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「自分の感受性くらい」が収録されている本5冊・他にお勧めの詩

Author nopic iconみいわあ
芸能・エンタメ / 2019年02月21日
「自分の感受性くらい」が収録されている本5冊・他にお勧めの詩

「自分の感受性くらい」はどんな作品か

「自分の感受性くらい」が収録されている本5冊・他にお勧めの詩

「自分の感受性くらい」は、どのような作品なのでしょうか。作者である茨木のり子さんは、19歳の時に終戦を迎え、自らが体験した戦争の軍事勢力による洗脳に対し、僅かに反発する自分の感性に疑念を抱き、この詩を生み出します。

洗脳されて過ちを犯し後悔するよりも、自分の感受性で物事を決断していきたいと後に考えるようになった、一人の女性の強い決意を感じる作品です。今回は茨木のり子さんの代表的な作品をご紹介します。

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「自分の感受性ぐらい」

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ

作者は茨木のり子さん

宮崎のり子として1926年6月12日誕生した、大阪府大阪市生まれで愛知県西尾市育ちの茨木のり子さんは、24歳の時に結婚し、埼玉県所沢市で家事の傍らに詩を書き始め、2006年2月17日、79歳でこの世を去りました。

茨木のり子さんは、詩人、エッセイスト、作家として童話や脚本なども手掛けました。代表作には、「鎮魂歌」(思潮社、1965年)、「自分の感受性くらい」(花神社、1977年)があります。

自分を省みるきっかけになるような詩

茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」は、一般的にこの作品を読むと自分を試みるきっかけになるような詩だという評価が多いことで知られています。

その一方で、「自分の感受性くらい」は、読む人によって反発を感じる人、叱咤激励されているように感じたり、その詩の中に愛を感じて、感動の涙を流す人もいると言うことです。「自分の感受性くらい」を読み、あなたの感受性ではどのような印象をもったのでしょうか。

ドラマで紹介されたこともある

茨木のり子さんの作品である「自分の感受性くらい」は、ドラマで紹介されたこともあるのをご存知でしょうか。

「自分の感受性くらい」は、1978年からシリーズ化されたTBS系列放送のテレビドラマ「3年B組金八先生」で取り上げられたといわれています。金八先生が生徒に対して読みあげたのは、第3シリーズの第8話ということです。茨木のり子さんの詩は、第3シリーズ以外にも第8シリーズで取り上げられています。

「自分の感受性くらい」が収録されている本5冊

「自分の感受性くらい」が収録されている本5冊・他にお勧めの詩

「自分の感受性くらい」の作者である茨木のり子さんは、どうしてこのような力強い作品を生み出せたのでしょうか。数々の作品を読むことで知ることができるでしょう。

出版された本の中には「自分の感受性くらい」を解釈した本もあるということですが、その作品の著者、茨木のり子さんは、あなたにこの詩をどう解釈してほしいのでしょうか。こちらでは、「自分の感受性くらい」が収録された、茨木のり子さんの本を5冊ご紹介します。

本1:「自分の感受性くらい」(単行本)

自分の感受性くらい
自分の感受性くらい
口コミ

この詩集は愛と呼んでいいもので満ち溢れている. そうでなければ,「ばかものよ」と言われて 母親に包み込まれた気持ちになり,涙が出るはずが無い

こちらの本は、2005年に発売された、茨木のり子さんの単行本93ページです。シンプルな表紙とデザインが茨木のり子さんの感性あふれる言葉と相まって絶妙なコラボレーションです。若かりし頃の茨木のり子さん想い、飾り気のない率直で鋭い言葉と熱い思いに触れてみたい人にはおすすめの一冊です。

本2:「茨木のり子詩集」

茨木のり子詩集
茨木のり子詩集
口コミ

谷川俊太郎選。 現代に必要な言葉がたくさん詰まっています。 茨木のり子、かっこいいなあ。

谷川俊太郎と茨木のり子さんの繋がりを不思議に思う人もいるのではないでしょうか。

実は、1953年に、茨木のり子さんが川崎洋にさそわれて同人誌創刊に携わった時、同人誌の創刊号は、川崎洋、茨木のり子二人だけの同人誌として始まりましたが、2号からは谷川俊太郎が同人誌のメンバーに加わったのだといわれています。谷川俊太郎が好きな人に最もおすすめの一冊です。

本3:「おんなのことば」

おんなのことば
おんなのことば

¥ 1,620

口コミ

男性の多い業界で負けじと肩肘張っていた私の心を不思議な温かさで満たしてくれ、それまでの余裕のなくなっていた我が身を振り返ってハッとしました。

こちらの本は、茨木のり子さんの代表作といわれる作品がふんだんに盛り込まれていることで知られています。収録作は主に、「落ちこぼれ」「見えない配達夫」「わたしが一番きれいだったとき」「自分の感受性くらい」「汲む」「聴く力」などです。

本4:「茨木のり子」 (日本語を味わう名詩入門)

茨木のり子 (日本語を味わう名詩入門)
茨木のり子 (日本語を味わう名詩入門)
口コミ

彼女の凜とした佇まいの言葉は、いつの時代にも私たちの背中を押してくれます。気遣う言葉が失われつつある時代において、彼女は何を語ってくれるでしょうか?

こちらの本は、茨木のり子の代表作、「自分の感受性くらい」、「わたしが一番きれいだったとき」が収録されています。「自分の感受性くらい」だけではなく「わたしが一番きれいだったとき」という作品が好きな人にもおすすめの一冊です。

本5:「永遠の詩」第2巻

永遠の詩 第2巻
永遠の詩 第2巻
口コミ

以前買った茨木のり子の選集とおおかた同じような詩が取り上げられているのに、こんなに印象が違って感じられるのはなぜだろう。 表紙の色使いも一色で、品が良くて静かなのがいい。

こちらの本、「永遠の詩 (全8巻)2 茨木のり子」は、20歳のころから詩を書き始め、1953年に同人誌を創刊した茨木のり子さんの若いころの作品「根府川の海」から「歳月」などの晩年の作品までが収録されています。没後に亡き夫への思いを書きためた詩が発見され、「歳月」として刊行されました。

「あなたを導くおすすめの占いはこちら」

茨木のり子さんの詩で希望を持ち明るく導かれた人は多いといわれています。くじけそうになった時強く励ましてくれる人がほしいこともあるでしょう。自分を知りたい、導くきっかけがほしいあなたにおすすめの占い、電話占いヴェルニをご紹介します。

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その他の茨木のり子さんのおすすめの詩

「自分の感受性くらい」が収録されている本5冊・他にお勧めの詩

茨木のり子さんのおすすめの詩は他にもあります。多才で感受性豊かな茨木のり子さんの代表作は「自分の感受性くらい」ですが、女性としての観点から自分らしい生き方を表現した作品数々の作品を生み出しています。こちらでは茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」以外のおすすめの詩をご紹介します。

倚りかからず

「寄りかからず」は、70歳を過ぎてから作られた作品だとして知られています。「寄りかからず」は15万部のベストセラーになったことでも有名です。

文頭が「もはや」で始まるこの詩には、73歳になった茨木のり子さんの人生観や悟り、自立する意志の強さを表しています。「もはや できあいの思想には寄りかかりたくない」という茨木のり子さんが学んだものは何だったのでしょうか。作品を読んでひも解いていきましょう。

わたしが一番きれいだったとき

茨木のり子さんの詩、「わたしが一番きれいだったとき」がつくられた背景には、戦時中に青春時代を過ごしたことにあるといわれています。長い月日をかけて生まれる詩があると生前の茨木のり子さんがいっていた言葉のように、若くて一番きれいだったときの体験を振り返ってできたのがこの作品でした。

「わたしが一番きれいだったとき」には、 一番美しかった若い時の茨木のり子さんの戦時中に感じた心情が切々とつづられています。

みずうみ

母親という者に対して、深い湖のような、しんとしたものがなければならないのではないかと断言するこの詩「みずうみ」は、子供の目線で母親をとらえたおおらかな語り口調が瑞々しい感性で表現されています。

母親でなくても人に必要なものがあるという内容であるのに、母親をメインに表現したのはなぜでしょうかと考えてしまうでしょう。茨木のり子さんの詩はここでも、深く考えてしまわせるような、奥深い魅力でせまってきます。

一人は賑やか

一人でいる時に賑やかな人でありたい、またそうあってほしいと願う茨木のり子さんの正直でまっすぐな気持ちを感じる作品です。一人でいる時に賑やかである人であるということの良さと、一人でいる時に淋しい人同士が一緒にいればどうなるかを比較して、淋しい気持ちを表現しています。

また、恋人が賑やかな人であってほしいと願う気持ちは、恋人に淋しい思いをしてほしくないという愛情表現が垣間見える繊細で奥深い作品です。

「自分の感受性くらい」を読み込もう

「自分の感受性くらい」が収録されている本5冊・他にお勧めの詩

茨木のり子さんは、はたして「自分の感受性くらい」の詩の中にどのようなメッセージを込めているのでしょうか。「自分の感受性くらい」は読むたびに違った側面を感じさせる奥深い詩としても知られています。

「自分の感受性くらい」はとてもたくさんのメッセージが込められているのを感じられるのではないでしょうか。想像力を刺激される茨木のり子さんの詩、「自分の感受性くらい」を読み込んで、新たな自分発見に役立てましょう。

日本語に触れよう

別の時代を生きた人達の感性に触れる、日本語の文学はいかがでしたか。母国の日本語に触れることを意識して学んだり、日本語の奥深さに着目することで、日本語の新たな魅力を発見できた人もいることでしょう。

日本語は想像力を刺激される言語であり、想像力は人とのコミュニケーションに置いても重要なポイントとして挙げられています。日本語文学に関しておすすめの下記のリンクをご紹介します。ぜひ読んでみてください。

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