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シードルの作り方と材料2つ|りんご酵母の作り方とシードル

更新日:2022年04月26日

シードルをご存知でしょうか。りんごを使ったお酒の一種ですが、ほのかな甘みと爽やかさがです。このシードル、実は自宅で簡単に作れます。この記事ではシードルの作り方や、シードル作りに欠かせないりんご酵母の作り方についてご紹介します。

シードルの作り方と材料2つ|りんご酵母の作り方とシードル

シードルとは

シードルとは、りんごを発酵して作るりんご酒の一種で、発泡性のものは発泡性酒類に、発泡性ではないものは果実酒と呼ばれて分類されます。ほとんどのシードルはビン詰めの状態で販売されていますが、ビンの色は産地やシードルの種類によって違いがあります。

シードルについてより詳しくご紹介します。

どんなお酒か

シードルがりんごのお酒であるとご紹介しましたが、りんごの果実と皮の間の部分には、もともと天然の酵母が付いており、果実部分には酵母の働きを活発にさせるブドウ糖が含まれています。シードルは酵母と果実が触れることで、自然にアルコール発酵が始まってできる伝統的なアルコール飲料です。

シードルに使用されるりんご

シードルに使用されるりんごの種類はサイダーアップルと呼ばれ、一般に食用に好まれるような甘い品種ではなく、酸っぱすぎたり、少し苦みがあったりするりんごです。シードルの産地によって、使われるりんごの種類も違いがあり、数種類のりんごをブレンドして作ることが多いです。

日本産のシードルでよく使われるりんごは、ふじや王林、紅玉などの生で食べてもおいしい甘いりんごを使って、単品種で製造されることが多いです。

シードルの風味

シードルの風味でもっとも一般的なものは、甘いりんごの風味です。りんごの産地や、使用されるりんごの種類によって甘さやフルーティさなど、さまざまな風味が味わえますが、発酵させる期間が長いほど辛口な風味のシードルになります。

りんごだけではなく、中にはラズベリーを使ったシードルもあり、より爽やかな風味が味わえます。ほかにも梨を使って作ったシードルはペリーと呼ばれ、甘さとサッパリとした風味が楽しめます。

りんご酵母とは

りんご酵母とは天然酵母の一つで、穀物や果物などのまわりに付着している酵母菌を利用して自然発酵を促した酵母の中で、りんごを使って作った酵母のことです。自宅でも簡単に作ることができ、1ヶ月ほど保存も利きます。

完成したりんご酵母は酵素ジュースとしてそのまま飲むこともできますし、パンを発酵させるときに使う酵母の代わりとしても使われます。発酵食品は体にとても良いので、ぜひ積極的に摂取しましょう。

シードルの作り方

シードルについてご紹介してきましたが、自宅でホームメイドのシードルを作ることもできます。実際に作るにはどうすればよいのか、シードルの作り方について自宅で用意できるものを中心にご紹介します。

シードルの材料

さまざまなシードルの中でも、今回は一番定番のりんごを使ったシードルをご紹介します。シードルの作り方をご紹介する前に、まずはシードルを作るために必要な材料について詳しくご紹介します。

材料1:りんご果汁

シードルの作り方の中で必要な材料の1つ目は、りんご果汁です。りんごをそのまま丸ごと絞った果汁を使うのがですが、時間のない方や、実際に絞るのがめんどうな方は、りんごジュースを代用してもおいしいシードルができあがります。

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初回公開日:2018年09月10日

記載されている内容は2018年09月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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