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ほうじ茶チャイを作る手順6つ・スパイス6種類

更新日:2022年04月11日

ほうじ茶を使ったチャイをご存知でしょうか。濃く煮出した紅茶とスパイスで作るのがよく知られているチャイですが、ほうじ茶とスパイスを濃く煮出して作るのがほうじ茶チャイです。ほうじ茶チャイの基本的な作り方とほうじ茶チャイにスパイスをご紹介します。

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・スパイス6種類

ほうじ茶チャイについて

ほうじ茶を使ってもおいしいチャイを淹れられることをご存知でしょうか。

今回は、インド式チャイの手順を踏まえて、紅茶の代わりに「ほうじ茶」を使ったチャイをおいしくいただくコツについてお話していきます。ご家庭にあるほうじ茶で、おいしい「ほうじ茶チャイ」を楽しんでください。

ほうじ茶とは

ほうじ茶とは緑茶の一種で、煎茶や番茶、茎茶などを焙煎したお茶です。

焙煎することで独特の香ばしさが生まれ、緑茶の苦みや渋みがほぼ消失するため、お茶のクセが少なくあっさりした味わいになります。ほうじ茶は、煎茶より刺激が少ないのが特徴で、胃に優しいため食事中に飲めるお茶として親しまれています。

一般的には普段使いを目的として、規格外の煎茶や番茶を焙煎して作られるほうじ茶ですが、「お茶に造詣が深い」と言われている京都では、あえて上質な茶葉から作ったほうじ茶を料亭などの改まった席でも提供しています。

チャイとは

チャイとは、水から煮出した紅茶にスパイスと牛乳を入れて煮詰めたものを、砂糖などの甘味料で甘く味付けした飲料です。

チャイと言えば「甘くてスパイシーなミルクティ」というイメージですが、本来「チャイ」とは中国語で「茶」を指しています。飲み方は国によって異なり、日本で普及している「チャイ」はインド発祥の「マサラチャイ」を指すことが一般的です。

ほうじ茶チャイを作る手順6つ

それでは、実際にほうじ茶チャイをおいしく作るための手順を解説していきましょう。分量は1人前を想定しています。

手順1:ほうじ茶を水で濃く煮出す

100mlから150ml程度の水にほうじ茶の茶葉を大さじ2杯入れ、沸騰するまで中火にかけます。水が沸騰したら弱火にして3分ほど煮出しましょう。

手順2:しょうがとホールスパイスを入れて煮る

ほうじ茶を濃く煮出したら、しょうがスライス1枚とチャイにホールスパイス(葉や茎などそのままのスパイス)を投入し、さらに1分ほど弱火にかけます。

しょうがスライスの量はお好みで加減してください。ホールスパイスは後述の章をご参照ください。

手順3:牛乳または豆乳を入れて煮る

濃く煮出したほうじ茶にスパイスの香りを移したら、鍋に牛乳または豆乳を200mlから250ml程度入れ、火を中火にします。沸騰直前(チャイ表面の周りからプツプツした細かい泡が見えてくる程度)に弱火に落とし、木べらなどでかきまぜながら1分から2分温めます。

鍋に蓋がある場合は、火を止めて鍋に蓋をし、茶葉とスパイスを蒸らすように3分ほど置いて放置しても十分温まります。牛乳や豆乳を沸騰させてしまうと、表面にたんぱく質の膜ができてチャイ全体の風味が落ちてしまうので、沸騰させないようにするのがポイントです。

手順4:砂糖など甘味料を入れて煮溶かす

牛乳や豆乳に風味が十分移ったら、一旦火を止めてはちみつや黒糖などの溶けにくい甘味料を加えましょう。甘味料がしっかり溶けるように、一度弱火にしてかきまぜてください。グラニュー糖や上白糖の場合は、火を止めて投入してみて溶け残りがなければそのままで結構です。

次のページ:ほうじ茶チャイに甘味料

初回公開日:2018年09月26日

記載されている内容は2018年09月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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