Search

検索したいワードを入力してください

三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

Author nopic icontakezou
名言・格言 / 2018年06月05日
三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

三国志の名言や格言

三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

現代日本人が大いに参考にしている時代やゲーム、漫画や小説の題材になって興味を持ったからという理由で、ひたすら調べられる題材というのはいくつか存在します。その筆頭が、日本の戦国時代や幕末、そして中国の三国時代です。これら3つははまる方々にとってはとってもはまるのでひたすら情報収集に走る人たちもいます。

そこで、今回は三国志に焦点を絞って、有名な故事や名言をいくつか紹介していきます。ものすごい量がありますので、代表的なものに絞って紹介しましょう。具体的には故事成語や漢文での名言や1996年に刊行された北方謙三さんの歴史小説の三国志における名言などで区分けしていきます。

代表的な三国志由来の故事成語

三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

三国志由来の故事成語および名言は非常にたくさんあります。その中でも特に有名であんまり三国志に興味が無い方々でも「聞いたことはある」というものを厳選して紹介いたします。

「苦肉の計」を実演

現代日本では「苦肉の計」よりも「苦肉の策」という使われ方をされているのでそちらの方が使用頻度は高いでしょう。三国志における最も大規模な戦いの赤壁の戦いにおいて呉の武将である黄蓋が裏切りを信用させるために本当に負傷するという兵法三十六計の「苦肉の策」を実演した例です。

本当の黄蓋の使命は曹操に信用された後に、火計が成功しやすいように曹操軍の内部で工作活動をするためのものでした。普通の寝返りでは計略に気がつかれると考えたが故に、わざと多くの兵が見ている前で劉備孫権連合軍の総司令である周瑜を罵倒した後に鞭打ちの刑をうけたという信頼させるためにそこまでやったというスゴイ例になります。

もちろん、これは小説版の三国志演義における赤壁の戦いに記載されているものなのでフィクションと言われていますが、この三国志演義が超有名なので広まった言葉となっています。

諸葛亮と劉備の「水魚の交わり」

こちらも日本でかなり有名な言葉ですが、元となっているのは三国志における劉備と諸葛亮の関係性です。ザックリとした意味は非常に親密であることですが、掘り下げると「魚は水があるからこそ生きられる故に欠くべき存在」という意味になります。要するに良い意味で切っては切れない関係であり非常に親密な間柄であることをアピールする言葉でもあります。

もちろん、この名言は義兄弟である関羽と張飛をないがしろにして劉備が諸葛亮に構い過ぎるが故のいいわけとして使われているので、いい意味だけという訳ではありません。義兄弟側からすれば「新人が義兄弟を差し置いて生意気な」という気持ちになってしまうでしょう。

非常に親密でありかけることができない関係性を表わす名言ですが、一人に構い過ぎて他をおろそかにした結果、他の人との関係性がこじれてしまったとならないようにしましょう。

諸葛亮と劉備の「三顧の礼」

これもものすごく有名な故事成語です。三国志を知らない人でも使っている人は多いでしょう。最強の軍師として有名だった諸葛亮を迎え入れるために劉備が三回にもわたって尋ねて仲間に迎え入れたことからきています。意味としては目上の人が格下を丁重にを迎え入れるとかお願いするというものになります。

劉備はこのときすでに40代であり多くの戦に参加して当時の中国的にも抜群の知名度がありましたが、このときの諸葛亮は巷で有名な20代の若者だったのでどちらが社会通念上格が上であるのかは明確でした。

そんな社会通念があったとしても、本当に優秀な人を迎え入れるならばそんなものはどうでもいいと言わんばかりの対応が後の世に影響を与えています。身近な例では豊臣秀吉が竹中半兵衛を仲間にするときのくだりで試用しています。三国志の劉備と諸葛亮、戦国の豊臣秀吉と竹中半兵衛、かなり似ているコンビです。

死せる孔明生ける仲達を走らす

こちらも三国志に興味が無い人でも聞いたことがある故事成語であり名言です。諸葛亮が戦場で病没したのを察知した敵軍軍師の司馬仲達が追撃しようとしたところ、諸葛亮が生前に作成した木造人形を見て生きていると勘違いし追撃できなかったというお話です。

この戦場における司馬仲達と諸葛亮の動きを見た人たちが「死せる孔明生ける仲達を走らす」という名言を残したとされています。こちらは三国志演義が元になっていますが、忠実でも似たようなことになっています。

諸葛亮が病没したことを知った司馬仲達が追撃しようとしたところで反撃の姿勢を見せたことで諸葛亮が自分をつり出して殲滅する作戦と勘違いして追撃できませんでした。この司馬仲達の動きを漢晋春秋にて「死せる孔明生ける仲達を走らす」と表現しています。あまりにも有名な三国志を代表する名言です。

泣いて馬謖を斬る

三国志を知らない人でも使われる名言であり、知れ渡っているエピソードです。意味はどんなに優秀な人であっても法律や起立が第一であり悪いことをしたら罰せられる必要があるというわかりやすい名言です。

諸葛亮は友人の弟である馬謖を可愛がっていましたが、諸葛亮の助言を聞かずに勝手に死地に陣取ってしまい敗北してしまいました。これは明らかに采配ミスなので、厳罰対象です。諸葛亮は個人的には殺したくないのですが、軍規に従わないと規律が乱れるので敗戦の責任者として処罰することになります。

個人的な感情では罰したくないという人でも、会社や軍や国の規律を守るためには個人的な感情は押し殺してでも動かなくてはならないという例にもなっています。日常生活的にはあんまり使わない三国志由来の名言です。

漢文での三国志の名言

三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

漢文にした場合は先に紹介したいくつかの言葉がそのまま使えます。たとえば水魚の交わりは漢文で「水魚之交」と記載します。ただし、元となった中国では「如魚得水」と記載されています。もちろん意味は一緒です。

それ以外にも呉書周瑜伝で周瑜が劉備の評価をするときに「恐蛟龍得雲雨、終非池中物也」という言葉を使ったとか、最強の武人呂布を表わす漢文で「人中有呂布、馬中有赤兎」というものがあります。

特に後者は「人の中では呂布が一番強く、馬の中では赤兎が一番早い」という意味で三国志を知っている方ならば漢文を見ただけで一発でわかる内容となっています。

北方謙三の歴史小説における「三国志」

三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

三国志を題材にした小説や漫画は大量にあるので、どの程度史実や演義に近いのかが焦点になりますが、北方謙三さんの三国志はかなり忠実に作られていますがどちらかと言えば演義よりのストーリーにいなっています。

ただし、張飛が進んで泥をかぶる役を演じるために大酒飲みの乱暴者を演じたなどのキャラ変更がありますので100%三国志演義に沿っている訳ではありません。そして劉備のカリスマ性を高めるために行動する張飛は非常に男気あふれる人になっています。名言というよりは登場人物の男の生き様を見て感銘を受けることが大切と思いましょう。

恋愛向けの名言もあるのか

三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

三国志の名言や有名なシーンは女性が絡んでいるものが少なく恋愛方面を強調している場面はほとんどありません。しかし、恋愛に絡みそうな考え方や名言は存在します。その筆頭が「用兵の道は、心を責めるを上となし、城を攻めるを下となす」でしょう。

力尽くで相手を打ち負かして城を攻めても効果は薄いから、心を攻めることが戦における有効な策略であるという意味です。これは恋愛にかなり通じます。いくらプレゼント作戦をしたとしてもそれはうわべだけの関係なので、本当に愛し合いたいという方は心の戦いを制しないといけません。

人別の三国志の名言

三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

それでは人物別に三国志の名言をまとめていきましょう。有名なものや聞いたことがあるものがこちらも多いです。

諸葛亮孔明

三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

この人は名言を大量に残している三国志筆頭の名言製作人です。先ほど紹介した「用兵の道は、心を責めるを上となし、城を攻めるを下となす」もこの人が発言しています。それ以外にも「夫れ用兵の道は、人の和に在り」や「小善を必ず録し、小功を必ず賞せば、則ち士勧まざる無し」といった現代でも納得できる名言を残しています。

前者が「兵士を統率するためには人の輪を作ることが大切である」という教えで、うまく輪を作れていない人は後輩も部下もついてこないという意味になります。まさに現代でも通じる名言です。

後者は「細かい良いこともきちんと記録して評価すると、部下は必ず頑張ってくれる」という意味で、女性の多少の変化に気がついて褒めてあげるとか部下のちょっとした仕事を評価して褒めてあげるとやる気がアップして仕事効率が確実にあがります。

曹操

この人も天才と言える三国志最大の存在で、名言も多々あります。その中でも最も光るのは「法を制して自らこれを犯さば、何をもって下を帥いん」でしょう。馬の暴走で規律違反をしてしまった自分を裁かせるために部下に発した名言です。その後は自分で髪の毛を切るにいたりますが、その姿を見て周りの部下は感動して士気があがりました。

関羽

三国志における最強武将の一角のおひげ様こと関羽も曹操との関係において名言を残しています。それが曹操に使えて欲しいと曹操の部下の張遼に言われたときのセリフです。

「曹操が私を厚遇したいという気持ちはわかるが、劉備とともに死ぬと誓った身であり背くことはできない。ただし、去るからには恩義に報いる」という名言です。これを聞いた曹操は感銘してその度量を認めます。

劉備

色々とスゴイ経歴を持ちスゴイ動き方をしている劉備は多くの故事成語を残していますが、名言はあるのでしょうか。劉備はとにかく人を大切にする方で「すべての事業は人によって興る」という名言を残しています。

人を見捨てずに大切にすることで必ず大きな事を成し遂げることができるという志を持って動くことで、国を興してあそこまでの功績を残しました。

司馬懿

最強軍師対決では諸葛亮と並んで評価される司馬懿は三国志時代最大の勝者であるという意見も多いです。そんな司馬懿の名言はやはり「駑馬、短豆を恋う」でしょう。駑馬とは駄馬のことで、才能の無い人が高いえさにつられて裏切ったという意味になります。

身内から裏切り者が出た司馬懿ですが、無能が裏切っただけだから気にする必要は無いという意味で残した名言です。非常に短い言葉ですが、性格がわかる名言となります。

趙雲

三国志演義は劉備視点ですが、その中でもひときわ輝いているのがこの趙雲です。この人も行動で大量の逸話を残している人なのですが、名言はあるのでしょうか。この人が発した名言ではありませんが、有名なのは「子龍は一身これ胆なり」という彼を表した劉備の言葉でしょう。

胆とは勇気や度胸があることを意味していて、趙雲は体全体が胆で強い勇気や度胸を持っている人物であるということを示した名言です。四字熟語で「一身是胆」にもなっています。

三国志の名言に関する本の紹介

三国志の名言や格言|諸葛亮孔明/曹操/関羽/劉備

三国志を題材にした本は多数ありますし名言も多いのですが、名言のみを確認したいという方はそれらの名言をまとめた本を参考にするのが一番です。

三国志名言集

三国志はいろんな人たちが本にしているので、探す側はちょっと大変です。名言に絞って探すのならば、おすすめはやはり「三国志名言集」あたりでしょう。こちらは2005年に出ているのでかなり古いのですが、名言から三国志を深く知ることができるので三国志に興味があるという方でも満足できる一冊です。

Blockquote firstBlockquote second

小さなサイズですが、挿絵として使用されている図版が美しく美将とされる呂布や馬超、周瑜にはヒゲがないんだなーとか眺めるのも楽しいです。

三国志は名言や名シーンの宝庫

三国志は日本で言うところの弥生時代でありながらも、ものすごく有名であり逸話や歴史を残している時代です。面白いエピソードや感動するような名言や逸話も多いのですが、情報量が多すぎるためにこの世界に飛び込みにくいという印象を与えています。

そんな人たちこそ、逸話や名言からどんな人たちが発端になっているのかを調べ、人物から興味を持って探っていただきたい歴史です。びっくりするような英雄がたくさんいますので、調べれば調べるほどはまること間違いなしです。

関連記事

Related