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バーターとは・意味と使い方3例|同類語4・英語の語源

Author nopic iconナツミ
言葉の意味 / 2019年02月12日
バーターとは・意味と使い方3例|同類語4・英語の語源

バーターとは

バーターとは・意味と使い方3例|同類語4・英語の語源

「バーター」という言葉を聞いたことはないでしょうか。「バーター」は日常的に使う言葉ではありませんが、TVなどで芸能人が「バーター」と発言していたり、スタッフが言っているのを聞いたりした機会がある人もいるのではないでしょうか。

バーターの意味

芸能人やTVのスタッフが使っていることがある言葉、バーターとはどういう意味かというと、いわゆる「交換条件」のことです。〇〇するからあなたは△△してね、といったように自分がそれを承諾する代わりになんらかの条件を相手につけることを意味しています。

また、バーターとは直接相手に交渉をするその「交渉条件」を意味していることもあります。日常的に使うとすれば、借りを返すとか貸しを作るという意味で使われることもあります。その場合のバーターとは、借りや貸しをバーターに言い換えて使っています。

バーターの英語の綴り

バーターとは英語でどう書くのでしょうか。バーターの英語での綴りは「barter」となります。「物々交換」や「交易品」を意味しており、動詞として用いる場合には「物々交換をする」や「交易をする」、「売り渡すこと」といった意味で使われます。また「barterer」とerをつけると、「物々交換をする人」のことを表しています。

英語でのバーターとは「名誉や地位に目がくらんで安く売り渡す」という損をする、そんな意味も含んでおり、日本語のバーターとは意味が少し違っているので注意です。

バーターの使い方

ここではバーターとはどういった使い方をするのか、見ていきます。

・その仕事とこっちの仕事をバーターしよう。
・俺の仕事とバーターしたいんだけど無理かな?

バーターとはどういう使い方をするのか、例文を挙げてみました。バーターの使い方は基本的には、交換条件をもちかけるという場合に使われることが多いでしょう。

使い方1:バーター取引

実はバーターとは日常でもよく行われていることだったりします。例えばある物を買ってもらう条件として特典やサービスをつけることを、「バーター取引」と呼びます。「今、買ってもらえればさらに10%引きにしますよ」というものも、買ってもらうことを条件に割引というサービスを行うので「バーター取引」です。

バーターとはこういった商取引でもよく行われている取引なのですが、そもそも得をすることがあるからあちらも取引をもちかけてきています。うっかり損をしないように気をつけましょう。

使い方2:バーター貿易

「バーター貿易」の場合のバーターとは、貨幣を用いず一定の交換比率を定めた財物の相互取り引きのことを言います。例を挙げるとするなら、中東から原油を輸入する代わりに穀物などを輸出するといった貿易があります。お互いに貨幣を用いずに、原油の量に対して穀物の量を決めて貿易を行います。

「バーター貿易」では、相手の国との輸出入額をほぼ均等に抑えることができるなどのメリットがあると言われています。この場合のバーターとは、物々交換のようなものでしょう。

使い方3:バーター出稿

バーターとは・意味と使い方3例|同類語4・英語の語源

出稿は、新聞や雑誌・TVやウェブサイトなどに広告を出すことや原稿を印刷所に出すことを意味しています。「バーター出稿」の場合のバーターとは、商品の広告を出してもらうことの見返りにその商品を宣伝することなどを意味しています。

広告を出すことで雑誌や新聞社側に金銭を支払う代わりに、宣伝をしてもらうという条件をつけるのですが、宣伝をしてもらうために広告を出すといったことも行われています。広告業界ではよく行わていると言われています。

業界用語としてのバーターとは

バーターとは業界用語としてもよく出てきます。業界用語でバーターと言う場合は、いわゆる「抱き合わせ」のことを言います。人気のあるタレントを出す代わりに、そのタレントと同じ事務所の新人も一緒に出させてほしい、などがよくあることのようで、バーターと呼ばれています。

この場合のバーターとは、英語とは関係ありません。「束(たば)」のことを反対に読んで「バーター」と言っています。業界用語では、「ハワイ」を「ワイハ」といったり、逆さにして言うことがよくあります。

ビジネスでのバーターの使い方

ビジネスでのバーターとは、日本では主に「交換条件」という意味で使われています。ここで交換するのは商品だけでなく、サービスや仕事内容に関わることだったりします。

ビジネスにおけるバーターの使い方は、何か人に与えたら何かをもらう、あるいは何かをもらったからお返しで何かを与える、といった「Give and Take(ギブアンドテイク)」によく似た使い方をしています。

バーターの同類語

同類後とは意味がよく似ている言葉、そしてその言葉に言い換えてもとくに問題がないような言葉のことを言います。ここではバーターの同類語について解説していきます。

類語1:トレード

バーターとは「交換条件」のことでした。「トレード」という言葉の意味は、売買の契約をすること、やプロ野球などの球団の間で選手の交換・移籍などを行うことを意味しています。「トレード」のどちらの意味にしても、バーターとはよく似た意味の言葉です。

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1 売買の取引をすること。貿易。
2 プロ野球の球団間で、選手の交換・移籍を行うこと。「他球団にトレードする」「金銭トレード」

類語2:取り換え

「取り換え」とは、交換することや換金することなどを意味しています。こちらもまた、バーターとは意味がよく似ています。しかし「空気の取り換え」の場合は、バーターと言い換えることはできません。

類語3:物々交換

元々、バーターの英語「barter」の意味に「物々交換」があります。お互いに条件に納得しあって物々交換する、という物々交換は交換条件という意味でのバーターともよく意味が似通っています。物々交換を交換条件、バーターと言い換えたとしてもとくに問題はないでしょう。

類語4:チェンジ

チェンジとは、物事を変更することや交換することを意味しています。チェンジする、という言葉をバーターする、という言葉に言い換えたとしてもとくに意味は変わらず、同じように使うことができます。

バーターとはどういうものなのかおすすめのアイテム

こちらは、バーター取引を上手く利用して会社の利益を増やしたい、という方向けの「あなたの会社を一瞬で“売れる会社"に変えるバーター取引のすすめ」、野崎一文さん著作の本です。どういった取引を結べばよいのか、バーター取引を上手く活用していく方法などについて記されています。

英語のバーターの語源

バーターとは・意味と使い方3例|同類語4・英語の語源

バーターの英語の綴りは「barter」であると解説してきました。この「barter」の語源は「bareter」であると言われていますが、さらにその語源は古期フランス語ではないかとも言われています。1866年にベドルジハ・スメタナが作った「The Bartered Bride(売られた花嫁)」というオペラがありますが、Barteredで売られた、と訳されています。

同義語1:exchange

こちらは英語のバーター、「barter」の同義語、「exchange」です。「exchange」は交換する、という意味をもつ言葉です。同じような意味を持っている言葉なので、物々交換を意味する「barter」と言い換えても不自然さはありません。

同義語2:swap

英語の「swap」には「barter」と同じ物々交換するといった意味と、取り換える、などの意味があります。俗語では夫婦を交換する、という意味で使われることもあります。

反義語1:keep

「barter」とは反対の意味をもつ言葉、「keep」には捨てないで取っておくという意味や、ずっと持っている、などの意味があります。また物などを自分のものにすることや、物を保有するといった意味もあります。

外来語は正しく使おう

バーターとは・意味と使い方3例|同類語4・英語の語源

英語の「barter」には、元々は物々交換だけでなく交易品、などの意味もありました。しかし日本語のバーターとは金銭の絡まない物々交換、を意味するものと変化しています。そのためか、意外なほど身近なところでもバーターによる取引などが行われています。バーターは外来語なので、その正しい意味を知ってから使っていきましょう。

業界用語やネット用語について知ろう

業界用語やネット用語には、意外と意味を知らずに使っているものがよくあります。警察用語の「完落ち」や「とりま」という言葉の意味や使い方などを紹介した関連記事を紹介しますので、よかったらご覧になってみてください。

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