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内示と辞令の違い|内示が出たらしたいこと6つと注意点4つ

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カテゴリ:言葉の意味

初回公開日:2018年09月03日

更新日:2020年05月19日

記載されている内容は2018年09月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

内示と辞令の違い|内示が出たらしたいこと6つと注意点4つ

内示とは

内示という言葉だけの意味を考えた場合「内々に示すこと」あるいは「非公式に相手に伝える」というのが分かりやすい例えとなります。そのように考えると、「公式に発表はしないものの、その物事に携わる人本人に対しては直接伝えておくこと」が会社側の発令する内示ということになります。

また、内示が出るということは、会社側の意向としてほぼ確定している事であるということになります。異動の内示が出たと言うことは、異動することはほぼ確定と考えた方が良いでしょう。

辞令との違い

辞令とは、会社側から社員に対し、異動や転勤、あるいは昇格や降格を伝える文書の発行などを指して言います。何月何日付といった日付が必ずあり、原則として覆すことのできない、会社としての決定事項をいいます。

対して内示は、ほぼ固まっているとは言え、まだ決定していない非公式な通達となりますので、僅かではありますが、個人の事情などで覆る可能性も考えられます。

内示が出たらすること

ほとんどの会社組織では、内示イコール決定事項という事例が多く、また内示から辞令の発令までの期間が短いことも多いので、内示の内容が進むことありきで行動することとなります。この項では、内示が出てからすることについて、6項目に分けて解説します。

その1:上司に挨拶をする

まず、今までお世話になった直属の上司への挨拶は欠かさないようにしましょう。在職中の人含関係に関わらず、「お世話になりました。」の挨拶は社会人としての常識です。

ただし、その場で内示を聞かされて即座に「お世話になりました」などとあいさつの言葉を発するのは、素っ気ない印象を受けます。挨拶のタイミングは、早くても、上司から内示の内容を十分説明を受けた後、一呼吸置き、心を落ち着かせてからするようにしましょう。

その2:異動の理由を確認する

内示には、会社側としての人事プランや経営戦略を考えた上での内容も含まれており、それに従い異動するといった形が多く見受けられます。その反面、異動となる従業員の個人的な事情はあまり考慮されていないことも多く、内示を受けて戸惑う人も少なくありません。

異動の内示が出た時は、どのような人事プランがありどのような目的で異動となるのかということは、できる限り確認しましょう。また、内示にどうしても従うことが難しい場合は、理由を聞いた上で、しばらく時間を置いた後、直属の上司に相談するようにしましょう。

その3:内示の詳細をチェックする

内示とは言え、異動することがほぼ確定している訳ですので、ある程度の構想は固まっているのが一般的です。内示が出た段階であっても、新しい職場となる異動先や何月何日付で発令されるのか、また、異動先での職務内容は現職と同じなのかなどと言った、内示に関する細かな内容はできる限りチェックしておきましょう。

その4:引継ぎをする

異動の内示に従う場合は、現在自分がしている仕事を他の誰かに引き継ぐ必要があります。大抵の場合は直属の上司が指示してくれますが、現在自分の行っている仕事を誰に引き継げばいいのかは、必ずチェックするようにしましょう。

引継ぎの内容については、なるべく詳細かつ分かりやすく教えることか重要となります。これは、相手が自分より先輩である社員の場合であっても同様です。異動先に頻繁に電話が掛かってくることのないようにしましょう。

その5:異動先の上司の情報を得る

異動後はどんな職場で、どんな人たちと働くのかということは、気になるところです。特に異動先の上司がどんな人かと言うのは、異動後の職場での人間関係を左右する重要なポイントとなります。新しい異動先で実際に働いている人や、異動先の部署の事を知っている取引先の人など、自分の知る限りのコネを使って異動先の上司の情報を得るようにしましょう。

その6:異動先に挨拶をする

新しい職場でもある異動先への挨拶ですが、例え受け入れる方向であったとしても、内示が出たからと言ってすぐにする必要はありません。内示はあくまでも内々かつ非公式な発表ですので、異動先への挨拶は、正式な発表があるまでは控える必要もあります。異動先への挨拶は、いつ頃どのタイミングで行うのが良いかは、上司に確認しましょう。

内示が出たら注意すること

前項などで説明しましたとおり、社命と言えど、内示は非公式事項ですので、軽々しく口外しないことが望まれます。また、予想外の異動に頭が混乱し気持ちの整理がつかないことなども考えられます。この項では、内示が出た時に注意したいことについて解説していきます。

注意1:落ち着いて冷静に対処する

内示はほぼ確定した異動について、対象となる人に心の準備を促す側面もあります。大抵の場合は、内示が出てから実際に移動となるまでには、ある程度の時間が置かれますので、内示の内容を落ち着いて確認し、冷静に対処するよう心掛けましょう。一時の感情に任せて動き、取り返しのつかない事態にならないようにすることが肝要です。

注意2:異動先への挨拶は上司の指示を仰ぐ

内示を内諾した場合、次の異動先の上司や同僚への挨拶をと考える人も少なくないことでしょう。内示はあくまでも非公式な発表であり、対象者以外は知らない場合の方が多く、今の職場の上司が知っていても、異動先で上司となる人ですら知らないことも考えられます。異動先への挨拶は、今の職場の上司に伺いを立ててから行うようにしましょう。

注意3:挨拶状・礼状も忘れずに

異動の挨拶は、社内のみならず、取引先の担当者など社外の人にもするのが一般的となっています。内示を早く貰った場合、辞令が出てから異動するまでの間の時間が少ない場合も考えられますので、挨拶状や礼状の用意は早めにしておいた方が良いでしょう。ただし、出すタイミングについては、先ほどの異動先への挨拶と同様、上司の伺いを立ててから発送するようにしましょう。

注意4:開示OKでも自分でふれ回らない

内示を公にすることが会社側から許されたとしても、自分から口外すると、口が軽く就業規則や会社内の取り決めや秘密事項を守れない人間と思われる事もあります。例え上司から開示OKの許可を貰ったとしても、必要以上に触れ回らないようにしましょう。

内示が出たら慌てずに落ち着いて

「内示が出たら注意すること」の項でも解説しましたように、内示が出たからといって明日にでも異動となる訳ではありませんので、感情に任せるような慌てた行動はしないことが肝要となります。また、ほんの僅かな可能性ではありますが、内示の場合は覆る場合もありますので、承服できない合は異動内容や異動理由の確認も行うようにしましょう。

遠くに転勤になることもある

異動内示のなかには、引っ越しを伴うような、遠くへ転勤となるものもあります。引っ越しが必要となる異動の場合であっても、慌てず落ち着き、会社側からはどのようなサポートがあるのかなどを、就業規則などでチェックするようにしましょう。