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【男女別】ワインの正しい注ぎ方とマナー・持ち方|泡/音

Author nopic iconyucoco3
ビジネスマナー / 2018年06月22日
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ワインの正しい注ぎ方とマナー

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おもてなしの際にはワインをスマートに注ぎたいものですが、正しい注ぎ方やマナーをご存知でしょうか。ここでは基本的な注ぎ方とマナーをご紹介します。

親指をボトルの底に入れましょう

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ついボトルをわしづかみにしてしまいそうになりますが、ワインのボトルはビール瓶などと違い大きめです。この注ぎ方だと間違って落としたりすることがあります。親指をしっかりとボトルの底のくぼみに入れ、残る4本指をボトルに添えて支えながら行うのが安定したワインの注ぎ方です。

この注ぎ方をする際に、手が小さめな人や慣れていない人は、ソムリエのように片手で注がずに、もう一方の手を添えましょう。

なぜ底にくぼみがあるの?

ワインのボトルの底のくぼみは一体何のためでしょうか。

ワインは長く熟成させると澱(おり)がたまります。この澱は口当たりを悪くするため、なるべくワインを注ぐときに混ぜたくありません。このくぼみがあると対流が起こらず澱がくぼみに溜まり、静かな注ぎ方をするとワイングラスに混ざりにくくなります。

また、くぼみがあると圧力が加わることで瓶が破裂するウォーターハンマーという現象を抑えることができます。底と口との面積差を縮めることで圧力を分散させ瓶の破裂を防ぎます。特に圧力に弱いシャンパンはこのくぼみが大変役に立ちます。

ルイロデレール・クリスタルというロマノフ王朝の御用達だったシャンパンには、くぼみがありません。瓶のくぼみに武器を隠せないよう平らに、そして毒物が混ぜられないよう瓶を透明にしました。ルイロデレール・クリスタルは現在でも透明で底にくぼみのない瓶となっています。

ラベルの向きは?

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注ぐときにはラベルを上向きにします。この注ぎ方はワインのしずくが万が一垂れたときにラベルを汚さないようにする配慮です。トーションというワインの口を拭うナプキンを当てながらボトルにしずくがたれないようにします。

ワインの名刺ともいえるラベルを汚さないように

ラベルにはそのワインのさまざまな情報が詰まっています。注ぐ時にしずくが垂れて汚れてしまわないよう注ぎ方に気をつけましょう。

ワインのラベルには、法で定められた記載必須の項目もあり、ワイン好きなかたには大変参考になる内容です。ワイン名はもちろんのこと、産地、生産者名、格付け、ヴィンテージ、アルコール度数、用量、元詰め先、ぶどう品種、などが記載されています。

ぶどう品種が記載されていないものを見かけることがありますが、指定されたぶどう品種をあるパーセンテージで使っていないとその品種を記載することができないためです。

ラベル自体の雰囲気もその味の参考になります。クラシカルな印象のラベルはエレガントな味わい、モダンな雰囲気のラベルはすっきりとしたフレッシュな味わい、などラベルの雰囲気で味を想像することができるため、ラベルは上に向け、トーションをうまく使い、汚さない注ぎ方をしましょう。

グラスにあてないように注ぎます

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ワインを注ぐ際、ボトルはグラスにあてないよう、少しグラスから離して注ぎます。この注ぎ方をすると、ワイングラスが倒れることもありませんし、ボトルからのしずくが伝わることもなくきれいに注ぐことができます。

グラスに注ぐワインの量はだいたいグラスの3分の1ほどにします。グラスを回してワインの香りを楽しむため、グラスに空間を持たせます。また、少なすぎるとすぐに温度が上がってしまうので、多すぎず少なすぎず、注ぐ量には注意しましょう。

ワインによってグラスを変えてみましょう

ワイングラスは赤ワイン用を2種類と、白ワイン用をそろえることをおすすめします。赤ワイン用には、ボルドータイプとブルゴーニュタイプのグラスがあます。

ボルドータイプはボウル部分が縦長の丸型で、チューリップタイプとも呼ばれます。カベルネ・ソーヴィニョンが引き立つかたちとなっています。ボルドーのワインのボトルはいかり肩ですので、いかり肩の形状のワインボトルの場合はボルドー用のワイングラスを選びましょう。

ブルゴーニュタイプは、ピノ・ノワールが引き立つつくりとなっています。芳醇な香りを逃さぬよう丸まったふくらみのボウルに対して、口はすぼんでいます。なで肩のワインボトルのブルゴーニュを飲む時は、ブルゴーニュ用のワイングラスを選びましょう。

白ワイン用グラスは小ぶりになっています。赤ワインより低い温度で楽しむ白ワインは温度が変わらないうちに飲みきれるよう、あまり多く注げないようになっています。

正しいグラスの持ち方とは

ボウル、ステム、フット(プレート)、グラスのどの部分を持つのが正しいマナーなのでしょうか。よく海外の映画などで見かける持ち方は圧倒的にボウルの部分を持っていることが多いのではないでしょうか。これはしっかりとボウルの部分を持ちこぼすことがないように、という配慮から習慣づいた持ち方で、日頃からワインを頻繁に飲む習慣がある欧米での持ち方です。

日本ではそのエレガントさからステムを持つことがマナーとされていますが、こちらは国際標準ではなく、時と場合によっては奇異に見えることもあるので、その場の雰囲気で持ち方を変えてみましょう。海外のかたはステムの部分は不安定なので持たない場合が多いです。

フットの部分は、ソムリエなどワインをチェックする人が持つ部分です。普通にワインを楽しむ場合、ここは持ちません。大変不安定で危険なのでしっかりボウルかステムをもつようにしましょう。

泡を立てない注ぎ方

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赤ワインの場合、コルクを抜いてすぐは渋味や酸味がきつく感じられるときがあります。なるべく酸素に触れさせ、デキャンタに移さないで味を変えるには、グラスへの注ぎ方に工夫が必要です。酸素に触れさせるためにゆっくりと注ぎます。

グラスは置いたままですので、傾けたデキャンタに移すときもゆっくりと注ぐこの注ぎ方なら泡も立たず、ほどよく空気に馴染んだワインを楽しむことができます。

音を立てない注ぎ方

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ワインをグラスに注ぐ際には、少しボトルを回しながらゆっくりと少しずつ注ぐと音を立てずに静かに注ぐことができます。この注ぎ方ならグラスの中にもしずくが飛び散りません。

男女別注ぎ方・持ち方

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男性と女性ではワインを注ぐ際に注意する部分が違います。ここでは男女別のワインの注ぎ方をご説明します。

男性はさりげないエスコートで

気軽なビストロなどでは、一杯目だけはお店の方が注いでくれますが、二杯目からは自分で注ぐ場合があります。そんなとき、女性のワイングラスが空になったら男性が注ぎます。注ぎ方は静かにゆっくりと、こぼさないように注ぐことに集中して注ぎます。空のワイングラスを放っておくことがないよう、男性が率先して目を配りましょう。

また、ソムリエがいる高級レストランなどでは、ワインを注ぎたいときはお店の方を呼んで注ぎます。一杯目だけを注ぐレストランもありますが、高級なレストランやバーでは自分で注がず、必ずお店の方を呼んで注いでもらいます。

女性はワインを注いではいけない場面があります

女性におけるワインのマナーで最も重要なポイントは、よほど気心の知れた仲や気軽なレストランでなければ女性はワインを注いではいけない、ということです。女性がワインを注ぐのは娼婦だけ、という古風な考えな方もいます。

正式な場所や高級レストランなどでは女性はボトルに触らないようにしましょう。もしも気心のしれたホームパーティなどで女性が注ぐ場合は、手の小さい女性は注ぎ方に注意が必要です。ソムリエなどの真似をして片手で注がずに両手で持って、ゆっくりと注ぎます。

男女別ワインに対してのこだわりかた

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男女ではワインの選び方は違ってきます。男性は主に、産地、収穫年、などにこだわって選びます。それに対して女性は、甘口か辛口か、味や、お料理に合うかどうか、などにこだわります。女性は味わいを重視する傾向があります。

職業別注ぎ方

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高級レストラにいるソムリエと、ビストロの店員ではその注ぎ方や接し方もかわってきます。ここでは職業別の注ぎ方をご紹介します。

店員の場合は

ソムリエと違ってビストロなどの店員はテイスティングをせず、一杯目をお客さまの右側から注ぎます。片手で注ぐソムリエのような注ぎ方ではなく、片方の手を添え落とさないように注意します。注いだ後は、テーブルの上にセットしてお客様自身に注いでもらうお店も多いです。

赤ワインの場合、ワインクーラーは使いませんが、お客様の要望があればワインクーラーにセットします。

ソムリエ

ソムリエが注ぐ場合はまずテイスティングからはじめます。お客様の右側から注ぎ、グラスに約90mlほどのワインを注ぎ、お客様に判断してもらいます。そのワインで大丈夫ならそのままグラスの3分の2ほどの量を注ぎます。親指をしっかりと瓶の底に入れ、残りの指でボトルを支える注ぎ方をスマートに行います。空のグラスを放置しないようさりげなく気を配り注ぎ足します。

コルクが割れたときの対処法は

コルクが割れた場合は、無理に抜かず、静かにボトルを横にし、充分コルクを湿らせます。横にしたままオープナーをまわします。この作業は決してお客様の前ではしてはいけません。そして万が一コルクがワインの中に落ちた場合は、茶漉しなどできれいに取り除き、グラスワインとして提供しましょう。

熟成ワインの注ぎ方

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熟成された澱の多いワインの注ぎ方には特別な注意が必要です。

ワインは必ずパニエというワイン専用のバスケットを使って注ぎます。パニエとワインをしっかり固定し、パニエの底の前面部分をテーブルに付けて後部を持ち上げて注ぎます。グラスは手に持ち、テーブルの外側にしてワインを受ける注ぎ方となります。この注ぎ方で、澱が入らないよう静かにボトルをなるべく動かないようにします。

最後に残った澱の部分はグラスに注がず、希望する人にだけ提供します。

イタリアでワインを酌み交わす時には注意を

イタリアではワインのボトルは必ず手の甲を上にして注ぎます。手のひらを上にしてしまうとそれは暗殺の合図とされ、大変失礼な注ぎ方となってしまいます。ソムリエのようにボトルの底に親指を入れるような持ち方も、一般の人はやらないほうがいいです。

素敵なワインの注ぎ方で楽しい時間を過ごしましょう

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いかがでしたか。ワインは注ぎ方で香りも味も違ってきます。値段の高い安いに関わらず、雰囲気はとても重要です。特に男性の場合は女性のワイングラスには気を配り、注ぎ足しましょう。女性は決して手酌などせずに男性に注ぎ足してもらいましょう。ワインの注ぎ方のマナーをしっかりおさえて、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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