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拡大解釈をする人の特徴・類語と対義語|拡張解釈/法律

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性格・タイプ / 2018年06月04日
拡大解釈をする人の特徴・類語と対義語|拡張解釈/法律

拡大解釈をする人の特徴

拡大解釈をする人の特徴・類語と対義語|拡張解釈/法律

「拡大解釈」という言葉を聞いたことがありますか。「拡大解釈」は物事の意味を広げて解釈することです。そういう意味では「拡大解釈」はとても柔軟な解釈の仕方と言えます。一方で物事を自分に都合の良いように考えたり、逆に自分を追い込んだりする場合もあるので、「拡大解釈」には一長一短があります。

そこで色々なパターンが存在する「拡大解釈」する人の特徴を、タイプ別にご紹介します。あなたの周りにもどれかに当てはまる、「拡大解釈」する人がいることでしょう。これらのタイプを知ることで、それぞれへの人たちへの対応の仕方が理解できます。

法律的に拡大解釈ができる人

「拡大解釈」(法律的には拡張解釈と言う方が一般的です)は、法律上の解釈の一つです。法文上の言葉は、一義的に明らかにされていないのが一般的です。そのため規定の言葉だけでその意味を解釈することは、とても困難を極めます。従って法文上の言葉により直接言及されていない事柄を、どのような考えにより解決しようとするのかを、それぞれが考えなければなりません。

そういう意味で、法文を規定の言葉の意味を、より広く解釈することが許されています。そのことがまさに「拡大解釈(拡張解釈)」であり、法に携わる者は拡大解釈ができる事が必要になります。

事実を捻じ曲げて解釈してしまう人

拡大解釈をする人の特徴・類語と対義語|拡張解釈/法律

誰にでも思い込みがあります。例えば「あの人は頭のいい人だから、絶対にミスなどしない」とか「あまり目立たない人は、何をしても消極的だ」と決めつけてしまうケースです。これら二つの事例は、あくまでも絶対ではありません。頭のいい人が、絶対ミスをしないとは限りませんし、あまり目立たない人が、いつも消極的とは限りません。

これらは「拡大解釈」であり、事実を捻じ曲げて解釈している事です。これらの解釈の仕方は無意識に行われる場合が多いです。危険なのは物事を一面からしか見られなくなる事で、解釈の仕方が事実からだんだんと遠ざかっていきます。

人間関係に破綻が生じる

このことを人付き合いに当てはめて考えてみましょう。「拡大解釈」により人のことを先入観でしか見れなくなると、拡大された一面だけがクローズアップされることで本当のその人の長所や短所が見えなくなります。すると当初感じていた人とは違う、こんなはずではなかったと、勝手に解釈しては人間関係にほころびが出始めます。

自分への拡大解釈

人に対して「拡大解釈」する人は、自分に対しても「拡大解釈」している可能性があります。自信家で優越感の強い人は「自分は何でもできる」「誰にでも好かれる」「好きな者は何でも手に入れられる」と思い込むでしょう。

逆に劣等感の強い人は「自分は何をやっても上手くいかない」「誰も自分ことなど好きになってはくれない」「世の中思うようにはならない」と思い込んでしまいます。

これらの考え方は、大なり小なり誰の心の中にも存在します。しかしあまりも一つのことを「拡大解釈」して優越感や劣等感を感じる事は、ありのままの自分の事実を捻じ曲げることであり、そのことにより自分の可能性を狭めてしまう危険性があります。

客観的に物事を捉える

このように「拡大解釈」には一長一短があります。世の中においては、まずは「事実」が存在します。事実は厳然とそこに存在する、誰にも否定できない事象です。その事実を踏まえた上で、自分なりに「拡大解釈」する事は必要です。あまりにも客観性からかけ離れた「拡大解釈」をすることのないよう、注意しなければいけません。

拡大解釈の類語

拡大解釈をする人の特徴・類語と対義語|拡張解釈/法律

「拡大解釈」の類語のはどのような言葉があるのでしょうか。まずは意味の似通う拡張解釈との違いについて考えてみます。

拡大解釈と拡張解釈

「拡張」には「敷地を拡張する」「工事を拡張する」といった使い方があります。「拡張」は部分的に可能な限り、範囲や規模などを広げる事です。一方「拡大」には全体的な形や規模を広げて大きくする意味があります。

また別の意味合いとして、「被害が拡大する」「紛争が拡大する」と言いますが、「被害が拡張する」「紛争が拡張する」とは言いません。この場合の「拡大」はそのもの自らが大きく広がる現象を表す言葉になります。一方「駅を拡張する」「街を拡張する」の「拡張」は、そのもの自体が大きくなるのではなく、誰かが意思を持って大きく広げることを意味します。

拡大解釈と拡張解釈の違いとは?

「拡大」「拡張」それぞれに拡大を付け加える「拡大解釈」「拡張解釈」には大きな違いはありません。ただし前述したように、法律上は「拡大解釈」よりも「拡張解釈」の方が好まれて使われます。私たちが日常使うのは「拡大解釈」が一般的です。「拡張解釈」はあまり耳にする事がなく違和感を感じるでしょう。

そのほかの類語

そのほかの類語には「こじつけ」「屁理屈」「つじつま合わせ」「短絡思考」「一方的解釈」「主観的解釈」などがあります。

拡大解釈の対義語

拡大解釈をする人の特徴・類語と対義語|拡張解釈/法律

「拡大解釈」の対義語は「縮小解釈」です。法律上の文言を解釈する上で、通常の意味よりも狭く縮小して解釈することです。

拡大解釈と類推解釈の違い

拡大解釈をする人の特徴・類語と対義語|拡張解釈/法律

「拡大解釈」と「類推解釈」の間に一線を引く事はとても困難です。それだけこの二つの解釈の仕方が似通っているという事です。

法律上での違い

刑法では「拡大解釈(拡張解釈)」は認められますが、「類推解釈」は認められません。それぞれの違いは一体なんでしょうか。具体的な例でご紹介します。

拡大解釈とは

「拡大解釈をする人の特徴」で述べたように、処罰の対象となる行いに関わる文言を、法文の言葉の意味に当てはめて、より広く解釈することです。具体的には、「電気」が窃盗罪の対象として財物に含まれると判断された事例があります。これは「財物」の対象を広げて、電気まで含まれると拡大解釈された、分かりやすい事例です。

類推解釈とは

例えば「この公園は野球禁止」とする法律があるとします。でもサッカーは許されるかについて、サッカーは野球には含まれないことを前提で、両方が球技であり危険だという理由で、類推的にサッカーも禁止しますと解釈することです。

それぞれの違いとは

このように「拡大解釈」と「類推解釈」には、処罰の対象となる物事を、法文上の文言にどのように当てはめて展開するかの違いがあります。

つまり「拡大解釈」は法文上の文言に禁止された処罰対象となる物事を拡大して解釈し、それらが元々その中に含まれるとするのに対して、「類推解釈」は処罰対象となる物事は法文上の文言の含まれてはいないが、処罰の理由に当てはまるので禁止すべきと解釈することです。

拡大解釈と過小評価どちらがいいか

拡大解釈をする人の特徴・類語と対義語|拡張解釈/法律

「過小評価」とは、物事を実際よりも低く見積もったり、評価することです。一般的に能力の高い人は「自分なんてまだまだ」「もっと努力が必要」と自らの実力を過小評価し、さらに努力を積み重ねます。

一方「自分は実力十分だ」「ちょっとやそっとじゃ誰にも負けない」と「拡大解釈」する人は、過小評価する人よりも実力が劣ると言われます。人は性格や考え方、口にする言葉が異なるので、単純に二つのタイプに分ける事はできません。

しかしどちらの解釈において、それぞれが客観的な事実に照らし合わせて、その事実から大きくはみ出していないことを踏まえていることが大切です。その上での解釈の違いは、それぞれの個性であり、どちらがいいとは一概には言えません。

もし身近で親しい人が、偏った拡大解釈や過小評価をするのであれば、そのことに対して良きアドバイスをしてあげる事が、その人が偏った考え方を変えるキッカケになるでしょう。

拡大解釈を上手に活用する

拡大解釈をする人の特徴・類語と対義語|拡張解釈/法律

日常生活において「拡大解釈」する事は、どちらかというと、あまりいい意味では捉えられません。でも法律上では「拡張解釈」という言葉で使われます。

あまりにも事実からかけ離れた「拡大解釈」は、日常生活を送る上で障害になります。上手に「拡大解釈」を活用して、自らの気持ちやモチベーションをコントロールして、人間関係や仕事上に活かすようにしましょう。

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