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従事とはどんな時に使うのか|用例3つと類語での言い換え例4つ

Author nopic iconmofu mofu blanc
カテゴリ:言葉の意味

初回公開日:2018年08月28日

更新日:2020年02月14日

記載されている内容は2018年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

従事とはどんな時に使うのか|用例3つと類語での言い換え例4つ

従事とは

「従事」は少し硬い言葉であるため、日常生活であまり使う機会はありません。状況にもよりますが、改まったシーンでは使う機会があるでしょう。

今回は「従事」について詳しくご紹介します。まずは意味から見てみましょう。「従事」とは「一途にその仕事に携わること」です。

従事の使い方

「従事」の言葉を用いた使い方は「従事する」の他に、ある特定のことに携わる人として「○○従事者」という言い方もします。例えば医療従事者、農業従事者のように使います。

従事とはどんな時に使うのか

「従事」は硬めの言葉であるため、ビジネスや改まったシーンで使います。「従事」は「ただ何となく仕事をしている」という状況では使えません。その仕事に集中している、打ち込んでいるという確信がある時に「一途さ」のニュアンスを込めて用いられます。

では、具体的にどのようなシーンで「従事」の言葉は使われているのでしょうか。実際に使えるように、3つの例をご紹介します。

例1:履歴書に職歴を書く時

履歴書の職歴の欄には「勤務先の名称」「部署名」に続けて、従事した業務を「○○の業務に従事」や「○○の職務に従事」のように体言止めで書きます。「○○の業務を担当」と書くこともできますが、「従事」の方が責任をもって務めた印象が強くなり好印象です。

営業に従事

実際に営業職として従事していた場合には「営業に従事」と書きます。ですが、営業の種類も多岐に渡っているため、具体的な営業の内容を書くことをお勧めします。

できるだけ簡潔でわかりやすく「新規開拓営業に従事」「ルート営業に従事」「不動産営業に従事」のように書きましょう。

例2:スピーチする時

大勢の人の前で「自分が一途に携わってきた仕事」についてスピーチをする時には、改まった言い方の「従事」の表現が適しています。

仕事といっても会社の業務や職業などのビジネス以外にも使える表現ですので、一生懸命に取り組んできたことを伝える時に「従事」を使ってみましょう。

研究に従事してまいりました

企業や病院、大学やその他の研究機関で、専門的な知識や技術を用いて研究に従事してきた研究員は、大勢の前でスピーチをする機会も多いことでしょう。

「○○の研究に従事してまいりました」の表現で、これまで一途に研究に打ち込んできたことをアピールできます。例えば「教育研究に従事してまいりました」「臨床研究に従事してまいりました」となります。興味深い研究内容やこれまでの研究活動や成果を発表することができます。

例3:挨拶する時

挨拶の時に自分を知ってもらうため「○○に従事しております」と自己紹介することがあります。ビジネスなどの改まったシーンの挨拶でも、お互いを良く知るために、名前の他に職業や仕事内容を言い合うことがあります。

従事している仕事は、その人がどんな人なのかを知る大きな手掛かりとなります。個人情報に厳しいご時世ですが、その場の空気を壊さないためにも隠さずに答えましょう。

家事に従事しております

職業や仕事を聞かれても、専業主婦や都合により家事をしている人は、どのように答えたら良いでしょうか。家事労働はお金にはなりませんが、一生懸命にやっている自負があれば「家事に従事しております」と自信を持って答えましょう。

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従事とはどんな言葉で言い換えられるのか

「従事」と似た意味を持つ言葉がいくつかあります。シーンにより「従事」では少し堅苦しかったり、別の言い方の方が相応しい場合もあります。「従事」はどんな言葉で言い換えられるのか、4つの例をご紹介します。

例1:服務しております

「服務しております」の表現は「仕事に従事する、職務に就く」という意味の敬語です。「従事」と同様、ある仕事に打ち込んでいる時にも使えますが、単に仕事に就いているだけでも使えます。「終日服務しております」「教員として服務しております」のように言うことができます。

また「服」には「従う」という意味があり、「服務規律」「服務規程」のように守らなければならないルールとして「服務」は使われる傾向にあります。

例2:携わっています

「携わっています」の表現は「ある事に関わる、関係する、従事する」という意味の敬語です。「従事」と同様に、ある仕事に打ち込んでいる時に使える表現ですが、仕事に関わっているだけでも使えてしまう表現です。

また「携わる」には「手を取り合う」という意味もあるため、他の人が関わっていることに、自分も一緒に参加しているというニュアンスでも使われます。「新規プロジェクトに携わっています」のように使います。

例3:仕えております

「仕えております」の敬語表現には2つの意味があります。1つは「目上の人のそばで従事する」として「奉仕」の意味が強く「師匠に仕えております」のように使います。

もう1つは「公的な機関に勤めて従事すること、官職に就くこと」です。「役所に仕えております」のように使います。

「仕えております」は、仕事に従事している全ての人が使える表現ではありません。当てはまる条件の人のみが使うので気を付けましょう。

例4:仕事をしています

「仕事をしています」の言い方は、仕事をしている人なら誰でも使いやすいシンプルな表現です。語尾の「しています」の言い方は一般的な敬語ですが、「しております」よりは敬語表現は軽めになります。丁寧に言いたい時は「仕事をしております」の謙譲語での表現が良いでしょう。

従事とは「仕事」以外の事も指す

「従事」という言葉は、職業や業務としての「仕事」に限って使うものではありません。ボランティア、研究、介護、家事など一生懸命に打ち込んでいることに関しても使うことができます。

敬語と一緒に使うことが多い

「従事」という言葉は、硬い表現であるためビジネスや改まったシーンで使うことが多いため、敬語と一緒に用います。一般的な敬語表現の「従事しています」や、「従事しております」の謙譲語の表現を使いましょう。

さらに丁寧な「従事させていただいております」という謙譲表現もありますが、自分をへりくだり過ぎでかえって不自然です。

敬語についてもっと知りたい方は以下の記事もご覧ください。