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頑張れないときの理由・頑張れない人の特徴・対処法|甘え/性格

頑張れないときの理由

仕事や勉強を頑張っていると、急に「もう頑張れない」と感じてしまうことがあります。頑張れないという感情に襲われてしまうと、モチベーションを維持することができずに、本来の力を発揮できなかったり、集中力が落ちてミスをしてしまったりなどしてしまいます。

では、この頑張れないという感情に襲われたときには、どのようなことが理由として考えられるのでしょうか。また、どのようにすれば頑張れないという感情から抜け出すことができるのでしょうか。

目標がない

ひたむきに頑張っている人には、やりたい仕事があったり、テストでの目標点数であったりなど、明確な目標があります。明確な目標がなくても、目の前にある仕事や勉強に取り組んで頑張っている人はたくさんいます。

しかし、明確な目標を持たない人は、仕事を頑張った結果どうなりたい、テストの点数を上げたことでどうするかなど、先の目標がありません。そのため、目の前にあることを必死に頑張ってこなす日々が続きます。

すると、いくら頑張ってもゴールがないためいつかは心身が疲弊してしまいます。心身が疲弊すると、状態を回復させようという心理が働き、急に頑張れないという感情を作ってしまいます。

我慢が続いている

仕事や勉強が好きという人もいますが、多くの人はストレスを感じながら仕事や勉強をしています。多くの人がストレスを感じながらも、収入を得るためや、受験のためにストレスを我慢して頑張っています。

しかし、中には、このストレスに押し潰されてしまう人もいます。ストレスに負けてしまうと、もう頑張れないという感情に襲われてしまうようになります。

結果が出ない

仕事や勉強を頑張っている人の中には、明確な目標があるために頑張っている人がいます。しかし、いくら頑張っても、その目標に近くことができないでいると、自分が頑張っていることに意味があるかどうかと不安に感じてしまうようになります。

このときに、すごく悪い結果を出してしまったり、さらに思うような結果が得られない状態が続くと、不安の感情はさらに強くなり、もう頑張れないという感情に襲われてしまいます。

甘えた性格

いくら頑張っても思うような結果が得られずに、頑張れない状況になってしまう人もいれば、単純に甘えによって頑張れないという状況に陥ってしまう人もいます。

仕事や勉強に対して甘えがある人は、自分が仕事を勉強をしていて、疲れた、辛い、面倒などと感じると、もう頑張れないと作業を諦めてしまいます。また、自分に甘い人は仕事や勉強に設定するハードルが低いため、作業が雑であったり、必要最低限のことしかしなかったりします。

頑張れない人の特徴

もう頑張れないという感情に襲われてしまう人には上記のような原因となっていることが多いです。また、これらの原因を引きつけてしまいやすい人もいます。

完璧主義

完璧主義な人は仕事も勉強も、自分が設定した目標を達成するために努力し続けるので良い印象を持たれることが多いです。しかし、常に完璧を目指すために頑張りすぎてしまうため、本人にとっては大きな負担となってしまうことが多いです。

また、完璧を目指しても、常に完璧な結果が得られるわけではありません。完璧主義の人は思うような結果が得られないことが多いことから、不安を感じてしまい、心身が疲弊してくると、もう頑張れないと思ってしまうようになります。

ネガティブ

ネガティブな感情が強い人は、自分がやっても大した結果は出ない、自分がするより他人がした方が良い結果となる、などと何かと理由をつけて積極的な行動を取りません。この理由として、もう頑張れないという感情を作ってしまうこともあります。

見限りが早い

仕事や勉強に取り組み始めて、しばらくするとすぐに止めてしまう人がいます。これは、実際に作業に取り掛かってみて、その後の結果や得られることが判断できてしまうためです。

時間や労力に見合った結果が得られないと感じた場合は、すぐに止めてしまいます。また、良い結果が得られないと判断したときも止めてしまいます。

このような見限りの早い人には2つのタイプがあります。状況判断能力に優れた人か、単純に諦めの早い人です。状況判断能力が優れている人は、今している作業が労力に見合わないと感じると、作業を止めてもっと効率の良い作業を始めたり、方法を探したりします。

しかし、単純に諦めが早い人は、自分ではできないと早々に見限りをつけてしまいます。このときに、物事を諦めるために適当な理由を作ります。ネガティブな人と同様に、その理由の中にはもう頑張れないという感情も含まれています。

状況別頑張れないときの心理状況

もう頑張れないという感情に襲われてしまう状況は人によって違います。また、その状況によって、その人に働いている心理も少しずつ違います。

仕事

仕事が原因でもう頑張れないと感じるようになってしまった人は、完璧主義などの性格によって頑張りすぎてしまっていることがあります。

常に良い結果を出そうと努力をすることは良いことですが、自分の許容量を超えた努力をしてしまうと心身が疲弊してしまいます。心身が疲弊するとネガティブな感情も生まれやすくなります。

このような人は、普段は周囲から真面目で頑張っている印象を持たれていますが、頑張れない感情に襲われてしまうと、急に元気がなくなってしまうので周囲を脅かすことがあります。

子育て

子育てには大きなストレスがかかります。育児のストレスによって押しつぶされてしまう親もいます。ストレスに押しつぶされてしまうと、何をするにも気力が湧かなくなってしまい、育児を頑張れないと思うようになってしまいます。

勉強

勉強ではテストなどで、結果を出して行かないといけません。テストで結果を出すためには、日頃からの頑張りが必要になります。しかし、このテストで思うような結果が得られないという状況が続くと、毎日頑張って勉強していることに不安を感じるようになります。

良い結果が出ないと、成長を確信することができないため、モチベーションを保つことができずに、もう頑張れないと感じてしまうようになります。

婚活

婚活も勉強のように、日頃からの頑張りと、長期の頑張りが必要になります。また、結果が数字で見えるものでもないため、前に向いて進んでいるか不安に感じてしまうこともあります。

いつまでも思うような結果が実感できないと、この不安の感情に負けてしまい、もう頑張れないと思ってしまうようになってしまいます。

もう頑張れないと思うときの対処法

もう頑張れないという感情に襲われてしまうと、何に対してもモチベーションを維持することができなくなってきます。モチベーションが維持できないことで、本来の力が発揮できなかったり、ミスをしてしまったりなどします。

すると、さらにモチベーションが下がり、さらに頑張れない感情に襲われるという悪循環に陥ってしまいます。なので、もう頑張れないと思ったときは、すぐに対処する必要がありあす。

休む

もう頑張れないと感じているときは、頑張りすぎによって心身が疲弊している可能性があります。疲弊が原因であれば、ゆっくりと睡眠を取ったり、体を動かさずに休めたりすることがシンプルですが効果的です。心身を回復させることで、徐々にネガティブな思考が消えていきます。

運動をする

ストレスが原因でもう頑張れないと思っている人は運動などで体を動かすようにしましょう。ストレスを発散することでネガティブな感情を消すことができます。ストレスが発散できれば良いので、運動でなくても趣味があればその方が良いでしょう。

書き出す

もう頑張れないという感情の原因がわからない場合は、今思っている嫌なことを紙に書き出してみましょう。原因をハッキリさせないことには対処ができません。

食生活を改善する

心身の疲弊が原因でもう頑張れないと感じてしまっている人は、食生活を見直すことで状況を改善するという方法もあります。もう頑張れないと感じているときに有効なのはセロトニンを増やす食材です。

このセロトニンを増やすためにはトリプトファンとビタミンB6が必要になります。より効率的にするのであれば炭水化物も摂るようにしましょう。

炭水化物は米や小麦などから摂れます。ビタミンB6は魚や豆、トリプトファンは卵やナッツ類から摂ることができます。

頑張れない子どもへの対応方法

多感な時期の子供が頑張りすぎてしまったり、ストレスに押しつぶされてしまったりなどすると、立ち直ることが難しくなってしまうことがあります。なので、子供が頑張れない感情に襲われてしまったときや、頑張れない感情に襲われそうなときは対処してあげる必要があります。

否定しない

子供が悩むことは大人からすると大したことでなかったり、大人であればすぐに解決できるようなことであったりすることなどもあります。しかし、そこで、「そんなことで悩むな」、「もっと辛い思いをしている人がいる」など否定的な言葉を投げてはいけません。

人によって心の許容量は違います。また、子供の心の許容量は大人よりも小さいです。そのため、大人からすれば大したことでなくても、子供にとっては大きな問題でもあります。

子供に悩んでいることを親に大したことないと言われてしまうと、ストレスや現実から逃げる場所がなくなってしまいます。なので、子供がもう頑張れないというネガティブな精神状態となているときは、子供の言葉は否定しないようにしましょう。

休ませる

子供であっても、学校での人間関係や毎日の勉強などで大人と同じように心身を疲弊します、大人であれば自己判断で仕事を休んだりすることもできますが、子供の場合はこの判断が自分でできません。

そのため、親は子供の疲弊を察知してあげないといけません。なので、普段と違った雰囲気などを感じたときには注意してあげましょう。

無理をしない

普段は頑張っている人でも、急に元気がなくなって頑張れなくなってしまうことがあります。原因はいろいろありますが、良い状態でないことは確かです。

もう頑張れないと感じてしまったときは、無理をしないようにしましょう。原因を見つけ、心身を回復させて、普段通りの力が発揮できるようにしましょう。

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