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ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

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食の知識 / 2019年02月20日
ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

ほうじ茶チャイについて

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

ほうじ茶を使ってもおいしいチャイを淹れられることをご存知でしょうか。

今回は、インド式チャイの手順を踏まえて、紅茶の代わりに「ほうじ茶」を使ったチャイをおいしくいただくコツについてお話していきます。ご家庭にあるほうじ茶で、おいしい「ほうじ茶チャイ」を楽しんでください。

ほうじ茶とは

ほうじ茶とは緑茶の一種で、煎茶や番茶、茎茶などを焙煎したお茶です。

焙煎することで独特の香ばしさが生まれ、緑茶の苦みや渋みがほぼ消失するため、お茶のクセが少なくあっさりした味わいになります。ほうじ茶は、煎茶より刺激が少ないのが特徴で、胃に優しいため食事中に飲めるお茶として親しまれています。

一般的には普段使いを目的として、規格外の煎茶や番茶を焙煎して作られるほうじ茶ですが、「お茶に造詣が深い」と言われている京都では、あえて上質な茶葉から作ったほうじ茶を料亭などの改まった席でも提供しています。

チャイとは

チャイとは、水から煮出した紅茶にスパイスと牛乳を入れて煮詰めたものを、砂糖などの甘味料で甘く味付けした飲料です。

チャイと言えば「甘くてスパイシーなミルクティ」というイメージですが、本来「チャイ」とは中国語で「茶」を指しています。飲み方は国によって異なり、日本で普及している「チャイ」はインド発祥の「マサラチャイ」を指すことが一般的です。

ほうじ茶チャイを作る手順6つ

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

それでは、実際にほうじ茶チャイをおいしく作るための手順を解説していきましょう。分量は1人前を想定しています。

手順1:ほうじ茶を水で濃く煮出す

100mlから150ml程度の水にほうじ茶の茶葉を大さじ2杯入れ、沸騰するまで中火にかけます。水が沸騰したら弱火にして3分ほど煮出しましょう。

手順2:しょうがとホールスパイスを入れて煮る

ほうじ茶を濃く煮出したら、しょうがスライス1枚とチャイにおすすめのホールスパイス(葉や茎などそのままのスパイス)を投入し、さらに1分ほど弱火にかけます。

しょうがスライスの量はお好みで加減してください。おすすめのホールスパイスは後述の章をご参照ください。

手順3:牛乳または豆乳を入れて煮る

濃く煮出したほうじ茶にスパイスの香りを移したら、鍋に牛乳または豆乳を200mlから250ml程度入れ、火を中火にします。沸騰直前(チャイ表面の周りからプツプツした細かい泡が見えてくる程度)に弱火に落とし、木べらなどでかきまぜながら1分から2分温めます。

鍋に蓋がある場合は、火を止めて鍋に蓋をし、茶葉とスパイスを蒸らすように3分ほど置いて放置しても十分温まります。牛乳や豆乳を沸騰させてしまうと、表面にたんぱく質の膜ができてチャイ全体の風味が落ちてしまうので、沸騰させないようにするのがポイントです。

手順4:砂糖など甘味料を入れて煮溶かす

牛乳や豆乳に風味が十分移ったら、一旦火を止めてはちみつや黒糖などの溶けにくい甘味料を加えましょう。甘味料がしっかり溶けるように、一度弱火にしてかきまぜてください。グラニュー糖や上白糖の場合は、火を止めて投入してみて溶け残りがなければそのままで結構です。

手順5:茶こしを使ってカップにそそぐ

チャイに十分味と風味をつけたら、茶こしでチャイの中のほうじ茶とホールスパイスがカップに入らないように注ぎましょう。ホールスパイスを細かく砕いて使用した場合は、一度でこしきれない可能性があるので、2回こすことをおすすめします。

スパイスがカップに入ってしまうと、チャイの舌触りが悪くなります。ナツメグなど、細かいものを少量使うスパイスもあるので、できるだけ目の細かい茶こしを使いましょう。

手順6:パウダースパイスをふりかけていただく

カップにほうじ茶チャイを注いだら、お好みでパウダースパイスをかけて仕上げましょう。チャイの中に煮出していてもシナモンを仕上げにひとふりかけると香りが増すのでおすすめです。またコショウやショウガパウダーをかけることで、体を温める効果が高まります。

また変わり種として「七味唐辛子」をほんの少しふりかけても、舌へのピリっとした刺激とほうじ茶チャイのふんわりした風味と甘味の相性が良いのでおすすめです。

ほうじ茶チャイにおすすめの甘味料

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

ほうじ茶チャイに合う甘味料にはどのような種類があるのでしょうか。チャイに牛乳を使うか豆乳を使うかにより、おすすめの甘味料が異なります。

豆乳で作る場合、独特の風味が強いため、ほうじ茶とスパイスの風味を移しているにも関わらず、後味に豆乳くささを感じる場合があります。黒糖やはちみつなど独特の風味がある甘味料を合わせることで、味と風味に深みを加えることができます。

牛乳の乳くささは、ほうじ茶とスパイスの風味でほぼ解消されます。そのため、グラニュー糖や上白糖などあっさりした甘味の甘味料がおすすめです。

コクがあるのにクセがないおいしさ「きび砂糖」

日新製糖カップ印 きび砂糖 750g
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口コミ

三温糖などスーパーで手に入りやすい砂糖はカラメル色素(発ガン性を指摘されている添加物)で色を付けてあるものも多いのですが、このきび砂糖は自然なもので添加物なしです。

牛乳を使ったほうじ茶チャイは、ほうじ茶やホールスパイスをしっかり煮出して風味をつけることで独特の乳くささがほぼ解消された仕上がりになります。しかし「もう少しコクがほしい」場合は、きび砂糖や黒糖など、いわゆる「原料糖」の使用をおすすめします。

特に牛乳を使ったほうじ茶チャイには、「コクはあるのに独特のクセは少ない」きび砂糖がおすすめです。

ほうじ茶チャイにおすすめのスパイス6種類

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

ほうじ茶チャイを煮出す時にホールスパイスを投入します。紅茶のチャイでもよく使われるホールスパイスは、ほうじ茶チャイにもおすすめです。

ここでは、特にほうじ茶チャイにおすすめのホールスパイス6種類について解説していきましょう。

スパイス1:ショウガ

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

ショウガは料理の臭い消しや薬味として使われるスパイスで、体を温める作用のある生薬でもあります。ほうじ茶チャイに入れることで、チャイにさわやかな辛みを与えてくれる上、体を温めてくれます。

ほうじ茶チャイに入れる量としてはお好みもありますが、生ショウガならスライス1枚から2枚程度で十分です。ジンジャーパウダーなら飲む直前にひとふりかけてお召し上がりください。

スパイス2:シナモン

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

「スパイスの王様」として名高いシナモンは、漢方では桂皮(ケイヒ)と呼ばれ、体を温めて発汗を促し、胃を丈夫にする作用があると言われ古くから民間で親しまれています。

アップルパイやシナモンロールなど洋菓子の香りづけに用いられることが多く、チャイにも使われることが多いスパイスです。独特の甘みと香りで知られています。

ほうじ茶チャイに煮出す場合は、1人分ならホールスパイス2cm程度で十分シナモンの香りが出ます。

スパイス3:カルダモン

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

カルダモンはインドカレーに欠かせない香辛料のひとつで、肉料理の臭い消しに活躍するスパイスです。ユーカリとレモンの香りが混ざったような香りと評されており、「香りの王様」と呼ばれています。

インドの伝統医療であるアーユルヴェーダでは、ストレスを改善し体力を増進するスパイスとして重宝されています。ほうじ茶チャイに用いる際は、カルダモン1粒から2粒をスプーンの背などで実を少しつぶしてからお使いください。

スパイス4:クローブ

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

クローブは和名で丁子(ちょうじ)と呼ばれ、殺菌・防腐作用に優れているスパイスです。また、かすかに鎮痛・麻酔作用があり、歯の鎮痛剤としても用いられます。ヨーロッパで、クリスマスの時期に「魔除け」として作られる「オレンジポマンダー(オレンジにクローブを刺して吊るしたもの)」は、クローブの防腐作用により腐らず形を保ちます。

シナモンやカルダモンと並び、チャイには定番のスパイスと言われており、ほうじ茶チャイにおすすめの分量はホールで3粒前後です。

スパイス5:ナツメグ

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

ナツメグは独特の甘い芳香があり、ハンバーグやミートローフなどの肉料理の臭み消しに用いられたり、クッキーなどの焼き菓子の風味付けにも使われたりしているスパイスです。種子を乾燥させて仁(じん)を取り出したものがホールスパイスのナツメグです。

ホールスパイスは、おろし金ですり下ろして使います。市販のナツメグのほとんどは、すでにすり下ろした荒い粉状のスパイスを瓶に詰めた形です。ほうじ茶チャイに用いる場合は、風味が強いのでほんの少しから小さじ3分の1までにとどめておきましょう。

目の細かい茶こしを使うとナツメグの粉がカップに入ってしまうのを防いでくれます。

スパイス6:コショウ

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

コショウには、黒コショウ、白コショウなどいくつか種類がありますが、いずれのコショウにも「ピペリン」という物質が含まれており、ピペリンがコショウに独特の風味と効果を与えています。

抗菌および防腐効果に優れ、肉や魚の保存に古くから活用されてきました。コショウに含まれるピペリンが肉料理の消化を助け、抗酸化作用に優れているため、サプリメントとしても活用されているスパイスです。

チャイに用いる場合は、ホールスパイスを2粒から3粒入れて煮出してください。ほうじ茶チャイの仕上げに、ミルで挽いたコショウを少々カップにふりかけても味のアクセントになるのでおすすめです。

メリットたっぷりのほうじ茶チャイを楽しもう

ほうじ茶チャイを作る手順6つ・おすすめのスパイス6種類

チャイと言えば「スパイスと一緒に濃く煮出した紅茶を牛乳で割って飲む飲み物」のイメージですが、日本のほうじ茶のように味にくせが少なく香りが高い緑茶を使ってもおいしくいただくことができます。

また、ほうじ茶は紅茶よりカフェインが少ないため飲みやすく、ほうじ茶チャイと一緒に煮出すスパイスの効果も合わせていただけるので、仕事で疲れた時のひと休みや休日にゆっくりしたい時の一杯として大変おすすめの飲み物です。

チャイのためにウバやアッサムなどの牛乳に合う紅茶の茶葉を買い求めるのも本格的でおすすめですが、まずはご家庭にあるほうじ茶で、気軽にチャイを楽しんでみてはいかがでしょうか。

中見出し:お茶についてもっと知ろう

日本や世界には、ほうじ茶や紅茶の他にもたくさんの種類のお茶があります。ほうじ茶チャイの他にも、お茶の種類やおいしい飲み方を知って、あなたのティータイムを充実させてはいかがでしょうか。

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