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Macでペイント機能を使いたい・ペイントソフト5選

Macでペイントを使うには

以前はパソコンを購入する際にはWindowsを選ぶ人がほとんどでしたが、近年ではiPhoneの普及などもあり、Macintoshを選ぶ人も増えています。Macは直感的に扱えるのが特徴のOSですが、Windowsから乗り換えた人は、少し戸惑ってしまう時もあるでしょう。

ここでは、Windowsで使っていたペイントのようなソフトを使いたい方がMacを使いこなす方法について詳しくご紹介していきます。

ペイントとは

ペイントとは、Windowsに古くから標準装備されているグラフィックソフトのことです。AdobePhotoshopなど、高性能のグラフィックソフトより機能は劣りますが、個人で使用する分には十分な機能を備えています。機能と操作性がシンプルなため、扱いやすく動作も軽いという利点もあります。

Windows10では非推奨となり、OSに同梱されなくなってしまいましたが、ストアで無料配布されています。

Macでペイントは使えない

ペイントをMacで使う事はできるのでしょうか。ペイントはWindows専用のソフトなので、Macで使う事はできません。パソコンで使えるソフトにはWindows版とMac版があるものもありますが、ペイントはWindows版しか存在しません。

MacにはブートキャンプというエミュレーターでWindowsを使う事ができる方法もありますが、無料のソフトにそこまでするのは現実的ではありません。

Macで使えるペイントソフト5選

Macでペイントが使えないのなら、Macで使えるペイントのようなソフトはあるのでしょうか。本格的に画像加工をしたり、イラストを描いたりするのであれば、高性能なグラフィックソフトを購入すればよいのですが、そこまで複雑なものを扱うのでなければ、できるだけお金はかけたくないという人も多いでしょう。

どんなソフトがあるのかわからないという人のために、Macで使える無料のペイントソフトを5つご紹介します。

ソフト1:プレビュー

プレビューはMacに標準で付属するアプリケーションのことで、画像閲覧しかできないと誤解している人も多いのですが、実は画像編集が可能です。メニューの編集から「マークアップツールバーを表示」を選ぶと、編集ツールが表示されます。

画像のトリミングや色の調整、テキスト入力やラインを引くなど、基本的な機能を備えています。また、PDFの編集も可能です。ちょっとした画像編集ならプレビューのみでも十分に行えます。

初心者でも簡単!Macのプレビュー機能で画像編集する方法 | アプリ制作会社 アプリクッキング

ソフト2:GIMP

GIMP(ギンプ)は、レイヤー、トーンカーブ、パスなど、有料のグラフィックソフトにも劣らない高機能でありながら、無料で使えるペイントソフトです。Macはもちろん、Windowsやその他OSでも使用することができます。

簡単な画像加工はもちろん、本格的なイラストを描くことも可能です。高価なグラフィックソフトは高くて買えないけど高機能なペイントソフトを使いたい人にぴったりです。

GIMP2を使おう

ソフト3:FireAlpaca

FireAlpaca(ファイアアルパカ)は、MacとWindows両方で使える、無料のペイントツールです。シンプルながら十分な機能を備えているので、初心者と上級者、どちらも使いやすいソフトとなっています。

画像加工はもちろん、漫画原稿のテンプレートや3Dパース機能など、漫画やイラスト作成に便利な機能が備わっています。お手軽に漫画やイラストを描いてみたいという人にです。

フリー ペイントツール(Mac/Windows 両対応)FireAlpaca[ファイア アルパカ]

ソフト4:Paintbrush

Paintbrush(ペイントブラシ)は、Macで使える無料のペイントソフトです。レイヤー機能がなく、ブラシの種類が選べないなど制限はありますが、機能がシンプルなぶん直感的に操作でき、動作も軽いのが魅力です。

Paintbrushは、簡単なイラストが描ければいい人や、子供がひとりでお絵描きするなど、とにかくシンプルなソフトを使いたい人にぴったりです。

Paintbrush | Home

ソフト5:Paint S

Paint Sは、Macで使えるペイントソフトで、一見するとシンプルなペイントソフトですが、一番の特徴は、作成したパーツごとにレイヤーが作成され、後から位置や大きさを変更できるところです。テキストも入力した後に編集が可能です。

シェイプ機能では多くのパーツが登録されているので、ちょっとしたアイコンを作成するのにも便利です。ドロー系の機能が使いたい人は、ぜひ試してみてください。

‎「Paint S」をMac App Storeで

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昔はあったMac純正ペイントソフト

現在のMacにはプレビューが標準で同梱されていますが、昔のMacにも純正のペイントソフトがありました。MacPaint、MacDrawというソフトで、Macが発売された初期の頃から標準で添付されていました。現在では使うことはできませんが、このふたつのソフトをご紹介します。

MacPaint

MacPaintは、初期のMacintosh(1984年)に添付された、Mac専用のペイントソフトです。それ以前にもペイントソフトは存在しましたが、ユーザーが直感的に使用できるものではありませんでした。

画面の左側にツールを表示し、ブラシや消しゴムなどのツールをクリックすれば切り替えられるという、現在では当たり前になっているフォーマットを作ったのがこのMacPaintです。

MacDraw

MacPaintと同じく初期のMacintoshに同梱されていたのが、MacDrawというソフトです。こちらはペイントソフトではなく、ドローソフトといい、ベクタ形式という形式で図形を描画するソフトです。ブラシはなく、丸や四角、直線や曲線などを使い、グラフや表などを作成するのに適したソフトです。

ペイント系とドロー系の違い

昔はあったMac純正ペイントソフトをご紹介しましたが、ペイントソフトとドローソフトの二種類があることにお気づきでしょうか。プロでなければあまり気にしない点ですが、このふたつは画像を異なる描画方法で表現しています。ペイント系とドロー系の違いを、簡単にご説明します。

ラスタ形式

ラスタ形式とは、ビットマップ画像とも呼ばれ、1ピクセルという小さなドットがたくさん集まってできた画像のことを言います。スマホやデジカメの写真画像はこのラスタ形式でできており、写真をどんどん拡大していくとモザイクのような四角がたくさん並んで表現されているのがわかります。

メリットは、点で構成されているので複雑な表現が可能なことです。デメリットは、拡大すると画像のエッジがガタガタで汚くなってしまう点です。

ベクタ形式

ベクタ形式とは、画像を点や線、色などを数値として記憶して描画する形式です。メリットは数値で管理しているためデータが軽く、また、拡大縮小してもラスタ形式のようにエッジがガタガタにならない点です。デメリットは、ラスタ形式のように複雑な描写が苦手なことです。

Macで使えるペイントソフトを上手に使いこなそう

Macで使えるペイントソフト5つをご紹介しました。ちょっとした画像編集なら標準のプレビュー、プロ顔負けの機能が使いたいならGIMP、簡単なお絵描きならPaintbrush、手軽に本格的なイラストを描きたいならFireAlpaca、図形を作成したいならPaint S、というように使い分けるのもよいでしょう。

すべて無料なので、ダウンロードしていろいろ試してみてはいかがでしょうか。

自分にあったペイントツールを探してみよう

この記事で紹介した以外にも、ペイントソフトはたくさんあります。有料・無料に関わらず自分にあったソフトが知りたい、または画像閲覧ソフトが知りたいという人は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

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