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パイ生地の作り方5つの手順・手作りパイ生地で作れるパイ8種

更新日:2022年04月11日

手作りパイ生地は、生地に含まれるバターをなるべく溶かさないことで仕上がりサクサクのパイ生地を作ることができます。生地をサクサクに仕上げるコツや、お菓子だけでなく夕食のおかずにもなる具材のバリエーションについても紹介していきます。

パイ生地の作り方5つの手順・手作りパイ生地で作れるパイ8種

パイ生地について

普段のお菓子作りに利用されることの多い冷凍のパイシートは、使い勝手がよく、手間をかけずにパイが作れることでパイ菓子や料理に重宝されています。趣味のお菓子作りに、たまには気分を変えてパイ生地から手作りのパイを作ってみましょう。

パイ生地は、生地の作り方によって折りパイと練りパイの2つのパイ生地に分けられます。

折りパイと練りパイ

パイ生地には、折りパイと練りパイという2つの作り方があります。

折りパイは、バターを包み込んだ生地を伸ばして折り返す作業を繰り返すことで、生地全体にバターをなじませて作るパイ生地です。

練りパイは、小麦粉と賽の目にカットしたバターを混ぜ合わせ、生地を冷やして休ませる作業工程で、パイ生地を初めて作る方に方法です。

手作りパイ生地は練りパイが

練りパイであれば、材料を混ぜて、生地を冷やし休める、生地折りを繰り返す作業なので、折りパイと比べて、労力や時間をかけずに初心者でも簡単に作ることができます。材料を全て混ぜ合わせることで、生地全体にバターがムラなく混ざるので、折りパイで生地を作るより失敗しにくいことが特徴です。

練りパイ生地の作り方5つの手順

焼き上がりのサクサクとした食感を出すパイ生地を作るには、材料の温度管理が必須です。

サクサクのパイ生地を作るには、手順に記載したバターを凍らせる工程や冷や水で生地をまとめるなど、バターを溶かさないように手早く行うことも重要です。また、気温の高い夏は、特にバターが溶けだしやすいので、作業中に溶け出してきたら冷蔵庫に入れて生地を休ませる工程も必要でしょう。

手順1:バターを角切りにして凍らせておく

まず、下準備としてバターを角切りにし、冷凍庫で1時間ほど凍らせます。

凍らせたバターを使うことで生地の間にバターの層ができ、焼き上がりにサクッとした食感を生み出すため、必要な工程です。しっかりとバターを凍らせておかないと、溶けだしたバターが生地と混ざってしまい、サクサクの層が出来上がりません。

また、冷蔵庫で冷やすより溶けにくくなることが、凍らせたバターを使うメリットです。

手順2:小麦粉をふるいバターを入れる

小麦粉をふるいにかけたら、凍らせたバターをボウルに移し、小麦粉をまぶしかけます。小麦粉をふるいにかけることで、だまを出来にくくし生地がなめらかに仕上がります。

また、ふるいの代わりにホイッパーを使って、ボウルに入れた小麦粉を混ぜても同じ効果があります。

手順3:バターをスケッパーで細かくする

スケッパーを使って切るようにバターを細かくし、小豆くらいの大きさになるまで、作業を繰り返します。この時、生地を練るように混ぜてしまうと、溶けだしたバターが生地になじんでしまい、サクサク感が物足りなくなってしまうので、注意しながら生地を切るように作業を行ないましょう。

*スケッパーの代わりに、木べらやカードでも代用することができます。

フードプロセッサーを使うと簡単

スケッパーでバターを小豆くらいの大きさまで細かく切る作業は、初心者には難しい作業です。

このような難しい作業も、スケッパーの代わりにフードプロセッサーを使うと簡単です。フードプロセッサーなら、バターを切りながら生地となじませる工程が苦手な人でも、失敗なく行うことができます。

また、時短で出来ることから、バターが溶けだす心配もありません。

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初回公開日:2018年08月29日

記載されている内容は2018年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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