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「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

Author nopic iconNana
ビジネス用語 / 2018年05月29日
「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

「ご覧になる」の敬語とは?

「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

普段会社や学校などで上司や先生、先輩などと敬語で会話をするとき、その内容によっては「ご覧になる」という表現を使用することがありますが、「ご覧になる」という言葉を正しく使用できているでしょうか。これから「ご覧になる」という言葉についてご紹介していきます。

「ご覧になる」は「見る」の敬語?

「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

はじめに、「ご覧になる」という敬語についてご説明します。実は「ご覧になる」という言葉は「見る」という言葉の敬語です。ご存じだったでしょうか。それでは「見る」の敬語の種類はご存じですか?以下に「見る」の敬語の種類について例文などを交えてご紹介していきます。

尊敬語は?

尊敬語(そんけいご)とは敬語の種類の一つです。会話をする相手や相手の行動、相手の状態、また相手の物に対して、自分が相手に対し敬意を表した表現方法を尊敬語と言います。

尊敬語の「見る」とは?

敬語の種類の一つの尊敬語で「見る」を表現する場合は「ご覧になる」、「見られる」です。では、いったいどのような場合に使用するのでしょうか。まず自分より目上の人が何かを「見る」ときに使用する表現方法です。

例えば、「カタログをご覧になる。」や「部長はこちらの企画書をご覧になりましたか。」、「部長はこちらの企画書を見られましたか。」や「こちらの資料をご覧ください。」という使い方ができます。「ご覧になる」と「見られる」であれば、「ご覧になる」との表現方法の方がより相手に対して丁寧な印象を与えます。

謙譲語は?

謙譲語(けんじょうご)とは敬語の種類の一つです。自分の行動をへりくだった言葉で表現することで間接的に相手を立てて、相手に敬意を示す表現方法を謙譲語と言います。

謙譲語の「見る」とは?

敬語の種類の一つの謙譲語で「見る」を表現する場合は、「拝見する」と「見せていただく」です。では、いったいどのような場合に使用するのでしょうか。謙譲語は自分の行動をへりくだった言葉で表現することで間接的に相手を立てて、相手に敬意を示す表現方法です。

例えば、「カタログを拝見する。」、「映画を拝見しました。」、「契約書を見せていただきました。」という使い方ができます。そして「拝見させていただきます」は、つい使用してしまいがちの表現ですが誤った表現方法です。なぜなら二重敬語だからです。「見る」の謙譲語を使用する場合は、二重敬語にも気を付けて使用しましょう。

丁寧語は?

丁寧語とは敬語の一つの種類です。助動詞の「です」「ます」「ございます」などを文末に添えて丁寧さを表す表現方法を丁寧語と言います。

丁寧語の「見る」とは?

敬語の種類の一つの丁寧語で「見る」を表現する場合は、「見ます」です。では、いったいどのような場合に使用するのでしょうか。丁寧語は「です」、「ます」、「ございます」を使用して丁寧に表現する場合に使用する表現方法です。同僚や部下などに使用することが多い表現方法で、目上の人や取引先などにはあまり使用しません。例えば、「資料を見ます。」や「佐藤さんこの本を見ますか。」という使い方をします。

丁寧語は、尊敬語や謙譲語と違い少しだけ丁寧に話したいときに使用します。もし、すごく丁寧に会話をしなければいけない場面では、尊敬語と謙譲語を使用することをおすすめします。

「ご覧になる」の類語は?

「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

ここまで「見る」の敬語についてご紹介してきました。では「見る」の尊敬語の「ご覧になる」の類語はどのような言葉があるのかご存じでしょうか。ここからは「見る」の尊敬語の「ご覧になる」の類語にはどのような種類があるのかをご紹介していきます。

1:「ご覧なさる」

「見る」の尊敬語の「ご覧になる」の類語の一つ目は「ご覧なさる」です。「ご覧なさる」は「見る」の尊敬語です。例えば、「社長こちらの資料をご覧なさったら、ご意見ください。」や「連絡事項をご覧なさったら、次にお回しください。」という使い方をします。

2:「眺める」

「見る」の尊敬語の「ご覧になる」の類語の二つ目は「眺める」です。「眺める」は、広く全体的にまわりを見渡すこと、または、じっと何かを見つめること、あるいは何もせずに様子を見ていることを意味する表現方法です。例えば、「窓から作業の様子を眺める。」や「しばらく会議の様子を眺めていよう。」という使い方をします。

3:「目する」

「見る」の尊敬語の「ご覧になる」の類語の三つ目は「目する」です。「目する」は、認める、判断するや注目する、嘱目するや目で知らせる、目くばせするを意味する表現方法です。例えば、「将来を、目している。」という使い方をします。

「ご覧になる」と「ご覧になられる」の違いは?

「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

ここまで「見る」の尊敬語の「ご覧になる」の類語をご紹介してきました。では、「ご覧になる」と「ご覧になられる」の違いはご存じでしょうか。ここからは、「ご覧になる」と「ご覧になられる」の違いをご紹介していきます。

「ご覧になられる」は間違い?

では「ご覧になる」と「ご覧になられる」の違いをご紹介していきましょう。「ご覧になる」は、先ほどもご紹介しましたが「見る」の尊敬語です。では、「ご覧になられる」も「見る」の尊敬語なのでしょうか。

いいえ、「ご覧になられる」は二重敬語なので正しい敬語の表現方法ではありません。「れる、られる」を使用して表現をするのであれば「見られる」が正しい表現方法です。

「ご覧になる」と「拝見する」の違いは?

「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

ここまで「ご覧になる」と「ご覧になられる」の違いについてご紹介してきました。では「ご覧になる」と「拝見する」の違いはご存じでしょうか。ここからは、「ご覧になる」と「拝見する」の違いをご紹介していきます。

「ご覧になる」とは?

「ご覧になる」とは「見る」という言葉の尊敬語です。尊敬語とは、自分ではなく、相手の行動を敬い、相手を立てて、相手に敬意を示す時に使用します。

例えば、「課長は資料をご覧になる。」や「社長、こちらの資料をご覧ください。」という使い方をします。また、ほかの「見る」の尊敬語の表現方法として「見られる」も同じ尊敬語として使用できます。例えば、「こちらのカタログを見られますか。」や「係長は資料を見られた。」という使い方をします。

「拝見する」とは?

「拝見する」とは「見る」という言葉の謙譲語です。謙譲語とは、自分の行動をへりくだって表現をすることで間接的に相手を立てて、相手に敬意を示す時に使用します。例えば、「こちらのカタログを拝見します。」や「メールを拝見しました。」という使い方をします。

そして、ほかの「見る」の謙譲語の表現方法として「見させていただく」も同じ謙譲語として使用できます。例えば、「資料を見させていただいてもよろしいでしょうか。」や「手紙を見させていただきました。」という使い方をします。

「ご覧になる」の過去形とは?

「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

ここまで「見る」の尊敬語の「ご覧になる」と「拝見する」の違いについてご紹介してきましたが、「ご覧になる」の過去を表現する言葉はご存じでしょうか。ここからは「ご覧になる」の過去を表現する言葉をご紹介していきます。

正しい過去の表現方法とは?

「見る」の尊敬語の「ご覧になる」の過去を表現する言葉は、「ご覧になっていた」です。例えば、「部長は、資料をご覧になっていた。」や「カタログをご覧になっていました。」という使い方をします。

また「ご覧になられていた」と表現してしまうと、二重敬語になってしまうので注意をしましょう。なぜなら「見る」の尊敬語「ご覧になる」の過去を表現する言葉は「ご覧になっていた」となりますが、尊敬表現の「られる」をさらにつけて使用してしまうことで二重敬語になってしまうからです。これでは間違った表現方法になってしまうので注意が必要になります。

番外編:「見る」を丁寧に表す言葉!

「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

ここでは番外編として「見る」をより丁寧に表現した言葉で、なかなか普段使用することがあまりない言葉なのですが覚えておいて損はない言葉をご紹介していきます。

ご高覧(ごこうらん)。意味は、相手を敬ってその相手が見ることを表す言葉です。例えば、「こちらの資料をご高覧ください。」という使い方をします。ご観覧(ごかんらん)。意味は、相手が見物することを表す言葉です。例えば、「こちらの舞台をご観覧ください。」という使い方をします。

「見る」という言葉を丁寧に表現する方法は、まだまだたくさんあります。しかし、時と場合、相手が自分なのか他者なのか、などで変わってきます。ご自身の利用シーンに合わせて活用できると相手に良い印象を与えることでしょう。

番外編:「見せる」の敬語は?

「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

ここまで「見る」の敬語についてご紹介してきましたが、「見せる」の敬語についてはご存じでしょうか。ここでは、「見せる」の敬語についてご紹介していきます。

「見せる」の尊敬語は、「お見せになる」や「見せられる」です。例えば、「課長が資料をお見せになる。」という使い方をします。「見せる」の謙譲語は、「お目にかける」や「ご覧に入れる」や「お見せする」です。

例えば、「課長に資料をお見せする。」という使い方をします。「見せる」の丁寧語は、「見せます。」です。例えば、「メールを見せます。」という使い方をします。

「見せる」の敬語も合わせて上手に活用できると相手に好印象を与えることでしょう。

「見る」の敬語はたくさんある!

「ご覧になる」のの敬語・類語・「ご覧になられる」の違い

ここまで「見る」の敬語についてや「ご覧になる」についてご紹介してきました。「見る」を敬語で伝える場合、相手の行動なのか自分の行動なのかによって尊敬語の「ご覧になる」になるのか謙譲語の「拝見する」になるのかが変わってきます。そして相手が先輩なのか同僚なのかでも丁寧語の「見ます」などの表現方法の種類も違ってくるでしょう。

少しでも正しく「ご覧になる」や「拝見する」、「見ます」などを活用できると社会人としての自信につながっていくことになります。さらに、「ご覧になる」以外にも「見る」をより丁寧に表現する言葉もたくさんあります。必要に応じて、それらを使いこなせるとより相手に好印象を与えられます。

ここでご紹介した「見る」の敬語以外の丁寧に表現する言葉を調べてみることによって、正しい言葉遣いができるようにしましょう。

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