伝わります。このように「ご自愛ください」という言葉は、体に気をつけるという言葉の陰に、相手を思いやる言葉が隠れています。

このあいさつは、普段会えない人への手紙などに、「ご無沙汰しております。季節の変わり目ご自愛ください」と結びの言葉として付け加えれば、相手も自分のことを心配してくれていると感じます。

酷暑(酷寒)の折

「酷暑の折」「酷寒の折」は、季節が著しく暑かったり、寒かったりした場合に、「ご自愛ください」と結んで、手紙の結びの言葉として使います。この言葉は普段は使いませんが、猛暑の夏や極寒の冬になった場合に、暑中見舞いや寒中見舞いなどに使います。

この言葉を使う時には、「酷暑の折、暑中お見舞い申しあげます。ご自愛ください」もしくは「酷寒の折、寒中お見舞い申し上げます。ご自愛ください」という表現をします。これは「すごく暑いですので、体に気を付けてください」「すごく寒いので、体に気を付けてください」という意味になります。この言葉を使う季節は7~8月ぐらいが「酷暑」、12月~1月ぐらいが「酷寒」となるので注意が必要になります。

季節別「ご自愛ください」の使い方

「ご自愛ください」という言葉を季節別に使うことがある場合には、どのような内容が好まれるのでしょうか。またどのような表現が良いのでしょうか。ここでは季節別の「ご自愛ください」を考えます。

春に「ご自愛ください」という言葉を使う場合は、前に付ける言葉は春という季節が思い浮かぶような内容にします。季節の言葉は、相手に届くと和むような内容が好ましいと言えます。ただし相手がわかりやすい言葉を使い、季語などは使わない方が良い場合もあります。

春の「ご自愛ください」は次のような言葉があります。
「花冷えの時期柄、くれぐれもご自愛くださいませ」
「花の季節柄、くれぐれもご自愛くださいませ」

このように春の時期は、まだまだ寒く、体調を崩しやすいという言葉を前面に出して、体に気を付けてくださいと送る場合と、気温は上がってきているけど、体調を崩さないようにと送る場合があります。これはどちらを使っても良いですが、相手によって使い分けることも大事です。

夏に「ご自愛ください」という言葉を使う場合は、前に暑さを感じさせるような言葉を使いますが、相手に不快感を与えてしまうことは好ましくありません。むしろ「暑いけどがんばりましょう」的な文章が好ましいです。

夏の「ご自愛ください」は次のような言葉があります。
「これからも暑さが続きますので、くれぐれもご自愛ください」
「暑さ厳しい折、どうかご自愛ください」

このように夏の季節は、日差しも強くなってるので、体調が狂うという言葉を含んでいる言葉を使います。ストレートに「暑いですね」と表現すると、読んだ人が不快になる場合がありますので、注意が必要です。また夏ですので、涼しげな言葉を使いたいと考えますが、「ご自愛ください」は「体を大切にする」という意味ですので、涼しげな言葉は合わないです。

秋に「ご自愛ください」という言葉を使う場合は、暑い夏から涼しくなる秋に向かって、相手の身体を気づかう言葉を使います。「寒くなってきたけど、体には気をつけてください」的な言葉であれば、相手にも好感触な言葉となります。

秋の「ご自愛ください」は次のような言葉があります。
「秋冷の折、くれぐれもご自愛ください」
「秋気肌に染む時節、風邪など召されませぬようご自愛ください」

このように秋の季節は、日ごとに寒くなってきて、体調を崩しやすいので、体調には気をつけてくださいという言葉をストレートに前面に出すと、相手に対して良い言葉になります。秋はまだ「寒い」という言葉を使う時期ではないので、「秋は寒くなってくる」という言葉を使っていれば間違いはないです。